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江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

コミック版ファイナルファンタジーの思い出。

2011年01月21日 15時20分51秒 | 漫画レビュー
 ども、某番組において一般人のファッションや髪型をアレンジする企画があまり好きではない江戸です。食事時に家族が観ているので目にはいるのですが、ケチを付けた割にはアレンジ結果がさほど良くなっていないように感じる事があって、なんとも腑に落ちぬ。特に髪型は相手の年齢や服装を考慮していないのか、調和が全く取れていない事があるように感じます。まあ、物事の善し悪しなんて人それぞれの主観によって感じ方が違うのだし、私の感じ方のほうが間違っているという事もあるのかもしれないけれど、あの企画も価値観を一方的に押しつけてやしないかと思う今日この頃。



 さて、今日も雑誌の感想ネタとかが無いので、過去に購入した本について語ってみましょうかね。


●ファイナルファンタジー(海明寺裕)

     
 ゲーム1作目のコミカライズ版で、20年以上前の作品となります。『ファイナルファンタジー』のコミカライズというと、『悠久の風伝説 ~ファイナルファンタジー3より~』等がありますが、個人的に一番思い入れがあるのはこちら。話の大筋としてはあまり大きな改変も無く、綺麗にまとまっていると思うので。

 勿論、細かいところではかなりの改変要素があるのですがね。主人公パーティからして、原作ゲームでは脇役程度の存在でしかないマトーヤやバハムートが含まれていますし、その他のキャラクター達も戦闘に参加しています。RPGの世界では攫われるのが仕事と揶揄されるプリンセスのセーラ姫でさえ、ラストダンジョンに突入しているくらいですからねぇ。

 また、主人公が女の子だというのも、当時では珍しい気がしますね。更にボスキャラである4匹のカオスも、リッチ以外は女性キャラへと擬人化されていて、まさに時代を先取りしている感じ(笑)。取りあえずクラーケンが一番悲惨な扱いだったなぁ。本気を出したマトーヤの「~ガ」系呪文三種同時発動により瞬殺。そして、その後スルメにされて食される……(´;ω;`)ブワッ 。

 まあそんな訳で、原作ゲームのイメージからはかなりかけ離れている部分もあるのですが、1本のファンタジー作品としてはよく出来ていると思うので、今でも好きな作品です。出来れば「2」のコミカライズをやって欲しかったくらいなのですが、結局その願いは実現せず……。そもそも作者がマニアックな方向性のエロ漫画家になっちゃったからなぁ……。それが凄く残念と言えば残念だ……。

 それにしても、『ファイナルファンタジー』ってあまりコミカライズしませんよねぇ。上手くやれば大ヒット作になりそうな題材はあると思うのだけど……。その辺を活用しないのは凄く勿体ないように思う。かつて『ドラクエ』も連載していた『少年ガンガン』辺りでやればいいのに。



 じゃ、今日はここまで。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-01-22 10:25:07
これは自分も好きな漫画です。今も家に2冊置いてあるくらい。

本文で言われている通り、パーティー構成や人数、敵の描写など、ゲームの設定とはかなり違ってますが、
作品から感じる雰囲気は何故かバッチリ合っていた素晴らしい作品という事で、これからも思い出すたびに読み返す事になると思います。

そういえば、最初に購入した当時、ガーランドがおっさんだったのに軽いショックを受けた覚えが・・・。
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Unknown (江戸まさひろ)
2011-01-22 20:44:52
Unknown 様

>作品から感じる雰囲気は何故かバッチリ合っていた素晴らしい作品という事で、
奇跡的な親和性でしたよね。

>ガーランドがおっさんだったのに軽いショックを受けた覚えが・・・。
それは誰もが通る道かも……(笑)。
返信する

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