徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第二百三十二「ノブドウ・フウセンカズラ」

2008-08-24 18:03:00 | 植物
 雨が上がると途端に気温上昇…汗ばむ陽気になっています…。
昨日の涼しさは何処へやら…。
雲が多くて天気自体はイマイチ…風はありますが蒸し暑いです…。
それでもアブラゼミやクマゼミの声はなく、ツクツクホウシや秋の虫たちの声が聴こえています。

 開け放した窓からは…ほんの少し秋の風…。
家の中でも水が少しだけ冷たくなっているようで、湯沸しや風呂の追い炊きの時間が微妙に伸びています…。
この辺りの季節の変化はゆっくりなので…秋…と言い切るにはまだまだ早いのですが…。

         

 さて…今日の植物はノブドウ…。
散歩道では年に数回草刈りがあるので、ほとんど実をつける前に刈られてしまうのですが、今年は何とか実の生っているところを撮ることができました。
但しまだ色付いていません…。
ノブドウの実は食べられませんが、色はとても綺麗です。

        

 中洲の方は草刈りがないので、増水さえなければ色付いた実を見ることができるでしょうが、もし台風が来れば、この中洲も泥に埋まったり削られたりします。
去年の増水の時には水際にムラサキツユクサの咲いていた中洲が削られてしまいました。
ノブドウは蔓なので中洲を覆うように他の植物とも絡み合いながら広がっていますから、ムラサキツユクサのように根こそぎ削りとられることはないとは思います…。

      

 こちらはフウセンカズラ…実を観賞するための植物ですが…小さな花も十分に綺麗です…。
散歩道の川に流れ込む溝のフェンスに絡み付いていました。
すぐ脇に立っている家の方が植えられたものなのか、自然生えなのかは、分からないのですが、雑草の中から蔓を伸ばしていました。

      

      

 去年は中洲から自生したフウセンカズラを御覧に入れましたが、これも流れてしまったのか姿を見かけません。
9月頃までは花期が続きますから、ひょっとしたら出てくるかも知れないので、注意して探してみることにします。

 日が落ち始めて少し涼しくなってきました。
雲も切れてきたようです。
風の音が秋の音…。
今夜も涼しく眠れそうです…。