徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第二百二十三「百日紅(サルスベリ)…彩々」

2008-08-12 16:45:00 | 植物
 今朝…墓参りに行ってきました。
東屋と管理棟以外には日蔭のない霊園内は夏の陽射し直撃…。
スポンジで墓石を磨くと焼けた墓石の暑さが直に手に伝わってきました。
土日辺りに供えられたらしい周辺の供花は陽に焼けてグッタリ…。
せっかくの御供えなのに…。
鬼灯だけが元気で赤く浮いて見えました。

 さて…今日の花は百日紅(サルスベリ)…。
散歩道に植えられた様々な色のサルスベリの花を御紹介したいと思います。

     

     

     

     

     

 ここにUPしたのは10色だけ…樹自体はもっとたくさん植わっているのだけれど…できるだけ色合いの異なる10本の樹の画像を選びました。
サルスベリという花は同じ色に見えても枝ごと樹ごとに花色が微妙に変わってくる植物…その違いは画像でははっきりと表わせないですね~。

ずっと雨が降らないのでかなり御腹空いているだろうに…サルスベリは今日も元気に咲いています…。









散歩道で拾った話…第二百二十二「スッポン…!」

2008-08-11 17:48:17 | 生き物
 ここしばらく雨が降っていないためか、土手の草木にはあまり元気がありません。
枯れているものも多々あります。
雷雲が来ても雨を運んできてくれないので地面はカラカラです。
簡単に水を得られるはずの中洲の植物たちでさえ、強い太陽の光に焼かれて御疲れ気味…緑が冴えません…。

 この前スッポンを見かけた場所に行って見ました。
川の中とブロックの上をあちらこちら見ていると…何を見ているんですか…と…いつも散歩時にすれ違う白い眉の男性が声をかけてこられました。

 散歩中に出会った方から教えてもらったスッポン…。
やっと実物を見つけたので、今度は写真に撮ろうと探しているけれど、なかなか撮れないでいる…という話をお聞かせしました。

 するとその方は…小さい亀ならあっちにたくさん集まっとたが…スッポンが居るとは知らなかった…この川のことを良く知っている人が居るのでこんど訊いてみよう…いろんな生き物が居るねぇ…聞かせてもらって有難う…と…。

 この散歩道を歩いていると…ホントにいろいろな出会いがあります…。
こんなふうにつばの広い帽子をかぶり、水の入ったナップザックを背負い、首から濡れタオルをかけて、カメラを抱えた不審な人物は、よ~っく散歩道を行き交う方々から声をかけて頂けます…。
そうした方々との情報交換や会話も散歩道の面白さのひとつです…。

 さて…この間の場所を探しては見たものの…ちらっとも姿は見えず…仕方がないので先へ進み…いつものように折り返して川の反対側に向かいました…。
丁度…先程の場所の反対側…一番最初にボケ画像を撮ったブロックのあたり…にさしかかった時…。

    

居ました…!
いつの間にかブロックの上で甲羅干し…。

    

慌てて三枚撮ったところで…水の中に…。
水の中から覗いているところをやはり三枚撮ったところで姿を消しました…。

    

スッポンはある程度水中で酸素が摂取できるそうで、ほとんど泥の中で過ごすために、亀のようには長時間外に出ていることはないそうです。

亀より甲羅が平らでつるんとして柔らかい…。
画像では見えませんが…スッポンの足の指は三本…亀は五本だそうです…。

    

差が分かり難いといけないので亀の画像を…。
泥が甲羅に張り付いていて丁度スッポンと比較しやすい色になっている亀の画像も…。
画像が妙にボケているのは、比較しやすいようにトリミングした画像を、可能な限り拡大したせいです。

    

どうですか…?
こんな感じで…違いが分かりますかね…?

