徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…四百二十六「カワラヒワ・オオジュリン?・モズ」

2010-05-30 22:22:42 | 生き物
 今日の散歩道…晴れ…文句なしの散歩日和…なんですが…喉の痛みが取れなくて散歩は控えました…。
doveちゃんず姉が花粉アレルギーで目を真っ赤にしているので…どうやら…doveの喉も花粉が原因のようです…。
しかし…いつもの花粉症の薬が効かず…鼻もつまり気味…喉は痛いまま…。

熱が出ないので…風邪…ではないと思うのだけれど…。

 さて…本日の画像…カワラヒワ…やっぱり…樹上の小鳥…はっきり撮れません…。
綺麗な体色の鳥なんですけども…ねぇ…。
これでコンデジのズーム機能いっぱいいっぱい…何しろ…こいつは8年くらい前の型ですからねぇ…。

     

最近のコンデジならもっとズーム倍率が高いかもしれませんね。
それに、当時としては軽くてコンパクトタイプだったのでしょうが、今となってはデカイしかなりズッシリきます…。
新型のコンデジなんて…こいつの半分もないんじゃないかなぁ…。

     

この子は…実は…良く分からないのです…。
背中の縦縞模様を見るとオオジュリンかなぁ…。
縞模様が翼のところにあるだけなら…ホオジロかとも思うのですが…。
詳しい方がおられたら教えてくださいね…。

やっぱり…こういう時には野鳥を大きくはっきり撮りたいもんですなぁ…。
特徴の細かいところが見えないので、素人目では差が分かりにくいですからねぇ…。

     

これはモズ…4月の終わりに撮った画像です…。
カワラヒワはこの時期でも頻繁に見られますが…モズや上のオオジュリン?などはあまり姿を見せないですね…。
オオジュリンは夏羽に替わっていてスズメと紛らわしく探し難いって事もありますが…。

喉の痛みが取れたら…また散歩に出かけたいと思います…。
今日も本当はうずうずしてたんですが…。

花粉…だと思うのだけれど…風邪…なんかなぁ…?










散歩道で拾った話…四百二十五「アオサギ・コサギ・バン・ドバト」

2010-05-26 21:47:26 | 生き物
 今日の散歩道…晴れたり曇ったり…風の強い日になっています…。
散歩した午前中にはそれ程感じなかったのですが、午後になって風が音を立てるようになりました。

しばらくフナ騒動の記事が続いたので、久々に鳥類、いってみましょうか…。

 散歩道のこの時期は、繁殖・抱卵などで姿を見せない鳥が多いため観察には向きません。
近くの緑地や池の傍の林などでは営巣する鳥を観察できると思いますが、コンクリートの護岸に囲まれたこの小さな川では営巣する鳥は限られているのでしょう。

     

アオサギも子育て中…池や田んぼなどの傍の林や茂みなどにコロニーを作って営巣しているようです…。
雪の下さんの情報では…もうそろそろ巣立ち…だとか…。

川では夜間…だいたい7時を過ぎて暗くなってから…魚を追っかけている姿が見られます…。
コンデジでの撮影は無理だなぁ…。
暗過ぎるし…フラッシュたくとびっくりさせちゃうからね…。
梅雨が明ける頃には幼鳥の姿を見られるかもしれません…。

     

コサギは昼でも夜でも姿を見かけます。
この時期、冬場ほど頻繁にではありませんが、アオサギよりは個体数が多いような気がします…。

     

バンも抱卵中か子育て中…ここのところ姿を見せません…。
嘴の付け根が赤いのは繁殖期の色…これは5月初めの画像だから…きっと良いお相手が見つかったんでしょう。

     

ドバトの…どアップ…。

すぐ隣で撮影…。
アップで撮らせておくれよ~と頼んだらしばらく傍に居てくれました。

     

