緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

朝焼けに思い出す若い患者さんのこと

2024年04月14日 | 医療
がん領域にもゲノム診断が広がっています。最近、折に触れて思い出す患者さん。当時、高校生でした。お母さんが同じがんで、その遺伝子を持った娘さんにもいずれその時が来るとお父さんは覚悟されていました。そして同じ道の最期近くのころのこと・・KevによるPixabayからの画像 (2012年9月の記事から一部)遺伝性肝がんで、がん性腹膜炎になり横になると苦しくて眠れない患者さんでした。投与薬剤も細 . . . 本文を読む
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