ども、江戸です。昨日の酷い事件の所為で気分は落ち込んでいたのですが、家族が通院の為に町外へ行くので、私も気晴らしに運転手として同行して、ついでに映画を観てきました。
しかし、行きの道中は激しい雨の所為で視界が悪くて怖かった……。
で、『天気の子』を観てきた訳ですが、私が観たのは本日2回目の上映で、客の入りは25人くらいって感じ。2回目とはいえ、意外と少ない印象ですな。監督の前作がヒットしたとはいえ、だからといってその次回作まで追う一般人は少ないという事かしら? この辺はアニメというジャンルの弱さってところなのかしらねぇ。
まあ、ブームに火がつけば一気に客が増えるのかもしれないけれど。個人的には『君の名は。』よりも面白かったし。いや、「陽菜の脇が堪能できればいい」くらいのつもりでハードルを下げて観たというのもあるかもしれないが(を)。
それでは本編の内容について語ってみたいと思いますが、ネタバレがあるので、それが嫌な人は下のパンフレット画像より下は読まないように。
なんだか紙質やデザイン・サイズが学校の教科書みたいなパンフレットだ。でも、このくらいの方が読みやすいかもしれない。
まず、序盤は割とテンポ良くコミカルに描かれている部分が多いので割と好き。だけど、雰囲気がガラリと変わる終盤もこれはこれで嫌いでは無い。でも、昔の新海誠ならばヒロインの陽菜が消えた時点で話を終わらせた可能性もあっただろうな。
だけど今作の主人公は、ヒロインが犠牲になって世界を正常な状態に戻すという結末では納得せず、ヒロインを救う為に世界に犠牲というか、大きな変化を強いる選択をします。この辺は確かに人によっていろんな反応になるのだろうなぁ……という気はするけど、少なくともメインキャラは誰も不幸になった描写が無いのでハッピーエンドで終わったと言えます。
まあ、東京はかなり水没してしまいますがね。これについては描写されていない裏の部分で色々と大変な事はあるのだろうけれど、長い目で見れば異常な状態でも定着して日常になっていくのだろうし、それが作品のテーマの一つでもあると思います。
あと、声については本職の声優よりも俳優の方が多く起用されていますが、私はあまり気にならない方ですね。夏美役の本田翼がキャラの外見よりも幼い印象になっている事くらいだけど、これも後半の方は良くなっていたと思う。それと本職の声優としてはカナ役の花澤香菜と、アヤネ役の佐倉綾音がそのまんまで吹いた(笑)。つか、アヤネの名字が私の記憶違いでなければ「花澤」だったような気がするのだけど、これは花澤ファンを自称していたあやねるとしてはう嬉しかっただろうな(笑)。
こんなお遊びは他にもあって、『君の名は。』のキャラも台詞付きでゲスト出演しています。でも一番驚いたのは初代『プリキュア』だわ。コスプレやカードという形での登場だけど、え、あれって東映でしょ? これ、東宝作品だよね? 一体どういう経緯でこんなコラボが成立したのだろう……。
それにしても、カラオケシーンでの弟先輩の振り付けマジ可愛い。その後の女装といい、いいショタキャラだわ……。
そんな訳で、私個人としては思っていた以上に楽しめたし、元気を貰えました。しかしそれだけに、こういう人間にプラスの働きをしてくれる良い作品を生み出したかもしれないクリエイター達の未来を奪った事件に対しては、改めて怒りを感じるわ……。
じゃ、今日はここまで。
しかし、行きの道中は激しい雨の所為で視界が悪くて怖かった……。
で、『天気の子』を観てきた訳ですが、私が観たのは本日2回目の上映で、客の入りは25人くらいって感じ。2回目とはいえ、意外と少ない印象ですな。監督の前作がヒットしたとはいえ、だからといってその次回作まで追う一般人は少ないという事かしら? この辺はアニメというジャンルの弱さってところなのかしらねぇ。
まあ、ブームに火がつけば一気に客が増えるのかもしれないけれど。個人的には『君の名は。』よりも面白かったし。いや、「陽菜の脇が堪能できればいい」くらいのつもりでハードルを下げて観たというのもあるかもしれないが(を)。
それでは本編の内容について語ってみたいと思いますが、ネタバレがあるので、それが嫌な人は下のパンフレット画像より下は読まないように。
