桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・1・26

2006年01月27日 | Weblog
一月に入って常連客がパタッと姿を見せなくなっている(又は来店頻度が極端にすくなっている)。去年まで連日連夜姿を現していた俳優事務所のAさん、AN嬢、週に一度は来ていた設計事務所のMさん、マネージャーのMさん、同じくSさん、カラオケ好きの主婦Iさんなどなど。勿論、演出家のNさんや近所のMちゃん、Tちゃんの友人のFさん、中古車ディーラーのSさん、法律事務所勤務のNさん、エステシャンのMちゃんたちのように相変わらず通ってくれる人もいるし、新たに近所の制作会社DのYさんの様に会社中を巻き込んで常連客になった人もいるし、そう落ち込むことはないのだけど、少し気になる。店は近所のライターズスクール26人のパーティで僅かながら活気を呈するが、カウンターは暇。二時前にFさんと近所の出版社のOさんが帰って、店じまい。そのまま帰る気になれなくて、ウイスキーを飲みながら壇一雄の「漂蕩の自由」をパラパラ。旅が嫌いな俺が、旅好きの壇一雄に気持を動かす不思議。俺は人生を漂蕩しているからか?