加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

「坂の下商店街再開発計画」ダイジェスト

2012-02-15 | 舞台・イベント系仕事
舞台「坂の下商店街再開発計画」が幕を下ろして早や2週間。
その余韻も落ち着いたこの頃なのですが、残念ながら観劇できなかった方々から「ブログを見ていて疑問なんだけど・・・どうしてラーメン屋のオヤジがライダースーツを着ているの?」といった質問がちょこちょこと来ております。

先日、舞台情景を撮影してくれたカメランから写真を頂きましたので、ダイジェスト風にして物語を綴ってみま~す。
(撮影者:佐藤武志/左のブックマークにある「take-photo」をご覧くださいな。ここから彼のブログにも入れます)



商店街で代々続くラーメン店“雲珍軒”を営む三雲英雄(イタル)は、明るく気の強い妻の千賀子、従業員の洋介、パートの季美子と共に毎日仕事に汗を流していた。しかし、時代の流れもあって売り上げは芳しくない。
「あんた、腕はいいんだけどセンスがないのよね~。」
「なんだと?センスなんか関係ねぇだろ!」



その商店街も数年後の駅前再開発計画によって立ち退きを迫られていた。しかしどうしても立ち退きを承諾しない雲珍軒や岸岡クリーニングに手を焼いていた建設会社は、商店街の町野不動産屋を利用して彼らを追い出そうと企てていた。



雲珍軒にいちゃもんをつけて立ち退きを迫ってきたのは“テキヤ”。十文字一家3人衆だった。
「オラオラオラ~、黙って出て行った方がいいんじゃねえのかぁ~!」

 

新メニュー「雲珍軒特製うんちんこん盛り味噌ラーメン」「特製うんちんチャーハン」を提供して、テキヤのご機嫌を取る英雄。しかし、う○ちにしかみえない味噌やカリントウ入りのチャーハンにテキヤも「ふざけんな!」



それでも頑なに抵抗する英雄の前に現れた建設会社のデベロッパーは、英雄がかつてバイクレーサーだった過去を調べ上げ、それをネタに短気な性格の英雄を挑発し、勝負を挑んできた。
「私、趣味でバイクチームを持っているんですよ。」
「それで・・・?」
「バイクレースであなたが勝ったら、立ち退きの件から手を引きましょう。」
「なんだと、この野郎!お~し!やってやろうじゃねーか!」



英雄がレースに復帰する事を知って応援する水道修理屋。彼もまたかつては英雄のメカニック担当だった。
「大丈夫、ヒデちゃん?ホントに大丈夫?」
「あぁ・・・。大丈夫だ。」
水道屋が店に運んできたバイクは、英雄が20数年前の最後のレースで乗っていたモノだった。



立ち退きに抵抗するためとはいえ、バイクレースに復帰する英雄をなんとかやめさせようとする妻・千賀子。20数年前のレース中に大事故を起こし、1週間も意識不明で生死をさまよった英雄を必死に看病したのが千賀子だった。
英雄が事故を起こしたバイクを複雑な思いで見入る千賀子。



「あんた、本当にやる気なの!あんな口車に乗せられて!」
「千賀子・・・。おう!男にはなやらなきゃならねぇ時があんだよ!」
「あんたって本当にバカなんだから!」
「うるせぇ!」
「・・・。・・・。怪我だけはしないで。もうあんな姿を見たくないからね。」
「千賀子・・・!」



千賀子の許しを得たとはいえ、やはり大怪我をしたことに恐怖を感じる英雄。愛車に残っていたかつての古傷をぬぐおうと必死になるが、その恐怖と立ち退きをを拒否する思いの間で悩む。

 

立ち退き拒否を共に闘ってきた岸岡クリーニングもとうとう折れて、店と土地を渡す事になった。

 

何もかも忘れたい一心で走り込む英雄は路上でテキヤとばったり。
「おまえたち、ここで何してんだ。」
「ゴキブリ探してんだよ。」
「何するんだ?」
「捕まえたゴキブリをラーメン屋に持って行ってどんぶりの中に入れて、いちゃもんをつけるんだ・・・あ、しまった!」
「はぁ~、なるほど・・・。世の中にはいろんな考えを持ったやつがいるんだな・・・なるほど・・・。」