なんだか紙質やデザイン・サイズが学校の教科書みたいなパンフレットだ。でも、このくらいの方が読みやすいかもしれない。
まず、序盤は割とテンポ良くコミカルに描かれている部分が多いので割と好き。だけど、雰囲気がガラリと変わる終盤もこれはこれで嫌いでは無い。でも、昔の新海誠ならばヒロインの陽菜が消えた時点で話を終わらせた可能性もあっただろうな。
だけど今作の主人公は、ヒロインが犠牲になって世界を正常な状態に戻すという結末では納得せず、ヒロインを救う為に世界に犠牲というか、大きな変化を強いる選択をします。この辺は確かに人によっていろんな反応になるのだろうなぁ……という気はするけど、少なくともメインキャラは誰も不幸になった描写が無いのでハッピーエンドで終わったと言えます。
まあ、東京はかなり水没してしまいますがね。これについては描写されていない裏の部分で色々と大変な事はあるのだろうけれど、長い目で見れば異常な状態でも定着して日常になっていくのだろうし、それが作品のテーマの一つでもあると思います。
あと、声については本職の声優よりも俳優の方が多く起用されていますが、私はあまり気にならない方ですね。夏美役の本田翼がキャラの外見よりも幼い印象になっている事くらいだけど、これも後半の方は良くなっていたと思う。それと本職の声優としてはカナ役の花澤香菜と、アヤネ役の佐倉綾音がそのまんまで吹いた(笑)。つか、アヤネの名字が私の記憶違いでなければ「花澤」だったような気がするのだけど、これは花澤ファンを自称していたあやねるとしてはう嬉しかっただろうな(笑)。
こんなお遊びは他にもあって、『君の名は。』のキャラも台詞付きでゲスト出演しています。でも一番驚いたのは初代『プリキュア』だわ。コスプレやカードという形での登場だけど、え、あれって東映でしょ? これ、東宝作品だよね? 一体どういう経緯でこんなコラボが成立したのだろう……。
それにしても、カラオケシーンでの弟先輩の振り付けマジ可愛い。その後の女装といい、いいショタキャラだわ……。
そんな訳で、私個人としては思っていた以上に楽しめたし、元気を貰えました。しかしそれだけに、こういう人間にプラスの働きをしてくれる良い作品を生み出したかもしれないクリエイター達の未来を奪った事件に対しては、改めて怒りを感じるわ……。
じゃ、今日はここまで。
>私が新海誠監督の名を知ったのは当時ギャルゲー(PCエロゲーのコンシューマー移植)にハマっていて、『wind』というタイトルのOP映像を観たときです。そういえばその手の映像の延長線上の映画に思えます。
この作品はまさにギャルゲーの手法で構成されていて、人によっては各所に選択肢が見える仕様になっています。そういう封に楽しみ方が分かるとまた印象が違うかもしれません。
感想としては絵が綺麗だなとか、金が掛かっているなとかしか思い浮かばず、正直言って退屈でした。時間が経つのがやたらと遅く感じたまであります。大ヒットした前作『君の名は。』と比較して揶揄する声がネットで上がっていますが、私自身は『君の名は。』を観ていないので何とも言えませんが、勝手に期待し過ぎてハードルを上げ過ぎた感が有ります。私が新海誠監督の名を知ったのは当時ギャルゲー(PCエロゲーのコンシューマー移植)にハマっていて、『wind』というタイトルのOP映像を観たときです。そういえばその手の映像の延長線上の映画に思えます。
>その昔『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観に行ってガッカリして以来、映画館に行く習慣が断たれたんですよね。
『破』で駄目なら『Q』だったらどんな事に……。なんにしても、映画館の大画面と音響設備の迫力はやっぱり魅力ですよね。
『君の名は。』も観に行かなかった事も、劇場版まどマギ同様に後悔しています。その昔『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観に行ってガッカリして以来、映画館に行く習慣が断たれたんですよね。2019年になって『ボヘミアン・ラプソディ』のお陰でまた映画館に行く習慣が身に付いたので『天気の子』を観に行きたいと思います。