goo blog サービス終了のお知らせ 

江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

最近の戦利品-ストップ!!ひばりくん!(廉価版)。

2012年09月20日 23時30分48秒 | 漫画レビュー
 ども、ようやく涼しくなってきたかな……?と思う江戸です。今日は一日中晴れていましたが、それでも室温は最高でも27度程度だったのでかなり楽ですね。これくらいの気候がずーっと続けばいいのに……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうかね。ネタが無かったのでコンビニで昔の作品の廉価版を買ってきました。


●ストップ!!ひばりくん!(江口寿史)

     
 かつて『週刊少年ジャンプ』で連載されていた(ただし、この廉価版は小学館から発売)男の娘漫画。連載当時は私が『ジャンプ』の存在を認識すらしていないほど昔だったので、実は原作をまともに読んだのは今回が初めてです。まあ、アニメ版は観ていたので存在は知っていましたがね。

 ともかく、「男の娘」漫画という事で時代を先取りしすぎた感がある作品ですねぇ。今なら女の子にしか見えない男のキャラというのは珍しくないし、読者の間でも受け入れられやすい下地が出来ていますが、当時としてはかなり珍しいタイプの作品でしょうなぁ……(だからこそ類似作に埋没せず、現在まで残っているとも言えるのかもしれませんが)。また、男の娘キャラ以外にも多様なヒロインが登場しており、現在で言う所の「ハーレム系萌え漫画」的な要素もあると思います。そんな訳で、今現在この作品をリメイクしたらどんな感じになるのかがちょっと気になりますねぇ……。

 ただ、現在だと『ジャンプ』では描けないだろうなぁ……と思えるネタがあるのも事実なので、そのままリメイクが出来ないような気もしますがね……。今だと『ニセコイ』の主人公の家業がひばりくんとも同じな訳ですが、だからと言って覚●剤ネタなんて絶対に出てこないだろうしなぁ……(;´Д`)。

 あと、話の本筋とは関係の無い絵日記漫画でページ稼ぎしたりするのも、現在ではまず不可能でしょうな。これは作者が遅筆である為の苦肉の策だったみたいですが、その所為か本編も漫画としてオチて無い事が結構あるような気がしないでもなく……(次回に続くにしても、「え?ここで終わり?」というコマで唐突に終わっていたり)。ただ、そんな修羅場の中から生まれた「白いワニ(〆切に追われて錯乱した作者が見る幻覚)」ネタはあまりにも有名ですね。

 それにしても、ゲストで登場した「粳寅満次」ってキャラを何処かで見た事があると思ったけど、『すすめ!!パイレーツ』のキャラか! この作品は私が小学生の頃に町の図書館か何処かに単行本があったのを読んだ記憶があるのだけれど、これも江口寿史作品だったのか……。今まで完全に忘れていたわ……。

 なお、この廉価版には続きがあった筈なので、機会があったらまた買ってみよう……。でも、出来れば最近の絵柄が載っている物も読んでみたいような気もするなぁ……(でもそういうのは完全版とかか……)。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

×-ペケ-の思い出。

2012年09月15日 22時41分59秒 | 漫画レビュー
 ども、無駄足だった江戸です。『ジャンプ』を買いにコンビニへ行ってみたけれど、やっぱり脱線事故の影響で入荷していなかった……。そんな訳で、入荷は月曜日くらいになるっぽいので、感想は遅れます。


 さて、今日も不本意ながら雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。


●×-ペケ-(新井理恵)

     
 20年ほど前に『別冊少女コミック』で連載が始まり、それから8年近く続いていた4コマ漫画。特定の主人公は決まっておらず、オムニバス形式でいくつかのシリーズネタが入れ替わり立ち替わり描かれています。

 その為、妖精等の非現実的な存在が登場するシュールなネタもあれば、どう見ても父親が息子を児童虐待しているだけにしか見えないようなブラックなネタもあったりします。更に、少女漫画誌掲載の割にはクッキリと乳首やパンツが描かれているようなエロネタがあったかと思えば、あまつさえモザイクがかかってはいるけれど完全に形状が細部まで分かる形で男性器が描かれていたり、その名称が伏せ字無しで書かれているような事もあったりして、かなりフリーダムにやっているかのような印象がありました(勿論、実際には色々と制約があったとは思いますが)。

 また、ネタの一つ一つに作者がいちいちコメントを付けており、それ自体が一つの読み物として楽しめるという面もあります。なんだか色々とぶっちゃけていて、作らなくてもいい敵を作っていたのではないかという気もするけれど、その苛烈な生き様はある意味素敵だ。まあ、当時ネットが発達していたら炎上の一つや二つはしていてもおかしくないような気がするので、現在では危険度が高い作風かもしれませんがね。

 なんにしても、ウサギにしか見えない兄と全裸がバニーガールにしか見えない弟というイナバ兄弟や、不良ぶってはいるけれど実は根は優しく生真面目な山本(よく面倒を見ていた幼稚園児と将来結婚してしまうと言う光源氏計画を図らずも達成)等々、良いキャラが沢山いました。この辺は後の作家でも影響を受けた人は結構いるような気がします。そういう意味でも4コマ漫画の歴史の中でも名を残してもいい作品だとは思いますねぇ。

 ところで、この作者は自画像を不細工に描いていたけど、何年か前にテレビに出演している所を見て「そーでもないじゃん」と思った記憶が。たぶん、そういう反応も作者の狙い通りなんだろうなぁ……(笑)。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恐竜大紀行の思い出。

2012年09月13日 23時25分39秒 | 漫画レビュー
 ども、頭が痛い江戸です。肩も痛いのでこの影響かな……。でも、コーヒーを飲むと少し痛みが緩和するような気がするぜ……(たぶん本当に気がするだけ)。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。


●恐竜大紀行(岸 大武郎)

     
 もう25年近く前に『週刊少年ジャンプ』で連載していた伝説の恐竜漫画。人間の登場人物は最終話以外は存在しておらず、基本的には全て恐竜(翼竜等、厳密には恐竜ではない物も含まれる)達によって物語が展開されています。

 内容ははドキュメンタリー的なものになっており、ティラノサウルス等お馴染みの恐竜達の生態がドラマチックに描かれています(※ナレーションによる解説も有り)。ただし当時の学説に則っているので、現在と違う描写も有ります。特に恐竜が尻尾を引きずって歩くような姿は最近ではすっかり見かけなくなりましたよね(現在のような尻尾の形が一般的に広まったのは映画の『ジュラシック・パーク』からのような気が)。

