徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第二百三十「ブドウ畑とキウイ」

2008-08-22 19:08:00 | 植物
 散歩道の川に鮎が棲んでいた頃は、このあたりは農地や山林だったようです。
doveがこの町に来た時にも多少その名残はありました。
しかし…この十数年で環境は激変し、今では川の周辺に僅かに自然が残っているばかりです…。
周辺部に行けばまだ、田んぼや畑が残っていますが、それも猛スピードでどんどん消えていきます…。

   

 そんな状況下で…今でもこの町の中で作られているのがこれ…。
ブドウです…。
この辺りの農家の方々は巨峰など粒の大きいブドウを栽培しています。
この町で暮らすようになるまでは、ブドウといえば山梨など東の方で作られているものだとばかり思っていました。
それ故、ぶどう畑が幾つもdove家のすぐ近くにあると知って、何だか不思議な気持ちがしたものでした。

   

 これは散歩道沿いのぶどう畑です。
今…丁度…収穫期…たくさんのブドウがなってますね…。
農園によってはブドウ狩を楽しめるところもあるようです。

   

 実は先日、知り合いの農家の方から朝摘みのブドウをひと房頂戴しました。
去年も頂いたのですが、新鮮なブドウは簡単にばらけたりせず、しっかりと房になっています。
これがとても甘くて美味しいので、あっという間にdoveちゃんずの御腹に…。
doveの口にはひと粒ふたつ粒入りゃいい方ですな…。



 散歩道沿いのこのぶどう園にはキウイの樹も植えてあり、これも今収穫期のようで、大粒の実がたくさん生っていました。
網の向こうに納まっているはずなんでしょうが、こんな感じに枝を伸ばして網の外へ出ているものもたくさんありました…。

   

 どうせ買うなら安いところで…と…思いがちですが…この辺りではちゃんと価格の取り決めができているらしいので何処で買っても同じ値段らしいです…。
それでも…直販は新鮮さが魅力ですね。

   

 散歩道の…あのキウイ…もし直販していたら…買ってみようかなぁ…。
何だかとても美味しそうだったから…。
次の散歩の折にでも…次の散歩かぁ…収穫に間に合うと…いいんだけど…。 





散歩道で拾った話…第二百二十九「中洲のフヨウ・アレチハナガサ・マルバハッカ」

2008-08-21 19:01:00 | 植物
 ずっと30度越えしていたdoveんちのデジタル温度計…今朝は久しぶりに28度…。
風が涼しいので体感的にはもう少し低いように感じられます。
陽射しの強い10時ごろから3時頃までは暑かったですが、それでもこれまでよりはずっと楽でした…。
夏でもこのくらいなら冷房を使わずに済みますね…。

  

 これは散歩道の中洲に咲いていたフヨウです。
この前、下流側の中洲のフヨウを御覧に入れたと思いますが、これは上流側のフヨウの画像です…。
フヨウはムクゲと同じくらい強い花で、毎年、あちらこちらの中洲や土手で花を咲かせます。
フヨウもムクゲもアオイ科のフヨウ属…だったかな…?
御親戚…ですね…。

    

 こちらはアレチハナガサ…以前…少し離れたところにあるアレチハナガサの画像をUPしましたが、これはわりと近いところで撮れました。
これも強い花で、中洲と言う中洲にびっしりと花を咲かせています。
風が強くてゆらゆら揺れて…近くで撮っているわりにはボケボケやね…。

    

 これはマルバハッカだと思います。
去年は皆さんに御協力頂いたので、ミント系だということは判明…。
それじゃぁ何ミントかというと…よく分かりませんでした…。
図鑑に載っているもので近いものがこれ…マルバハッカでした…。

何日ぶりかで…涼しさを感じられました…。
このままこの程度の気温で夏を過ごせて…穏やかに秋になってくれると嬉しいんだけど…。






散歩道で拾った話…第二百二十八「コサギの漁」

2008-08-20 17:03:17 | 生き物
 夕方ツクツクホウシが鳴き始めたと思ったら…夜には虫の音が聴こえてきました…。
まだまだこんなに暑いのに、虫たちは敏感に秋を感じ取っているようです…。
虫たちだけでなく、アキノノゲシも花を咲かせる準備をしています…。
葛は土手という土手に蔓延中…歩道の上まで蔓を伸ばしています…。

 さて…昨日はササゴイの漁の様子を御覧にいれました。
今日のはコサギ…。
非常に短い時間だったので…画像が少ししかありません…。
例によってボケてるしね…。

  

狙いを定めて…。

  

てえぇぇ~…っ!

