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これまた期待していたのに!!「クライ/Who Are You」
先日は大俳優ノック・チャッチャイが出ている映画をレビューしましたが、(だからというわけではありませんが)今回はそのノック氏の奥さんでもある大女優ノック・シンジャイが主演の映画「ใคร...ในห้อง/英題『Who Are You』」を観ました。これは日本の「ひきこもり」をテーマにした映画。タイにはどうやら「ひきこもり」という言葉や概念がないらしく、あらすじなどでも「Hikikomori」などと表記されていたんですよね。なのでタイの人からみた「ひきこもり」ってどうなんやろう?!と、視聴サイトに上がってくるのをとても楽しみにしていたのですよ。
コピーディスクを売る屋台の女店主ニダーには、一人息子のトンがいます。トンはもう5年も部屋の中から出てこない、いわゆる「ひきこもり」です。毎日トンの部屋の前に、トンの好きな食事を起き、ドアの隙間越しによこされるメモ紙でコミュニケーションをとっています。
明らかに異常な息子との生活に苦慮するニダーは、いつしか新興宗教にのめりこむように。集会に参加している時間は、ニダーにとって唯一といっていいほどの安らぎの時間となっていました。
ニダーの屋台の常連客ドームは、TV局で働いています。ニダーの息子がもう5年も部屋から出てこないと聞かされたドームは、ニダーに「トンを取材させて欲しい」と申し出ます。
ニダーの家の近所には、パーンという女の子が住んでいました。パーンは重度のアレルギー症で、外に出ることができません。家のなかで、アニメのコスプレなどをしてひっそりと生活しています。パーンはニダーの息子トンと幼馴染で、近頃めっきり姿を見ないトンをなんとなく心配していました。窓に映る影を見て、ニダーにトンのことを尋ねたりします。
・・・ここまではかなり期待の出来る展開なのですが・・・謎が解けてからの展開がかなり平凡。そもそもこの映画に「ひきこもり」をテーマに持ってくる意味はあるのか?!というくらい「ひきこもり」というもののとらえ方が薄っぺらで、正直かなり期待はずれでした。近所に住む病弱な女の子パーンは、コスプレ少女なんですが、これまたコスをする理由が分からない。いろんなエピソード、伏線がすべて中途半端な感じでした。
まぁしいて言えば・・・主演ノック・シンジャイはやはりさすが大女優。素晴らしかったですね。存在感が全然違いました。ノックといえば、グレた息子や娘の母親役、というのが定着しつつある感がありますが、まさにこの役はハマり役でした。パーン役は、最近人気急上昇中の若手女優ターン・ガンヤー。クライマックスでは、パンチラまで披露するハッスルぶり。今後が期待できそうです。
それにしても、なかなか「こりゃーよかった!!」と思える映画に最近巡り会いません・・・なにかおもしろいもの見つけた方、ぜひ教えてください。
トレーラーはこちら。
トレーラーはかなり面白そうに作ってあるんですがねぇ~・・・いろいろな面で惜しかった!!
先日は大俳優ノック・チャッチャイが出ている映画をレビューしましたが、(だからというわけではありませんが)今回はそのノック氏の奥さんでもある大女優ノック・シンジャイが主演の映画「ใคร...ในห้อง/英題『Who Are You』」を観ました。これは日本の「ひきこもり」をテーマにした映画。タイにはどうやら「ひきこもり」という言葉や概念がないらしく、あらすじなどでも「Hikikomori」などと表記されていたんですよね。なのでタイの人からみた「ひきこもり」ってどうなんやろう?!と、視聴サイトに上がってくるのをとても楽しみにしていたのですよ。
コピーディスクを売る屋台の女店主ニダーには、一人息子のトンがいます。トンはもう5年も部屋の中から出てこない、いわゆる「ひきこもり」です。毎日トンの部屋の前に、トンの好きな食事を起き、ドアの隙間越しによこされるメモ紙でコミュニケーションをとっています。
明らかに異常な息子との生活に苦慮するニダーは、いつしか新興宗教にのめりこむように。集会に参加している時間は、ニダーにとって唯一といっていいほどの安らぎの時間となっていました。
ニダーの屋台の常連客ドームは、TV局で働いています。ニダーの息子がもう5年も部屋から出てこないと聞かされたドームは、ニダーに「トンを取材させて欲しい」と申し出ます。
ニダーの家の近所には、パーンという女の子が住んでいました。パーンは重度のアレルギー症で、外に出ることができません。家のなかで、アニメのコスプレなどをしてひっそりと生活しています。パーンはニダーの息子トンと幼馴染で、近頃めっきり姿を見ないトンをなんとなく心配していました。窓に映る影を見て、ニダーにトンのことを尋ねたりします。
・・・ここまではかなり期待の出来る展開なのですが・・・謎が解けてからの展開がかなり平凡。そもそもこの映画に「ひきこもり」をテーマに持ってくる意味はあるのか?!というくらい「ひきこもり」というもののとらえ方が薄っぺらで、正直かなり期待はずれでした。近所に住む病弱な女の子パーンは、コスプレ少女なんですが、これまたコスをする理由が分からない。いろんなエピソード、伏線がすべて中途半端な感じでした。
まぁしいて言えば・・・主演ノック・シンジャイはやはりさすが大女優。素晴らしかったですね。存在感が全然違いました。ノックといえば、グレた息子や娘の母親役、というのが定着しつつある感がありますが、まさにこの役はハマり役でした。パーン役は、最近人気急上昇中の若手女優ターン・ガンヤー。クライマックスでは、パンチラまで披露するハッスルぶり。今後が期待できそうです。
それにしても、なかなか「こりゃーよかった!!」と思える映画に最近巡り会いません・・・なにかおもしろいもの見つけた方、ぜひ教えてください。
トレーラーはこちら。
トレーラーはかなり面白そうに作ってあるんですがねぇ~・・・いろいろな面で惜しかった!!
CD屋のおかみだったんだ(爆)
すげえ髪の毛の色で、指立てて笑うシーンは臭かったですね
ターンはこんなもんかいなって感じでした
P'PANUが「すぐ上映が終わってしまった」とおっしゃっていたので、もしや・・・と一抹の不安がありましたが・・・
的中してしまいました。
普通のピー映画やん!!!
P'Nokのお下品な感じが良かったです。