怪我をしているわけではなくて、上の画像のように片足は胸の羽毛の中に隠れています。
肝が据わってるし…なかなかの美形じゃありませんか…。

数日前から喉や鼻の調子が悪くて、花粉なのか風邪なのか判断つきかねています。
寒かったり暑かったり…晴れたと思ったら雨が降ったり…。
体調整えるのも大変ですよね。

このごろ何だか妙な気候だし…雨が多い…。
下手したら今年はこのまま梅雨に突入かなぁ…。

農作物の収穫に響かないと良いんですが…。






散歩道で拾った話…四百二十四「フナの死骸を食べるカメとナマズ」

2010-05-23 11:31:21 | 生き物
 今日の散歩道…雨…気温的には過ごしやすい日です…。
小降りになったので…出かけようかどうしようかと迷っているところです…。

30匹ものフナが死んで川のあちらこちらに散らばっていると、どうしても辺りに臭うし、見た目も悪いのですが、自然というのは良くしたもので何処かに必ず御掃除屋さんが居ます。
問題水域にもたくさんの御掃除屋さんが居るので、30匹などという数はものともせず、あっという間に消化して川をきれいにしてくれました…。


     

この画像はすでに死んだフナを食べているのだけれど、カメは、浅瀬に上がって転がっているフナが生きているうちから近くに寄ってきてフナが力尽きるのを待っています。

     

先回の動けなくなっていたフナの場合も、別のカメが近くまで来て様子を探っていました。
雨足が強くなって水嵩が増えたためにフナに逃げられてしまい、急転した事態が飲み込めないのか、しばらくは呆然とフナの転がっていたところを見つめていました。


ナマズも…捕食の時は俊敏で獰猛な顔を見せます。
普段ののんびりした態度は何処へやら…。
この場所は時に、コイやナマズが大量に集まってくるポイントですが、この日も大物ゴイに混じってたくさんのナマズが来ていました。

     

流れてきたフナの死骸に飛びかかる大きなナマズ…。
他のナマズに取られてなるものかとばかりに体をうねらせて…。

     

どうです…この口…迫力でしょ…。
フナの死骸は例によって25~30㎝…バクッ!

     

さすがに大きすぎて丸飲みはできません。

     

浅いところに引っ張ってきて…。

     

少しずつ齧りとっていきます。

     

     

     

 ブロックに引っ掛かったフナの死骸は新鮮なうちはカラスが引っ張り揚げて食べます。
カメはそれほど新鮮でなくても食べるようで…。
降雨によって水嵩が増え、流されてきた死骸はナマズなど川の魚たちが処理し、最後のおこぼれは小さな水棲生物たちが頂くというわけです。

此処で…少し違う方面から眺めてみると…。

フナが自然死であれば…これは自然界が定めた素晴らしい役割分担…。

しかし、万が一汚染のよる死であれば、このフナを食べることによって、他の生き物にも汚染が広がる可能性があります。
水棲生物はフナを食べずとも川で生活することで汚染されるでしょう…。

川の魚を食べる鳥類や獣類、川の植物、植物を食べる陸棲小動物、川の水を飲む鳥類や獣類、昆虫、そして…汚染されたそれらを食べる生物…などなど…どんどん広がって…。

川は海へと流れ込み…巡り巡って…人間にも…。

怖いですね~。

今回は幸いにも自然死のようでしたが、この川が毎日のように、いろんなもので汚されていることは事実です…。

油断は…できませんね…。



宮崎の畜産農家の方々に謹んで御見舞い申し上げます。
皆さまの御心痛と御心労を思い、失われるたくさんの命を思うと胸が痛みます。
一日も早く明るい兆しが訪れることを願って止みません。
東国原知事を始め、不眠不休で事態の収拾と解決に力を尽くされておられる方々の御努力が、天に通じ報われますことを心より御祈り申し上げます。









散歩道で拾った話…四百二十三「本日雨天…フナの行動は…?」

2010-05-19 23:28:18 | 生き物
 今日の散歩道…雨…時折横殴り…わりと雨足が強いです…。
散歩から帰る頃にはウォーキング用の靴も靴下もぐっしょりでした…。

