徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第二百五十七「桜紅葉始め・チョウセンアサガオ・白いヒガンバナ」

2008-09-30 17:00:40 | 植物
 このところ天気の悪い日が続いているせいか、doveちゃんず、寒い寒いを連発…。
ひとりはとうとう冬の制服を引っ張り出しました…。
室内で21.5度…確かに今日は肌寒いです…。
真夏とは異なって雨も冷たい…。

     

 そのためか散歩道も秋の装いが進んできています。
これは下流側で毎年見事な花を咲かせる桜…。
今年も紅葉し始めました…。
晴れていたら…もっと水に映えて綺麗なのだろうけれど…。
うん…それでも…これはこれでなかなか好い風情…。

    

 こちらは散歩道ではなくて、川からワンブロック奥の車道沿いの植え込みに咲いていたチョウセンアサガオ(ダチュラ)…トゲトゲの実が覗いています…。
この植物は全体が猛毒…幻覚性のアルカロイドを含むので要注意です…。
「魔王」と呼ばれるドラッグとして使用する困った人もいるようですが、非常に危険ですから間違っても口にしないように…。
華岡青洲が用いた麻酔薬「通仙散」ですが、御存知のように実験台になった夫人は失明しています。
幻覚性の猛毒なので痛みを感じないだけで鎮痛薬効果はないということです…。

    

 見つけました…。
白いヒガンバナ…リコリス・アルビフローラ…。
散歩道ではなくアパートの駐車場の盛り土の芝のところで…多分…人が植えた園芸種ですね…。

    

 白無垢の打掛ようですごく綺麗なんですが…華やかなのにどっか寂しい…。
雨…降っているせいだろうか…?
やっぱり何となく…三途の川の岸にでも咲いていそうな…。

 実はこのアルビフローラと並んで大輪の赤いリコリス(これがさつま美人だろうかなぁ…?)…が植えてあったのですが…紅白なのに全然おめでたくない…。
両方見ているとまさに花嫁って感じはするんだけど…どうしてだろ…?
子供の頃に植えつけられたイメージというのはなかなか消えないもんですね…。

 散歩道の中で最も古い山桜が二本…根元から切られてしまいました…。
どうやら虫にやられたようで…。
この二本は人も車も足を止めてしばし眺めていくほどの見事な桜でした…。
名所や旧跡の桜ならば…管理の人に早めに気付いてくれて…手当てもしてもらえただろうに…残念です…。
 







散歩道で拾った話…第二百五十六「カタツムリ・ニシキゴイ・白いコイ・眠そうなアオサギ」

2008-09-29 18:29:18 | 生き物
 今日の散歩道は雨…川の流れが速いです…。
午前中に短時間だけ小止みになったので下流側に行ってきました。
土手の草が刈られてしまっているので、別の被写体を探しに橋みっつ向こうまで歩いてみました…。

 橋みっつ向こうには土手自体がなくて、柵のすぐ下が高い護岸壁になっており、川幅も広くなっています。
中洲はあるものの、さらに距離が離れて、小さな花などは肉眼での判別は難しい状態でした。
その代わりに散歩道沿いに花壇が綺麗に作られていて、季節ごとの園芸種を撮るならば、いい環境にあるかもしれません。
おそらく…これは個人ではなくて地域で世話をしている花壇なのでしょう…。

  

  

 さて…これはいつも通る私設花壇で見つけたカタツムリ…。
雨だから出てきたんでしょうね…。
天気の好い日には一度も見てないですから…。

  

  

 こちらはこの前のニシキゴイとは配色の異なるニシキゴイ…。
そして…この前の白いコイよりひとふたまわり小さい白いコイ…。

  

 丁度、犬を散歩させていらっしゃった御夫婦に伺ったところによれば、この場所には、これら色の綺麗なコイの他に普通のコイの2匹分くらい胴の太いコイが棲息していて、ドッグフードを撒いてやると喜んで食べるのだそうです。
とても慣れていて、音を立てると寄ってくるのだとか…。

 残念ながら、雨降りの今日は川の状態が悪いので、その様子を見ることはできませんでした。
この川のコイは大物揃いだけれど、それを見慣れている御夫婦が驚くほどの太いコイなら余程大きいに違いありません…。
見てみたいな~…そのコニシキゴイ…。

  

 アオサギは通常…なかなか鋭い眼をしているのですが…この子は今にも眼を閉じそう…。
半開きですね…。
秋から冬の御天気の好い日には、よく中洲で寝てることがありますけど、ここは川の真ん中ですからね~…。