 で、登場している恐竜達には一応台詞はありますが、その言動には少年漫画的な脚色はあまりなく、野生動物としての自然な姿が表現されていると思います。そんな中でも「命ある限り喰え!」とか「勝者は決して進化しない!!」等の名文句が多いです。また、擬音や効果線などの漫画的表現も極端に少なく(特に初期は皆無)、コマ割りこそしているもののどちらかと言えばイラストストーリーに近いかもしれません(実際、恐竜だけではなく背景の美しさも見所かと)。

 ともかく、何処かの学習雑誌に載っていたりNHK辺りでCG映像化しても全く違和感が無い内容であり、それだけに『ジャンプ』の歴史の中でも異色中の異色作と言えるかもしれません。でも、このような作品はもっと増えて欲しいような気がしますねぇ。正直、素人レベルのギャグマンガを載せるよりはよっぽど教養にもなって良いと思う。勿論、人気が出て長期連載になる事はほぼ無いでしょうけれども、短期集中連載とかの企画物でやって欲しいなぁ……。

 なお、先にも記したように、人間の登場人物はほぼ皆無だったので、次回作の『てんぎゃん-南方熊楠伝』で人間メインの内容になったのは驚きました。その上、こちらも偉人を題材にした伝記物的な内容だったので、『ジャンプ』の作品としてはこれまた異色中の異色作だったと言えるでしょう。結局、こちらも短命に終わっていますが、簡単には忘れられないインパクトを残したのも事実ですし、そういう意味では成功作であるような気がします。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の戦利品-うる星やつら(廉価版)。

2012年09月02日 23時20分05秒 | 漫画レビュー
 ども、CSで放送していた『ミスト』を観ていた江戸です。初めて観たけど、これはかなりのSAN値直葬な状況ですなぁ……。特にあの強酸性糸を吐きかけてくる蜘蛛のような怪物は、集団で襲われたら逃げ切れる気がしない……(子蜘蛛の気持ち悪さも作中で一番かも)。そしてあのオチは……悲劇を通り越して喜劇じゃねーか……。
 ともかく、出来れば日本語吹き替え版でもう一度観てみたいような気がするので、DVDが中古で1000円くらいなら欲しいかも……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●うる星やつら 廉価版(高橋留美子)

     
 ネタが無かったし、なによも安かったので買ってみました。380円ってこの作品の単行本がリアルタイムに出ていた当時もこの程度じゃなかったかしら。まあ、私が初めて買った単行本の値段が360円で、それから5年も経たずにこの作品の最終巻が出た筈だから、そこまで値上がりはしていなかったとは思うけれど(アレ?でも消費税の影響はどうだったっけか……)。なお、収録話数はは当時の単行本一冊分よりも多いので、値段以上の価値はあるかと思います。

 さて、本作はたぶん十数年ぶりに読んだのですが、今読んでも面白い内容だと思います。勿論、基本は1話完結(たまに前中後編や一冊丸ごと使う長編も有り)なのでエピソードによっては当たり外れがあると思いますし、登場人物も多種多様なのでその辺の好みにも影響されるとは思いますが、全体的に見ればやはりレベルが高いですね(当然「ラブコメが好きな人にとっては」という前提ではありますが)。

 また、今見ても魅力的なキャラが多く、個人的には男装女子の竜之介は現在の他作品のキャラと比べても普通に萌えられるレベルな気がする。「機会があったら同人誌を作ってみるのもいいかも」……と、干支政さんが言っていました(笑)。対になる男の娘キャラもいるしな……。

 ともかく、値段が安いので機会があればまた買ってみようかな……と思ったけれど、今確認してみたら8月31日に完結集が出たばかりなんだな……。つまり、今後は続巻が出る事は無いって事か……。昔のエピソードも読みたかったけれど、今からコンビニでの入手は難しいだろうなぁ……orz(既刊が増刷されるのなら話は別だろうけれど)。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴァンパイアシリーズの思い出。

2012年08月16日 23時29分42秒 | 漫画レビュー
 ども、秋が近付いてきたなあ……と思う江戸です。気温自体はそれほど極端に下がっている訳ではないのですが、木を見ると微妙に紅葉が始まっているものもあります。正直「はやすぎだろ!?」と思わないでもないのですが、涼しくなるのならまあいいか……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。


 今回のテーマはカプコンの格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズについて。カプコンの格闘ゲームと言うと、『ストリートファイター』シリーズを思い浮かべる人も多いとは思いますが、私個人はそれほどでもなく、ゲームセンターではあまりプレイした事はありませんし、家庭用のソフトとしても所有していたのは『ストリートファイターZERO』だけだったように記憶しています。どちらかというと中平正彦によるコミカライズ版の方が馴染み深い感じなのだけど、そちらについてはまたの機会に。

 で、私は、『ストリートファイター』よりも『ヴァンパイア』の方に惚れ込んでいた訳ですが、何が良かったのかと言えば、やはり個性的なキャラクターですね。元々モンスターが好きだというのもありますが、人間には不可能なバトルスタイルも素敵。何せ通常技ですら身体が変形したりしますからなぁ。その辺が楽しいやら格好いいやらですっかりと魅了されてしまいました。

 結果、この作品の為にゲーム機の『セガサターン』も購入しています(確か他のハードよりもいち早く移植されていたので)。また、私が初めて作った同人誌も『ヴァンパイアハンター』の本でした(それ以前は他のサークルさんの本にゲスト出演していた程度)。当時はレイレイが大好きでよく描いていました(ゲームではドノヴァンとモリガンを使う事が多かったけど)。

 それでは『ヴァンパイア』シリーズに関連した本を紹介したいと思いますが、残念ながら手元に残っている物はそれほど多くはありません。昔はアンソロジー本や攻略ムック等、色々とあったのですけどねぇ……。でも、吉崎観音の同人誌なら残っているな……。

 ともかく行ってみましょうー。


●カプコン・セレクション マレフィカールム(伊藤真美)

     
 三分の二くらいは同じカプコンのゲーム『ウォーザード』を題材にした作品が収録されていますが、残りは『ヴァンパイア』シリーズの短編が収録されています。表紙にも描かれているモリガンが多目。

