テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

観終わってました!「虹色の炎」

2010-02-05 | タイドラマ・タイ映画
終わったのはかなり前なんですが、いまさらようやくレビューを。なかなか昼ドラ的なノリで濃ゆ~い展開が続きましたが・・・これ、面白かったです!主演を務めたジェシーちゃん、「ゼクシィ」の表紙に載ってそうなハーフ顔・モデル体型の新人女優さんですが、怒ったり泣いたり、汚れ場面も多々あったけどほんと体当たりでよく頑張っていたと思います。アレックスの女装も超キュートだったし、ナムプン・ナッタリガーの計算され尽くされた悪女っぷりにはほんと寒気が。でもめっちゃ好きになりました。


クワンの母親は、不倫の末にクワンを産み、ひとりでクワンを育てています。とある夏の日、幼いクワンを連れて海辺のリゾート地へ。そこで愛人と会う予定にしていました。しかしその日、愛人は浮気が妻にばれて修羅場に。口論をしている間、波際で遊んでいたクワンは海で溺れ、流されてしまいます。偶然にも、恋人のキャットと海へ来ていたティンは、海に飛び込みクワンを助けます。命を救われたことでクワンはティンのことをいつまでも忘れませんでした。

時が経ち、大人になったクワンは、外国からタイに帰国します。クワンの帰国を聞いて、父親はクワンを養おうとするのですが、クワンは自分を捨てた父親なんて大嫌い。祖母ともそりがあいません。一方ティンの恋人だったキャットは、ティンが外国へ留学している間、なんとティンの父親と結婚し、子供まで産んでいました。ティンの父親が亡くなり、葬儀が行われます。

キャットの息子クワットは、ゲイだったのですが自分がゲイであることは母キャットに言えずにいました。自分を可愛がってくれた父を亡くしたことで、これから先どうしていけばいいか分からなくなり悲しむクワット。葬儀を抜け出し外でひとり涙しているところへ、同じく葬儀に来ていたクワンと出会います。お互い親との関係がうまく行っていない同士ということもあり、ふたりはすぐに意気投合、クワンの友人ムワンと、クワットの母の弟(つまり叔父)マイの4人は、一緒につるんで遊ぶ間柄になります。

クワンは今でも、幼い頃自分を助けてくれたティンのことを忘れていませんでした。あるとき、クワットから「この人が僕の大好きなお兄さん」と写真を見せられ、クワットがティンの義理の兄であることを知り、ティンと再会する日が来るのをひそかに楽しみにしていました。

クワンに出会い、自分を理解してくれる友人を得たことで、クワットはゲイである自分を大切にするように。ショーダンサーとして舞台に立つようになります。そんなクワットを心から応援し、成功を喜ぶクワン。しかしクワットが女装をして舞台に立っていることが母キャットにばれてしまいます。「あなたなんて家の恥!二度と親だと呼ばないで」と罵るキャットの言葉に深く傷ついたクワットは、バイクごと海に飛び込み命を失ってしまいます。

クワットの死を誰よりも深く悲しむクワン。ゲイである息子を恥だとしか思えないキャットを罵ります。葬儀の日、クワンはひそかにティンとの再会を楽しみにしていました。しかしティンはキャットから「この女がクワットの恋人で、クワットはこの女に捨てられたことを苦に自殺した」と嘘を言います。ティンは激怒。クワンに激しい言葉をぶつけます。あまりの言われようにクワンも逆切れ。売り言葉に買い言葉でとうとう「クワットの子供を妊娠している」と言ってしまいます。

クワンのことは気に入りませんが、おなかの子供はクワットの子供だと思い込んでしまったティン。ヒールの高い靴を履いたり、酒を飲んだり薄着をしたりするクワンにいちいち干渉します。そんなティンをうっとおしく思うクワンでしたが、いつしか少しずつクワンとティンの関係は近づいていきます。

キャットは夫が死んだことで、今度は昔恋人だったティンを自分のものにしようとします。ティンにはロットという恋人がいましたが、ロットの目に付くように自分とティンの関係をアピールするように。そしてとうとうティンとロットは破局してしまいます。一方クワンの父親は、葬儀で会った美しい未亡人キャットに一目惚れしていました。家を出て行ったきり帰ってこないクワンを心配しつつも、キャットに近づきます。

キャットは、クワンの父親にクワンの居所を教えないかわりに、クワットがゲイだったことをティンに言わないで欲しいとクワンに言います。父親と会いたくないクワンはしぶしぶ了解しますが、今度は妊娠をしていないことがティンにばれてしまい、ふたりの関係は再び険悪なものに。さらにクワンはティンを「私は体を売ってるのよ!」などと挑発。怒ったティンはクワンを無理やり抱いてしまいます。

クワンは今まで男に抱かれたことなどなかったのでした。うすうすそのことに気付きながらも、クワンを別荘に幽閉し娼婦のように扱うティン。ふたりの関係は少しずつよくなっていきます。そんななか、クワンは妊娠。妊娠していることはティンに言わないで欲しいというクワン。ティンはクワンが他の男と関係を持っていると勝手に勘違いし、再び険悪な関係になります。

クワンがティンの子供を妊娠していると知ったキャットは激怒。クワンを浴槽に沈め殺そうとします。結果クワンは流産。クワンが自分の子供を身ごもっていたことを知ったティンは自分の浅はかさを責めます。

ティンを愛し始めていることに気付いたクワンは、父親と和解。ハニーと名前を変えて、かつてクワンだった頃の自分と訣別しようとします。そんなクワンに、友人たちも理解を示します。混乱するキャットとティン。ティンに出会っても「私はハニーです。クワンじゃない」ときっぱり別人を装うクワンでしたが、そう言われますますクワンに執着するティン。そんなティンにキャットは苛立ちを隠せません。次第に精神を病むようになったキャットは、ティンを殺し、自分も死のうとします。

後追い自殺を図ったキャットだけが死んでしまい、ティンは命を取り留めます。クワンは今までのことを全部捨て、アメリカに旅立とうとしていました。クワンの出発の日、ティンは変装をしてクワンを迎えに行きます・・・・・・・。


めっちゃあらすじ長いですね~。でもほんと、いろんなエピソードがあって・・・「も~あんたら!いつまでやってるねん!!」と言いたくなるような意地の張り合いが延々続いてなかなかしんどかったですけど、でも面白かったですよ。冒頭にも書きましたがナムプンの悪女っぷりがほんとスゴかったです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