 家に辿り着く前には再び雨が降り出しましたが、パラパラとだったのでほとんど濡れることなく済みました。
後で画像を確認してみると…辺りが暗いせいかいつもよりシャッター速度が遅かった分手振れがひどくて…せっかくの画像何枚も没…。
ちょっと残念ですが、素敵な御夫婦に出会えたので、これで良しとしましょう…。









散歩道で拾った話…第二百五十五「ツルボ・ノアズキ・カワラケツメイ」

2008-09-28 22:11:22 | 植物
 昨日から少し涼しくなってきました。
連れは早々に長袖を引っ張り出し…doveちゃんずもパーカーを羽織っています…。
…と言ってもdove自身はまだランニング(…これも今はタンクトップというのかな…?)姿ですが…。
代謝の悪いdoveの皮膚は気温の変化に鈍感でなかなか季節についていけません…。

 先週慌てて洗濯屋さんに出した毛布…出来上がっていると思って受け取りに行ったのですが…一日間違えてました…。
荷物運びにdoveちゃんずを引き連れて行ったのに…明日だったんだなぁ~…。
相変わらず…そそっかしいdoveです…。

    

 さて…今日の花…ツルボ…です…。
向こう側のコンクリートの壁は建物ではなく、実は、この壁の上が坂道になっているんです…。
この川の周辺は山や丘だったので、切り開いて作った道路が崩れないように片側がコンクリートで固められています…。
その段差に作られた植え込みに草が生い茂って…こうして可愛い花を咲かせています…。
ツルボの鱗茎はすりおろして湿布すると腰痛や膝痛に効果があるようです。

    

 こちらはノアズキ…。
この画像を撮った翌日に草刈りがあって全部刈られてしまいました…。
なんてラッキーだったんだろ…。
実や花が小豆に似ているところからノアズキと呼ばれるようですが、食用にはならず、薬効も分からないそうです。

    

 こちらはカワラケツメイ…葉っぱがネムノキに似ています。
花が咲いていない時に見ると、同じような葉っぱのクサネムとの区別がつきにくいです。
ウェブで調べた限りでは脚気、腎炎、黄疸(おうだん)、偏頭痛、慢性便秘、夜盲症、インポテンツ…に効果があるようです。

 doveの散歩する範囲内の土手では、これまで見かけたことはありませんでしたが、おそらく、中洲に咲いているのではないかと思います。
花が小さく、草丈も低いので、doveの目には捉えられなかったのではないかと…。
来年はもっと気をつけて観察してみよう…。

 ツルボもノアズキもカワラケツメイも、これまでの散歩範囲では見つけられなかった植物です。
ちょっと距離を伸ばすことによって得られた新しい発見…。
これからも少しずつ距離を伸ばしてみようかな…。
何だか…ワクワクしますね…。


今日の一品…鶏モモのハーブ・マリナード(ryujiさんのイタリア料理から)…dove風…。

2008-09-27 22:10:33 | 簡単手抜き料理
 今日の一品はryujiさんのイタリア料理から…。
とても美味しそうだったので、またまた、チャレンジさせて頂きました…。

鶏もものハーブ・マリナード…。
鶏もものマリネをフライパンで炒め煮にしたものです。
いつものチキンなのにひと工夫でちょっぴりリッチな気分…。

 イタリアンパセリは生のものが手に入りましたが、他のハーブは乾燥ものを使っています…。
せっかくのレシピなのに…doveの場合厳選素材じゃないのが…申しわけないんだけれど…。

 ハーブ・チキンを作る時には、doveは通常、オーブンでローストしてしまいますが、これはフライパンで焼きます。
鶏ももなのでフライパンだと思った以上に脂が出ます。

レモン風味でdoveとdoveちゃんずはとても気に入りました。
特に若いdoveちゃんずは…美味す美味す…とあっという間にペロッ…。
けれど…連れは…美味しいけど脂が…と…気になる様子…。

 そこで…脂分を気にしない方はryujiさんのレシピ通りにフライパンで濃厚な味を…脂分を控えたい方や脂っこいものが苦手という方はオーブンレンジでローストして頂ければあっさりと召し上がれると思います。

 画像のチキンは素材の良し悪しはともかくryujiさんのレシピ通りフライパンで作りました。
ryujiさん…いつも素敵なレシピを有り難うございます…。
美味しいチキン料理がひとつ増えました。

レモンの風味で豊かな味わい…鶏もものハーブ・マリナード(ryujiさんのイタリア料理から)…dove風…お試しあれ…。






散歩道で拾った話…第二百五十四「ササゴイ・コサギ・ダイサギ?・アオサギ」

2008-09-26 18:41:18 | 生き物
 川面に小魚の飛び跳ねる日…だった一昨日は思ったとおりにサギたちが集まっていました…。
真冬でも凍結することなく、小魚が豊富に棲息するこの川では、初秋から初夏まで、サギ類の姿が頻繁に見られるようになります。
真夏には少しの間だけ姿を消していますが、涼しくなると再び戻ってきます…。
この秋も忘れずに帰ってきてくれました…。

