東京はJR高田馬場駅から徒歩数分。通りの一本裏にある路地脇に見つけた「食堂ひろ」 5人ほどしか座れないカウンターがあるだけの小さな店。
店頭にメニューが掲示されていないので、なんとなく中をそーっと窺っていると、入口際で食事をしていたおじさんが「ここ美味しいよ」と声をかけてくれて、「あ、そうすか」と入店
メニューは13品。え?ええ?大根おろし100円、目玉焼き150円、ニラと玉子炒め250円、アジフライ定食500円、トンカツ定食600円・・・・・・安すぎるいや、いつの時代の値段だ
その中から選んだ「焼肉ショウガ焼」。焼肉のショウガ焼き?聞きなれない言い回し。70代後半?と思しき親父さんがてきぱきと調理を始める。
「はいよ。」と出てきた出てきた。お、玉ねぎ共存型か。ん?んん? 豚肉にすりおろした生姜が結構かかっている。そういえば、調理する際に醤油ダレをかける瞬間を見ていたが、それには生姜は入っていないのか。味の付いた焼肉に、生姜が乗っかているから「焼肉ショウガ焼」なのか~
玉ねぎ独特の甘みを感じられないほどのショウガの香り。なかなかいいぞ。うんうん。肉数枚の下には千切りキャベツが隠れてる。いいねいいね。これでお値段、なんと550円「安すぎませんか?」と親父さんに言ったら、ちょいと微笑んだところで先ほどの先客が「でしょ?安いんだよ、ここ」。
ちなみに味噌汁。豆腐にネギに油揚げ。なかなか豪勢じゃないですかぁ~