本日の散歩時間、doveは少し出遅れたので、直接会うことはできませんでしたが、少し離れたところから見えた様子では、現場の脇の橋の上で、保健所の方々と土木局らしき方々が川を覗いて何か話し合っていたようでした。

重要ポイントである降雨…改めて様子を見に来てくれていたようです。


これだけ雨が降っているといつもなら散歩に出かけないのですが、増水によって同じ状況が繰り返される可能性があるため、問題水域の様子を観察しに出かけました。

     

 雨の日は排水口から泥水が流れ込むため、川は何処も濁った水ときれいな水で二色に分かれます。
泥水が流れ込んで水が濁るからといって被害に結びつくわけではありません。
このような状態は川の何処でも見られる光景です。
コイにはわざわざ濁った水の中に入ってくるものも居ます。

濁った水の中でコイが何匹も暴れているのが分かりますが、doveのデジカメでは画像にはうまく撮影できません。
汚い泥水の中でも苦しそうにしているわけではなく、逆に、見た目きれいな水の中でコイたちが口を水の外に出してパクパクさせているところもありました。

     

 さて…問題の解決に結びつくかどうかは分かりませんが…最初に死骸があった場所に新たにフナがころがっていました…。

腹の大きいこのフナはまだ生きています。
先回被害にあったフナたちと同じ25~30cmサイズ…。

このフナ…このまま動けなければ雨が止んで水が引くとともに死んでしまうわけですが…どうしてここに転がっているのでしょう…?

その疑問の答えはすぐに分かりました…。
残念ながら傘などが邪魔をして画像撮影ができなかったのですが、転がっているフナを撮影している最中に同じサイズのフナがもう一匹、自らこの水嵩の浅い場所に上ってきました。
しかし、この二匹目のフナは上流に行くのは無理だと感じたのか、流れを利用してすぐに水嵩の深い方へと戻って行きました。

この場所、この先の上流へ上るにはかなり高い段差を超えなければならず、そのためにはもっと水嵩が増えて堰堤の上にまで及ぶ必要があります。
大雨によって増水すれば、それが可能になります。

最初のフナが上って来た場所は運悪く流れの勢いの弱いところで、二番目のフナのように戻ることもできずに転がっていたのです。

酸素を求めて上ってきたのか、産卵のための遡上かは分かりませんが、フナが自ら浅瀬に乗り上げてしまったことによる死というひとつの解答を、運良く目撃することができました。

今回のフナの死が、すべてこのケースに当てはまるかどうかは、まだこれから十分な調査と検討を要するでしょうが、可能性のひとつを直接目撃できたことはとても幸運だったと思います。

運が良いといえば…この動けなくなっていたフナ…雨の勢いが増した御蔭で流れの勢いと水量も増し、何とか体を動かして流れの強い方へと移動することができたので、下流側の深い方へと帰って行きました…。

良かった…良かった…。

さてさて…明日雨が上がった後…川の様子はどうなっているでしょうか…。
また新しい死骸が転がっていなければいいのですが…。








散歩道で拾った話…四百二十二「川の異変…公的な調査による現時点での報告」

2010-05-18 22:46:11 | 生き物
 今日の散歩道…晴れ…暑いけれども川風の気持ちのいい日になっています…。
ここ数日、doveは川の異変の情報集めに散歩道を歩きまわってフナの死骸数の増減を調べて回っていましたが、ごんべ絵さんと雪の下さんが迅速に公的機関に通報してくださった御蔭で、本日午前、〇保健所と〇土木局がそれぞれに調査を開始しました。

 雪の下さんからの連絡コメを見る前に散歩に出かけてしまったdoveですが…偶然にも調査に来られた役所の方とバッタリ…。
これも何かの御縁なので、通報してくださったごんべ絵さんや雪の下さんを差し置いて僭越ではありましたが、調査の参考までに川の異変の過程を報告させて頂きました。

担当の方からも現場の状況から見ての今回のフナの死の原因として考えられることの説明を受けました。

     

