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「心を偽る愛の影」第3話

2010-04-29 | タイドラマ「心を偽る愛の影」
第3話
テーチットは、別の孤児院に多額の寄付をするかわりにカオホームたちの一時受け入れを断るよう働きかけます。カオホームを廃工場に閉じ込め、何食わぬ顔で戻ってきたラティーは、母に「カオホームがいなくなった。荷物もない!」と言いつけます。ラティーがカオホームの荷物を処分していたのでした。テーチットの元へいったに違いないとラティーに言われ、車に乗り込む母とラティーでしたが、そこにマイとカオホームが戻ってきます。ラティーのしたことがマイによって明かされ、苦し紛れの言い訳も通じません。マイはカオホームのペンダントをこっそりラティーの手から隠していました。カオホームの母にペンダントを預けるのですが「これはカオホームの出生の手掛かりとなる大事なものなのに」と箱の中身を見せられたマイは顔色を変えます。

それは18年前、恋人だったランヤーに、マイが給料をためて贈ったものだったのです。「カオホームには、私から返しておきます」というマイ。荷物が全部なくなってしまい、大切なペンダントも無くしてしまったと嘆くカオホームに、マイはペンダントを渡します。喜んで「ありがとう」とお礼を繰り返すカオホームに、マイは自分が父親だと言おうとするのですが、貧しい自分の境遇を考えるとどうしても言えないのでした。雑誌に載ったランヤーの切り抜きに「カオホームは私たちの子供です」とそっと語りかけるマイ。マイに計画を邪魔されたラティーは、「カオホームをものにしようとしてるんでしょう?!」と汚い言葉で罵ります。あまりの言われようにマイはつい「カオホームは私の娘だ!」と言ってしまいます。

カオホームがハイソな家庭の娘だと知ったラティーでしたが、どうしても信じることが出来ません。すぐに恋人のマンゴンに相談します。マンゴンはマイが孤児院に来た日のことを覚えていました。顔に火傷を負い、醜い姿のマイはその当時「モンコン」と名乗っており、カオホームの母に「今までの自分は捨てて、ここで新しく生まれ変わりたい」と話していたのでした。カオホームは改めて、婚約話を破棄するためテーチットのもとへ向かいます。「せめて良心があるなら、もう根回しをしたりはしないで欲しい」ときっぱり別れを告げるカオホーム。乗り合いバスに乗り帰ろうとしますが、納得できないテーチットが追いかけてきます。強引にカオホームをバスから降ろしたテーチットでしたが、乱暴なテーチットに業を煮やした乗客が、テーチットを殴ってしまいます。

殴られながらもカオホームを車に乗せるテーチット。怪我をして血が出ているのに気付いたカオホームは「近くの市場で止めて」と言い出します。「わざわざ逃がすようなことはしない」と言うテーチットに「手当てするから」というカオホーム。テーチットの車が止まっているのを、偶然市場に来ていたラティーが見つけます。テーチットの車にカオホームが乗り込むのを見て、ラティーは再び苛立ちを募らせます。恋人のマンゴンにネットカフェに連れてこられたラティーは、カオホームの母親であるランヤーという女性のことを調べることに。テーチットは再び孤児院を訪れ、立ち退きの件は見送ることを伝えます。それとなく婚約のことを尋ねる母に「今は無理だったけれど、いつか本気にさせてみせる」と言うテーチット。

ラティーはカオホームを呼び出し、「今日、あなたとテーチットが一緒にいるところを見た。彼と寝たんでしょう?だから立ち退きの話がなくなったんでしょう?」と詰め寄ります。「そんなこと、あるはずがない」と否定するカオホームを殴りつけるラティー。母がとめに入ります。改めて母に、テーチットとの軽率な行為を詫びるカオホーム。「彼は私のことが嫌いだから」というカオホームに「あなたもいつかあの人の本心に気付くはず」と、母はテーチットの気持ちを慮ります。そこへナーワーから電話が。「手術を受けて、ちゃんと足を治すことにした」と言うナーワーに、カオホームはエールを送ります。「治ったら、大切な人を守りたいんだ」というナーワーに、カオホームはそれが自分のことだとは気付かないながらもうれしく思うのでした。

