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昭和からの警告ー重光葵

2017-04-02 20:36:41 | 日記
「憲法のごとき国家の基本法が、フィクションの上に眠り、もしくは死文化された場合に国家は危うくなる。如何に理想を取り入れた立派な憲法でも、その国上下の構成員即ち国民が、これを日常の生活の上に活用して、身を以てこれを護るというのでなければ、憲法はいつの間にか眠ってしまう。昭和の動乱は、憲法の死文化にその原因があることは、日本の将来に対する大なる警告である」(重光葵「昭和の動乱」より)

以前にも引用させてもらったけれど、第二次大戦中、外務大臣として和平交渉に奔走した重光葵の言葉です。この言葉は、現在の日本の政治状況への警告にもとれる重い言葉だと思います。私たち国民は、日本国憲法を日常生活の中に活かしていくことによって平和が成り立つものと思います。
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