徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第六十六「キャッツテール・ヨモギの花・榎の実」

2007-09-30 17:16:00 | 植物
 二日間雨が続いたせいか…今日は少し肌寒いです…。
それでも…先週の暑さの名残でしょうか…まだまだ半袖姿の人も多いみたいです…。
doveも半袖Tシャツを肩までたくし上げていますが…。
長袖の方も結構歩いてますね…。
このまま…例年どおりに秋は深まっていくのでしょうか…?
暑さがぶり返さないといいけれど…。

                        

 さて…今日の最初の花はアカリファ・ヒスパニオラエ…キャッツテールと呼ばれる可愛らしい花…。
見た目にふわふわしていて思わず撫でたくなるような花です。
アカリファ・ヒスピダ(ベニヒモノキ)という丈の長い花もあるようですが…キャッツテールは短い品種…。
アカリファの仲間は幾種類かあるそうですが、花を観賞するタイプのものはこのキャッツテールとベニヒモノキなのだそうです。

                

 これはヨモギの花…。
咲く前・咲き始め・満開…です…。
葉っぱはよく知られているけれど…花は地味なのであまり注意して見たことのない方が多いでしょう…。

 ヨモギは葉っぱの毛が艾(もぐさ)になったり、葉っぱを草餅の材料にしたり、薬草としていろいろな効果を発揮したりしますが、花の咲く時期には花粉症の原因になるらしいです…。

                        

 この実は榎の実です…。
散歩道の川の土手にはエノキの大木がありますが、秋になると実が熟して橙色から赤褐色…最後には黒くなります…。
今はもう熟しきって黒いものがほとんどです…。

葉っぱはオオムラサキの餌になり…実は甘く鳥が好んで食べる…人間の食用にもなる…という話を聞いたので…どんなもんかと齧ってみました…。

…が…う~ん…赤…濃い赤…黒…どれも人間にとってはそれほど甘い…とは感じられないのですが…。
それでも…中のひとつ…赤は…そうですねぇ…完全乾燥した柿のような味…。
干し柿のように柔らかい味ではなく…パサパサした感じとでも言いましょうか…。
この実には多少は甘味がありました…。

 実は種がほとんどで甘い部分は皮にくっついているところです…。
おそらく…現代人の舌は甘さに慣れてしまっているから、この実の甘さを十分に味わえないんでしょうね…。
doveが子供時代にこの実を食べていたら…きっと甘くて嬉しくてたまらなかったと思いますよ…。

 夕方になって雨は止みましたが…今夜は冷えそう…。
久しぶりに関東煮でも炊いて食べようかと思っています…。
まだまだこの季節…土鍋でおでんを作るには早いですけど…。

 



散歩道で拾った話…第六十五「ヒマワリ・数珠玉・イタドリ」

2007-09-29 16:24:00 | 植物
 夜半から明け方にかけては秋の夜に相応しく肌寒いほどでした。
昼少し前から雨が降りだしたせいか…今日もとても涼しい日になっています…。
間もなく10月ですから、本来ならこれが当たり前の秋なのですが…。

 今年は暑い日が多かったためか…それとも秋に咲く種類なのか…9月も半ばを過ぎた頃にヒマワリが何本も咲いていました…。
植え込み跡の花壇に植えられてあったのですが…先週通った時には苗らしいものは見当たらなかったので…多分…花芽の付いた苗をこの場所に植えたのではないかと思います…。

                      

 陽射しが強かったせいでしょう…。
葉っぱが焼けて赤茶けてしまったものも多かったのですが、花は元気に開いていました…。

 これは…中洲に生っていた数珠玉です…。
少し距離があるので…画像がボケてしまっていますが…すでに黒っぽく熟し始めています…。
数珠玉は…文化祭のイベントの為に使うお手玉の中身にしたり…光沢のある実を繋いで数珠や首飾りを作って小道具にしたり…そんなことに利用した覚えがあります…。