まず…現場のフナの死んでいる状況から担当者が見た限りでの原因として…。

『このところの天候不順が災いした低温ショック及び酸欠』

その① 気温の変化が激しかったので、この時期それ程変化しないはずの川の水温も変化したため低温ショックを起こした可能性がある。

その② 多くのフナはブロックの上で死んでいるところから、降雨増水時に酸欠状態に陥ったフナが酸素の多いブロック周辺に集まり、その後、雨が止んで水が引いたためブロック上で動けなくなった可能性が大きい。
現場状況からは②の方がより考えられる。

此処までは…こちらの予想見解とだいたい似たり寄ったりでしたが…。

その③ フナの死骸の数が30匹と少ないことから…『世代交代』…かもしれない。
産卵のために上流に上ってきたフナたち…産卵でただでさえ弱っているところへ異常気象での低温ショックと酸欠に追い討ちをかけられた…。
(これは…天候条件が良くっても何れは自然の成り行きで死ぬ運命にあったってことです…。)

おおっ! なるほどっ! そういう可能性も有り得るかも…っ!
正しいかどうかは別としてね…。
 
     

従って○保健所の調査の現段階では…カルガモの死はこの件とは無関係だろう…という見解でした。
画像は本日午前中、問題水域に居た元気なカルガモさんです…。

     

こちらは問題水域中間辺りで泳いでいた元気なコイ…。

次に…DO(Dissolved Oxygen)値の検査から…。

DO値とは溶存酸素量の値です。
川の水に溶存している酸素量が少ないと水棲生物は生きていけません。
今回の検査では余裕で基準値に達しており、今の段階で酸欠はないので他に原因がなければ次に何らかの状況変化で酸欠が起こらない限り死骸はこれ以上増えないだろう…とのことでした。

さらに水棲生物を死に至らしめるような化学物質も発見されず…。
但し…雨の日からは日数が経っているので流されてしまった可能性もある…。
もし汚染であるならば、小魚がたくさん浮く現象が起きるので要注意。
この先しばらく、死骸が増えたり何かの異常が起きたりした場合、すぐに連絡して欲しいと担当の方が言っておられました。

以上が本日の調査段階で推測される原因です。

どれもこれが確実に正しいと断言できるものではないようで…これから当分、気をつけて観察していてください…との御依頼でした。

それから…汚染については可能性がないわけではない…とのことです。

この排水口の上流は山側の農地で農薬を使っているそうです。
但し…そこから農薬が流れ込むとは考え難い…と…。

また…誤って側溝に何か有害物を流す人も居るので…とも…。
自動車のウォッシャー液などを流すことがあるようです。

生活排水と川に流れ込む水とはラインが区別されているそうで、通常、川には山からの水や雨水が流れ込むそうですが、大雨などが降ると生活排水が溢れて流れ込むことがあるので、雨の時には要注意だそうです。
思えば、今回の事件も雨の後ではあったのですが…。

雨…はどの原因においても重要なポイントですね…。

 川は県の管轄ですが、県がなかなか動かないため、こうして代わりに市の役所が動いてくれているので、双方の間の手続き上難しい面もあると思います。
予算の関係もあるでしょうし…。
この状態で、役所がすぐに腰を上げてくれたのは有難いことには違いありません。

素直に…担当の方には感謝しています。

 欲を言えば…できれば…死骸から分析する…なんて精密な検査が行われると…もっと詳しい分析が可能なのでは…と素人考えでは思っているのですが…。
生きたフナじゃないと検査できない…ってのは…どうなのかなぁ…難しいのかな…?
死んでからだと…必要なデータが消えてしまうとか…?

