ども、江戸です。今日は最近の戦利品について語ってみましょうか。
●大映特撮映画DVDコレクション2 大魔神
大映特撮映画のおいて『ガメラ』と並ぶもう1つの看板作品はこの『大魔神』シリーズですね。そんな訳で、その1作目が付く2号目も購入。
まず、冊子については、告知要素が減った所為で前号よりも更に薄い。まあ、制作中の写真や劇場公開当時のポスター等の画像はなにげに貴重なのかもしれないけれど、それでもせめて20ページ程度の内容は欲しいところですなぁ
そしてDVD。
●大 魔 神
大映特撮映画の傑作ですが、最近も『大魔神カノン』という形でリメイクされていますね。まあ、ファンの間では無かったことにしたいようなレベルの内容だったらしいけれど……。実は私も直接観た訳ではないのだけれど、時代劇ではない上に、ヒーロー物っぽい要素がある時点でもう『大魔神』である必然性が全く無いと思うので、私としても無しの方向で……。
そんな『大魔神』シリーズの1作目ですが、いざ観てみると40年以上前の作品とは思えないほど画面は綺麗ですよね。何年か前にBS11で放送していた昭和『ガメラ』シリーズもそうだけれど、昭和の『ゴジラ』シリーズとかのDVDと比べても大映のは妙に画質がいいような気がする。もしかしたら、ノイズ除去しているのかもしれないけれど、いずれにしても近年の鮮明過ぎるが故に、作り物だという事がモロに出ているデジタル映像よりは重厚な物を感じます。少なくとも、時代劇に限って言えば、昔の方が絶対にいいと個人的には思う(そもそもかけている制作費からして、今よりも多いだろうし)。
あ、そうそう、この作品は時代劇なんですよね。現在では時代劇の特撮物ってあまり無いと思うのだけれど(精々忍者物か妖怪物くらい?)、『大魔神』公開当時でもこのような巨大な物が大暴れする作品は珍しかったのではないかと思います。物語は戦国時代に家臣の下克上によって城を追われた領主の息子と娘の一派が領地の奪還を狙うものの、徐々に窮地に追いやられてしまい、古い伝承にある魔神に助けを求める……という感じですな。
で、序盤から一応魔神の伝承やハニワのような魔神像などでその存在は匂わせているものの、魔神自体は終盤まで動きません。なので、途中まではある意味普通の時代劇だと言ってもいいのかもしれません。しかし、一度魔神が目覚めると、ある意味怪獣映画。緩慢な動きながらも、確実に悪役を追い詰めていき、最後には自らの手で天罰(物理)を喰らわせるという……。当時は大魔神の「ズーン、ズーン」という足音が怖くてねぇ……。やっぱり、数十メートルもある怪獣よりも、数メートル程度の存在の方がリアルな恐怖感を伴いますね。また、ハニワ顔から怒り顔にへ変身する所のインパクトはかなりな物で、芸能人や漫画家等、多くの人々が真似をしていた記憶があります。
とにかく、今観ても色あせない傑作である事が再確認できました。これは続編も是非とも入手したいところですな。
ちなみに次号は平成『ガメラ』シリーズの1作目『ガメラ 大怪獣空中決戦』なのですが、こちらはDVDを持っているのでスルー。ただ、持っていない人はこの機会に手に入れてみてはいかがでしょうか。たぶん、その次の『ガメラ2』の予告も収録されると思うので(今号も『ガメラ 大怪獣空中決戦』の劇場予告が収録されていた)、それだけでも割と価値があるかと。あまりの格好良さに感極まって泣いた予告編はこれだけですよ……。
じゃ、今日はここまで。
●大映特撮映画DVDコレクション2 大魔神
大映特撮映画のおいて『ガメラ』と並ぶもう1つの看板作品はこの『大魔神』シリーズですね。そんな訳で、その1作目が付く2号目も購入。
まず、冊子については、告知要素が減った所為で前号よりも更に薄い。まあ、制作中の写真や劇場公開当時のポスター等の画像はなにげに貴重なのかもしれないけれど、それでもせめて20ページ程度の内容は欲しいところですなぁ
そしてDVD。
●大 魔 神
大映特撮映画の傑作ですが、最近も『大魔神カノン』という形でリメイクされていますね。まあ、ファンの間では無かったことにしたいようなレベルの内容だったらしいけれど……。実は私も直接観た訳ではないのだけれど、時代劇ではない上に、ヒーロー物っぽい要素がある時点でもう『大魔神』である必然性が全く無いと思うので、私としても無しの方向で……。
そんな『大魔神』シリーズの1作目ですが、いざ観てみると40年以上前の作品とは思えないほど画面は綺麗ですよね。何年か前にBS11で放送していた昭和『ガメラ』シリーズもそうだけれど、昭和の『ゴジラ』シリーズとかのDVDと比べても大映のは妙に画質がいいような気がする。もしかしたら、ノイズ除去しているのかもしれないけれど、いずれにしても近年の鮮明過ぎるが故に、作り物だという事がモロに出ているデジタル映像よりは重厚な物を感じます。少なくとも、時代劇に限って言えば、昔の方が絶対にいいと個人的には思う(そもそもかけている制作費からして、今よりも多いだろうし)。
あ、そうそう、この作品は時代劇なんですよね。現在では時代劇の特撮物ってあまり無いと思うのだけれど(精々忍者物か妖怪物くらい?)、『大魔神』公開当時でもこのような巨大な物が大暴れする作品は珍しかったのではないかと思います。物語は戦国時代に家臣の下克上によって城を追われた領主の息子と娘の一派が領地の奪還を狙うものの、徐々に窮地に追いやられてしまい、古い伝承にある魔神に助けを求める……という感じですな。
で、序盤から一応魔神の伝承やハニワのような魔神像などでその存在は匂わせているものの、魔神自体は終盤まで動きません。なので、途中まではある意味普通の時代劇だと言ってもいいのかもしれません。しかし、一度魔神が目覚めると、ある意味怪獣映画。緩慢な動きながらも、確実に悪役を追い詰めていき、最後には自らの手で天罰(物理)を喰らわせるという……。当時は大魔神の「ズーン、ズーン」という足音が怖くてねぇ……。やっぱり、数十メートルもある怪獣よりも、数メートル程度の存在の方がリアルな恐怖感を伴いますね。また、ハニワ顔から怒り顔にへ変身する所のインパクトはかなりな物で、芸能人や漫画家等、多くの人々が真似をしていた記憶があります。
とにかく、今観ても色あせない傑作である事が再確認できました。これは続編も是非とも入手したいところですな。
ちなみに次号は平成『ガメラ』シリーズの1作目『ガメラ 大怪獣空中決戦』なのですが、こちらはDVDを持っているのでスルー。ただ、持っていない人はこの機会に手に入れてみてはいかがでしょうか。たぶん、その次の『ガメラ2』の予告も収録されると思うので(今号も『ガメラ 大怪獣空中決戦』の劇場予告が収録されていた)、それだけでも割と価値があるかと。あまりの格好良さに感極まって泣いた予告編はこれだけですよ……。
じゃ、今日はここまで。