                      

 doveたちの子供の頃には住んでいた地域に数珠玉がなく、数珠玉を利用して遊ぶ習慣は廃れていましたが、数珠玉を利用できるという話は聞いていたので、学校から帰る途中、友だちと川の土手まで採りに行きました…。
今でも…そんな遊びが残っているところがあるようですが…。

                      

 この花は…多分…イタドリ…違っていたらごめんなさいね…。
ひだまりさんなら知っているかも…。
散歩道の上流側にも下流側にもたくさん生えています…。
草刈なんぞは物ともせず、あっという間に復活した強い植物です…。
若い茎は生で食べられるそうです。

 この辺りもようやく…秋らしくなってきました…。
昨日…花屋さんの前でピンクと白のコスモスが咲いているのを見かけました…。
この種のコスモスで野生化したものは、散歩道ではまだ見かけておりませんが、ひょっとしたら、どこかにあるかも知れないなどと秘かに期待しています…。

 そうそう…草刈で姿を消したキツネノマゴが復活して花を咲かせていました…。
小さなピンクの花…。
まだ…二株ほどしか見かけていませんが…他にもきっと生き延びたものがあると思います…。
楽しみです…。









続・現世太極伝(第百二十七話 月と迷宮)

2007-09-28 18:55:18 | 夢の中のお話 『続・現世太極伝』
 レースのカーテン越しに射し込む月明かりのせいで…西沢の横顔がはっきりと見て取れる…。
眠れないのか…ぼんやりと天上を見つめている…。

 寝苦しさから時折…身体の位置を変えたり…仰け反ってみたり…。
西沢が動くたびに陰影も変化する…。

ついには…寝ていることすら嫌になったらしく…起き上がってしまった…。

モノクロの世界の中に…俯く西沢の項のラインがくっきりと映し出されて…滝川は思わず息を呑んだ…。
何気なく天を仰ぐ時の陰に縁取られる喉のラインも胸が締め付けられるほどに滝川の感性を刺激する…。

「紫苑…。 」

そっと手を差し伸べる…。

「ごめん…恭介…。 起こしちゃった…? 」

差し伸べられた手には答えない…。

起こされたわけではない…。
西沢の様子が気になって…眠れなかっただけだ…。
滝川もゆっくりと身を起こし…西沢のすぐ脇へと近寄った…。

「いっそ…直接…対決してみたらどうだ…?
おまえの偽りない気持ちを祥さんにぶつけてみたら…? 」

その勧めにも…答えはなかった…。

向こう向きにわざと頤を反らせる…。
喉フェチの滝川を挑発して話をはぐらかすつもりだ…。
内心…溜息ついても…その魅力には抗えない…。

ずるいぞ…。

そう思いながらも…身を寄せ…触れてしまう…。
唇を伝わる体温と曲線の感触…。
滝川だけが知る…この上ない至福と快感…。

「ん~っ! 最高っ! なっ! このまま一枚撮っていいか…? 」

馬鹿言え…と西沢は顔を顰めた…。
寝癖にパジャマで撮られて堪るか…!

「いい画になると思うんだけど…なぁ…。
ちょうどいい感じに…光が…。
パジャマ…嫌なら…脱いじゃえばぁ…。 」

おっと…そんな話をしている場合じゃなかったか…。
ふと我に返る…。

「とにかく…だ…。 
祥さんの過ぎたる親切に悩むよりは…ん~っ…要らざる心配をするな…と…だな…。」

ごちゃごちゃ言いながらも…遊べるチャンスは逃さない…。
誘ったの…そっちだからな…。

「吸血鬼か…おまえは…。 幾つになってもホント…変わんねぇな…。 
そんなんだから…いつまでも…輝に変態呼ばわりされるんだぜ…。 」

呆れたように西沢は苦笑した…。

だけど…ずっと…恭介に…救われてきたんだ…。
僕…を知っている…無二の存在…。

「あのな…紫苑…。 輝が何と言おうと…僕にはまったく関係ない…。
僕に言わせりゃ…輝の方がずっとおかしいぞ…。
愛情表現に決まった形なんぞ…あるわけないじゃないか…。 

おまえの首の造作は…僕にとっちゃ至高の美…。
頭の天辺から爪先まで全部…文句のつけようがない完璧な被写体…。
そんで以って…おまえは食べちゃいたいくらい可愛い恋人なわけよ…。 」

誰が恋人だ…?