勿論…体内に取り入れられたものを調べるには…生きたフナを調べるに越したことは無いでしょうね…。
機能的なことなども生きていないと分からないかも…。
けど…そうだな…どうしても生きたフナが検査に必要であれば…この際…サンプルを捕ってもいいのでは…。


いやいや…感情的になっては大局を見失ってしまう虞があるな…。
とりあえず…ここは素直に…御依頼どおり観察を続けようと考えています。





散歩道で拾った話…四百二十一「異常なコイ・カルガモの死」

2010-05-17 13:49:31 | 生き物
 今日の散歩道…晴れ…とても暑い日になっています…。
半袖のTシャツ一枚でも汗ばむほどです…。

 さて…先回・先々回と川の異変について書いてきましたが…今回は最悪です…。
実は昨日の散歩時に、doveの散歩圏内では最も汚れた廃水の流れ込む排水口の前で、新たに10匹のフナの死骸を発見しました。

     

此処は普段から汚い水が流れてくる場所で、夏場など天気のいい日が続くと、この前のブロックのところにびっしりと汚い色の藻が繁殖します。

     

此処が原因ではないかと毎回覗いていた排水口ですが、其処が原因かどうかは別として、最もフナの死骸の多い場所となりました。
これで今回の事件でのフナの死骸は30匹を超えました…。

さらに本日、この場所で、このような悲惨な光景を目にしました…。

     

 つい先程、問題の排水口を覗いている時に排水口の前に居た魚です。
これはフナではなく小型のコイですが、体全体に何かが付着したか皮が剥がれたかしたような状況に見えます。
これがただの汚れなのか爛れた鱗なのかは近付いてみないと分かりませんが、この川でこれほど体の表面が汚れて見えるコイは他に居ません。

     

さらにその僅か数メートル下で、浮いているカルガモの死骸を発見しました…。
昨日まではここにカルガモの死骸はありませんでした。

いったい…この川のこの問題水域で何が起こっているのでしょう…?

同じ場所で死んでいたからといって、フナとカルガモの死に因果関係があるかどうかは分かりませんが、これはかなり異常な事態だと考えていいと思います。

問題水域の下の方にもう1羽カルガモが居ましたが、その子が被害に遭わないことを祈りたい気持ちです。





散歩道で拾った話…四百二十「フナ報告・コイの新入り・カメ」

2010-05-15 17:37:27 | 生き物
 今日の散歩道…晴れ…毎日のように風の強い日が続いています…。
植木屋さんが入ることになっていたので、昨日のうちに川の様子を見てきました…。
doveの普段の散歩コースのみですが、上流側と下流側両方を回りました。

     

 見つけたフナの死骸は全部で20匹(先日の10匹を含めて)でした。
目に付かないところにまだあるかも知れませんが、川全体から見ればそれほどの被害ではなかったようです。

 何れも同じ日に死んだものと思われ、翌々日、被害が拡大していないところをみると何かが突発的に起きた可能性があるのではないかと思います。
ブロックに乗り上げている死骸が多々あることから、雨による増水時に何らかの原因によって死に至ったものと考えられます。

 問題水域も限定的で、おおまかに東から西に流れている水域の内、上流側は某量販店のすぐ横の橋から東側には死骸はなく、下流側は某コンビニ横の橋より西側には死骸はありません。
最も死骸の溜まっていた問題水域の中間地点にあたる高架工事現場の東側の橋から西側の死骸は数も最小であることから流されてきただけのような気がします。
従って問題水域は量販店から高架工事現場までの平坦な水域と考えられます。

水温低下によるショック…であれば…何故にこの水域だけが…?
汚染による中毒死…であれば…何故にヘラブナまたはフナ類だけが…?

 う~ん…もっと有名な川なら…役所や学者さんが原因究明に動いてくれるのでしょうが…散歩道の川では川の生き物ファンの間のミステリーに終わるのでしょう…。
謎の答えを知りたいけれども…ね。


 さて…異変を探って歩いていたら…新入りさんに出会いました…。
見慣れぬニシキゴイが2匹上流に…誰かに放流されたのかなぁ…?
それとも上流から流れてきたのかな…。

     
 
この子は残念なことに灰色のコイの下に入り込んでいたので全体が分かりません…。

     

目玉模様のあるこの子も新入り…。

     

 これは川のコイの群れ…。
この川では多くのコイが群れを成していて、こんなふうに集まっていることが多いです。
川底で日向ぼっこでもするようにじっとしています。
泳ぎ回っている群れも有りますが…。