 とにかくこの作者の絵は女性らしい繊細さが魅力です。それだけに、某成年向け雑誌で描いていたのを見かけた時は意外でした。しかも、作者自身はG=ヒコロウの絵日記漫画に登場する腹ぺこキャラのイメージが強いので、ギャップが凄いですな(笑)。


●ヴァンパイアハンターアンソロジーコミック

     
 アンソロジー関連は軒並み処分したのですが、あずまきよひこが寄稿していたのでこれだけは残してあります。最近では一般人でも読めそうなオタクっぽくない作風というイメージが強いかもしれませんが、この当時はアニメやゲームのパロディ作品ばかり描いていたので、現在の作風とはかなり印象が違うかもしれません。

 他にも、今ではあまり見かけなくなった作家も多く参加しているので、資料的な価値もあると思います。個人的には商業で最後に見た「ねりわさび」という所が貴重だと思っている(笑)。いや、同人の方なら最近もよく見かけるような気がするけれど、あの人、当時ですら商業誌でも滅多に見かけなかったからなぁ……。


●カプコンデザインワークス

     
 カプコンのイラスト集ですね。『ヴァンパイア』シリーズの絵はそれほど多く収録されてはいませんが、本体価格が2500円の割には他のイラスト集の倍くらいのページ数があって非常に充実した内容でした。なお、イラスト集はもう一冊持っていたのだけど、こちらと内容が重複している部分も多かったので処分してしまいました。


 他にもカプコンの格闘ゲームでは『私立ジャスティス学園』も好きで、関連の本も結構あった筈なのだけど、今では一冊も残っていない事に後悔……。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寄生獣の思い出。

2012年08月15日 22時50分55秒 | 漫画レビュー
 ども、お茶を飲んでいた江戸です江戸です。

     
 あずにゃん捕ったどーっ!! 丁度店に再入荷した直後だったようで、余裕のゲット。で、取りあえず、唯先輩と密着させて並べたり。

     
 百合百合? ともかく、これで当初の目的は達成したので、コンプリートは目指さなくてもいいかな……。でも、気が向いたらまた買ってみようかと思うけれど、出来れば別のアニメのも欲しいところですな……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。昨日は『デビルマン』でしたが、今度は「平成のデビルマン」とも呼ばれていた作品です。


●寄 生 獣(岩明 均)

     
 微妙に端の方が日焼けしている所に年期を感じる(笑)。なんだかんだでもう15年以上昔の作品になるのだなぁ……(作者の自画像も今とは完全に別人だわ)。当初は絵柄が苦手であまり読みたいとは思わなかったのですが、いざ読んでみるとその面白さに引き込まれましたし、絵柄も気にならなくなりました(ただし、グロ描写が苦手な人はやっぱり駄目かもしれない)。

 で、この物語は謎の生命体が人間に寄生して身体を乗っ取り、人間社会に溶け込みつつ密かに食人行為を繰り返す……そんな現実に直面した人間社会の混乱ぶりを描いています。また、作品の根底には増えすぎた人類による環境破壊問題がテーマとしてあると思います。そんな社会派とも言えるところも魅力ではあると思いますが、その一方ではある種のヒーロー物やバトル物としても実に良くできていて、その辺が「平成のデビルマン」とも呼ばれた所以なのでしょうね。

 それに、本来は主人公・新一の頭部に寄生する筈の生物が乗っ取りに失敗し、その右腕に宿る事で生じた奇妙な共生関係が面白くもあります。後に「ミギー」と名付けられたその右腕は、当然人間とは生態も価値観も違う為に新一とは色々な軋轢もあったりするのですが、結局は一心同体という事で共通の難題に協力して立ち向かい、徐々にお互いを理解して信頼し合うようになります。そんな異種族間の交流が微笑ましくも頼もしくて、なんだか不思議な温かみを感じます(作品は全体的に殺伐としているけれど)。

 まあ、ミギーは時に凶悪な形状に変化する事はあるけれど、基本的にはユーモラスな外見をしているからこそそう思えるのかもしれませんがね。敵として登場する寄生生物はやっぱり怖いからなぁ……。特に後藤さんはヤバ過ぎる……。でも田村玲子はある意味では可愛いかもしれん……。


 さて、この作者の本は、他にも『骨の音』、『七夕の国』なども持っていましたが、現在は手元に残っていません。『七夕の国』とは結構面白かった記憶はあるのですが、個人的には『寄生獣』ほどではなかった印象。また、現在は『ヒストリエ』が『月刊アフタヌーン』で連載中ですが、こちらは連載ペースが遅すぎてちょっと付き合えない……。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デビルマンの思い出。

2012年08月14日 23時13分41秒 | 漫画レビュー
 ども、涼しくなってきたと思う江戸です。今年の夏も終了という事なのでしょうかねぇ。まあ、9月くらいでも暑くなる事はよくあるのだけど、さすがに現時点でのピークをこえる事は無いと思うし、これから本格的に寒くなる前までは過ごしやすそうです。



 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので昔の作品について語ってみましょうか。


●デビルマン(永井豪とダイナミックプロ)

     
 私が初めて触れた『デビルマン』はアニメ版でした。とはいえ、観ていたのは小学生の頃だし、その後はアニメの特番でたまに見かける程度だったので内容はあまり憶えてはいません。ただ、基本は変身ヒーロー路線ながらも悪魔をテーマにしていただけに、子供心に物凄い恐怖感をおぼえたエピソードもあったように記憶しています(確か人間を溶かす悪魔が出てきたような……)。しかし、それでも内容よりも主題歌の方が記憶に残っていますね。OP・EDともに名曲だわ。

 で、漫画版の方ですが、これはアニメ版の原作やコミカライズと言うよりは同様の設定を使った別の作品だと言った方が正しいようです。私は長らく読む機会が得られなかったので初めて読んだのは成人した後だったのですが、それでも衝撃を受けました。大人ですらそうなのですから、これをリアルタイムで読んでいた子供達はトラウマを作ったりしてないか心配になってしまいますなぁ……(それとも内容が理解しきれず、案外平気だったかも?)。

 ともかく、その終末感が凄まじいですよね。悪魔の策略によって人間社会は崩壊して行き、中世の魔女狩りのごとく同志討ちを始める人間達。結果として、ヒロインが死亡するという展開は現在の少年漫画ではまず味わう事が出来ない絶望感でしょう。そして、そのラストシーンは悲しくも美しい滅びの美学を描いたとも言える、まさに漫画史に残る名場面だと思います。いや、見方によっては壮絶な打ち切り展開に見えなくも無いのですが、個人的にはたった5冊の中にこの壮大な物語を収めたのは凄いと思うわ……(それに後の作品にも多大な影響を与えていますし)。