西沢が軽く睨んだ…。

ラブレター受け取ったろ…。

澄ました顔で滝川は言った…。

「だから…何があろうと絶対にひとりぼっちにはさせない…。
おまえがこれから何処で生きることになろうと…たとえ…それが新しい鳥籠の中であろうと…。

僕は二度と…同じ過ちを繰り返さない…。
おまえの受けた傷が再び開くことのないように…必ず傍に居る…! 」

そう言い切った滝川に…西沢は驚いたような眼を向けた…。

「気付かない…と思ったか…?
あの坊やのお蔭で疼きだしたおまえの古傷のこと…。

もう…考えるな…!
おまえは要らない子なんかじゃない…。
僕にとっちゃ命かけて愛しい紫苑なんだぜ…。

けど…他人の僕が何度そう言い聞かせたところで…納得しないだろう…。
あれほど口の堅い実父の有さんが、ようよう本音を吐き出してくれても、だめだったんだから…。
だから…祥さんと…ちゃんと話せ…って言ってるんだ…。 」

紫苑…西沢家には十分過ぎるほど恩を返したはずだ…。
これ以上…遠慮する必要が何処にある…?

そう言いたいのを滝川はぐっと堪えた…。
対決を避ける理由が育ててくれた西沢家への遠慮だけじゃないことも…分かり過ぎるほど分かっていたから…。

「そうか…やっぱり…はっきり言っちゃった方がいいのかぁ…。
実際…住むとなったらすげぇ不便だし…どうしようかと…あんなでっけぇ家…。
チビたちが隠れんぼでもやらかした日にゃ…とてもじゃないけど…。 」

そう言って西沢は溜息をついた…。

滝川の顔が引きつった…。

…そういう話じゃねぇよ…。
まったく…人の話を半分も聞きゃしねぇ…。
溜息つきたいのはこっちだぜ…。

けど…。
誤魔化してるだけかも知れんからな…こいつの場合…。

「まぁ…いっか…。
そのうちに…祥さんの方から…何とか言ってくるだろう…。
勝手に人の土地に家だけ建てて黙ってる…なんてこたぁ有り得んからな…。

紫苑…眠れないんだろ…?
いい子にしてな…寝かせてやるからさ…。 」



 Kホールの合作展は…滝川の全快を祝う意味で…新しい写真集と同じ『ラビリンス』…を共通のテーマとしていた…。
単に…作品の合同展示の場…というだけでなく…趣向を凝らした遊び心たっぷりの演出がなされていて…訪う人々の心を楽しませた…。

 展示場全体が迷路のように作られてあり…迷宮の小部屋を模した幾つもの展示室の至る所に…室内装飾や調度品として仲間たちの作品が展示されてある…。
あらゆるところに多様な姿で飾られてある花々…まるで夢でも見ているような気分にさせられる…。

 作品鑑賞だけが目的の人には顰蹙を買う懼れもあったが…この合作展は自分たちが楽しむ目的で開催するのだから大いに遊ぶべし…ということで宣伝・広告にもその旨をはっきりと明記した…。

 蓋を開けてみれば何のことはない。
Kホールは連日…大勢の客で賑わっている。
年齢層も様々…なかなかに好評…グッズの売上も好調…。
添田の書いた前評がお堅い層をも懐柔したからだ…と…言えなくはないが…。