 

「立ち退きも仕方がないか・・・これも時代の流れなんだろうな。」
そう考え始めた英雄の前に現れたレースの対戦相手は、世界ランクの北野だった。
「三雲さん。私はあなたに憧れてバイクを始めたんですよ。」
「よーし、正々堂々と勝負だ!」
新たなる思いでレースに挑む事を決めた英雄。



「おい、ブーツが履けないんだよ!きついんだよぉ~~~!」



懸命に走る英雄が・・・まさかのクラッシュ!
「いやぁー!あなた!」
悪夢が再び頭をよぎる。



命からがらピットに戻ってきた英雄の交代レーサーとしてバイクにまたがったのは、従業員の洋介。
「洋介はな、元々族上がりなんだよ。俺が拾って更生させたんだ。そう簡単にはやられねぇぜ!」
「ふ・・・相手は世界ランクですよ。」
「うるせぇ!」

 

洋介と北野のデッドヒートに一喜一憂するそれぞれの応援団。



勝負は終わった。
「お前、早いな。どうだ、世界に挑戦してみないか?待ってるぞ。」



「生まれ育った家がなくなるのは寂しい。でも生まれ育った町がなくなるのはもっと寂しい。」
そう考えた英雄は立ち退きに応ずる事になり、千賀子ともに田舎で小さなラーメン店を開く事にした。



以上、ダイジェストでした。ご覧いただき有り難うございました。
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河口湖の生姜焼き

2012-02-15 | 生姜焼き&中華
バンド合宿で訪れた山梨県の富士河口湖駅。他のメンバーは都内から車で現地に行ったのですが、ヨコハマ在住の僕は電車でのんびりと当駅に降り立ち、宿泊施設までの道のりを30分、これまたのんびりと歩いて向かいました

 

ちょうどお昼時だったので食事どころを探したのですが・・・目に入ったのがこの1軒だけ
「よし春」 大変素晴らしい風情です
で、ありました、ありました!生姜焼き定食

 

肉の量は多いし、キャベツもてんこ盛りだし、味噌汁は王道の豆腐とワカメ。生姜焼きの味は甘辛タイプ。これまたご飯がすすむ、すすむ~ いやぁ~嬉しいね、楽しいね、美味しいねぇ~~~~
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むふっ。

2012-02-14 | 日々是充実
朝、目覚めたら枕元に置いてあったチョコレート



愛妻からでしたぁ
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富士急行to河口湖

2012-02-13 | まち・町・街
バンドの合宿で山梨県の河口湖付近へ一泊で行って来ました
メンバーは都内組がほとんどなので車で分乗して赴いたのですが、僕はヨコハマからのんびりと電車で3時間

 

初めて乗りました。富士急行フジサン特急
なんか、子供向け特撮ドラマに出てくるいでたちで、ちょいとワクワク この車両、かつては国鉄の所有だったらしいのですが、JRに変わった時にこちらに来たのだそうです。女優の原田知世も乗ったとか・・・テツ知識by札幌のお友達



「ただいまより乗務員が乗車券の確認に参ります」とのアナウンスの後に現れた女性乗務員。
なんと!車内販売も兼ねていましたぁ 森三中のメンバーかな?と思えるほどの愛くるしさで、思わず微笑んでしまいました

 

 

中央本線の大月駅から河口湖駅までの短い間。車窓から見える風景に釘付けです。そして地元の列車で地元発行の新聞を読む・・・旅の醍醐味です

  

宿泊施設まで徒歩で30分。空が青い そして何よりも・・・大きい 左は富士河口湖駅から見える富士山

残念ながら河口湖まで足を延ばす事はできませんでしたが、広い広い自然の空間の中で思い切り「伸び」ができましたぁ~
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ASO合宿@河口湖

2012-02-13 | バンド
26年ぶりに本格的に再活動を始めたASO。4月のライブを控えていざ一泊合宿に。向かった先は山梨県の河口湖



スタジオと宿泊施設が併設された「キャメロット」なる場所にメンバー総勢10名でGO 目の前には富士山が雄大にそびえ立っています

 

