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フジペット

伝説の(個人的には思い出の)名機。

フジフィルムの歩みによれば、フジペットは1957年の発売で「標準小売価格は1,950円、ボディーの色は、黒のほかに、赤・青・黄・緑・グレーの各色をそろえ、6cm×6cm判のカメラでありながら、スタイルは、当時流行の兆しをみせはじめた35mmカメラ風のプラスチック製で、左右のレバーを1、2の順に押すだけで手軽に撮影することができた」とあります。
記憶は定かではありませんが、初めてこの「カメラ」を手にしたのは、小学校に上がる前だったんですかね~?
晴れ・薄曇・曇りの3つのお天気マークを合わせて、鏡筒部の左右に張り出した三角のレバーを1・2と押すだけで写真が撮れちゃう、現代のLomoにも通じるシンプルさ!裏紙つきの120フィルムを装填して、裏ブタ(ニコンSみたいに裏ブタと底ブタが一体になって外れる)の小窓から裏紙に印刷されたナンバーを見ながら巻き上げて、1枚目をセットします。
とは言っても、フィルム巻上げとシャッターチャージは連動していないので、ウッカリ二重写し(orカラ送り)なんてことは日常茶飯。でも、このカメラを手にしたことによって、その後の写真小僧(現;オヤジ)が形作られていくのでありました。
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