散歩の途中でのスナップ。携帯替えてから普段の写真はiPhoneXs。 CanonEOS6D FUJI X70はサブに
散歩の途中で… お腹がすいたよ~♪
続 にこらさん
暦の上では今日が二百十日。
普段なら9月1日ですが今年は閏年の関係で、8月31日がそうなります。
二百十日といえば、9月1日は関東大震災や台風が襲来する時期ということで、「防災の日」にもなっていますが、今年の異常気象はマンホールで人が流されたり、本当に凄いものがありました。。。
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さて、写真は細見美術館の後、ランチに伺った「にこら」さんの。。。。
(23日の写真は『鰹の軽い燻製 レモンソース』)
「にこら」さんでは、いつも「旬菜セレクト」という、お料理3品盛合せと季節の天ぷらの組み合わせをお願いするのですが、迷ってしまうのはそれに追加するお料理。
そこで止めておいて、お蕎麦にいけばいいという考えもありますが、そうはいかないのが食いしん坊の悲しい性。。。
というのも、ご主人が供する献立はなかなか凝ったものが多く、先日は三つ星レストランシェフのピエール・ガニェール氏がヒョッコリ顔を出すという具合。
また、最近は雑誌などへの掲載も多くなってきて、自分が贔屓にしているお店が評価されるのが嬉しいような気持ち半分、「長蛇の列になったら困る…」の気持ち半分の複雑な心境。
で、さんざん迷った挙句お願いしたのが、写真の『黒豚スペアリブの幽庵焼き』♪
幽庵焼きとは、醤油、酒、味醂に柚子を加えた幽庵(柚庵とも書く)地に、アマダイやマナガツオなどを漬け込んでから焼き上げる料理のことですが、柚子の香りが清々しいお料理の一つです。
どちらかというと、魚や鶏などの淡白なものに、香り付けをするというイメージの強い幽庵に、黒豚、それもスペアリブというから これも驚き!
さすがにスペアリブに火を通すのに若干時間を要して供されたそれは、夏らしくタップリゴーヤが盛られ、下のスペアリブを手づかみでいただくと 微かに柚子が香る一品でした♪
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細見美術館
先週の23日、雨の降る京都で訪れた「細見美術館」は、明治34年(1901)兵庫県の新温泉町で生まれた細見良(別名;古香庵)に始まる細見家3代のコレクションをもとに、平成10年岡崎の地にオープンした美術館。
氏は、小学校卒業後13歳で単身大阪に出て毛織物の仕事につき、その後、24歳で独立して「泉州毛織物株式会社」を起した大阪の実業家で、30歳を過ぎた頃から、古美術に興味を持つようになり、以降 細見家3代に渡って日本の美術工芸のほとんどすべての分野・時代を網羅したコレクターだそうです。
今回の「インドネシア更紗のすべて ─伝統と融合の芸術」展は、美術館のコレクションに加え、西陣出身の戸津正勝氏が、東南アジアを中心としたフィールドワークの途中で集めたコレクションも交えた展示となっていました。
私は「ジャワ更紗」という名前の方が馴染みはあったのですが、今回の展示で、王宮向けの繊細な技法を凝らした更紗から、山奥の土俗信仰に根ざした祭祀に使われる素朴な更紗まで、「ジャワ島」以外にも多くのインドネシアの島々に伝わる、様々な意匠を用いた「作品」を眺めることができました。
しかし、更紗だけでも凄いのに、さらに、平安・鎌倉の仏教・神道美術、室町の水墨、根来や茶の湯釜、桃山の茶陶や七宝工芸、そして琳派や若冲にいたるまでの膨大なコレクションを収集できる実業家のお財布って、一体どうなってるんでしょうね?
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