  

わりかた大きめの魚を銜えているのが…御覧になれますかねぇ…。

  

まさに飲み込んでる最中…嘴から魚がはみ出てますな…。
喉が大きく膨らんでます…。

この四枚だけ…。
素早いんで飲み込むとすぐ次の魚を探して川を歩き回ります。
コサギは水草を脚でかきまわし、潜んでいる魚を追い出して捕まえることもあります。

 散歩道を歩いているとよくこんな場面に出くわしますが…画像ゲットのチャンスはそんなにはありません…。
ズームをセットしてデジカメを向けた時にはたいがい食べちゃった後…。
こちらの都合なんかかまっちゃないので…さっさと飲み込んじゃいます…。
動きのある鳥を撮るのは本当に…難しいです…。




散歩道で拾った話…第二百二十七「魚を捕るササゴイ…(ササゴイ…その二)」

2008-08-19 17:27:37 | 生き物
 やっと今日…雨が降りました…。
土砂降りだったけど、あっという間に止んでしまった…。
植木の水遣り一日分というところ…。
もう少し降ってくれないと太陽が出たらすぐに乾いてしまうでしょう。

 さて…昨日UPしたササゴイさん…の続きです。
サギ類がブロックからブロックへ移動する時には川の中を歩いて行くか、翼を軽くバタバタさせて飛びながら移動するのですが、このササゴイ、立ち幅跳びが得意なようで羽を広げることもなくブロック間をぴょんぴょん跳んでいきます。
静止画像では上手く伝えることができませんが…。
ゴイサギとは異なる黒っぽい冠毛…これはこれで可愛いです…。


  

  

ブロック間の距離はどのくらいだろうか…。
ササゴイが多分40~50cm弱くらいだろうから70~80cm弱くらいかなぁ…。
ジャンプの瞬間が撮れなくて残念だけど…。

  

 そうそう…doveの目の前でカッコいいとこ見せてくれました。
自分の嘴よりもでっかい魚をゲット…。
その様子を御覧ください…。
相変わらずボケ画像なので見難いかも知れませんが…。

  

  

じっと川の中の獲物を見定めて…。

  

ここぞとばかりに喰らいつきます。

  

  

自分の顔くらいの長さの魚でも平気ですな…。

  

ゴクッ…飲み込むと喉から胸の辺りが…ポッコリ…。
満足そうです…。

 今日…図鑑を見直してみたのですが…どう見てもあの幼鳥はやっぱりホシゴイ…色も模様もゴイサギの幼鳥としか思えません…。
ササゴイの幼鳥とは微妙に違うんですよね~…。

問題は…眼の色…誰か詳しい人…是非是非是非…教えてくださいね~…。






散歩道で拾った話…第二百二十六「ササゴイ…その一」

2008-08-18 19:10:50 | 生き物
 先日、ホシゴイをUPした際に、ゴイサギの成鳥を目撃したと御話しました。
前にホシゴイを撮っているので、瞬時、ゴイサギかなとは思ったのですが、気になったのは今回の成鳥の頭に白い冠毛がないこと…。
鱗模様のような感じに見える部分があること…。
ゴイサギにしては全体と嘴が少しばかりスマートなこと…。
画像を拡大してみると何となく眼の色も違うような…。

それらはみんな…ササゴイの特徴らしいのです…。
ササゴイは実物を見た事がないんで…すぐにはそうだとは断言できませんが…。
編集時に画像を見た限りでは…ゴイサギではない…ような…気がしました…。

 画像は川の真ん中辺りに居る成鳥を撮った上にトリミングしたので…かなりボケ…。(欲しいぞ…一眼っ!)
はっきりしなくて申しわけない…。
何とか護岸壁のすぐ下に居たのを撮ったものあるけれど…これ以上は柵があって近づけないです…。

  

  

ねっ!
頭の後ろ…白い冠毛がないでしょ…。
細長くて白いのがゴイサギにはあるんですが…。
それがあってこそのゴイちゃん…です…!

  

  

 そこで、もう一度調べてみました。
結果…この成鳥はゴイちゃんではなくササゴイさんでした…。
この川でササゴイを見たのは初めてです…。
隣の区にある川には居るそうですが…移動してきたのかな…?