 そして続編とも言える作品。

●デビルマンレディー(永井豪とダイナミックプロ)

     
 アンソロジーの『ネオデビルマン』などでも短編としてなら新作はいくつか描かれているのだけれど、それらは前作の補完の要素が強いので、長編で正当な続編と言えるのはコレという事になりますね。ちなみにアニメ版は観た事が無いし、真のエンディングが収録されているという文庫版も未読。

 さて、本作の内容についてですが、物語の序盤はキャラクターの性別を入れ替えたパラレル設定のリメイク作品のように見えました(ちなみに主役の不動ジュンは水泳の元オリンピック選手という事で、何だかタイムリー)。しかし、物語が進むと徐々に『デビルマン』との繋がりが明らかになって行き、この世界は前作で神々に滅ぼされて新たに創り直された物だったという事が判明します。

 で、前作で死亡したデビルマンや悪魔達は地獄に封印されている訳ですが、そんな彼らが再登場して激しい戦いを繰り広げるのですから、前作のファンとしては嬉しいところです。個人的にはジンメンやカイムが良い具合に怪獣していて格好良すぎだと思うの。なお、この地獄関連のエピソードは永井豪が漫画化した『ダンテ神曲』を踏襲しているので、こちらも読んでいるとより楽しめます。

 そして最終的には再び神々との戦争が勃発……なのですが、この辺はぶっちゃけ打ち切りエンドと言っても良いようなオチですね。直前までは地獄から悪魔達が蘇ったりして凄く盛り上がっていただけに拍子抜けですなぁ……。ちなみに連載版では、サタンが騎乗している多頭竜の正体が魔王ゼノン(元魔王ダンテ)と表記されていたと思いますが、この単行本ではカットされていますね。


 また、この『デビルマンレディー』や『ダンテ神曲』とも繋がりが深い作品について。


●魔王ダンテ(永井豪&ダイナミックプロ)

     
 『デビルマン』の原典とも言える作品で、実際に序盤の展開等はアニメ版『デビルマン』と酷似していますし、最終的には神々との戦いに発展していく所も漫画版『デビルマン』と同様です。また、ダンテが『デビルマンレディー』に登場していたりもします。

 で、本作は何度かリメイクされたり、アニメ化されたりもしているようですが、そちらの方は殆ど記憶にありません(もしくは観ていない)。『月刊マガジンZ』に連載していたのは読んでいた筈なのですが、なんだか『デビルマンレディー』と同様に拍子抜けな形で終わってしまったような記憶が……。いずれにしても、単行本を買おうと思わなかったのは事実なので、これから読もうとしている人は過度な期待をしない方がいいかも。

 なお、この一番最初に描かれた『魔王ダンテ』も雑誌の休刊により未完となっておりますが、『マガジンZ』版は一応完結しているようです。


 まあそんな感じ。他にもCDやアニメ・実写映画のDVDもあるのだけど、それは別の機会でもいいか……。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巨乳ハンターの思い出。

2012年07月29日 22時58分44秒 | 漫画レビュー
 ども、お茶を飲んでいた江戸です。ペットボトルのオマケに『けいおん!』のフィギュアがついていたので、ついつい買ってしまった。普段ならこんな150円近くするモノは買ったりしないんですけどねぇ(同じサイズでも100円くらいのあるし)。でも、フィギュア込みの値段だと思えば有りか。
 それにしても、地元のコンビニではアニメ作品とのコラボ・限定商品の企画はやらないので、こういうのとは無縁だと思っていたのだけれど、今回のはメーカーの企画なのね。まさか伊藤園までもが『けいおん!』に手を出すとは、時代も変わったものだ……。で、さすがにコンプリートする為に複数買いはしないけれど、明日もコンビニへ行くので、もう1本くらいは買ってもいいかな……と思っている。
 ちなみに現在持っているフィギュアは唯。不満ではないけれど、棚の前面にはこれしかなかったので選択肢が無かった……。出来れば梓かムギも欲しい……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。


●巨乳ハンター(安永航一郎)


 「ひゅーほほほほほほっ」という奇っ怪な笑い声とともに現れる事で有名だった仮面の女が繰り広げるギャグ漫画。

 その正体である恭塚まさ子は「貧乳である(高校生なのに小学生にも負けるレベル)」という理由だけで好きな男にフラれてしまったのが切っ掛けで巨乳に対して異常な憎悪の念を抱くようになり、「巨乳ハンター」という怪人に扮して巨乳の女性を襲い、魚拓ならぬパイ拓をとるという行為を繰り返します。まあ、当初は巨乳を持つ者が増長しないようにする為の牽制だったのだけど、いつの間にかパイ拓のコレクションが目的化しているようにも見える。いや、どのみち変質者である事にはかわりがないのだけど(笑)。

 で、次から次へと現れる巨乳キャラと戦い続ける巨乳ハンターですが、時として宇宙海賊や閻魔様などの常識外れの存在とも戦ったりして、もう何でもあり。元々は普通の人間の筈なのに、なんでここまで超人的に戦えるのか謎ですな。これもひとえに貧乳コンプレックスの成せる業なのだろうか……。

 ちなみに登場人物の名前は俳優等有名人のパロディです。また、各話のタイトルも「巨ブラ」や「ロボカップ2」のように映画やアニメ作品のパロディとなっており、なんだかそんなタイトルのアダルトビデオが実在しそうで困る(笑)。そして、実際に本作も実写化された事があるという……(どの程度のエロさだったのかは観た事が無いのでよく知らない)。 

 なお、題材が題材なだけに乳首や裸が大量に出てきますが、絵柄の所為で全く嬉しくありません(笑)。でも、今他の萌え絵が描ける作家にリメイクさせたら、全く別物になって(ある意味では)面白いような気がしないでもない。


 さて、安永航一郎作品は他にも『陸軍中野予備校』、『頑丈人間スパルタカス』も持っていたけど、処分してしまった……。あと、『海底人類アンチョビー』はまだ手元に残っている事をたった今思い出したのだけど、もう時間が無いのでこの作品についてはまたの機会に……。

