パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

叉焼

2009-10-24 23:30:46 | 料理
先日、新型インフルエンザ・ワクチンを投与された。救急当番をすることがあるためだ。本来ならば整形外科にはインフルエンザ患者は来ないはずだが、腰痛を訴える患者の中にまぎれているかもしれない。実際、当番日に腰痛患者の熱を測ると時々発熱して38度近い患者がいる。何事も予防が大事だ。

ところで、インフルエンザと言えば、タミフル。原料にシキミ酸という物質を使うらしいが、これが八角から抽出していて歩留まりが悪いため、八角が高騰し、タミフルが一時期、品不足になるんではないかと騒がれていたときもあった。まさに、ど~する? タミフル♪(古っ!)なんて状態だったが、コーヒー粕などから安価に抽出できる方法を山口大学の松下教授が開発したため、今後はそれほど心配がいらなくなる可能性が高いらしい。

そのため八角の高騰、品不足も落ち着いてきたようだ。というわけで、インフルエンザ~タミフルつながり(?)から八角を入れて叉焼を作った。タミフルは八角が原料なら八角はインフルエンザに効果があるのでは、と思えるのだが、シキミ酸、八角を摂取しても効果はないらしい。まあ、ねぎと生姜をたっぷり入れたのでこの叉焼も「風邪」に全く効果がないと言うわけではなかろう(笑)



作り方は以前のとおり。ただ、煮汁は以前に作った時に冷凍保存しておいた物にしょうゆとみりん、砂糖を適当に足した。