 何度も通って観察している散歩道の川ですが、まだまだ知らないことや見ていないことがたくさんあるに違いありません…。
川からの楽しい贈り物を受け取るたびに心躍ります…。

いつも有難う…。





散歩道で拾った話…第二百二十一「夏のカワウ…その三…つがい…?・幼鳥…?」

2008-08-10 16:03:00 | 生き物
 予定外だったその三です…。
昨日UPしたシンクロの2羽は、ここのところ、一緒に行動していることが多いようです。

   

   

   

   

   

魚を獲る時も一緒に居て、1羽が潜ると続いて2羽めが潜りほとんど同じ方向へ魚を追っていきます。
協力して漁をしているわけではないようですが、少なくともお互いの存在が邪魔ではないように思われます。

   

   

   

   

   

この子はおそらく…まだ幼鳥じゃないかと…。
御腹に白いところがたくさん残っています。
身体の大きさはすでに成鳥と同じくらいです…。

 漁をする様子もとても面白いのですが、肉眼では多少見えていても濁った水の中に潜っていますし、物凄いスピードで魚を追っていくので、とてもデジカメでは捉えられません。
それがちょっと…残念です…。












散歩道で拾った話…第二百二十「その二…シンクロナイズド(カワウ)スイミング」

2008-08-09 16:33:44 | 生き物
 暑いには暑いですが、これまでに比べれば、好い風が吹いています。
散歩に行くつもりで飲料水を凍らせたのに、給湯器の水漏れで修理屋さんに来てもらうことになり急遽中止…。
給湯管の繋ぎ目変形が原因のようで、パッキン交換程度では埒があかず、管ごと取り替えることに…。
家が古くなったせいか…ここ2~3年…屋根だ・壁だ・風呂釜だ…と修理してばかりです…。
電化製品もどんどん壊れるし…。

 それでも…御盆前に修理できてラッキーでした…。
御盆の最中だったら、修理にも来てもらえず、漏れっ放しになるところ…。
ここのところは感謝しなくちゃいけませんね…。

 さて…今日は昨日に続き…カワウの画像です…。
このままいくと明日は…その三…になりそうなりそうなんだけどね~…。

   

   

 このカワウくんたち…つがいなのか親子なのか兄弟なのか…関係は良くわかりませんが…とても仲が宜しいです…。
二羽で飛んできて泳ぎ始めたのですが…いつもとはちょっと様子が…。

   

   

   

   

 ゆったりと川面に浮かび、まるでダンスでも楽しんでいるように、並んで流れに身を任せながら大きく円を描き、その後はまた、ゆっくりと泳ぎだしました。

   

   

   

   

   

   

 つがいや親子と思われるカワウが二羽で泳ぎながら漁をするところはたまに目撃しますが、こんなふうに二羽で楽しんでいるとしか思えない動きをするところを見たのは始めてです。

   

 生きるために魚を獲り、繁殖活動をするばかりではなくて、カワウの世界にも短くて単純ながら…誰かと楽しむ時間…があるような気がして、何だか心楽しくなりました…。
勿論…doveの目にはそう見えただけ…かもしれませんが…。

 昨日・今日で全部UPし終わるはずだったのですが…記事が重くなりそうなのでその三まで…行っちゃいます…。
厭きた…という方…申しわけないけれど…もう少しお付き合いのほど…御願い致します…。





長崎…。

2008-08-09 16:16:16 | ひとりごと
 昭和二十年八月九日午前十一時二分…B-29爆撃機ボックスカー…原子爆弾ファットマン投下…。

犠牲者の御霊よ…安らかなれ…と祈る…。

平和の祭典の始まりたる昨日…参加国の間で新たなる戦の火勃発…。

悲しく…虚しい…。

散歩道で拾った話…第二百十九「夏のカワウ…その一」

2008-08-08 16:48:36 | 生き物
 朝からはっきりしない天気です。
晴れてはいますが雲が多く、それならば涼しいかと言いますと、ド~ンと重暑苦しい日になっています。

 このところ降りそうで降らない…降っても御愛想程度…そんな天気ばかり…。
地面が熱を帯びているので風が吹いても涼しくありません。
目の前に川があっても降りてはいけない地域なので、川遊びをすることもできません…。
まぁ…せめて水鳥でも眺めて…しばし…涼を楽しむことにしましょう…。

…って…眺めるだけってのも…川の照り返しでめちゃくちゃ暑いわっ!