「それじゃぁ…紅村先生は…初日からずっとここに詰めていらっしゃるんですか…? 」

半ば呆れながらも…如何にも実直な紅村らしい…と西沢は思った…。

 西沢たち中心のスタッフは初日と最終日を除いては交代制になっていて、西沢自身は中日と他二日ほどを担当していたが、紅村は毎日会場に来ているという。
何人もの弟子たちに、ある程度作品の管理を任せてはいても、やはり自分の眼で確認せずには居られないらしい…。

「いえいえ…毎日顔を出してはおりますけれど…ずっと詰めているわけではありません…。
花は生き物なので…放っておけないだけなんですよ…。 
ひと通り見て回って異常がなければ帰ります…。

それに…何と言っても今回は僕が言いだしっぺなんですから…。 」

当然のことです…と紅村は穏やかに微笑んだ…。

元が取れれば御の字…というくらいの企画だと…誰もが承知で参加している…。
心楽しければ…遊べれば…それで…いいじゃないか…。

それでも中心になって計画を進めてきた生真面目な紅村としては…参加者にできるだけ損害を与えないように…と気を使っているのだろう…。
花も気になるが…集客状況も気になるのだ…。

 紅村とは迷路の途中の展示室で別れて、滝川と西沢自身の作品の間へ向かう…。
途中…何人かのスタッフと挨拶を交わしながら…。
すでに開館時間からは数分過ぎているので、それぞれの展示室には客の姿もちらほら…。

あら…西沢紫苑だわ…。

ほんとだ…西沢紫苑だ…。

行く先々で繰り返される言葉…。
たまたま眼の合った相手には笑顔で軽く会釈をして…先を急ぐ…。

 迷宮の最後の部屋…へ辿り着くと…そこにもすで客が居た…。
見慣れた後姿は…西沢の養父…祥…。

「お父さん…。 」

西沢は足早に祥の許に駆け寄った…。

「お忙しいのに…わざわざ…いらしてくださったんですね…。 」

嬉しそうな西沢の笑顔に、祥は満足げに頷いた。

「なぁに…紫苑の仕事を見ておくのも…良かろうと思ってな…。 」

そう…祥はこれまで滅多に西沢の作品展に足を運んだことはなかった…。

 西沢の描く絵が国際的権威のある賞を幾つ獲ろうと、メディアで売れっ子のエッセイストであろうと、30越えても仕事の取れる元モデルであろうと、祥にとっては西沢の仕事のすべてが遊びでしかない…。
いい齢をした息子の遊びに親が付き合う必要もあるまい…と考えていた…。

 それでいて祥は…怜雄や英武に課したような西沢家の生業への従事…を求めることもしなかった…。
そうやって…ぶらぶらと遊んでいてくれる方が…都合がいい…。  
手の中から逃げ出す危険性が薄れる…。

紫苑には何でも好きなことをさせておけばいい…。 

「あの海の絵は…よく描けておるようだ…。
恭介の撮った写真も…まあまあだな…。 」

お褒めに与りまして…と西沢は答えた…。

西沢を御供にしばらく、あれやこれやと作品を眺めた後で、祥はふいに、思いついたように口を開いた…。

「近々…遊びに出ようと思っているのだが…おまえ…一緒に来んか…? 
なに…そんなに御大層なところじゃない…。
そうそう長くは留守にできんので…どこぞ…近場の湯にでも…な…。 」

瞬時…西沢の顔が強張った…。
が…祥の眼には…いつもの人懐こい笑顔としか映らなかった…。

「喜んで…御供致します…。 お邪魔でなければ…。 」

西沢は冗談っぽく…答えた…。
再び…満足げに…祥は頷いた…。

「ふむ…それなら…また後で…連絡するとしよう…。
紫苑の仕事の都合もあることだからな…。 」

そう告げると…まるで用件は終わった…と言わんばかりに…残りの作品には目もくれず…出口の方へと向かった…。
グッズの置いてある最終コーナーのところでしばし立ち止まり…西沢の画集と滝川の写真集を手に取った…。

