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仁淀川日記

土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介

いただきもの

2007-06-23 12:46:20 | おいしい
昨日はキウイや西瓜の話をしましたが、今日は美味しい頂き物の紹介です。
高知県はハウス栽培でいろいろな野菜を作っていますが、シシトウやピーマンが代表格です。


(シシトウ/ピーマン)

市場でより高く値を付けようとすると、見た目を良くしなければなりません。箱詰めする場合は形のきれいな物で大きさを揃えなければなりません。
当然ですが、自然に生育する物ですので形の不揃いや、大きさの大小もあります。そしてきれいな箱に入らない物は安く売ったり、我が家などへお裾分けでいただきます。


(桃/トウモロコシ)

それでも野菜に替わりはなく、姿形にとらわれる必要は全然、ありません。ただ、シシトウやピーマンは余りに沢山いただいても、食べきれないこともあります・・・・


(ムラサキカタバミ/ネジバナ)

話はがらっと変わりますが、明日(24日)の日曜日、高知市文化プラザ「かるぽーと」で第48回高知県合唱祭があります。
私も午後の部に出演しますので、興味のある方は是非、お越し下さい。

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マイゴ

2007-05-27 18:25:57 | おいしい
量販店でマイゴを見つけて買ってきました。


この巻貝の名前は色々あるようで、土佐ではマイゴと言いますがネットで調べてみると、ナガラミ、キサゴ、ダンベイなどの名前が並んでいました。
塩ゆでにしてビールの肴になりましたが、土佐の皿鉢料理などにも塩ゆでしたものや甘く煮付けたものが入っています。


我が家ではアサリやシジミなど、二枚貝はよく食べるのですが、なぜか巻き貝は抵抗があります。丸まった奥の、肝の部分が好きでないようです。以前にチャンバラ貝を買ってきたときもあまり売れませんでしたが、今度もほとんど私一人で平らげてしまいました。


アメリカフウロの種子がはじけるようになりました。畑の際で写真を撮っているとなにやら音がします。何だろうと探してみるとイシガメのようです。


大小二匹がいましたが、ほとんど動きません。水のある川からはだいぶん離れているのですが、産卵に訪れたのでしょうか。

皿鉢(さわち)でお客

2007-04-30 19:12:19 | おいしい
長男が、大阪から大事なお客様をつれて帰ってきました。
高知は初めてと言うことで、皿鉢をとることにしました。組み物と刺身、二皿を頼みました。通常、刺身とタタキは別皿になるのですが、今回は少人数と言うこともあって一緒に組み込んで貰いました。


土佐では宴会を開くことを”お客”と言います。小さな集まりであれば手作りの料理でもいいのですが、大人数になるとやはり、仕出し店から料理を取ります。そんなときの料理が皿鉢で、寿司や揚げ物、煮物、それに羊羹や果物まで、前菜からフルーツまでまとめて大皿に盛ったものが組み物です。
それに刺身、カツオのタタキ、蒸し(鯛などの魚の中におからを入れて蒸したもの)、そうめん、天ぷらなどがそれぞれ、大皿に盛られて並びました。


最近は結婚式もホテルや宴会場などで行うことが多くなり、皿鉢料理だけの宴席はずいぶんと少なくなりました。それでも、見た目も美しく、それでいて色々な種類の料理を自分が好きなだけ小皿に取って食べることができますので、和食宴会のバイキングみたいなものです。ただ、バイキングは料理のあるところまで取りに行かなければなりませんが、皿鉢料理は全て、目の前に置いてあるのですから座ったままでお酒も進みます。


納豆

2007-01-17 22:19:17 | おいしい
メディアの影響はすごいですね。


(高知名物・帽子パンと、「しましま」と名付けられたパン)

テレビで健康に良いと紹介されたところ、全国のスーパーや小売店から納豆が売り切れ状態になったそうですね。この話題はさらにニュースなどでも取り上げられ、高知新聞のコラムにも取り上げられていました。


(ボケと自然薯)

ところが、私の家の近くのスーパーマーケットでは豊潤にあります。確かに、話題になっているとのPRを書いた張り紙はしてあるのですが、飛ぶように売れているわけではありません。
思うに、ここでは納豆を消費する人口が絶対的に少ないのではないでしょうか。いくら健康によいと言われても、毎日そればかり食べるのは勇気(?)のいることで、なにも納豆に自分の健康を賭けなくてもいいと思います。


ということで、どうしても欲しいという方は土佐市の某スーパーマーケットまでおいで下さい。

吊し柿

2007-01-10 22:21:20 | おいしい
毎年、お正月のお供えに使うために干し柿を作ります。大きな渋柿を取ってきて、皮を剥いてから熱湯にさっとくぐらせます。それから二つを紐でくくって軒先に吊しておくのですが、今年もたくさんできました。


色はあまり良くないのですが、甘さは最高です。実が大きいのでガチガチに固くなることもなく、中はしっとりとしています。
お正月にはこれを一つだけ、小さく短冊に切って山盛りした白米に乗せて床の間に供えます。そして新年の挨拶とともにいただきます。
そんな訳で、年が明けても沢山の干し柿があり、おやつなどに食べることにしました。


今年は暮れまであまり寒さが来なかったため、柿の木にも実がそのまま残っていました。カラスやヒヨドリなどが喜んで食べていますが、この時季まで残っていると甘さはどうなのでしょうか。この柿は我が家のではありませんので、取ることはしませんでしたが、ここまで囓っていると言うことは美味しいのでしょう。

ココア

2006-12-19 23:00:11 | おいしい
冬になるとココアが美味しくなります。
大きなステンレスのマグカップに角砂糖を1個、それにたっぷりとココアを入れて熱湯を注ぎます。


