仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




文旦のおいしい時期になってきました。
文旦も柑橘ですので11月頃には収穫します。そして、畑に浅い穴を掘って文旦を並べ、上に稲藁などを掛けて寝かせます。そして2月から3月になってから出荷します。

贈答用には箱入りで送りますが、家で食べる分にはこの時期は、知り合いの方にいただいたり、近所で作っている農家の方からビニール袋に10Kg入ってものを買ってきます。
農家から直接、譲ってもらうのは形も不揃いですが味は同じです。このため、一度に2~3個も食べてしまうこともあります。

初めて文旦をいただいたという方から話を聞きました。届いたときからいい香りだったそうで、早速ナイフで皮を剥いていったそうです。皮が厚いのは聞いていたそうですが、実の部分の薄皮を剥いて、種が沢山あるのに驚いたそうです。
パンフレットなどにはきれいに剥かれた実がお皿に載っていたのですが、それには全然、種がなかったのですが、実際には種があり、かつその多さに驚いたそうです。

最近の果実は、食べやすいように種の無いものが多くなっています。しかし、元々は種があって当たり前なのです。
特に文旦は他の柑橘類に比べて多いかも知れません。私は子どもの頃から食べているので種があって当たり前と思っていたのですが、当たり前が通用しないことも有るようです。
そのうち、種なし文旦という種類も出てくるかも知れませんね。

因みに、文旦の味はすごくおいしかったそうで、病みつきになったそうです。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )