Dr内野のおすすめ文献紹介

集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。
しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか?

ティアニー先生とECMO

2013年04月09日 | ひとりごと
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02948_02

うーん、やっぱりティアニー先生はすごいわねー。
学生のときは自分が医者として危なっかしいと思ったので、研修医になってから1週間に100時間働いて、医者としての自信を持ったんだって。

ちなみに僕の場合は、
学生の頃は試験前日しか勉強せず(みんなそう?)、臨床実習ではある教授に”study hard!”と怒鳴られ、卒業試験と国家試験はギリギリ通過して医者になって、当時は医者になったとたんに主治医になったので、うわっ、このままだと患者さんが死んじゃうぞと思って、やっと勉強し始めた。

とは言っても、本屋さんで商業雑誌を買って読むくらい。
医者4年目で集中治療医の道を選んで、日本の商業雑誌とCritical Care Medicineを年間購読して、その内容の違い(治療の違い)に驚いて、本当に外人はこんなことしているんだろうかと疑問に思い、留学して、あっ、本当にしているんだ、と気がつき、文献って読まないといけないんだなーと思うようになった。

ということで、みなさん、文献読みましょう。

あれ?
数日前のブログの内容と矛盾してるぞ?

そっか。
良いサマリーがあれば、そっちを読めばいいのかも?
IntensivistとCritical Care Medicineを読んで、内容が違うとは思わないもんね。
いい時代になったものだ。

(ここから宣伝)
そんなIntensivistから、最新号が出ましたよ。
今回は、ECMO特集。
ECMOって、なかなか良い本がなくて、勉強するのが難しいと思っている方も多いのでは?
そんな方にはぴったり!

さらに、
JSEPTICのホームページでECMOについてのアンケートもやってます。
4月20日が締め切りなので、ご参加よろしく!
コメント
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