 さて…今日は御馴染みのカワウ…。
もう厭きた…?
あらら…そんなこと言わないでくださいよ~…。



この子は御腹が白っぽいので…幼鳥だと思います…。
doveはまったくのど素人なので…間違ってたら御許しを…。



これは多分…母親…。
(お父ちゃんだったら…ゴメン…。)
御腹が黒いです…。



で…こっちが子供…。



これも多分…母親…。



で…子供…。

後は子供ばかりだと思うけど…。





喉を膨らせているのは鳴いているから…。
声は表現できないけど…何でもない時にカワウが鳴くのは見たことないので…少し離れたところに居る上の画像の母親を呼んでいるのではないかと思うのです…。
カワウは生後50日くらいで親離れするそうです。
このカワウはもう自分で餌を獲ってはいるのですが…。

カワウに詳しい方…本当のところを是非…教えてください…。



頭がかい~の…!



翼を広げて干すだけじゃなくて…こんな感じに水切りもします…。



 川の生き物はいろんな表情を見せてくれるので、それほど意識せずに眺めているだけでも、なかなかに面白いです。
幾度となく同じ鳥を見ても、その時々で新しく発見できるものもあって興味は尽きません…。
夢中になってあまりに長時間眺め続けていると…こちらが日干しになりそうで…。

えっ…痩せるんじゃないかって…?

いやぁ…抜けるのは水分だけで…脂肪は…残りますからね~…。
一緒に抜けてくれるといいんだけど…。













散歩道で拾った話…第二百十八「ブルンバーゴ・フヨウ・ヒシ」

2008-08-07 17:27:17 | 植物
 口を開けば…暑いっ!…の毎日…今日から秋だなんて…とてもじゃないけど信じられませんねぇ…。
それでも立秋ですから…秋っちゃぁ秋…暑中御見舞いから残暑御見舞いに変わります…。
蝉…元気いっぱいですけど…。

  

 今日の最初の花は昨年もUPした植え込み跡の私設花壇の花…ブルンバーゴ…。
別名ルリマツリ…だったかな…?
南アフリカ原産の花、丈夫で手間がかからず、挿し木で増やせるらしいです。
青系の花は見た目も涼しげでいいなぁ…。
青の他に白もあるようです。

  

 このところ散歩をさぼっているので下流側でしか確認できていませんが、中洲のフヨウが咲き始めました…。
上流側の方がたくさん咲くので近いうちに見に行くつもりです。

  

 この水草は…多分…ヒシ…。
葉っぱも実も漢方薬として使われる有用な水草です。
確かなことは分からないのですが、菱餅の菱はこの水草のことだという説や忍者の使うマキビシはこの水草の実のトゲッとした形からきているという説があるようです…。

実は水栗と呼ばれ、若い実なら生で食べられるということです。
硬い皮を剥かなきゃいけないらしいですが…。
抗癌作用があるといわれています。

これから実が生るようなので…一度食べてみたいですが…川の植物には手が届きません…。
残念だなぁ…。

 doveちゃんず姉が天体観測に出かけたので…現地では今夜晴れてくれることを祈りますが…こちらは少しばかり雨が欲しい気分…。
何だかこの頃雨の降り方が局地的で悲惨な事故も起きています…。
これも温暖化の影響でしょうか…。
このままいくと極端な話…日本にも砂漠が出現してしまうかも…。
逆に水没するようなところが出てきたりして…。

怖いですね…。












散歩道で拾った話…第二百十七「タカサゴユリ自生種・ビスカリア自生種」

2008-08-06 18:38:48 | 植物
 昭和二十年八月六日午前八時十五分…爆撃機エノラ・ゲイ…原子爆弾リトル・ボーイを投下…。
広島の原子爆弾投下による犠牲者は約14万人…。
今も続く原爆の後遺症…直接被曝した方々だけでなく…その子孫にまで影響を及ぼしている…。

 今日…追悼の日…。
犠牲者の御霊よ…安らかなれ…と祈る…。
世界のあらゆるところで…過ちが真実…繰り返されないことを願う…。
この世からすべての戦火が消え…戦禍を被る人のひとりもないことを望む…。


 さて今日の花は…野生のユリ…。
少し前にUPしたオニユリやテッポウユリとはまた別で…これは多分…タカサゴユリ…。
テッポウユリとの交配種の可能性もあります。

  

 最初の画像はタカサゴユリの特徴…花びらの背面に赤い部分がありますね…。
ふたつめは一見テッポウユリのようですが細葉です。
少し遠いので…赤い部分があるかどうかは分かりませんが…細葉はタカサゴユリの特徴です。

  

 で…こちらは純白…。
テッポウユリの特徴です…。
けれど…細葉ですからタカサゴユリ…或いはシンテッポウユリと呼ばれる種ではないかと思います。

  

