全国一斉学力テストの市町村や学校ごとの結果公表をめぐって各地で狐の化かしあいのような議論が延々と続いている。新自由主義的教育改革の一環としての学力テストはなんのために導入されたのか。ずばり、父兄に成績を公表することで、学校選択制とあいまって学校と生徒を格差付けし、グローバル競争に勝てるエリートを早くから効率的に育成することが目的なのだ。端的にいえば、95年の「新時代の日本的経営」で提起された労働者 . . . 本文を読む
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