 それにしても、最近の作者は商業誌よりも同人誌で見る事の方が多いような気がする。今の時代、同人の方が規制が緩くてギャグがやりやすいのかなぁ……と思ったりした。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロマサガとブレスオブファイアの思い出。

2012年07月21日 22時14分26秒 | 漫画レビュー
 ども、首と肩が凝っている江戸です。悪夢にうなされた後だと、身体が緊張するのか、それとも血圧の関係なのか、とにかくそうなってしまう事が多いような気がする。まあ、夢にうなされるのは割と日常茶飯事なので、たまたまそうなってしまった可能性も否定は出来ませんが。


 さて、今日も雑誌の感想ネタとかが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。今回は『ファミリーコンピュータMagazine』というゲーム専門雑誌関連の作品についてです。ここで連載されていた作品については、以前『サムライスピリッツ』について語った時にも触れていますよね。それではいってみましょー。


●ロマンシング サ・ガ(紺野さおり)

     
 スクウェア・エニックスになる前のスクウェアにおける看板シリーズ一作目のコミカライズです。ちなみに全編描き下ろしで、当時連載されていた『ロマンシング サ・ガ2』に便乗して発売されたと言ってもいいのかもしれません。

 内容は主にアルベルトをメインにして割と無難にゲームのストーリーを漫画化しています(ただし四天王関連のイベント等は全面カット)。しかし終盤ではナイトハルトがボスキャラとして登場してきたりする等の漫画版オリジナル展開もあります。まあ、ガラハドが酷い目にあうのはゲームでも漫画でも同じですがね(笑)。折角ラスボス戦まで生き残っていたのに……。

 なお、紺野さおりは後に『週刊少年マガジン』等で活躍する咲香里の別名義。個人的に咲香里と言えば、成年向けで百合物ばっかり描いていたイメージが強いのですけどねぇ……。


●ロマンシング サ・ガ2(原作・葉月まゆみ まんが・面堂かずき) 

     
 『ロマンシング サ・ガ2』のコミカライズ版。一部では有名な「ワグナス!!」コラの元ネタだけど、コラの方は知っていても、この作品が元ネタだとは認識していない人も多いのかもしれません。

 そんな訳で、今となってはコラよりも知名度が低いかもしれないという作品なのですが、しかしゲームのコミカライズ作品としては非常に出来が良く、読んでみると普通に面白い作品です。まあ、絵柄が少女漫画過ぎる所が個人的にはちょっと残念ではありますがね……。

 ところで、ゲームの方の話なんだけど、『サ・ガ』シリーズで一番好きな作品はこの『2』です。システムが特殊なので、ゲームの進め方によっては完全に詰んで最初からやりなおしになったりしますが(戦闘回数で敵が強くなるので、逃げ続けると敵だけが強くなって勝てなくなったり)、そういうところも含めてやりがいがあって好きでした。また、戦うタイミングでデザインが変化する七英雄のキャラも良かったですねぇ(バトル音楽も格好良すぎ)。

 それはさておき、ラストバトルにおいてホーリーオーダー(女)が混乱させられてしまったのだけど、「WPもJPも殆ど尽きているから大技は使えないし、放置していても問題ないか」と思っていたら、「皆死ね矢(全体に即死攻撃)」を使われてパーティが壊滅したのは私だけですか? 敵に使っても確実に効く訳でもないので軽視していた技が、味方に使われるとここまで恐ろしいとは……。


●ブレス オブ ファイア 竜の戦士(八雲ひろし)

     
 カプコンの人気RPGシリーズの一作目のコミカライズですね。私はこの一作目しかプレイした事が無いのだけど、結構良作だった記憶があります(特にBGMが好きでした)。

 まあ、今となってはその内容もかなり忘却の彼方なのですが、それでも今この漫画版を読むと、それほどゲームのイメージからかけ離れた物ではなく、忠実な作りになっているのではないかと思います。勿論、たった2冊でラスボス戦まで描ききってしまうのですから、かなり端折られた部分も多いのでしょうけどね。

 それにしても、作者の八雲ひろしが、先日不妊治療を題材にしたテレビ番組内で、漫画家・一本気蛮のチーフアシスタントとして出演していて吹いた。昔『ファンロード』で一本気蛮が連載していた絵日記漫画によく登場していたけれど、未だに交流があったのか、この二人……。



 じゃ、今日はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CLAMP作品の思い出。

2012年07月20日 22時32分28秒 | 漫画レビュー
 ども、『人類は衰退しました』を観ていた江戸です。なんだあのコミケの歴史(笑)。ガチで声出して笑ったわ。最初は微妙だと思っていたけれど、ようやく面白くなってきた感じ。


 さて、今日も雑誌の感想ネタとかが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。今回はCLAMPの作品について。ただ、現在手元にあるのは2作品だけですがね。


●聖伝 RG VEDA(CLAMP)

     
 古代インドの神話をモチーフにした作品で、神々の戦いを描いています。取りあえず阿修羅可愛いよ阿修羅。当時は男なのか女なのかよく分からなくて困惑したキャラですが、今となってはどちらでもいいや(笑。設定的にはどちらでもないらしい)。でも、今リメイクしたら、男の娘キャラとしてブレイクする可能性もあると思うんだぜ?

 それはさておき、この作品はたぶん私が初めて読んだCLAMP作品で、この頃は現在と違ってスクリーントーンを多用しており、ほとんど別作家と言ってもいいくら作風が違いますね。まあ、それも絵柄に限った事で、ストーリー面に関しては今も昔もあまり変わっていないような気もしますがね。

 また、同人出身の作家である為か、巻末で自作のパロディを描いていたのが当時としては珍しかったように記憶しています。本編がシリアスなだけに、そのギャップが楽しかったです。ただ、他の作品ではあまりそういオマケをやらなくなっていった印象があるので、その辺はちょっと残念だったかも。


 そしてももう一作。

●カードキャプターさくら(CLAMP)

     
 ここ10年くらいの魔法少女物作品の成功作というと、『魔法少女リリカルなのは』や『魔法少女まどか☆マギカ』があると思うけど、個人的にはこの『さくら』が頭一つ飛び抜けているような気がします。いや、現在の人気で言うのなら『なのは』の方が上なのかもしれないけど、私の地元では放送した事が無いのでいまいちブームが実感できなかったし……。あと、『さくら』が無かったら、今「魔法少女」というジャンルが復権していたかどうかも怪しいような気がするので、その功績は大きいと思うのですよ。