 こちらはビスカリア…去年困ったちゃんでUPして、その後、名前の分かった自生種の花です…。
コムギセンノウとも言います。
ふたつめの画像の花…何処に咲いているか分かりますか…?
これ…護岸壁なんですよ…。
上から見ながら撮影しています…。

 今日のこのあたりは朝からはっきりしない御天気…。
先程、ひと雨きたのはいいけれど、降り方がしょぼくて気温が下がらず、かえって物凄く蒸し暑くなっています…。

あ~ぁ…今夜も熱帯夜かなぁ~…。











散歩道で拾った話…第百十六「きれいなナマズ・ライギョ」

2008-08-05 22:16:00 | 生き物
 ここ愛知は…毎日焼け付くような暑さです…。
暗くなっても全然涼しくなってくれません…。
風も熱風状態…。
降るかと思った雨も降らず…庭木も焼け焼け…。
関東方面では逆に局地的な大雨で、事故まで起きて、大変なことになっているというのに…。
水害に遭われた方に御見舞い申し上げます…。

 今日は予定外の諸々が入ってしまったので、画像ばかりで勘弁してください。
川の中の生物なので見づらくて申しわけない…。
ボケている上に…編集加工する時間があまりなかったのもあって…。





 これはナマズ…きれいでしょう…。
この色のナマズは初めて見ました。
いつもは黒っぽいのばかりなんだけど…。





緑っぽいナマズ…ナマズは何十匹も見ているけど…こんなにきれいなのはいなかったなぁ…。



 こちらはライギョ…見づらくていけませんね…。
模様とか見えたらいいんだけど…。





 このライギョも緑っぽくてきれいです…。
同じ場所だから…環境的なものかな…。
不思議…。
ここには黒っぽい大ナマズもたくさん居ますが…。

 この時間でもまだ暑いままです…。
昨日に続き…今夜も寝苦しそう…。
doveの寝室には冷房がないので扇風機…。(連れの寝室にはしっかり着いてますが…。)
ぐっすり眠りたいんだけどなぁ…。
  





散歩道で拾った話…第二百十五「クズ・ワルナスビ」

2008-08-04 17:12:47 | 植物
 今日の散歩道、暑いことは暑いのですが、少しばかり風があるので思ったよりは楽でした。
風のない日だと直射日光を浴びての散歩はかなりきついです。
北側の散歩道では歩道沿いに植えてある木々が遮ってくれますが、doveの散歩する時間帯だと南側には木陰があまりありません。
それでも…行きがきついのは帰りがきついよりはましかも知れませんね…。

 

 さて…今日の花は…慌てん坊のクズ…。
これは今日の画像ではなくて7月半ばの画像です。
散歩道のクズのたちは、この夏も散歩道を埋め尽くさんばかりの勢いで成長していますが、花が咲くのはちょとばかり早過ぎるような気がします。
まだこれからが本番のはずなんですけど…。

 

 こちらは…ひだまりさんのところでもUPしていたワルナスビ…。
doveの散歩する範囲内に3ヶ所ほど群生している場所を見つけました。
ただ…ひとつは駐車場の周り、ひとつは民家の畑だったので、すぐに刈られてしまい、今も群生しているのは工事現場の塀の際だけ…。

 ジャガイモの花に似た白や薄紫の綺麗な花なので見ている分には素敵なのですが、しっかり棘と猛毒を持っています。
実は黄色いトマトに似ています…。
ジャガイモの芽などに含まれるソラニンを含み、食べると中毒死する可能性があるそうです。

 

 アメリカ原産の外来種で、生命力・繁殖力は強く、切れた地下の茎からでも芽を出し、除草剤も効かないそうで、物凄く厄介な害草だということです。
となると…草刈り機で刈られた駐車場のワルナスビは根っこが残っているから…きっとすぐに復活してしまうのでしょうね…。

 川の中を泳ぐでかいスッポンを見かけましたが、あっという間に泥に潜ってしまって、画像が撮れませんでした。
亀とは確実に甲羅の形や顔が異なります。
この前のように甲羅干ししててくれると、たとえボケ画像だろうと、なんとか御見せできるのですが…。
自然界の生き物はそうそうこっちの思いどおりにはいきません…。
気長にチャンスを待つことにします…。