 日向ぼっこといえばカメ…。
カメは日向ぼっこが大好きです…。
少しでもたくさん日を浴びようとしてオヤガメコガメ状態になります。

     

     

護岸壁に登ってカメたちが日向ぼっこする様子です。
カメは意外に力が強くて傾斜の急な護岸壁でも平気で登ってきます。
此処も…人間なら滑り落ちそうな壁なんですが…。

 この川で20匹ものフナを釣って捨てる人は居ませんから…釣り人の仕業ではないでしょう…。
このところ川に入る釣り人が増えており、ちょっと心配していたのですが、そういう点では少しほっとしたかな…。

ナマズやカムルチーのサイズ目的の釣りがほとんどなので…ほっとしてばかりも居られませんが…。





散歩道で拾った話…四百十九「川の異変・ナマズ・カムルチー」

2010-05-12 22:03:54 | 生き物
 今日の散歩道…晴れ…かなり風の強い日になっています…。
散歩道を折り返してしばらく行ったところで…バッタリ…ごんべ絵さんと出会いました。

 いやぁ…ほんとに久方ぶりです…。
doveが仕事に入る前…いやいや…さらに前だから…もうかれこれ一年以上は御無沙汰致していたように思います…。
それなのに直接には会っていなくてもしばしばブログ上で会話を交わしていると、そんなに長いこと会っていなかったような気がしません。

面白いものですねぇ。

 今春、極端にカルガモの数が減り、スッポン捕りが出現したこともあり、久々に出会ったこの機会に、日頃から川の生き物を気にかけて可愛がってくれている喫茶店へ情報を伺いに行くことにしました。

 店のママさんは…コイやカルガモ捕りの外国人のグループが何度も夜に川に入っていること、スッポンを絡げて運んで行く人が居たこと、飛べないカルガモの近況、ここ数日オッシーくんが姿を見せないので心配していること…など最近の状況を教えてくれました。

 そうなんです…。 ここ数日…オッシーくんの姿が見えないんです…。
しかし、繁殖期に姿を消すことは野鳥にはあることなので、悲しむのはもう少し待ってみてからにしようと思っています。
無事であることを祈って…。

 川の現状は問題ありですが…ママさんが心から川の生き物を案じてくれていることが伝わってきて…なんだかとてもうれしかったです…。
コーヒーも美味しかったな…。

 さて…ごんべ絵さんと別れて帰り道を行くと…奇怪な光景に出会いました…。
少し遠いのでヘラなのか小さなコイなのか分かりませんが…(ヘラかなぁ)…20cm~25cm級6匹ほど浅いところで死んでいました…。

 そういえば…行きに上流で2匹…下流側で2匹ほど浮かんでいるのを見かけて…また釣った魚を捨てたヤツが居る…と腹を立てつつ歩いてきたのですが…此処にまとまって死んでいるというのは…どういうことなんでしょう…?
数日前にもさらに上流で2匹ほど死んでいるのを見たのですが…それも関係があるでしょうか…?

     

     

     

酸欠であればもっとたくさんの魚が浮くはずで…毒物でも然りです…。
上流側の死んだ魚のすぐ傍にはたくさんのコイが居ましたが異常は無いようでした。
病気か悪戯か捨てられたのか…原因はなんなのでしょうね…?

 
次の画像は…ごんべ絵さんと出会う前に撮ったナマズ…50cm弱くらいかな…。

     

     

わりと太めのナマズでしたが…ひょっとして卵持ってるのかな…?
ナマズの生態は良く分からないけれど…どうなんでしょう…?

     

ゴミの下から現れたカムルチー…40cm弱…かな…。
こんなところに潜ってたんだと思うと…なんだか気の毒…。
川…汚れてるからねぇ…。

     

こちらは40cm強のカムルチー…痩せ型だけども斑紋がはっきりしていてきれいだ…。
まだ…若い個体かな…?

 久しぶりにごんべ絵さんにお会いできたうえに、川の生き物を愛するママさんの店でのプチオフ会…ほんの30分程度でしたが川の話ができて楽しかったです。
ちょっと残念だったのは、ごんべ絵さんとdoveが喫茶店で情報を聞いている時間帯に、雪の下さんが店の前を通り過ぎたらしいということ…。
今日のこの時刻に同じ魚の死骸を目撃しているんですよ~っ!

惜しかったっ!

もうわずかに時間がずれていたら…雪の下さんも御一緒できたのになぁ…。

またの機会を楽しみにしていますねっ!








散歩道で拾った話…四百十八「カイツブリつがい・コサギ」

2010-05-10 16:37:28 | 生き物
 今日の散歩道…晴れのち曇り…昼頃から雨…。
地元の〇〇組合のボランティアの方々が土手や洲の掃除をしてくださったので、自転車などの大型ゴミが引き上げられ、川はいつもより少しだけきれいになりました。
有り難いことです…。

 しかし、中洲や川の中の大型ゴミはボランティアの方々も安全のため手が出せません。
川には生活ゴミだけでなく、台車や自転車・オートバイなども捨てられており、ほとんどがそのままになっています。
蒲団や電化製品などもしばしば目にします。

 川の中だけではありません。
散歩道の植え込みにもたくさんの缶、ペットボトル、パンや菓子の包み紙などが捨てられています。
これらは地元のボランティアの方々が片付けてくださったり、doveたちが地域清掃の折などに拾い集めたりしています。

 昨日はdoveんちの駐車スペースの脇に買い物袋に入れられた栄養剤のビン1ダースやペットボトル数本などが捨てられてありました。
前にも記事に書きましたが、ゴミを置かれたのは一度や二度ではありません。
如何してこういう非常識なことをするのでしょうねぇ?
困ったものです…。

 さて…本日の最初の画像…カイツブリ…。
昨年までごくたまにしか姿を現さなかったカイツブリくんですが…今年は嬉しいことに毎日のように姿を見せてくれます…。

     

     

 この川が気に入ったのか…なんとお嫁さんを連れきていました…。
葦の茂みに近付いたカラスを2羽で協力してけたたましい声で追い払っていたところを見ると…どうやら営巣しているようです…。

     

     

 無事に家族が増えて…この川にずっと居ついてくれるといいのですが…。
小さなカイツブリの可愛い雛を見てみたいなぁ…。

     

     

 コサギちゃんが珍しくかなり近距離で撮らせてくれました…。
古株のアオサギAさんは度胸があるので超近距離でも撮らせてくれますが、コサギちゃんの場合、アオサギAさんほどには近寄らせてくれません…。
この時は機嫌が良かったのかな…。

     

     

横目でチラッと睨んだりもしていますが…逃げませんでした…。

野鳥の中にもこんなふうに協力的な子が居てくれるので助かります…。
さもなければdove御手上げ…ですから…。

 コサギちゃんたち…カイツブリくんと違って毎日のように見てるのに…不思議と何度見ても飽きないんだなぁ…。
生き物というのは…見るたびに何かしら面白いものを見せてくれて…ほんと楽しい…。

コサギちゃんがいつでも美味しいエサを食べられるように…カイツブリくんたちが安心して子育てができるように…川にゴミを捨てないで欲しいものです…。

勿論…dove家の前にも…では…ありますが…。







 先回の記事で川好きさんから皆さんへのコメントが入っています。新しい記事をUPしたのでこちらへ移動しておきますね!