 つか、CLAMP作品としてもこれが一番成功した作品であるような気がしますねぇ(もしかしたら売り上げでは上の作品があるかもだけど、知名度とか総合的な意味で)。それというのも、NHKでアニメ化して長期間放送していたというのが大きいですな。基本、全国何処でも放送していますから、「地元では放送していない」という悲劇がありませんからねぇ……。

 結果として幅広い人気を得た訳ですし、当時は同人での人気も物凄い物があったように思います。というか、原作が少女漫画のNHKアニメなのに、同人向けの要素が多すぎなんだよ!(笑) もうロリ・百合・BL・ショタ・教師と生徒の禁断の恋・男の娘・人外・魔法……等々と、エロ同人誌に便利な設定の宝庫や……(当然、作中ではソフトには偽装されていたけど)。未だに同人誌が作られ続けているのも納得だわ……。アニメもリメイクしないかなぁ……。


 あと、他にも『東京BABYLON』、『X』、『魔法騎士レイアース・2』、『ANGELIC LAYER』、『ちょびっツ』、『ツバサ』等の単行本も持っていたけれど、引っ越しの時に処分してしまった……。『魔法騎士レイアース』はアニメのOPが素晴らしかったので、また観たい……。



 じゃ、今日はここまで。
 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

修羅の門の思い出。

2012年07月19日 23時31分20秒 | 漫画レビュー
 ども、『サンデー』と『マガジン』を立ち読みしに行った江戸です(買うまでもなかったので、お茶と手巻き寿司を買って帰ってきた)。やっぱり月曜日が祝日だと入荷が木曜日になるなぁ……。『銀の匙』の最新巻はむしろ入荷が早まったのだから、雑誌も単行本と同じ様に融通がきかない物だろうか……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタとかが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。今週はずっとこんな感じ。


●修羅の門(川原正敏)

     
 陸奥圓明流という古武術の継承者・陸奥九十九は、圓明流が地上最強の物であると証明する為、色んな所に喧嘩を売る……という話(ザックリし過ぎ)。続編となる『第弐門』が連載中ですが、無印の方は現在とは作品の質が違うので(特に序盤)、ある意味では別の作品だと思った方がいいかも。

 で、連載当時(特に「全日本異種格闘技選手権」の辺り)は後の「K-1」や「総合格闘」ブームの先駆けというか火付け役のような役割を果たしていたように思います(まあ、最終的には時代が作品に追いついたというか、作中の内容も現実に則した物になっていった感はありますけが)。

 実際、この作品の連載が始まった頃って、そろそろプロレスブームが終焉を迎えようかという時代で、それから十年間くらいはこれぞという格闘技のブームが無い空白期間だったような記憶があります。そんな折りにこの『修羅の門』が人気を得て、その影響で格闘技を始めた人や格闘技のファンになった人もいたと思うので、後のブームへの影響が皆無だったとは思えません。

 少なくとも、昔は子供達が技を真似している光景がよく見られる程度には人気がありましたし、私も影響を受けて習っていた柔道の技に打撃をミックスしたオリジナルの殺人技を開発したりもしましたよ(肘打ちを入れるのと同時に投げる技)。いや、危ないので理論だけで、実際に使った事はありませんがね。狼牙みたいに決まれば受け身はまず出来ないだろうし、肘に体重が乗るので本当に致命傷になりかねない……筈(笑)。…………他では技を実践して事故とかあったのかなぁ……と、今更いらん心配をしてしまう。


 そして外伝。

●陸奥圓明流外伝 修羅の刻(川原正敏)

     
 タイトルの通り外伝です。内容は九十九の先祖が歴史上の偉人と戦ったりする感じ。その偉人のファンの人とかには「勝手に歴史を改変するな」と怒られそうな部分も無きにしも非ずですが、やっぱり史実の不確かな部分に「実はこうだったのではないか?」と妄想する事には浪漫がありますよね。

 また、バトルがメインの本編とは違い、こちらは物語にも重点が置かれている為、本編よりも泣けるシーンが多く、外伝なのに本編そっちのけでアニメ化しているのもその辺が理由なのでしょうな。取りあえず、「アメリカ西部編」は特に泣ける内容になっていると思うので、私の母に4巻から読ませてみたら見事にハマっていたぜ!(笑)

 あと、個人的に好きなのは「雷電爲右衞門編」ですね。今までも本編やこの外伝でも「立ったまま気絶(または死亡)」というシチュエーションは何度かありましたが、雷電のそれは一番胸に迫る物がありました。あと、葉月可愛いよ葉月。

 ともかく、このシリーズはまだネタがあるだろうし、私としても続きが読みたいところですが、『第弐門』の連載中は無理だろうかねぇ……。


 最後に『修羅の門』のプロトタイプとも言える作品。

●あした青空(川原正敏)

     
 空手を題材にしたバトル漫画。現在の『修羅の門』ほどリアルな格闘描写ではなく、どちらかというとまだ普通の少年漫画らしさがありますね(コマ割りも普通の漫画っぽいし)。しかし、確実に後の修羅の門に繋がる作風がこの時点で確立しつつあると思います。

 ただ、それまでの作者は、現在で言う所の萌えエロ路線の漫画『パラダイス学園』を連載していた為、このシリアスな格闘路線はかなり意外に感じた物です。まあ、今となっては、作者が本当に描きたかったのはこの路線だったのだろうなぁ……と、思わせますが。

 もっとも、この時点では『パラダイス学園』時代の作風も残っていて、女の子キャラは現在よりも可愛いくらいだし(特にまゆ子がマスコット的な可愛らしさ)、パンチラや裸などの描写も多くみられますがね。ちなみに、当時の『月刊マガジン』としては本作のエロ描写はソフトな方です。もっと凄い作品だと、現在の『To LOVEるダークネス』以上の無法地帯状態だった気が……。実際、当時の連載作品の中には、現在「成年コミック」マーク入りで売られている物もある筈です。色々と大らかな時代だったなぁ……。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エルデガインの思い出。

2012年07月13日 23時20分56秒 | 漫画レビュー
 ども、『となりのトトロ』を観ている江戸です。何度目だ!(笑) こう頻繁に放送していると、DVDとか必要ないように感じてくるなぁ。放送した時だけ観れば充分というか……。
 あと、『新劇場版ヱヴァ』の情報があるという話だったけど……オイ!? あれだけかよ……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタも戦利品ネタも無いので、昔の作品について語ってみましょうか。