「母さんにひとつ…な…。 」

誰にともなく…そう呟くとと…売り場のスタッフに手渡した…。
内ポケットからブライドルレザーの長財布を取り出し、代金を払おうとする祥の手を止めて、如何にも可笑しそうに笑いながら西沢が言った…。

「そのくらい…プレゼントさせて頂きますよ…。
わざわざ買って頂くほど…僕の財布も寂しくはありません…。 」

 スタッフから袋詰めにした二冊の本を受け取ると、西沢はそれを恭しく差し出し、誇らしげな笑顔で受け取った祥に対して深々とお辞儀をした…。









次回へ


散歩道で拾った話…第六十四「タカサブロウ・ヌルデ・キバナコスモス赤系三色」

2007-09-27 16:55:00 | 植物
 夕べから少し涼しくなってきました…。
今日は室温27度…曇っているので少し蒸し蒸ししますが…これまでよりは過ごしやすいです…。

 散歩道では…ヒガンバナが真っ盛り…炎のような赤い花を咲かせています…。
土手や中洲には薄黄色のアキノノゲシが頻繁に見られるようになりました…。
それでもまだ…夏の花が所々に見られます…。
秋…本番はもう少し先のようですね…。

                      

 今日の最初の花は…タカサブロウ…。
なんでこんな名前になったのかは分からないそうです…。
草むらではなく、歩道と車道の境目やコンクリートの段差の片隅など、少量の土と湿り気のあるところに幾つも生えていました。



タカサブロウの実も可愛いでしょ…?
これを見てdoveは、緑のメロンパンみたいだと思いました…。

                      

 次の花はヌルデ…漆の仲間です…。
ウルシほどじゃありませんが…たまにかぶれることがあるので敏感肌の人は要注意…。

この木からも器などに塗る塗料が取れるようです…。
実の表面に付着したもの(リンゴ酸カルシウム?)を舐めると塩辛いそうで…シオノキなどとも呼ばれるらしいです…。
鳥が好んで食べるとか…。
乾燥させた実は咳止めや下痢止めになるということです…。

                      

 植え込みに咲いていたキバナコスモスの赤系三色…。
以前…赤っぽい黄色や薄めの橙色をUPしましたが…この三色はその時の花よりさらに赤いです…。
同じキバナコスモスでも随分と色に個体差がありますね…。



 そうそう…この前の問題児…ですが…今日香りを確認してきました…。
パパさん・ひだまりさん・夢子さん・あっちょんのご指摘どおり…どうやらミントらしいのですが…レモン系ではないようです…。

 かといって…アップルの香りもしないので…。
でも…アップル・ティーはこんな感じかなぁ…。
う~ん…。

 どっかでこの香りは嗅いだことがある…。
強いて言えばチューインガム…。
…で調べてみました…。
スペアミントと同じ香りのボウルズミントかも…。

 ミント…って数百種類もあるそうで…doveの手には負えません…。
とりあえず…葉っぱの具合からはアップルミント系…。
香りからはスペアミント系…花はボウルズミント系…。

結果…完全一致はしませんけれど…一応ミントであることは確かなので…。
これで…めでたしめでたし…と致しましょう…。

答えを期待されていた方…いい加減な解答で…ごめんなさいね!





 



今日の一品…エイの煮付け…dove風…。

2007-09-26 11:22:40 | 簡単手抜き料理

 エイはdoveの住んでいる中部地方ではそれほど好まれる魚とは言えないけれど…秋田のyuyaさんなら…甘辛に煮付けたエイ料理を召し上がることがあるかも知れませんね…。

 サメやエイなどの肉はアンモニア臭があると聞いていましたが…エイは気になりませんでした…。
淡白な白身の魚で…風味はカレイから生臭さを取り除いた感じ…。
味自体はカレイよりも大味かな…。

 肝に脂肪が多くて…出汁に使われるらしいですが…doveの買ったぶつ切りには肝は付いてなかったなぁ…。
確か…エイのヒレは…ヒレ酒にするんですよね…?
doveは下戸なので酒について…よく知らないんですけど…。