 毎度見慣れているせいか、古参のサギたちはdoveの姿を見ても、デジカメを向けても、少し横目で警戒しつつも知らんふりしてますが、新しいサギは敏感に反応します。
シャッター音どころかデジカメの始動音で、あっという間に飛んでいってしまう鳥もいます。
このひと冬で慣れてもらえると嬉しいのですが…。

  

 さて…先ずは…ササゴイですが…これはその前の散歩の時の画像です…。
このところ移動してしまったので…この日は会えませんでした…。

  

同じサギ類ということで、ここでUPしちゃいます…。

  

 こちらはコサギ…シラサギ類の中で最も小柄なサギ…。

  

散歩道で見られるサギ類の中では、個体数も出会える回数もダントツです…。
段差のある場所…川の水の落ち込むところで小魚を追い回していました…。

  

 これはダイサギ…多分…。
アオサギと変わらないくらい大きい…目先が黄色くない…嘴の先が黒くない…嘴が長い…点で…。
けど…チュウサギの可能性も…ないわけじゃなく…。

  

前にチュウサギとしてUPしたのとは…大きさからいって同じ個体ではないと思うのだけれど…どうなんだろ…?
ひょっとして…あれ…ダイサギだったのかな…?
嘴…長かったような気もするけど…でも…体…小さかったしなぁ…。

う~ん…迷う…。
もっとはっきりした大きな画像が撮れたらなぁ…。
眼の辺りがもっと大きく撮れると分かりやすいのに…。

どっちかなぁ…?
どなたか…サギ類に詳しい方…教えてくださいね…。

  

 そして…アオサギ…。
この子はちょっと神経質…。
距離は離れているんですが…それでもできるだけ警戒させないように…doveとしては…静かにしてました…。

  

 こちらは大胆不敵…。
距離にして2mくらいかも…しれないなぁ…。
直で話しかけながら撮影してます…。

なにしてんの…?

写真…撮っていい…?
ちょっとない…じっとしててね…。

そうそう…いいね…。
よっしゃ…ありがとね…。

…なんてね…。

 時々…そんなアオサギが居て…すぐ近くまで飛んできたりすることがあります…。
あくまで野生で…馴れているわけではありません…。
こちらの動きは常に警戒していますが、そこまで手が届かないということを知っているみたいです…。

 らっこさんのお勧めで…あっちこっち訪問させて頂いてます…が…PCの調子が悪くてコメ入力のできない現象が頻発…足跡残せなかった記事も…多々あります…。
ど~なってるんだ…このPC…。
IEバージョンアップしてからとんでもなくトラブル続き…。
困ったもんだ~!





散歩道で拾った話…第二百五十三「謎…真っ白なセキレイ」

2008-09-25 17:32:17 | 生き物
 たった今…窓から聴こえてきたバイクのエンジン音に大笑い…。
暴走中…だとは思うのですが…何と…「咲いた 咲いた チューリップの花が…」と…エンジンふかして演奏しながら走り抜けていきました…。
危険行為ではありますが…憎めない輩です…。

 さて…昨日予告した鳥類…です…。
ちょっと面白い鳥を見つけたので…サギ類は次回にしますね…。

ここ数日…不思議な野鳥が姿を現しています…。



真っ白なセキレイです…。

 セキレイには顔の部分が白いハクセキレイやホオジロハクセキレイ・タイワンハクセキレイ、腹の部分が白いセグロセキレイなど、部分的に白さの目立つものは居ますが、全身白いセキレイはこれまで見たことがありません…。



 セキレイ類はこの川でも最も個体数の多い鳥のひとつですが、散歩道を意識的に歩き始めて三年目、この土地に暮らして約18年、これほど白いものは初めて見ました。



 ここ数日で三度目撃…一羽で行動している時もあれば、数羽のハクセキレイと行動をともにしていることもあります…。
この画像だと尾羽の形が三分裂していて、他の鳥のようにも見えますが、独特の鳴き声も、下の画像のように尾羽をちょんちょんと振る仕草も、セキレイの仲間の特徴…。



 画像を撮った時には、縄張り争いか、嫁さん争奪戦か、他のハクセキレイと戦闘中らしく、落ち着かず、ボケ画像やっと数枚手に入れました…。
的が小さいのと遠いのと動き回るのとで…いつも以上にボケ…ですが…白さは分かって頂けると思います…。