●エルデガイン 導きの神(円 英智)

     
 今は亡き『月刊コミックコンプ』に20年ほど前に連載されていた作品ですね。雑誌自体はもう存在しないのですが(分裂して連載作品の殆どが『電撃コミックガオ!』に。それが原因で読者が一気に離れて休刊→結局後に『ガオ』も休刊、その後『電撃大王』に一部吸収されて現在に至る)、幸いこの作品はその辺のゴタゴタに巻き込まれずに寿命を全うした幸福な作品だと思います。

 で、内容の方ですが、ぶっちゃけ『天空の城ラピュタ』をリスペクトして作られている印象がかなりあります。実際、空からヒロインが降ってきたり、ロボット兵みたいなのが暴れ出したり、太古の超文明の巨大空中建造物が猛威を振るったり……と、共通する要素は多いです(他にも『FF』シリーズ的な要素も多かったように思いますが。『FF7』のごとくメテオが発動したり)。まあ、これは今だからこそ言える事ですが、連載されていた当時はそんな事を気にせずに楽しんでいましたし、それだけの面白さがある作品だったと思います。

 ともかく、主人公のザンは不老不死の少女リュミールと出会った事が切っ掛けで、彼女が秘密を握っている「創造と破壊を司る先文明のシステム・エルデガイン」を巡る争いに巻き込まれていく……という感じの内容になっています。まあ、序盤は普通の冒険物レベルって感じですが、終盤ではバトルのインフレが物凄い事になっており、世界の存亡をかけた総力戦とかは非常に熱い展開でした。

 そんな訳で、本作は私が作品を作る上で多大な影響を受けた作品の一つであり、実際に以前書いていたオリジナル小説の主人公の名前もこの作品から借りていたりします。それくらい好きな作品なので、今でもアニメ化とか何かしらの動きを期待したいのですが、作者自身がもう全く見かけなくなっちゃったしなぁ……。


 で、そんな作者の作品をもう一つ。


●ロマンシア 浪漫伝説(漫画・円 英智、原作・寺田憲史)

     
 今も健在な『月刊コンプティーク』に20年以上前に連載されていた作品で、パソコンゲームのコミカライズです。現在パソコンゲームというとエロゲのイメージが強いと思いますが(最近はネトゲのイメージも強いが)、当時はまだRPG作品のイメージが強かったように思います。この作品の原作もその一つです。

 ただ、この漫画版の内容はゲームとは大きく設定が事なり、ゲームでは助けられる側の王女セリナ(『ドラクエ1』で言うところのローラ姫みたいな立ち位置)が主役で、ゲームの主人公であるフレディがラスボスという奇抜な設定になっています。それだけにゲームを知らない人でも問題なく楽しめる内容になっていますが、元々のゲームのファンにとってどうだったのかは、ゲーム未プレイの私には知る由もありません(笑)。

 ちなみに、本作で敵として登場したシアンは、後に『エルデガイン』にてリニューアルされたキャラが味方として登場しています。
 また、原作担当の寺田憲史は初期の『ファイナルファンタジー』のシナリオやそのコミカライズの原作も担当していますし、多くのアニメの脚本も担当しています。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高橋留美子作品の思い出。

2012年06月23日 22時30分32秒 | 漫画レビュー
 ども、冷え込んでいる江戸です。この時期は雨が降ると急激に気温が下がるなぁ……。しかし、ヒーターを使おうかどうか迷うという、なんとも微妙な冷え具合だ……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。今回は高橋留美子作品についてです。この人の作品が私をオタク趣味に引き込んだ要因の一つでもありますねぇ。とにかくいってみましょー。


●るーみっくわーるど


 初期短編集。個人的には連載作品よりも短編(シリーズ物の連作含む)の方が面白い物を描く作家だと思うのだけど、やはり初期の頃から良作が多いですね。この頃は現在のようにラブコメがメインの作風だけではなく、SFやホラーも頻繁に描いていました。中でもアニメ化もした『炎トリッパー』や『笑う標的』は傑作だと思う。
 一方でやっぱりラブコメも強くて、当時としては萌えの最先端をいっていたような気がします(無論、当時は「萌え」という概念は無かったけれど)。実際、現在の淡泊な絵柄と比べると、この頃は絵柄の中からはそこはかとないエロスが醸し出されていると思うのですよ。
 なお、短編ではあるけれど、『うる星やつら』などの連載作品の中でも活用されている要素も多いので(キャラとか)、その辺も注目して読んで貰いたい部分ですね。


●人魚シリーズ


 その肉を食べると不老不死の肉体を得るという人魚を題材にしたホラー作品。不老不死になってしまったが為に老いて死ぬ事が許されない主人公の孤独などが描かれていて、個人的には高橋留美子作品の中では一番好きかもしれません。それだけに今でも続きを描いて欲しいと思っている作品です。
 なお、この本には2作ほど未収録作品があるらしいのだけど、それらを収録した完全版もあるらしい……。あと、アニメ化もしているけれど、私は観た事が無い……。


●Pの悲劇・1 or W・専務の犬


 近年の短編集(他にももう一冊あるようだけど、それはまだ買っていない)。この頃になるとSFやホラー物は殆ど描かなくなっていますね(要素としてのオカルトはちょっとあるけれど、コメディ作品である事が多いし)。どちらかというとファミリードラマが多い感じ。
 まあ、掲載誌がビジネス向け漫画誌である場合が殆どなので、読者層を考えればそれも当然と言えるのかもしれませんが。でも、社会問題や中高年の男女の苦悩をコミカルに描いていたりするので、その辺はさすがだと思いますね。
 なお、これらの短編もアニメ化していますが、本当にアニメ化率が高い作家だなぁ……と思う。


●めぞん一刻

     
 「一刻館」と言う名のアパートを舞台にしたラブストーリーですね。浪人生の五代と未亡人の管理人の響子との恋愛という事で、少年誌でやっているラブコメよりは真面目で大人な恋愛を描いています。なので、『うる星やつら』しか知らなかった頃にこれを読んで、その差に戸惑った記憶があります(ベッドシーンもあったしなー)。
 でも、連載物としては一番好きな作品かもしれません。実際、最終回の辺りは名シーンが多いし、それらは未だにアニメの特番とかでも取り上げられたりしますからねぇ……。あと、この作品を読んで保育士を目指した人間を2人ほど知っている(笑)。人生にそれだけの影響を与えたと言う事だから凄いわな……。