 普通に生姜と醤油で甘辛に煮付けるのもいいけれど…今回はちょっと中華風?に煮付けてみました…。
皮が柔らかいし…コロコロと身がほぐれるので食べやすいです…。
かなり淡白なので少し濃厚な味付けにした方が美味しいかも…。

今…いろいろと…dove的調理法を模索しています…。

 エイ…ちょっと食べてみようかな…っという方はコメにてお知らせ下さい…。
今回のレシピ或いは普通の煮付けのdove風レシピをUPします…。

淡白な白身の魚…エイの煮付け…dove風…お試しあれ…!






 

今年も月下美人…咲きました…!

2007-09-25 18:00:10 | 植物
 この夏に二代目の月下美人に小さな花芽がふたつ付いたのに…あっという間に落ちてしまって…今年はもう期待できないかなぁ…なんて思っていました…。
何しろサツキが焼けてしまうほどの…とんでもない暑さでしたから…。

                    

 ところが嬉しいことに…初代の月下美人が大きな花芽をふたつ付けてくれて…昨夜…ついに素敵な花を咲かせてくれました…。
今年の梅雨明けに、初代の植木鉢があまりに窮屈そうだったので、大きなものに変えてやったのが良かったのかもしれません…。

 月下美人は開花当日になると花芽がだんだん首を擡げます。
いつ頃咲くかは…そうした花芽の状態でだいたい予想がつくので…朝からワクワクしていました…。

                    

 初代のいつもの開花時間は7時ごろからなのですが…今年はちょっと遅く…8時過ぎになって蕾を解き始めました…。
今思えば…開花までの経緯を画像に収めておけばよかったかなぁ…と…。

 実は…蕾の段階で撮影しようか…どうしようかと迷いましたが…できるだけ初代の開花の邪魔をしたくないので…やめちゃいました…。
撮影の為にベランダから部屋へ持ってきてはあったのですが…開花までは電気を消してできるだけ暗くしておいてやりました…。

          

…で開花を待ちながら…お馬鹿なdoveは真っ暗な部屋でPCの明かりを頼りにコメを書いていたわけです…。

 しかし…翌日…つまり今朝…4時半起き予定だったので11時半には消灯…完全開花…までは付き合えず…残念でした…。
画像は八分咲きってとこかな…。
いつもなら…とっくに開いているはずの時間なんですが…かなり遅れています…。

もう一日早ければ…起きていられたのになぁ…。

  





散歩道で拾った話…第六十三「ムラサキシキブの実・椿の実・シャリンバイの実・この花はなんでしょう…?」

2007-09-24 16:34:00 | 植物
 先程から雨がパラパラしているのですが…まるで手に付いた水滴を振り払ったような感じで地表面を冷やすに至らず…一向に涼しくならないです…。
こういう降り方はかえって蒸し蒸しするので…どうせならもう少しまとまって降って欲しいところですが…なかなか…。
かといって…大雨になってもらっても困るのですが…できれば…ほどよく…お願いしたいものです…。

                         

 以前…散歩道の植え込みのムラサキシキブの花をUPしましたが…ちょうど今…綺麗な紫色に熟した実が生っています…。
この実は染料になるそうですが、紫色には染まらず、どうやらグレーっぽい色になるらしいです…。

 この大きな実は椿の実…。 
椿の実から良質の油が作られることはよく知られています。
食用油や整髪料になります…。

                             

 ブログに植物をUPし始めた頃には、上流方面ばかりに出かけていたので、下流側にこんな大きな椿の樹があるとはつゆ知りませんでした…。
おそらく、大輪であろうと思われるこの樹の花を撮ることができなくて…ちょっと残念…。
来年の春を楽しみにしています…。

         

 こちらの可愛い実はシャリンバイ…まだ熟していません…。
春には上流側の植え込みで、可愛い花をたくさん咲かせていましたが、下流では自生しているこの木が土手に一株だけ…。
ここまで鳥が運んできたんでしょうかね…。
木の実は黒っぽく熟すと、反物などを染める染料になるそうです…。