  

  

それじゃぁ…この前の…あの幼鳥はどうなんだろう…?
あれもササゴイ…?
あのホシゴイちゃんはわりと太い嘴だったけど…。

  

  

  

 ササゴイとホシゴイの幼鳥はすっごく紛らわしい…。
UPした時にも書いたのですが、ホシゴイの眼は赤っぽく、ササゴイの眼は黄色っぽい。
あの幼鳥の眼は黄色っぽかったような気もするけど…遠くから見ているので…。
けど…羽の色はホシゴイだしなぁ…。

 残念なことに橋の上や護岸壁の上から撮っているので、幼鳥の腹部の模様が見えません…。
まぁ…いっかぁ…。
もし…はっきりと判別できる方がおいでになりましたら…是非…教えてくださいね…!

あれ…ツクツクホーシが鳴き始めたぞ…。
暑いけどやっぱり…秋なんですねぇ…。
 




今日の一品…イカとアンチョビーの梅風味パスタ…dove風…。

2008-08-17 10:58:20 | 簡単手抜き料理
 御釜が空っぽになったので、夕飯はパスタにしようと思いましたが、こう暑いとパスタもあっさり系しか思い浮かびません。
シ○チキンでサラスパもいいけど…どうしようかな…。

 ここのところdoveんちの夕食、トマトを使ったものが多かったので、今日のパスタはトマト味じゃないものにしたい…。
けど…ちょっとばかり酸味も欲しいかな…。

 そんなこんなで…イカとアンチョビーの梅風味パスタにしました。 
イカの旨味…アンチョビーのこく…梅の酸味…エシャロット・大葉・ニンニクの風味…。
オリーブオイルを多めに使ったわりにはさっぱりとした味わい…。
イカも軽く下拵えをするので生臭みはありません。

小型の生イカを使ったけれど…これ…春ならホタルイカでいけますね…。
やってみよう…っと…。

下拵えの方法や細かいレシピは…必要な方が居られましたらコメくださいね…。

あっさりなのにしっかり味…イカとアンチョビーの梅風味パスタ…dove風…お試しあれ…!









散歩道で拾った話…第二百二十五「ホシゴイ…再び…。」

2008-08-16 16:40:00 | 生き物
 7月21・22日頃にUPしたホシゴイ…。
そのすぐ翌日にも同じ場所に居て、再び画像に収めることができました。
それから後は場所を移動したらしく、ホシゴイとしての姿は目撃していません。



 











 何度見ても可愛いです…。
この愛嬌ある微妙な体型がたまらない…。

 実は今月…ホシゴイの成鳥であるゴイサギを見つけました。
このゴイサギがあのゴイちゃんかどうかは分かりませんが…少なくともこの川に成鳥のゴイサギが居るということを確認できました。
とても嬉しい発見です。

 古くから住んでいる方に伺った話のように…樹木に鈴なり…とまではいかなくても、この愛らしい生き物がこの川で、種を保てるくらいに仲間を増やすことができるように願っています…。




散歩道で拾った話…第二百二十四「アガパンサス・秋の準備(ハゼノキ)・こんなところから…。」

2008-08-15 22:52:22 | 植物
 終戦…名古屋は広島・長崎についで被害の大きかった都市だそうです。
子供の頃にはまだあちらこちらに防空壕が残っておりました。
祭りや縁日にはまだ傷痍軍人の方が募金を募りに来ておられたのを覚えております。
幼い頃の記憶なのではっきりとは覚えていませんが、駅などで募金を募る姿も見かけたように思います。

この世に起きたあらゆる戦争の…犠牲となられた全ての方々の…御霊が癒されますように…。
真の平和がこの世の隅々まで行き渡り…人々が幸福に生きていかれますように…。



 もう…秋なんですよね…。
ほとんど雨が降らず…毎日焼け付くようですが…。
雲は出ているのにまったく降らない…それも困ったものです…。
植木が焼けて最悪状態…。
日照り神でも居据わっているんじゃないの…?

   

 さて…今日の花はアガパンサス…南アフリカ原産のユリ科の花です。
この植物…わりと丈が長いですね…。
散歩道沿いの農地の周りにたくさん植えられてありました。
白い花もあるそうなんだけど…doveはこの青の方が好きだなぁ…。

   

 焼けるように暑いというのに…散歩道ではすでに秋の準備が始まっています…。
毎年一番に秋色に変身する土手のハゼノキ…。
今年もすでにこんな状態…。
気の早い樹ですねぇ…。

  