 他にも『うる星やつら』の全巻を持っていたけど、引っ越し時に置く場所が無くて倉庫に入れっぱなしにして置いたら、いつの間にか親に捨てられていた……orz。
 また、『らんま1/2』と『1ポンドの福音』も全巻持っていたけれど、これらも引っ越し時に処分してしまいました。最近性転換ネタ熱が再燃しているので『らんま』はちょっと後悔している……(ただ、中盤からは正直話がだれていたような気がするんだよなぁ……。だからこそ処分した訳だし)。
 そして、『犬夜叉』は20巻くらいで挫折、『境界のRINNE』は最初から手を出していません。最近の連載物は個人的にはちょっと微妙かも……。

 まあそんな感じ。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の戦利品-宇宙大帝ギンガサンダーの冒険。

2012年06月19日 23時18分33秒 | 漫画レビュー
 ども、台風だなぁ……と思う江戸です。こちらは曇ってはいるけれど、まだ雨も降っていないという程度の影響しか無いのだけど、雑誌の入荷が遅れる事だけは既に確定路線な気がする……。
 話はかわって、昨晩テレビから聞き覚えのある声と台詞が流れてきたので何事かと思ったら、「アルティメットまどか」のCMやってるのな……。一昔前は地上波で深夜アニメのフィギュアのCMをやる事なんてあり得なかったのだけど、時代も変わったものだ……。


 さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●宇宙大帝ギンガサンダーの冒険(水上悟志)

     
 水上悟志の短編集第3弾。収録されている作品の殆どが『ヤングキングアワーズ』に掲載された物です。そちらは読んでいる為に購入は当面見送ろうかとも思っていたのですが、未読の作品が3本収録されていたので購入してみました。

 特に『惑星のさみだれ』の完結記念小冊子に掲載された短編が収録されたのが大きい。正直もう読む機会は無いと思っていたからなぁ……。太陽が主役だけど、本編の後日談(というか、最終回の前日談というか)という感じなので、その後の登場人物達がどうなったのかがより詳しく知る事ができます。

 他にも『ブラコンアンソロジー』と『トライガンアンソロジー』に掲載された短編も収録されていますが、たぶんアンソロジーのテーマからは予想の斜め上を行く内容になっていると思う。まあ、この作者の事を知っていれば非常にらしいので、良い意味で期待を裏切ったという感じだけど、純粋にアンソロジーのテーマ通りの内容を期待していた人にとってはどうだったのかは正直分からんな……。実際、ワニになってしまった兄を慕う妹って、ブラコン物としては誰得なんだか(笑)。むしろそれはもっと別のジャンルなんじゃないかという気がする。だって、ワニといたしちゃうエロ漫画は実在するしー(マジで)。

 ところで、作者はコメントで「自分の殻を破ろうとして破れなかった」というような事を書いていますが、その殻の中でもがいた結果、より強固な世界観を作り上げる事が出来たと思うので、それだけでも意味はあったと思いますね。実際、この本に収録されている作品の殆どには何かしらの繋がりがあるので、それを確認する為に昔の短編集を引っ張り出して読みたくなる時点である種の成功をおさめているのではなかろうか。

 いずれにしても、次に短編集が出た時には、更に作品群との繋がりが増えて世界観が拡がっていると思うので、それに期待です。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週の絶望先生(最終回)。

2012年06月13日 23時18分46秒 | 漫画レビュー
 ども、チーズオムレットを食べていた江戸です。函館へ旅行に行っていた家族のお土産なんだけど、サイズと形が小さな饅頭のようなチーズケーキという感じ。で、それなりに美味しいのだけど、さすがに4個くらい食べると腹もキツイ……。サイズが小さいと思って油断していた……。


 さて、今日は『さよなら絶望先生』の最終回だったので、その感想をいってみましょうか。


 最終回の望ですが、新しい生徒達に対していつも通りの授業を行っていました。


 まさか今更このノリが復活するとは思ってなかったわ(笑)。
 それにしても、この望の名前を知っていた少女って、カフカとはなにかしらの関係があったりするのだろうかねぇ? まあ、年齢的に赤木杏(カフカ)死亡時には生まれていなかった可能性もありそうだけど。


 あと、里帰りして来た少年(実年齢は成人?)。


 彼も赤木杏の血を輸血されている可能性がありそうですな。それにしても、輸血禁止って言うとあの宗教が有名だけど、最近はあまり勧誘の話を聞かなくなったなぁ……。
 それと、臼井君はどうなっているのだろう? 存在感が薄いから、ガチの霊だった可能性も捨てきれないけど……(笑)。


 そして、絶望少女達は完全なる成仏の為に死後結婚求めてきます。


 よくもまあ、望はこれだけの生徒とフラグを立てたものだ。しかし、これが全て彼女達の意志かというとそれも怪しくて、実はカフカの願望が反映されているという事もありそうですねぇ。生前の赤木杏は望と面識がある可能性もありそうだし、本当に望の事が好きなのは杏だけだったという事も有り得るかもなぁ……。ただ、絶望少女達はカフカの存在を既に忘れつつあるので、その影響を全く受けていない可能性もあるけれど。だとすれば、やっぱり望は一級フラグ建築士という事か(笑)。


 で、最後に現れるカフカ。

     
 ここ数回は登場しなかったけど、このカフカは誰の身体に宿っているのでしょうね? 他の絶望少女からは成仏しかけている感じなので、クラスメイト以外の人間かな? まあ、純度100%の霊体である可能性も捨てきれないけれど、いずれにしても未だに赤木杏が完全に成仏していないという事は確実か(ポジティブな性格の所為で悲愴感は無いけどね)。そういう意味ではまだまだ物語が続いていくって感じですね。


 と、最終回はこんな感じ。さすがに最終回で大どんでん返しという事も無く、無難にまとめましたね。まあ、赤木杏の死因とかは謎のままですが、ネギま!と比べれば本当に綺麗に終わってくれて良かった。一時は赤松健に白旗を上げた久米田康治だったけど、今回だけは勝ち誇ってもいいんじゃないかい?
 あとは、単行本で赤木杏関連の捕捉がある事を期待しつつ、最終巻を待ちたいところです。途中の巻は買っていないけれど、最終巻だけは購入したい(可能なら前巻揃えたいけれど)。



 じゃ、今日はここまで。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする