笑顔の江川

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尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

医療イノベーションの流れー政策セミナーに参加して

2012-07-09 21:02:19 | 日記

経済産業省の関連団体でバイオインダストリー協会が主催する政策セミナー「医療イノベーション5ヵ年戦略で取り組む政策と課題」に参加してきました。講師は内閣官房医療イノベーション推進室の担当官です。次の産業とライフサイエンスが注目され「産業」の視点が弱い「医療分野」をどう産業化していくか国をあげての取組みの話でした。セミナーの参加者は製薬産業やバイオベンチャー、研究者といった人が多く、最初、予定していた会場が入りきれず会場を変更しての開催となりました。政策を進めていくうえでの様々な障壁は業界もそうですが、縦割りの官庁にもあるようで難しい面も話されていました。

私は薬害問題に関わりながら様々な立場の人々と交流しながら意見交換をしていますが、今日も薬事法改正の話が出て医療機器分野の改正の話があり次期国会での改正が検討されていることなど、注意深く見守る必要性を感じました。当然、国会での審議ですから国会議員の理解が必要です。医療の提供を受ける患者さんの立場から国会審議を注視していきたいと思います。

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財政の苦心ー勝海舟

2012-07-08 07:32:09 | 日記

「しかしいかに治民の術をのみこんでいても、今も昔も人間万事金というものがその土台であるから、もしこれがなかった日には、いかなる大政治家がでても、とうていその手腕をほどこすことはできない。

見なさい。いかに仲のよい夫婦でも、金がなくなって、家政が左り前になると、犬も喰わないけんかをやるではないか。

国家のことだって、それに異なることではない。財政が困難になると、議論ばかりやかましくなって、何の仕事もできない。そこへつけ込んで種々の魔がさすものだ。

ところでおれもこの財政の事では、これまで心配したの、しないの、と言うだんではないよ。」(勝海舟「氷川清話」より)

勝海舟らいしざっくばらんな実に分かりやすい言葉です。貧乏長屋で若い頃お金に苦心した勝海舟でもお国の財政の事は難しいようです。さて現在の野田政権はこの財政難を・・・という他人事ではなく私たち自身がお国の財政をチェックする必要があるのではないでしょうか。お国の財政は私たち自身の生活そのものですから。

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「生活と憲法」講座ー本日は税金のことについて考えました

2012-07-07 18:59:30 | 日記

本日は伊藤塾・法学館憲法研究所の連続講座「生活と憲法」の第3回目「租税と憲法」ということで税金のことについて考えてきました。講師の浦部法穂先生は税金を考えるうえで重要なのは「私たちが、どのような、そしてどこまでの、公的サービスを求めるのか」とおっしゃっていました。私たちは普段なにげなく税金を支払っていますが、その税金は公的サービスに使われます。ちょうどこれから8月末くらいに向けて霞ヶ関の各省庁は来年度予算の概算要求を出してきますが、その中に公的サービスの予算案が盛り込まれます。普段は新聞などでなにげなく見る概算要求という言葉ですが、私たちの生活に影響する公的サービスが盛り込まれています。私たちが支払う税金の使い道を示しているのです。私たちはもっと税金の使い道を見て考えなければならないと思います。私も薬害問題や肝炎・エイズの問題に関わる中で厚生労働省の概算要求や予算案をチェックしてエイズ対策や肝炎対策が盛り込まれているか確認しました。何かの問題に関わらないと見ないものですが、どんなことでも自分自身の関心ごとから各省庁の概算要求や予算案を確認してみましょう!

*各省庁の概算要求や予算案は各省庁のホームページに掲載されます。

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首相官邸前、国会周辺に集まった人々

2012-07-06 21:37:59 | 日記

今日は事務所のある溜池山王から歩いて首相官邸へ行くと午後6時前にもかかわらず歩道の規制がかけられ議員会館前から国会図書館前へ国会正門前から財務省まで迂回してやっと最後尾につくともう人だかりで一杯でした。会社帰りのサラリーマンや乳母車で幼児を連れた若い主婦など、デモに慣れない人々も「原発やめろ!」のコールがながれるとみんな声をあげ地響きが鳴るように国会周辺に鳴り響いていました。この国民一人一人の声はどんな力のある政治家よりもはるかに大きく力強いものでした。国民の声は政治を変えられるか、一人一人の行動にかかっています。

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勝海舟の姿勢は「誠」の一字

2012-07-04 19:35:35 | 日記

「世間の人はややもすると、芳を千載に残すとか、臭を万世に流すとかいって、それを出処進退の標準にするが、そんなけちな了見で何ができるものか。男児世に処する、ただ誠意正心をもって現在に応ずるだけのことさ。

あてにもならない後世の歴史が、狂といおうが、賊といおうが、そんなことはかまうものか。

要するに処世の秘訣は「誠」の一字だ。」(勝海舟「氷川清話」より)

勝海舟を想いながら自分の人生を反省の毎日です。

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