今日は久しぶりに家族みんな休みでした。私もダンナも不定期休の仕事をしているので、なかなか休みが合いません。しかも最近、ダンナは激務で少しやつれ気味・・・。そんなときは、大きなお風呂に入ってゆっくりするのが一番!ということで、スーパー銭湯に行ってきました。
銭湯に行く道中、ラジオから流れてきたニュースに、思わず「あーあ」と同じため息が・・・そのニュースは
「防衛庁を防衛省に格上げする法案を与党内で・・・」というものです。(私は文章が下手なので、うまく書けませんが、まぁみなさん、他のメディアを見てください)
かわぐちかいじ氏の「メデューサ」というマンガをご存知でしょうか?
不遇な境遇に育ちながらも、ある大物政治家の養子となって、国を動かすまでに上り詰める主人公と、主人公の義父である大物政治家の実娘で、親への反発からゲリラ組織に属することになるヒロイン。心のどこかで意識しあいながらも、全く別の道を歩み、けれども心の奥にある理想は同じものだった・・・という、政治家物語です。(現在、かわぐち氏が連載している「ジパング」にもちょっと似ていますね)この「メデューサ」、かなり難しい話で、私も今まで何度も読み返していますがまだまだ納得いくまでには至りません。でも、最近の社会情勢をみていると、どんどん現実が「メデューサ」の世界に近づいているような気がするのですよ・・・。
防衛庁が防衛省へ、自衛隊が自衛軍へ、憲法第9条が改正へ・・・
この先日本はどうなってしまうのでしょうかね?私は、ただの介護職員で、ただの母で、ただの妻で、ただの人間です。世の中がどうかしてしまっても、それをかえる力などありません。今以上に幸せにならなくても、今以上に豊かにならなくてもいいので、このままずっと、良くも悪くも「平和ボケ」していたいだけなんです・・・。
それとも、過去に学ばず、ぬくぬくと今まで日々を過ごしてきたツケを、今後一生かけて払っていかなければならないのでしょうか?
いずれにせよ、こんな人生は、私の世代で終わりにしたいですがね。