プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

2010年度政府予算案 一定の前進と限界も見えた 「二つの聖域」は自公政権と同じ

2009-12-26 19:06:25 | 政治経済
鳩山内閣は25日、政権交代後はじめての予算編成となる2010年度政府予算案を閣議決定した。自公政権時代の反国民的な予算からの抜本的転換を期待した国民からみれば一定の前進とこの政権の限界も見えた予算案となった。民主党は雑多な勢力の寄り合い所帯であるがどの勢力も、新自由主義「構造改革」政治と軍事大国化を転換するオルタナティブな国家構想をもたない。財源論で言えば、軍事費と大企業・大資産家減税という「二つ . . . 本文を読む