典型的タイドラマ悪役を演じきるラティー。憎たらしいです。

テレビで娘を探していると訴えたおかげか、ランヤーのもとにはすぐに問い合わせが。一方ラティーは、マイに「カオホームに父親の名乗りはあげたの?」と尋ねます。「私のように、体も不自由で顔に傷のあるような男が父親だと知ったら、カオホームはがっかりするかもしれない」と答えるマイに、「そうかもしれない」と言い出すラティー。「相手の女性には会いに行かないの?」とさらに尋ねるラティーに「お嬢様のことはもう・・・」と言葉を濁すマイ。当のランヤーは訪ねてきた大勢の娘に辟易していました。いい加減面会にもうんざりしてきたところで、当時看護師をしていたという女性がやってきます。ペッチャブーン県のトーファー村にある孤児院に、それらしい子供を預けたという話を聞き、ランヤーはさっそく翌日子供に会いに行こうとします。

子供たちに勉強を教えていたカオホームの前に、テーチットがやってきます。「どこにも逃げないという約束をちゃんと守っているか知りたくて」と嫌味を言うテーチットに「約束は守る」ときっぱり言うカオホーム。二人が話をしているのを目撃したラティーは、カオホームに「話がある」と言い出します。「バンコクの大学に行くのが夢なの。一緒にバンコクで進学しましょう」と強引に誘うラティーに、ついカオホームは了解してしまいます。翌日、マイの運転する車でバンコクまで入学願書を届けに行くカオホームとラティー。カオホームに会いにきたテーチットは、カオホームがバンコクに出かけたと聞いて激怒。「どこかへ行くなら、一言言うべきだ」と怒りを露にします。そんなテーチットをカオホームの母はなだめます。

マンゴンは、恋人ラティーのために孤児院にある出生に関する書類を処分し、ラティーとカオホームを入れ替わらせようと考えていました。誰もいないのを見計らって書類の置いてある部屋に侵入、ガソリンを撒きます。しかしちょうど母が帰ってきてしまいます。「何をしているの?」という母に慌てて、「出て行ってくれ。お母さんに、ひどいことはしたくない」というマンゴン。火をつけようともみ合いになり、母を突きとばした拍子に、母は打ち所を誤り命を失ってしまいます。怖くなったマンゴンはそのまま火をつけて逃走。ラティーと待ち合わせをしていた店まで逃げます。「お母さんを殺してしまった」というマンゴンに驚くラティーですが、もうあとには引けません。カオホームとマイに睡眠剤を飲ませ眠らせた隙に、マンゴンに車を運転させます。

ころあいを見計らい、マイとカオホームを乗せたまま車を発進させ二人を殺そうと言い出すマンゴン。ラティーは躊躇しますが「すべてを手にいれたいんじゃなかったのか」と言われ、決意を固めます。カオホームのネックレスを奪い、ランヤーの娘になりすますラティー。二人を乗せたまま車は走り出し、別の車に衝突してしまいます。一方バンコクに戻ってきたテーチットは、父から「よくやった」と褒められます。何がなんだか分からないテーチットは、孤児院が火事になったことを聞かされます。子供たちは無事だったものの、カオホームの母が亡くなったことを聞き困惑するテーチット。ランヤーとフォンは、火事のニュースを聞いてふたりはきっとすぐに戻ってくると信じ、待ち続けるのですがふたりにあうことは叶いませんでした。

ラティーの恋人マンゴン。とうとう人殺しまでしてしまいます。

強引な手段を使ってもカオホームを手に入れたいテーチット。今まですべてをナーワーに譲ってきたテーチットの屈折した感情がよく現れていますね。そしてとうとうカオホームが自分の娘だと知ったマイ。睡眠薬を飲まされ、車ごと事故に逢ってしまいましたが、その後どうなったのでしょうか。カオホームはどうやらテーチットが救出したようですね。ラティーの思惑も気になります。ランヤーと、ランヤーの産んだ娘をつなぐものはあのネックレスただひとつだけ。どうすればランヤーが娘だと信じるか・・・恋人マンゴンが手はずを整えていたようですが、果たしていったいどうなるのでしょうか。カオホームの今後はいったいどうなるのでしょう?ちゃんと悪は駆逐されるのでしょうか。

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