                   

 さて…今日の問題児…。
園芸種に詳しい方ならよく御存知なんでしょうけど…野草図鑑には載ってませんでした…。
この花は何でしょうか…?
畑の垣から雑草と一緒に顔を覗かせていました…。
御存知の方…是非…教えてください…。

あっちょ~ん…ひだまりさ~ん…パパさ~ん…(おつ父さんは今…超忙しいんで声かけられないなぁ。)…なにぶん宜しく~!







散歩道で拾った話…第六十二「オオイヌタデ(白)・朝顔(白)・カッシア)」

2007-09-23 15:30:45 | 植物
 今日は秋分の日…。
季節は秋…のはずなのに…今年はまだまだ冷素麺が似合う暑さ…。
氷をたっぷり浮かべて頂きました…。

 涼しげに葦を鳴らして…ちゃんと風は吹いているのに…その実…熱風・温風状態…。
朝方…多少は涼しい風が吹きますが…すぐに温まってしまいます…。
早く涼しくなってくれないかなぁ…。
                                             
 今日の最初の花は…中洲のオオイヌタデ…。
ふた月ほど前にUPしたように、植え込みなどで見かけるオオイヌタデはピンク系のものがほとんどですが、中洲のオオイヌタデは白…。
遠目に見ると緑がかってとても綺麗です…。

 ちょっと距離があるので…鮮明な画像でなくてごめんなさい…。
うっかり見落としてしまいそうな花ですが…ちょうど水辺に咲いていたので何とか見つけることができました…。
オオイヌタデに白いものがあるのは知っていましたが、実際に見たのは初めてでした…。
いつも通る散歩道なのに…今まではまったく気付かなかったんです…。
ブログにUPするようになって…注意力が増したかな…。



 次の花は植え込みの花壇の花…。
白い朝顔です…。
紫系や青系、ピンク系、斑入りなど、朝顔にもいろいろな種類がありますね…。
doveが散歩する時間帯には、ほとんど、どの家の朝顔も閉じてしまっているのですが、この日はたまたま早くに出かけられたので撮影することができました。

綺麗な青系の朝顔も咲いていたのですが…さすがに他人の家の塀や生垣…となるとカメラを向けられません…。
ちょっと寂しいけど…白だけ撮って来ました…。
                                              
 この黄色い花は…多分…カッシア…。
カッシアの中でもアンデスの乙女と呼ばれる葉っぱの細い品種…だと思います…。

 カッシアと呼ばれる植物には500種類ぐらいの品種があるらしいです…。
これと似た花で、マメ科特有の丸っこい葉っぱのカッシア(コバノセンナ)もあります…。
松葉のような極細の葉っぱのものもあるようで…花を見なければ同じ仲間だとは思えません…。

 葉っぱだけぱっと三種類出されたら…doveなら即…別々の植物…と判断してしまうだろうなぁ…。
ちゃんと判別できるプロってすごい!

 この前…家電ショップで新しいデジカメを物色しました…。
これ…と思った初心者向け一眼レフは何と…10万円…を越します…。

う~…ちょっと手が出せないな~…。
今より少し倍率が高いだけの普通の機種でも…5万を越す…。

出るのは溜息ばかり…。
財布は細るばかり…。

それなりの腕があれば…どうしても…って気になるのでしょうが…。
如何せん…ど素人…。

もう少し…古いので我慢することにします…。(泣)





今日の一品…メンタコワカメ…dove風…。

2007-09-22 16:45:00 | 簡単手抜き料理
 メンタコ…なんじゃそりゃ…?
明太子の間違いじゃないの…?

間違いじゃないんですね~。
明太子と茹蛸…の和え物なので…メンタコ…なんです…。

えっ…ふざけるな…って…?

