仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




旧暦4月8日はお釈迦様の誕生日で、清滝寺でも灌仏会(花祭り)が行われました。


花御堂は沢山の花で飾られ、そのなかにお釈迦様(誕生仏)の入った灌仏桶が置かれており、甘茶で満たされています。


お世話をされている人に話を聞くと、昨日から飾り付けを始めたそうですが、今年も様々な色の花が集まってよいできだそうです。
また、甘茶も大鍋で沸かしており、桶の中が少なくなれば補充しています。今年もてんびんバケツで20~30回も往復しなくてはならないだろうと言っていました。


花祭りはアマチュアカメラマンにとってもいい題材ですが、昨年は、桶のなかのお釈迦様が低いのでもっと上げてくれないかなどと、無理な注文をする人もいたとか。いくら良い写真が撮れたとしても、それは本末転倒です。もっとも、当然ですがそのような注文に応えるはずもなく、どうしても撮りたければ全ての行事が終わってから、お釈迦様をしまうときにどうぞと返事をされたそうです。


今年は檀家のご婦人達が接待所も設けていました。あん餅にお茶、コーヒーなどを振る舞っており、私もいただきましたが、お遍路さんにも大好評でした。


過日、車がぶつかって損傷した琴平神社の鳥居ですが、以前と同じように復旧されていました。せっかくのお遍路さんです。事故の無いよう、無事に参拝されることをお祈りします。

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