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弱い立場の人々の中で生まれたキリストを祝って

2017-12-24 20:09:53 | 日記
「羊飼いたちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照らしたので、彼らは非常に恐れた。御使は言った、『恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである』。するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、『いと高きところでは神に栄光があるように、地の上では、み心にかなうように人々に平和があるように』。」(新約聖書・ルカによる福音書第2章8節~14節)

イギリスの聖書学者バークレーは「神の最初の告知が羊飼たちに与えられたということはすばらしいことだ。羊飼は、当時のいわゆる善男善女からは軽蔑されていた人々であった。羊飼が祭儀律法の一点一画まで守ることは、全く不可能なことだった。彼らは手を洗うことや、その他こまごまとした規則を遵守することはできなかった。彼らには、羊の群れを絶えず見張っていなければならないという制約があった。だから、正統派をもって自ら任じている人々は、彼らを、くだらぬ人間と見くだしていた。ところが、神の使信はまず最初に、野にいる単純な人々にもたらされたのだった」と言っています。

キリストは、弱い立場の人々の中で生まれたのです。今この世で苦しんでいる弱い立場の人々と共に行動することがキリストにかなうものとして静かにお祈りいたします。
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