その昔は、一度にお湯を入れるときちんと溶けなくて、まず少量のお湯でペースト状に練ってからお湯を足すようにという指示があったと思うのですが、今は一気にお湯を入れてもきちんと溶けてくれます。製法も進歩したようです。


海外の小説を読んでいると”ホットチョコレート”を飲むという記述があります。最初は、チョコレートをわざわざ溶かして飲むのかと思っていましたが、ヨーロッパではココアのことをホットチョコレートと呼ぶようです。


ところで、日本チョコレート・ココア協会というページを見つけました。ココアもチョコレートも原料は同じカカオ豆で、粉にしてからどうするかで違ってくるようです。

椎の実

2006-12-03 16:42:44 | おいしい
早いもので12月になってしまいました。平年並みの気温とのことですが、急に寒くなりました。
さて先日、清滝寺に登ったときに椎の実を拾ってきましたが、近くの神社に行ってみると地面一杯に椎の実が落ちていました。


(椎の実/こっちはドングリ)

この境内には大きな椎の木があって、子どものころはよく拾ったものです。しかし最近は訪れる人も少なく、ましてや椎を拾うなんてこともありません。
そこに立っているとぱらぱらと落ちる音が聞こえます。足の踏み場もないというと大げさですが、箒でかき集めることができるほどです。またまた袋を出して拾ってきましたが、あっという間に一杯になります。帰ってから水につけ、浮いてものをすててざるにあげておきました。


(このセンリョウは自生です)

と言うことで先日、清滝寺で拾ってきたものを先に煎ってみました。
土鍋が良いと聞いたような気もするのですが、中華鍋でゆっくりと煎ってみました。蓋をしてころころと動かしていると、香ばしい匂いがあがってきます。蓋を取ってみると色も茶色に変わり、殻も少し、開いています。


(左は自然薯/右はクコの実)

さっそくに熱いものを食べてみましたが、ほんのりと甘く、懐かしい味です。
子どものころ、甘栗と一緒に椎の実の売っていました。高知市の中心街・帯屋町の通りにも露天で売っていたようで、茶色の紙袋に入れたものを買ってもらいました。その時の椎の実はすごく大きかったような記憶があるのですが多分、今と変わらない大きさなのでしょう。子どものころの記憶は、そのときの自分の身体の大きさが基準になっているようで、例えばかつて歩いた道路や、古い小学校の校庭など、こんなに狭かったのかと驚くことがあります。

2006-11-06 19:01:52 | おいしい
柿を取りに行ってきました。


今年も柿の当たり年のようで、あちこちに赤く熟れた柿がたくさんぶら下がっています。そんな中で我が家の柿の樹はあまり、世話をしてやらなかったためか多くはありません。また、見た目もきれいとは言えず、虫の吸った痕や、鳥たちについばまれた穴も見えます。


先日、NHKで放送している「男はつらいよ・幸福の青い鳥」を見ていると、寅さんのおばちゃん(つねさん)が柿の皮をむくシーンがありました。
何の気無しにみていたのですが、おばちゃんは柿の皮を頭(へたの付いていない方)からむき始めました。


つるし柿にするときはへた(枝の付いている方)を残して、そこに紐をつけてぶら下げるのですが、普通に食べるときはまず、へたの部分を大きく切り込んでから、その回りから皮をむいていきます。
皮の剥き方に決まりがあるわけではないのですが、ちょっと面白くて気になりました。

アケビ

2006-10-23 17:51:58 | おいしい
昨日の夕方から今朝にかけ、久し振りにまとまった雨になりました。これで多少、植物も水分を補給できたのではないでしょうか。


しかしその雨も午前中には上がってしまい、昼前からは暑い陽射しが戻ってきました。最初は長袖を着て外に出てみましたが、あまりの暑さに耐えられず、今日は又、半袖シャツに替えてみました。


平地ではまだ紅葉には早いですが、頭上の木々を見ながら歩いているとアケビを見つけました。ちょっと生い茂った枝の間にあるため、鳥からも目隠しになったようです。取ってみたかったのですが、急な崖に張り出しており、カメラで撮るだけで我慢しました。


ウオーキングのついでに畑に寄って柿を取ってきましたが、その途中でまた、アケビを見つけました。こちらは手の届くところにあったのですが、あまりきれいな色ではありませんでした。それでもほんのりと紫色をしており、すこし時間を置けば美味しくなるかもしれません。

鰻(ウナギ)と蟹(カニ)

2006-07-23 19:17:29 | おいしい
今日は土用の丑の日ということで、我が家も1匹、求めてきました。
近くのスーパーマーケットに行くと、入り口の前に専用のコーナーが設けられ、ウナギが焼かれていました。タレの焼ける美味しそうな臭いが漂い、昼前にもかかわらず結構な人が並んで買っていました。


(ミツバチの巣別れでしょうか?)

夕方のドキュメントで、ヨーロッパのシラスウナギがほとんと中国に輸出されており、さらにそれが製品(蒲焼き)となって日本に輸出されていると言うことでした。また、乱獲によってシラスウナギの漁獲量が大きく落ち込んでおり、このままでは絶滅するかもしれないとも報じられていました。


(名前がわかりません)

日本ではまた、人工繁殖・養殖の研究が進められていますが、成魚になる率が天文学的に低く、コストから考えると1匹が1千万円もすると言っていました・・・・


(アカメガシワの花)

美味しいものと言えばカニもその一つですが、今日も釧路のお店から電話をいただきました。毛ガニや花咲ガニの美味しいのがありますがいかがですか、というご案内です。もう何年も前に現地でカニを購入し、宅配で送っていただいた店なのですが、最近は家族も少なくなり、なかなか丸ごとのカニを買っても食べきれないこともあってお断りしています。でも、花咲ガニの濃厚な味は格別でしたので、いつかまた、注文してみようと思っています。