真っ白なセキレイ…綺麗でしょう…?
所々にほんの少しだけ黒い点がありますが…。

アルビノなのか…たまたま配色がこうなってしまったのか…白いセキレイ…。

もし…このセキレイの正確な種類名を御存知の方は、是非、教えてください…。
dove自身はハクセキレイの変種だと考えています…。

 ほとんど数日おきに散歩道を歩いていても…新しい発見というものは尽きないものですね…。
いつも新鮮なサプライズ…プレゼント…を有難う…。
自然は最高のエンターティナーです…。

 








散歩道で拾った話…第二百五十二「きのこ群生・柿の実・白いフヨウ・これ…分かりますか…?」

2008-09-24 21:35:00 | 植物
 今日は暑からず寒からず…絶好の散歩日和…。
早めに家を出て上流側・下流側・橋ふたつ向こうまで歩きました。
少しばかり…わくわくしながら…。

 実は早朝…小魚が群れで川面を跳ねているのを目撃…。
doveの勘…こういう日は小魚を餌にしている鳥たちが集まるはず…なんです…。
 残念ながらカイツブリやカワセミ・ササゴイなどには会えませんでしたが、思ったとおり、サギ類が来ていました。

 申しわけないけれど…今日はdoveちゃんず妹の用事が長引いて…鳥たちの画像が間に合いません…。
文化祭の展示物…作らされてたんだよね~…。
鳥たちの画像は後日…UP致しますので…今日はまた植物で…。

  

 こんなきのこが群生していました…。
名前は分かりませんが…わりとでかいきのこです…。
doveの拳くらいはあるかな…。
大きいのだともうひとふた周り…あるかもしれない…。
見た目…美味しそうですが…食べられるのでしょうかね…。
食べませんけど…。

  

 いつもの散歩コースにはヤマモモ・リンゴ・モモ・ザクロ・クワ・エノキ・ヒメコウゾなど食べられる実の生る樹がありますが、橋ふたつ向こうにはカキが生っていました…。
散歩道の熟した木の実は昆虫や鳥たちの餌になります。
しかし、熟す前の段階で腐って落ちてしまうものも多いのです。

 モモはまだスモモくらいの大きさのうちに、青いまますべて落ちてしまいました。
リンゴは赤味を帯びた黄色になっていますが、すでにかなりの実が消えています。
ザクロも三分の二は駄目になりました…。
樹木の世界でも次世代に命を繋ぐことは…なかなか厳しいようです…。

  

 カキの木の近くの植え込みには白いフヨウの花が何本も植えられていました。
中洲に咲くたくさんの自生種のフヨウはピンクのものばかり…。
白いフヨウは中洲の方へ逃げ出さないのでしょうか…?
それとも…繁殖力が弱いのでしょうか…。

  

見つかった白いフヨウの自生種はたった一株…土手に小さな小さな木が白い花を咲かせていました…。

  

 さて…これが何だか…分かりますか…?
御存知でしょうかね…?
緑の枕のような…一抱えもある大きな実…。

これは冬瓜です。
愛知県は沖縄県に次ぐ冬瓜の産地です。
散歩道沿いの畑にも、こんな大きな冬瓜が生っていました…。

 やれやれ…doveが高校生の時は親頼みの作品など考えもしませんでしたが…最近では何処の家庭でも…衣装だ飾りだ…と親が使われるのだそうで…。
doveんちではPCに取り込んだイメージの印刷…。

自分ひとりでできないことを簡単に引き受けてくるものではない…と叱ってはやりましたが…。








散歩道で拾った話…第二百五十一「紅葉状況・数珠玉・ヌルデ・デュランタ」

2008-09-23 21:14:14 | 植物
 散歩道を渡る風は少しずつ秋の香りを運んできますが…まだまだ暑いです…。
朝夕は多少過ごしやすくなりましたが、昼間は扇風機が必需品…。
袖のない襟ぐり大きく開いたTシャツで恥かしげもなくメタボ・ボディをさらしております…。

  

それでも…この方は着々と秋の準備を進めておられるようで…。
この前よりもさらに紅葉部分が広がっています。

完全に真っ赤に染まったハゼノキよりも…少し手前の緑や赤の微妙に入り混じったハゼノキが好きなんだけどな…。

それも…もう間もなく見られることでしょう…。

 

 散歩道の中洲のあちらこちらで数珠玉が見られるようになりました。
昔…高校の文化祭のイベントで昔の遊びみたいなコーナーをやった記憶があり、その時に近くの川で数珠玉を集めてお手玉を作ったように思います…。
田舎だったからね~…。

