江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

士貴智志作品の思い出。

2013年06月02日 21時42分55秒 | 漫画レビュー
 ども、『宇宙戦艦ヤマト2199』の9話目を観ていた江戸です。今回は「ロボットにも心があるのか?」という、SFでは古くからある命題ですな。旧作には存在しなかったエピソードだけど、昔からあるテーマなだけに歴史のある作品にはマッチしているように感じる。あと、EDが変更されていたけど、個人的には前の方が好きだなぁ……。
 それにしても、合間に入っていたイラストは「草なぎ琢仁っぽいなぁ……」と思っていたら、マジで草なぎ琢仁かよ!? 昔好きだったので、画集持ってるわ……。

     
 そして本棚には、キャラクターデザインの結城信輝の画集の隣に収めてあったというのも奇縁よなぁ……。なんにしても、『ニュータイプ』や『ドラゴンマガジン』を買わなくなって以来、すっかりその絵をみかける機会が無くなっていたのだけど、それだけに彼の新作絵を見るのは10年ぶりくらいかも……。正直、まだ画業をやっていたんだ……って感じだ。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。今回は士貴智志作品について。


●RIOT(後に『RIOT OF THE WORLD』に改題。士貴智志)

     
 かつてアニメ専門誌『ニュータイプ』の増刊漫画誌である『コミックGENKi(後に『コミックニュータイプ』へリニューアル)』で連載していた作品ですね。

 当時は萩原一至の『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』の影響なのか、スクリーントーンを多用した作品が劇的に増えましたが、この作品はそれらの作品の代表格だと言えるかもしれません(絵柄や作品の世界観も『BASTARD!!』に近いと言えば近い。まあ、こちらは剣よりも銃の方がメインだけど)。今見てもアナログでこのトーン密度は凄いと思う。むしろ近年の作品の方がトーンの処理レベルが低下しているような……。

 まあ、話の方は雑誌が途中で休刊して連載が中断してしまったので何とも言えませんがねぇ……。後に『ウルトラジャンプ』で連載再開したようだけど、結局完結はしていないっぽいし、実に残念だわ……。


 そしてもう一冊。


●みんみんミント(士貴智志)

     
 魔法少女物ですな。ただ、明確な敵や目的がある訳でもなく、無軌道にドタバタコメディをやっているだけの作品だとも言えますが。でも、変身して裸になったりする辺りは魔法少女物のセオリーを踏襲しているような気がする(笑。まあ、変身シーンでは無く、変身解除後に裸になるのだけどね)。ところで、この衣装は『サムライスピリッツ』のナコルルそのまんまだな……。

 なんにしても、この作者としては全くシリアス要素が無いので珍しい部類だと思います。


 他にも『神・風』や『XBLADE』も持っていたと思うけれど、今は手元には無いですねぇ……(『XBLADE』は正直原作者が描いた『ブレイド』の方が面白いし)。でも、別名義でやっていた同人誌は何か持っていたような気がする(『プリティフェイス』の出していたよね?)。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
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