 

畳40畳にあたる広さのスタジオでのびのびと演奏を楽しみました
普段、都内のスタジオ練習では2時間とか4時間で終わってしまい、なかなかこまかいところまでチェックできない気になる個所があったりするわけですが、ここでは時間を気にせず、思う存分たっぷりと&ゆっくりと音合わせ~

 

“ノッて来る”とダンシングギタリストに変身しちゃうヒロシのエフェクター類。そのヒロシとソロの打ち合せ中のボーカル・大介

 

70年代~80年代の洋楽からロックやバラード、或いはジャジィーな曲までバラエティーに富んだ14曲をきれいに彩どるホーンズ

 

キーボードのチカ。今回の再結成にあたり50万はたいて2台のキーボードを購入。そのうちの1台がこのショルダー式鍵盤。ライブでは肩こりと闘いながらステージで暴れます 右は昔からヒョーキンなベースのゾンビ。でもそのベースラインは時に暴走気味になるバンドのサウンドをグ~ッと引き締めてくれています

 

そして イタルが夢にまで見た「ツインドラムプレイ」
イタルVSナカノ氏(右)。2人ともツインは初めてという割には息もぴったり・・・というよりプロ級のナカノ氏の様々なテクニックやフレーズとの共演にわしはチョー興奮 盗めるところは盗めって事で楽しくも気合が入ったイタルです。同じドラムでも椅子の高さやシンバルの角度、タム(目の前の小太鼓)の数・・・2人の好みは全く異なる点にもご注目

 

夕食休憩や数時間の睡眠を挟んで、4時間のスタジオ練習を3セット。普段家では叩けないドラムを叩けるのが嬉しくてウレシクて・・・手の皮は向けるわ、手首や腕がパンパンに張れるわで・・・満足です

 

 

夕食は山梨名物のほうとうを食べに近くの専門店「不動ほうとう」へ。
以前に食べた事はあったんだけど、ごった煮の割にはさっぱり味で美味しいんだよね 右は女子メンバーからの“バレンタインスイーツ”。温かな気持ちがショコラから伝わって来ます



「己の犯した悪事を反省しながら、今日も一日まじめに作業に従事します」と唱えている収監中の囚人ではありません。まだ夢の中のゾンビです

ちなみにこのキャメロットは80年代にはプロのミュージシャンがこぞって合宿に来た場所としても名を馳せました。当時はこういった施設がここしかなかったんだろうね。

 

 

 

竜童組、Xジャパン、ラウドネス、チェッカーズ、カルメン・マキ、ビートたけし&たけし軍団、その他にも斉藤和義、アクション、マグナム44、吉田拓郎、カシオペア・・・・and more、たくさんたくさん。

そして、『AFTER SCHOOL ORCHESTRA』



左から
ユキ(サックス&ボーカル)、ゾンビ(ベース)、大介(ボーカル&ギター)
ひとみ(手前・ボーカル&キーボード)、チカ(キーボード)
イタル(ドラム&パーカッション)、ヒロシ(リードギター)、元久(トランペット)
ナカノ氏(ドラム&パーカッション)、こつ(トロンボーン)

「ASOライブ」
2012年4月21日(土)
江古田「BUDDY」 19時~スタート
西武池袋線・江古田駅南口目の前
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下北沢の“和”風景

2012-02-09 | まち・町・街
東京は世田谷区「下北沢」、というと皆さんはどんなイメージがありますか?
若者の街、芝居の街、雑貨店の街、古い街・・・色々なイメージをお持ちかと思います



多くの店舗が集まるごちゃっ!とした一角を抜けると、こんな昔ながらの家屋が目の前に現れたりします。かわら屋根とブロック塀。我々世代の「昭和」です

 

今時風に言えば、いわゆる“三丁目の夕日”チックな建物です。生垣も板垣も現代の居住空間にはまず存在しなくなってしまいましたね
アスファルトの路地も、昔は砂利道だったんだろうなぁ
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焼肉宴会

2012-02-08 | 日々是充実
普段からお世話になっている会社の面々と焼肉へ
「叙々苑」だよ「叙々苑」 セレブ御用達、芸能人御用達で有名な叙々苑。入口を入ると脇に叙々苑主催チャリティーゴルフに参加した芸能人30人ほどのサイン寄せ書きが飾ってあった



これが宴会コースの焼肉皿。これで5人前 20人近くで行ったから4皿来たんだけど・・・見応えがあります でもね・・・なんていうか・・・期待しすぎだったのか・・・「うんめぇ~!」と思わず吠えるほどではなかったな・・・ やはり単品で、ロースもカルビも一皿2000円ってのを食べてみなきゃ分からんのかなぁ?



サービスは「丁寧」を心がけているんだろうけど、ウーロン茶4杯頼むと2杯ずつしか持ってこない。ビールを10本頼んでも2本ずつしか運んでこない。グラスを10個お願いしても2個ずつしか持ってこない。キムチや惣菜など小皿料理も同様。右手と左手しかないから。
お盆に乗っけて運ばないところにこだわっているんだろうね



写真のハート型アイス。可愛くて美味しかった けどこれもウェイターさんが2個ずつしか運んで来ないから・・・10往復。あ、ウェイター2人だったから1人5往復で済んだか。



店で出た冷麺に触発されて、翌日の夕飯は自宅で冷麺に挑戦
ネットで調べたレシピを見て麺つゆを作ってみるものの・・・醤油ベースなので一般的な「透き通っている」つゆとは異なったイメージ。
おまけに味はどっちかつーと中華風



トッピングはゆで卵にもずくにキムチ。いや、でも意外においしかったぁ~ 愛妻も「美味しい」って言ってくれておかわりしてた。改良の余地はあるけど、次の機会にまた作ってみようっと。
ちなみに麺は「そうめん」を使用しました
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記入終了

2012-02-07 | 日々是充実
確定申告の記入終了~
何が大変って、集めた領収書をジャンルごとに仕分けして、それぞれ合計金額を出すまでがめんどっちぃ。でもいわゆる還付金が戻って来るのが嬉しいこの時期です。

               

とはいえ、昨年は源泉徴収が発生するギャランティをもらう仕事がかなり少なかったので、今年の実入りはスズメの涙なのです
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まじめに宴会

2012-02-06 | 舞台・イベント系仕事
前回の「まじめに司会」というタイトルをそのまんまこちらにも。 え~そうです、まじめに宴会、まじめに楽しむってのはこういう事です

                 

先週まで舞台で妻を演じてくれていたかずちゃんの二の腕にかぶりつく男どもです 「男は女のプニョッとした二の腕が好きなんだ」ってな話で盛り上がったらこんな光景になりました あ・・・右側にはわしの腕にかぶりつく由布子 笑えます

                 

劇団カンタービレの「精算会」でした
カンタービレに限らずほとんどの劇団はチケットバック制なので、1枚売ったらこれだけの収入・・・ってなわけで、その精算なんですね。店の奥で精算確認作業中の谷岡君と座長・ナベさん この時に座長から言われる「お疲れ様でした」がとても温かく聞こえるんですよ

                 

いつも公演が終わって約1週間後に行なわれる精算会。
1カ月以上も稽古に打ち込んで本番を共にした仲間も、その「役柄」という衣裳を脱いで集まるわけですから、千秋楽直後の打ち上げとはまた異なった雰囲気で盛り上がります。たった1週間しか離れていないのに「懐かしい面々」となり「再会」という言葉がピッタリくるんですよね

                 

この時に頂いた稽古時の写真。右の白いヘルメットがイタル。左はラーメン屋従業員役の梅岡君。仮面ライダーならぬウルトラセブンのガッツ星人だな、こりゃ

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まじめに司会

2012-02-06 | 舞台・イベント系仕事
パーティーイベントの司会を務めて来ました。ちょいと緊張の面持ちです

                 

昭和初期よりヨコハマで酒店を運営して、地元の酒販業界を発展させてきた方々。○○酒店、◇◇屋といった屋号が並びました。私の母方の祖母も酒屋の娘だったので司会をしていて気持もまたひとしおでした
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