みなさんへ (川好き)
2010-05-10 15:28:31
魚を獲るスッポンを獲る。
しかも、それを食べる、こういうことは決して悪いことではありません。
昔の人は食べるためにこういう事をしました。
しかし、それは生活のためであり、さらに貯蔵技術も乏しかった時代は必要以上には獲るようなことはしませんでした。
つまり、生き物にもよりますが、生産性の高い、またはコイ、フナに見られる過剰放流されているような生き物はともかく、元々水辺の生き物の中で食物連鎖の頂点に立つナマズのような生き物は元来その水域で他を圧倒するような個体数はいないのが普通です。
スッポンもそうでしょう?
繁殖力もさほど無いですし、したがって、ただ美味いからとかと言う理由だけで獲ることには疑問があります。
特に街中でこれだけ生物が見られるというのは奇跡ですし、東京都、神奈川県等ではナマズは絶滅危惧種扱いです。
法的制限や規制はどうかと思いますが、むしろ地域の方の理解が必要でしょう?
今自分達がこれほど豊かな環境を後世に残していこうと言う何らかのものが必要だと思います。
食べることは決して悪いことではないのですが、問題はその理由ですね。
節度を守ってやっていればいいですし、ただ美味いからと言う単純な理由からではね~?
ナマズを食べる人はいないのでしょうが、スッポン、ナマズといずれも美味で知られていますから




散歩道で拾った話…四百十七「カムルチーでかっ!・ナマズ」

2010-05-05 22:12:22 | 生き物
 今日の散歩道…晴れ…昨日に続き暑い日になっています…。
先週までの寒さが嘘みたいだな…。
あまりにも両極端な変化で身体の方がまいってしまいそうです…。

 川には新しい生命が誕生…最近孵化したばかりと思われる1~2㎝ほどの小魚が群れを成して泳いでいます…。
御見せしたいのですが…あまりに小さ過ぎてdoveのコンデジじゃ捉えられません…。

     

稚魚の様子はこんな感じで…御免なさい…。

 さて…去年UPしたカムルチーたちはまだ溜まり場には戻ってきていません。
中型のを二匹見かけましたが、大型の個体はまったく姿を見せません。
今はまだデカゴイが暴れているので、コイの恋が終わって静かになれば姿を見せるかもしれませんが…。

これは上流側のカムルチー40~50㎝くらい…。

     

さらに上流…川を覗いた途端…ちょっとばかりドキッとしました…。
部分画像拡大してUPしましたが…分かりますか…?

(水棲生物の好きな川好きさん…御覧になれますか…?)

手前のカムルチーは40㎝強ほどの個体です。
その奥から覗く顔…。

でかっ!

     

残念ながら…慌てて撮影した全身撮影の画像はボケてしまいました…。
二匹の…この顔の大きさの違いからも御想像頂けると思いますが…60~70㎝級の個体でした…。
doveの目測なので…正確ではありませんが…。


それから…こちらは40~50㎝級のナマズ…。

     

     

     

さらに50~60㎝級のナマズ…。

     

     

     

今季もナマズは健在…。
距離と光の関係でなかなかうまく画像には収められませんが…ちょっと安心…。

このナマズたちは上流側のコイの溜まり場でコイの恋騒ぎに追い立てられて出てきた複数の個体です。
この場所には最低でもでかいのが6匹は潜んでいます。

 ところで…これまでdoveのブログではスッポンの情報を何度も取り上げてきました。
面白い生き物ですし、野生の状態で観察できるのは珍しいと思いましたし…。
こうした水棲生物が豊富に居ることを知ってもらって、これらの命の大切さを少しだけ考えてもらえたらいいなぁと…。

 けれど…最近この川にスッポン捕りが現れました…。
doveも釣り好きで若い頃は親父と釣りに行ってましたし、魚釣りと同様にスッポンを捕ることが一概に悪いとは言えません。
それでも…この人が個人の食事情で捕っているのか商売なのかは分からないですが、観察している1~6号のために情報UPを控えた方がいいのかなぁ…なんて思っています。
この子達はまだ無事でしたが…。

勿論…今まででも土地の名前などは部分的に字をふせたりはしていたので大丈夫だとは思うのですが…地元の人なら分かっちゃいますよね。

まぁ…ブログを見ているとは限らないんですが…。(むしろ…見ていない方が大多数なんだけども…。)
杞憂に過ぎないのでしょうが…万が一…を考えちゃったりして…。

どうしたものか…と迷っています…。