 中洲のこんなところから…可愛い姿を覗かせている花を見つけました。
思わず緩むdoveの顔…この一瞬がいい感じ…。
ちょっとだけ暑さも忘れます…。

 散歩道の川に無数のトンボが飛び交い始めました。
夏場はシオカラとかヤンマなんかをよく見かけるけど…これは多分秋のトンボ…。
人間には分からなくても虫たちはちゃんと出てくる時期を心得ているんですね。
自然は巧くできてます…。







盂蘭盆会(ウランバナ)…御盆…。

2008-08-14 19:22:19 | ひとりごと
 この地方ではただ今…御盆の行事…の真っ最中…。
関東のゲンさんのところは先月でした…。
御盆の行事は地方地域によって、新暦で行うところと、旧暦で行うところがあるようです…。

 御盆…盂蘭盆会(ウランバナ)…は釈迦の弟子である目連(目犍連)の伝説から始まったといわれています。

神通力のある目連が亡くなった母親のあの世での生活を透視したところ、目連にとって良い母であった女性であるにも関わらず、餓鬼道に堕ちて苦しんでいた。
供え物をしても供え物はすぐに燃え尽き、母親の飢えを満たすことができない。
驚いて御釈迦さまに伺うと自分の子供たちを懸命に育てはしたが、他の者に施すということをしなかったためだという。
強い力を持っていても目連だけの力では、どうすることもできず、御釈迦さまや他の弟子たちの協力を得て母親を成仏させた。

 和尚さまの講話では…それが盂蘭盆の始まりだ…ということです。
けれども調べてみると…これはインドのもともとの行事ではなくて仏教が中国に亘ってからできたものらしい…という説もあるようで…。
確かなことはdoveには分かりませんが…。

 doveんちと実家の属する同じ宗の二派では、盆提灯・鬼灯・花・夏野菜・果物・菓子を供え、後は御坊さまに読経をしてもらう程度の行事です。
御盆の行事によらず、他の行事についても、他宗の作法と比べるとかなり単純…。

 宗派によっては、御先祖の魂の乗り物としてナスやキュウリで牛馬を作り、迎え火を焚いて御先祖の魂を御迎えする、或いは、盆が明ける時に送り火を焚くなど、たくさんの行事があると聞いています。
冠婚葬祭やその他の年中行事についても同じ…。

 それ故、他宗からは…門徒物知らず(この宗派の門徒は作法を知らない)…などと揶揄されるそうですが、それもこの宗派の…亡くなった人を最初から仏と捉え、霊となって戻ってきたり帰ったりはしないとする考え方…によるものだそうです。

 仏教においては霊という観念がそもそも存在せず、霊という観念は御神道のものである…とは…毎年の和尚さまの説法…。
さらに、この宗派では…自らの門徒に難しいことを要求しない…ばかりでなく、他宗にも…それぞれのやり方でどうぞ…と寛大…。

代々がこの宗派の門徒である…というだけで、それほど信心深くないdoveにとっては、行事が簡素で楽なのは大歓迎、実に有り難いわけで…。
毎年・毎季のことなので、とても助かっております…。

 行事作法云々や伝説の真偽のほどはどうであれ…御先祖を敬い感謝すること…はとても良いことだと思います…。
御先祖があっての今の我々…なんですから…。
難しいことや宗教的なことはさておいて…御盆というのはそういう日なのだ…と考えたらいいかも…知れませんね…。
 
南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏…。



何だかなぁ…。

2008-08-13 23:03:34 | ひとりごと
 今日はあまりに忙しかったので、ちゃんとした記事が書けません。
午前中…実家の墓参りに行って…和尚さまの講話を聞きました…。
盂蘭盆会の法要と講話が済むと、いつもなら実家に向かって仏壇に手を合わせるのですが…今日はとんぼ返り…。
連れの親戚に不幸があって遠出するため、盆休みのない連れに代わって、あっちこっち仕度に飛び回ってました。

 先方に出向くのは連れだけなのですが…こんな時に限って数珠が壊れたり…礼服用の小物がいかれたり…。
汚れた車が恥ずかしいから洗車もしておいて欲しい…というのでスタンドにも…。
御供えや手土産…香典や交通費…いやはや…訃報というのは突然なので前以て用意するというわけにも行かず…臨機動かねばならぬ用事があるもんなんですね…。

なんにしても…ここ数年…悲しい知らせが多くて…何だか…なぁ…。
そういう年回りになってきたということなのでしょうかねぇ…。

 そんなこんなで…今日は時間がなくなってしまいました…。
来てくださった方こんないい加減な記事で申しわけないです…。
明日は多分…いつもどおりに書けるとは思うのですが…。

えっ…いつもこんなもんだ…?

えらい…すんません…。