東京地裁は18日、起訴議決の執行停止や強制起訴に向けた指定弁護士選任の仮差し止めを申し立てた問題について、申し立てを却下した。東京地裁は申し立て却下の決定で、「刑事裁判で争うこと」を促したにもかかわらず、小沢氏は21日、決定を不服として東京高裁に即時抗告した。小沢氏を起訴すべきだとした検察審査会の議決について、進歩的な言論人まで小沢氏を擁護するつもりはないと言い訳けしつつ、“「市民感覚」を盾に不起訴となった人物を法廷に引っ張り出すのはいかがなものか”などと批判している。私は、これらの議論の背景には、国民が参加する検察審を「素人」の判断だと蔑視するエリート意識が根強くあるように思う。しかし以下に述べるように、検察審「素人」論はまさに天に唾するものだ。 . . . 本文を読む
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