1月に上演する芝居の女優さんを探していたら、2日のパーティの為に色々手伝ってくれているWさんが何気なく見せてくれた女優のプロフィールの中に、特技『讃岐弁』と書いてある女優さんがいて、ただそれだけで会ってみたくなり、その女優Eさんに無理して今日店に来て貰う。作品意図を喋り、出演交渉。Eさんも乗ってくれ、快諾して貰って安堵する。広尾時代から乃木坂の一年目まで通算5年近くウチの店で働いてくれたSが俺たちのお祝いに来てくれる。ピザの宅配などのバイトをしながら俳優志望の夢を捨ててないSだが、その彼がお祝いにと俺の為にボトルを入れて、更に御祝儀まで置いて行ってくれたことに感激する。同時に貧乏生活を送る彼にとって、二万円はひどく多額の出費だったろうと思うと罪の意識に苛まされる。でも、ここは素直に喜ぼう。今日は、他に祇園のクラブのママ、Rさんが上京して寄ってくれたり、週刊誌を見たと行ってT酒造のNさんが、更にはKさんがMが当日着る衣装の為に、女性プロデューサーのSちゃんが音楽と当日の段取りの打合せに、フラワーデザイナーのSさんがブーケの打合せに、人妻IちゃんやAN嬢も当日の打合せで来てくれたりして、もう明後日に迫ったパーティが秒読みに入った感がある。あ、そう言えば今日で10月が終るのに全く気づかったなかった。今、チェックする余裕がないのだけど、今月はどの位の売上だったのか?