数珠玉はもともと食用植物…はと麦の原種だそうです。
今…これを食べている人は居ないと思うけれど…。



 こちらはヌルデ…。
ウルシの仲間で人によってはかぶれることがあるそうなので注意が必要です…。
ヌルデは咳や下痢に効く薬草で、果実は塩麩子(えんふし)といい、葉を塩麩葉(えんふよう)というそうです。
塩がつくのは果実の周りにつく白い粉…リンゴ酸カルシウムを舐めると塩辛く感じることから…。
舐めたこと…ないですけど…。

 ヌルデは虫こぶのできやすい植物ですが、この虫こぶは五倍子といって昔は黒の染料とか鉄漿などに使われていたみたいです…。
鉄漿はもうないけど…染料としては…今も使われているのだろうか…?
どうなんでしょうね…?



 植え込み跡の私設花壇に今年も咲いたデュランタ…。
この可愛らしい紫の花を見た時、まるで藤娘のかんざしのようだと思いました。
日本の花ではないのに何処となく和風な感じがして、心惹かれる花のひとつです。

 散歩中のお年寄りの会話が窓の外から聞こえてきました…。
今日は涼しくていいね…と…。

涼しい…何処が…?
ずっと扇風機かけてるのに…?
このTシャツ一枚でも手のひらがじわっと汗ばんでくるのに…?

う~ん…この暑さは…ひょっとして…doveのメタボのせいなのか…?

さて…どっち…なんでしょうか…ね…?





散歩道で拾った話…第二百五十「水に薙ぎ倒された中洲の木々」

2008-09-22 17:53:17 | 植物
 普段おとなしい散歩道の川も台風や大雨の時には溢れることがあります。
doveの住んでいる地域では、幸いなことに20年ほど前に溢れたきりで、東海豪雨の時にもぎりぎりで難を逃れましたが、土地の低い下流の方は大変だったようです…。

 

 この前の増水で、あちらこちらの中洲が削られ形を変えました。
川幅の広くなったところ…狭くなったところ…深くなったところ…土が底に溜まって浅くなったところ…さまざまに…。
川は増水の度に姿を変えていきます…。

 
 
 川に沈んだ中洲の木々…一夜明けるとこんな状態…。
それでも枯れることなく花を咲かせたり、ちゃんと葉を落とさずに生きています。

 

 画像では分かり難いでしょうが、これらの木々はdoveの背丈よりもずっと大きな木です…。
ちゃんと地中に根を張っているのですが…根こそぎ薙ぎ倒されています…。

 

 増水した川の勢いというのは怖ろしいものですね…。
これが人間であったならひとたまりもなかろう…と思い…改めてぞっとしました…。





散歩道で拾った話…第二百四十九「巨大サトイモ・コムラサキシキブ・シロミノコムラサキ・カクトラノオ」

2008-09-21 16:46:46 | 植物
 早朝から雨が降ったり止んだりの忙しない日です。
体感温度的には過ごしやすい方…これなら今夜はおでんにしても大丈夫そうですな…。
…ってもう作っちゃったからどうしようもないんだけど…。
暑くなってきちゃったら…夕飯時だけ冷房入れちゃおうぜ…っと…。
食材は期限付き…そうはそうは延期できませんからねぇ…。

 

 おでんといえば…この辺りではサトイモ…。
今回は頂き物のジャガイモがたくさんあったので使いませんでしたが、どっちかといえばサトイモの方が好きです。

 

 散歩道の川には去年もUPしたように特大のサトイモが生えています。
サトイモの生えている中洲は数箇所ありますが、此処のサトイモはかなりの大物…。
画像一番下の小さな葉っぱがおそらくdoveの知ってる普通サイズ…。
うちの観賞用のサトイモなんぞはさらに小さいですが…。

 なんという品種なんでしょうね…?
セレベス…? ヤツガシラ…?
良く分かりませんが…とにかく…でかい…。
誰も世話をしていない自生種なんですが…逞しいです…。

  

 左は植え込みのコムラサキシキブ…市が植えたものです…。
右は中洲の自生種シロミノコムラサキ…川の上流側にも下流側にも生えています…。
コシロシキブ…シロシキブ…などと呼ばれています。

  

 これはカクトラノオ…ハナトラノオともいうようですね…。
植え込み跡の私設花壇の園芸種です。
この花壇を作った方は、まめに世話をなさるようで、いつでも綺麗な花が咲いています。

 先程から雷…遠くで鳴っています…。
不安定な空模様…またひと雨来そうな気配です…。
学校へ行っているdoveちゃんず妹…寄り道せずに早く帰ってくるといいのですが…。