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金地院 八窓席


ここ数日、東京も涼しい日が続いています。

ちょっぴりメタボな私にとって、朝の通勤時に一駅手前から歩けるので、多少は改善されるのではないか?と、期待をする今日この頃です。 

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さて、今回の京の夏の旅。最初に訪れた「金地院」の印象から。。。

金地院さんは言うまでもなく、臨済宗の大本山=南禅寺の塔中の一つ。
15世紀初頭に足利義持が鷹ケ峯に創建し、江戸時代に現在地に移転し、今日に至っているそうです。

徳川3代将軍家光との関係が深く、重要文化財に指定されている大方丈は、伏見桃山城の一部を徳川家光から賜り、移築したものといわれ、狩野探幽・狩野尚信の襖絵で飾られていました。

特筆すべきは、写真の茶室。(撮影禁止のため絵葉書から転載

創建当時は名称どおり、8つの窓があったそうですが、明治時代の改修で6つとなっているのが残念!

写真ではよく判りませんが、床の間の床柱・框など一つとして同じ部材を用いず、また、窓の格子の意匠も、全部異なるという凝りよう!

まさに遠州好みの極地!

方丈内部の襖絵やこの茶室の造作など、「別料金」を払っても見る価値のある金地院でした。
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