江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

最近の戦利品-大映特撮映画DVDコレクション1 大怪獣ガメラ。

2014年09月09日 22時45分45秒 | アニメ・実写レビュー
 ども、今日は最近の戦利品について語ってみましょうか。


●大映特撮映画DVDコレクション1 大怪獣ガメラ

     
 テレビCMでその存在を知って購入。創刊号が千円以下で、しかもまだ観た事が無かった『ガメラ』の1作目となれば買わない理由は無い。まあ、さすがに定価(1850円+税)で毎号は無理だけれど、『ガメラ対バルゴン』と『ガメラ対ギャオス』、そして『大魔神』シリーズと『妖怪大戦争』はちょっと欲しい。
 しかし、月1ペースならまだしも、隔週で買うのはちょっと厳しいので、次号の『大魔神』はちょっと迷う……。でも、やっぱり『大魔神』は捨てがたいので、なんとかしたいところ。


 それでは内容について語ってみましょうか。まずは冊子。

     
 割とページ数があるように見えて、実際には今後のラインナップや定期購読の案内、そして全号購入プレゼントの告知などでかなりのページ数が割かれていますね。『大怪獣ガメラ』に関する記事は実質10ページ程度なので、この冊子自体はあくまでDVDに付属するブックレット程度の認識にしておいた方が良さそう。これの内容が充実していたのならば、来月発売の『ガメラ2 レギオン襲来』は既にDVDを持っているけれど、ちょっと購入を検討したんだけどねぇ……。
 なお、全号購入者へのプレゼントは、復刻版のリボルテックガメラ。まだネット書店とかでも購入は可能なので、たぶん普通に買った方が安い(笑)。


 そしてDVD。

●大怪獣ガメラ

     
 ちゃんとしたDVD用のパッケージが付いているのですね。昔だとCDケースと同じ物に収納されて売られていたDVDソフトも多かったので、てっきりこれもそういう仕様になっているのかと思っていた。

 そして映像面についてですが、同じモノクロ映画の初代『ゴジラ』のDVDと比べてもかなり綺麗な方かも。まあ、制作時期が『ゴジラ』よりも10年ほど後なので、その分フイルムの保存状態が良かったのかもしれないし、もしかしたらノイズの除去なんかもしているのかもしれないけれど……。とにかくたまに白い点が画面上に生じる事はあれど、縦線型のノイズは殆ど無いので、個人的には画質については殆ど気になりませんでした。ただし、モノクロ映画の性質上、夜のシーンは画面が真っ暗になりがちで、何をやっているのかよく分からない所もありましたけれどね。

 次に内容についてですが、『ゴジラ』のような深いテーマ性は感じず、あくまで娯楽映画に徹している印象ですな。実際の所、このガメラもゴジラと同様に核爆弾の影響でこの世界に姿を現しているのですが、だからと言って『ゴジラ』のような反核・反戦を訴える事も無く、逆に日本人が米軍に核ミサイルでのガメラ攻撃を要請する場面もあったりします。どちらかと言えば、ガメラに対抗する人類の英知を讃える要素の方が大きいかも。

 そんな訳で、ストーリー面については重厚とは言えませんし、オチもかなりあっさりしていて、ちょっと目を離すと「いつの間にかガメラがいなくなってる!?」という事にもなりかねないのですが、やはり「ガメラ」という、後に何十年も愛されるキャラクターが誕生したというのは大きいですし、「アトランティス」などの平成シリーズでも使われた要素も出てくるので、ファンなら観ておいた方がいい作品ですな。

 どうでもいいけれど、登場人物が頻繁にガメラの事を「亀」とか言っていて吹く。平成シリーズで亀が絶滅している事にしておいたのは正解だと思うわ(笑)。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする