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宇崎竜童with和田静男

2024-05-26 | ブギウギ

宇崎氏デビュー50周年記念コンサート@横浜・関内ホール

普段は自身のバックバンドで演奏していますが、今回はダウン・タウンのギタリストの和田静男氏率いるスカーフェイスと共に、タイトルもその名の通り「ダウンタウン・ブギウギ・バンドを振り返る」

オープニングは、ティアドロップのサングラスをした宇崎さんがアコースティックギター1本で「鶴見ハートエイク・エブリナイト」「赤坂一ツ木どん底あたり」「欲望の街」をしっとりと、そしてブルージーに歌い演奏。打ち込みをバックにトランペットでイントロを吹き始めた「おまえのためのブルース・シンガー」では、サビを観客と掛け合いをしてじわじわと場内のボルテージを上げていきます

「それじゃぁ、和田君を紹介します・・・和田静男!」とシズさんを呼び入れ、しばしシズさんとの出会いからダウンタウン結成の頃の思い出話。

「今日は70年代の音で行くぜ!」とスカーフェイスのメンバー/佐藤邦夫(pf)、永本忠(bs)、相良宗男(ds)を呼び入れて始まったのが「恋のかけら」。シズさんのギターイントロがズ~ンと胸に響いてきます。当時の思い出をつづりながら「沖縄ベイブルース」「ベースキャンプブルース」「ダウンタウンならず者懺悔」「サクセス」「身も心も」、シズさんが熱唱する「悲しきティーエイジ・アイドル」「愛しのティナ」・・・。

普段の宇崎さんのコンサートでの、バックを務めるメンバーたちの音はキレイなんです。みんな若くて、音楽大学を出てきちんと教育を受けたメンバーはめちゃくちゃうまいし。 でもうますぎてきれいすぎて、目をつぶって聞いているとまるでカラオケをバックに宇崎さんが歌っているように聞こえる時があるんです。でも今回のベテランのメンバーたちが出す音は、それこそ宇崎氏が言ったように”70年代の音”。泥臭いし、ひずんでいるし、もろに「ダウンタウンの世界観の音」

「コンサートタイトルに”ダウンタウンを~”と入れたら、あっという間にチケット完売した」

「関内ホールの館長に挨拶したら”来年もぜひやってください”と言われて・・・やります

客席がヒートアップしてのアンコールでは「知らず知らずのうちに」「スモーキン・ブギ」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」、そして唯一ダウンタウンの曲ではないのが「生きてるうちが花なんだぜ」。宇崎さんもこの時にはサングラスを放り投げ、観客をあおるあおる・・・ 客席も総立ちで「ウォ~ウウォウオ~、生きてるうちが花なんだぜ!」と大合唱

いやぁ・・・アツかった。涙腺も緩んだし そういえば30数年前にシズさんがこの関内ホールでコンサートを開いたときに、ゲストで登場したのが宇崎さんだったの思い出しました。

次も楽しみだぁ~(再結成しないかなぁ・・・)

 

 

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2 コメント

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Unknown (RIKI)
2024-05-26 19:02:45
カラオケをバックに宇崎さんが歌っているように聴こえる<”70年代の音”。泥臭いし、ひずんでいる=もろに「ダウンタウンの世界観の音」
その場で聴いてないですが判ります、その感じ。
今日も晴天のもと店番しながら外でDTBWB聴いてました。
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Unknown (イタル)
2024-05-27 07:03:04
>RIKIさん
耳になじんでいるというか、身体が覚えている音が伝わってくると、「そうそう、コレだ!」って反応しますよね。
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