江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

イースの思い出。

2011年08月17日 20時01分33秒 | 漫画レビュー
 ども、こりゃあ外に出られない……と思った江戸です。夕方の一時期、窓の外を見ると物凄い数の羽虫が……。ちょっとあの中には入って行けないなぁ……と私が怖じ気づく一方で、近所の子供達は虫取り網をを手に走り回っていた……。あれが若さか……!
 そういえば、先日コンビニの前で千匹単位の羽蟻が死んでいたけど、巣の引っ越しの時期だっけか……。



 さて、今日は『週刊少年マガジン』の発売日かと思っていたのですが、お盆休みの関係で入荷していなかったようなので、昔の作品について語ってみたいと思います。


●イース(羽衣 翔)

      
 今や古典RPGの類とも言えるゲームのコミカライズ。なんだかんだでもう15年くらい前の作品か……。

 で、私自身は原作ゲームを『1』と『4』しかプレイした事が無く、内容もかなり忘却の彼方です。むしろ主人公のアドルの女たらしぶりが『ファンロード』で長らくネタにされていた事が思い出深い。まあ、最近のハーレム系ラブコメの主人公から比べたら濡れ衣のレベルなんですがね(笑)。

 ともかく、そんな私から見ても、このコミカライズはかなりの改変が加えられており、一部においては作者のオリジナル作品と言っても過言ではないほど自由にやっていた印象がありますね。実際、原作では妙齢の女性(たぶん)であったサラというキャラが老婆にされたり、逆に老婆キャラだったジェバが若返って、しかも主人公の母親になったり、もう一つ隠された姿を持っていたり……。あと、『ソーサリアン』という別のゲームシリーズのコミカライズのキャラクターがレギュラーで登場していたりもしました。

 そんなやりたい放題の作品ではありましたが、だからこそ面白くもありました。特に過去の回想における魔王ダームとの決戦シーンが熱すぎる。「メテオ」とかの大規模魔法が飛び交うとやはり燃えますなぁ。あと、エンドレス展開とか、微妙に時代を先取りしています。

 そんな訳で、絵柄や作品のノリはちょっと独特ではありますが、ゲームのコミカライズ作品としては名作の部類に入ると思いますよ。

 ところで、この作者は成年向けの同人活動とかもしていますが、私がその事実を知って衝撃を受けた初めての人だったような……。あの当時はまだ、一般向けを描いている人が成人向けをやっているという認識はあまり無かったからなぁ……。今じゃ、もう当たり前の事なので、あの頃は青かったなぁ……と振り返ってみる。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (5)
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