だって…メンタイコタコ…って言い難いじゃないですか~…。

 明太子は普通の者を買って切って頂いてもいいし…勿体無いと思えば安い切子で十分です…。
この前の和え物とは違って、卵を包んでいる膜を剥がす必要はありません…。
ぶつ切りの方が食べ応えがあるかも…。

 茹蛸はそのまま食べられるものが売っています…。
doveんちでは衛生上…少々湯通しして使っていますが…平気な方はそのままでどうぞ…。

 ワカメ…を代表として名前にしてありますが…これもサラダ用の海草でOKです…。
サラダ用の海草は水で戻すだけで使えますので便利です…。

 今回の場合は粘り気のある混ぜものではないので、あまり熱心にかき混ぜないように注意してください…。
ささっと和えて、タコに明太子が馴染めばOKです。

 この料理も手間要らず…。
イカを使ってもOKです。

酒肴にも御飯にもぴったり…メンタコワカメ…dove風…お試しあれ…!




       

これは…おまけ…。
               
お彼岸なので…少しだけど(20個ちょっとかな…。)…おはぎを作りました…。
気持ちだけ…お裾分け…。
ごめんね~! 









散歩道で拾った話…第六十一「ヒガンバナ・ヒメマツバボタン・マツバボタン」

2007-09-21 16:43:00 | 植物
 今朝は少し過ごしやすいような気がしましたが…陽が昇り始めると急激に暑くなり…いつもとあまり代わらない室温32℃…さすがにバテ気味です…。
手入れの悪いdoveんちの庭は雑草が生え放題…ホントに何か化けて出てきそうな状態…。
涼しい日に草引きを…と思っても…全然…涼しい日がありません…。

…なんて…単に…ずぼらを決め込んでいるだけのことなんですが…。

                       

 彼岸の入りの昨日…曼珠沙華(ヒガンバナ)が咲き始めました…。
高校時代…土手の上の細い道を友だちとふたり…のんびり歩いたことを思い出します…。
土手に咲き乱れる…曼珠沙華の見事な赤…。
色づき始めた数珠玉の風にシャラシャラなびく音…。
懐かしい日々…。

 散歩道に咲くは赤曼珠沙華がほとんどですが、この花には白いものや黄色いものもあります…。
そう言えば…今朝…夢子さんちのブログで…白いのを拝見したなぁ…。

 曼珠沙華には全体的にアルカロイド系の毒があるそうです…。
毒抜きをして食べた人もあるにはあるらしいのですが…少しでも毒が残っていると大変なことになります…。
絶対に食べてはいけません…。 

                      

 この可愛らしい花は…ヒメマツバボタン…帰化植物になりかけている花です。
同じスベリヒユ科仲間のマツバボタンよりもずっと小さい一重の花…散歩道のあちらこちらで見かけました…。

最初の画像はコニシキソウ中に紛れて花を咲かせているので分かりづらいですが…トキトキの葉っぱの方がヒメマツバボタンの葉です…。

              

 こちらは普通のマツバボタン…植え込み跡にどなたかが植えた花です…。
この花は乾燥に強い花で…ヒデリソウなどと呼ばれるそうです…。
花は同じスベリヒユ科のポーチュラカに似ていますが、葉っぱが松葉のように細くて尖っているので見分けられます。
画像のイエローのマツバボタンはキバナコスモスの葉陰から顔を出しています…。
下の方にちょろっと見えている針状の葉がマツバボタンの葉っぱです…。

 この花にも幾種類もの花色があります…。
スベリヒユ科の植物は繁殖力が強いので、ここのマツバボタンもすぐに勢力を伸ばすでしょう。

 これだけ気温が高いのに…植物たちはどうやって秋を知るのでしょう…?
特殊な力で…太陽の位置などを把握しているのでしょうか…?
それとも…去年の花が散った時点から…次の年の花が咲くまでの時間がきちんと決められてあるのでしょうか…。

彼岸の曼珠沙華…ちゃんと咲いているから不思議です…。