三つ目。
ちょっと、テクニック的なやつ。
・心電図電極を利用した呼吸数の測定
綺麗に呼吸の波形が出ることもあるけど、普通に電極を貼っただけではちゃんと呼吸数が測定されず、嘘の呼吸数(早すぎたり遅すぎたり)が表示されたり、無呼吸アラームが鳴ったりする。
以前働いていた施設では、当てにならないということで画面に表示すらしていなかった。
まず、簡単な原理。
呼吸により胸郭の大きさが変化すると心電図電極間のインピーダンス (電気の流れ難さ)が変化する。それを波形として表示して、呼吸数を数えている。
具体的には、赤(右上)と緑(左下)の電極を使用している。
これはモニタを使うときの基本だけど、まず波形を見る。
ちゃんとした波形が出ていなければ、数字が出ていてもその数字は無意味。
呼吸の波形の場合、呼吸を感知できずに平になっているか、心拍を拾って波がたくさんでているか。
呼吸数がちゃんと拾えないのは前者の場合が多い。
で、そんな時の対応方法。
1:赤電極を、正中近く(胸骨右縁とか)に動かす。これで50%以上の確率で呼吸の波形が表示されるようになる。ただし、心電図波形にも少し影響するけれど。
2:これでダメなら、今度は緑の番。これは良い位置というのは無いので、いろいろ探す。心電図を拾ってしまっている場合は緑を心臓から離す。
赤電極は患者さんの服を脱がさなくても張り替えられるので、簡単に対応できるよ。
ちょっと、テクニック的なやつ。
・心電図電極を利用した呼吸数の測定
綺麗に呼吸の波形が出ることもあるけど、普通に電極を貼っただけではちゃんと呼吸数が測定されず、嘘の呼吸数(早すぎたり遅すぎたり)が表示されたり、無呼吸アラームが鳴ったりする。
以前働いていた施設では、当てにならないということで画面に表示すらしていなかった。
まず、簡単な原理。
呼吸により胸郭の大きさが変化すると心電図電極間のインピーダンス (電気の流れ難さ)が変化する。それを波形として表示して、呼吸数を数えている。
具体的には、赤(右上)と緑(左下)の電極を使用している。
これはモニタを使うときの基本だけど、まず波形を見る。
ちゃんとした波形が出ていなければ、数字が出ていてもその数字は無意味。
呼吸の波形の場合、呼吸を感知できずに平になっているか、心拍を拾って波がたくさんでているか。
呼吸数がちゃんと拾えないのは前者の場合が多い。
で、そんな時の対応方法。
1:赤電極を、正中近く(胸骨右縁とか)に動かす。これで50%以上の確率で呼吸の波形が表示されるようになる。ただし、心電図波形にも少し影響するけれど。
2:これでダメなら、今度は緑の番。これは良い位置というのは無いので、いろいろ探す。心電図を拾ってしまっている場合は緑を心臓から離す。
赤電極は患者さんの服を脱がさなくても張り替えられるので、簡単に対応できるよ。
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