I’ll be dis-ABSOLUTER

ほぼ休止状態の不定期更新雑記
日々のつぶやきや情報などはTwitter ID:air_dmzilにて

必殺!俺のコミケ72、パート1!!

2007-08-17 23:50:54 | Weblog(日記・総合)
■「コミックマーケット72」<有明・東京ビッグサイト>>1日目

…えー、初っ端からいきなりなんですが…、

絶望した!音泉ブースの待機列、その超・停滞ぶりに絶望した!!

私的な都合から、AM11:00頃より待機列に並んでみれば、最終的に目当ての商品を購入出来たのがPM13:40過ぎという、正味で2時間半を超える停滞時間に、ほぼその大半を直射日光に焼かれ続けた疲労感も含めて、最早それ以上の作戦遂行は叶わず、企業ブースの半分も楽しめないままに帰宅せざるを得なかった始末;



早朝からの入場待機の段階では、確かに直射日光こそあれど、画像の様に予想以上に雲が多かったおかげで、並び始めた午前中までは、大した体力も消耗せずに済んでいたのですけどね…雲散した昼過ぎ辺りからは、いかに念入りな暑さ対策を施していたとは言え、本当に地獄を見た気分ですよ;

ともあれ、それ以上に問題だったのが、先述した音泉ブースの待機列、その消化速度に関して。
音泉は以前の出展の際にも、列の消化速度が遅い点が(悪い意味で)評判になっていましたけど、今回は其処に2つの集客要素と、それに反して効率の悪いブース配置、そして1日目にしては異常な状況(後記参照)も手伝って、更に停滞度合いが増してしまった訳で、同じく待機列に並んでいた方々からは、電話口にて「まだ音泉」という言葉が口々に飛び出していましたから。



集客要素のひとつ---『「ToHeart2 AnotherDays」&「君が呼ぶ、メギドの丘で」グッズセット』
みつみ美里さん描き下ろしの「河野はるみ」(表面 ※裏面は「メギド」のイメージビジュアル)がプリントされたクリアケースに、同イラストを使用した台紙付きテレカ、そしてゲスト作家+Leafスタッフによる「TH2AD」+「メギド」の応援本:「Leafy」が収納されたセットアイテムなのですけど---いつもの紙袋がクリアケースに化けただけで、どう考えても恒例の「Leaf紙袋+応援本セット」なのは言うまでも無くw
今回は「Leaf/AQUAPLUS」自体がブース出展していない為、ある意味、音泉(タブリエ・コミュニケーションズ)への委託販売と考えれば良いのですが…そうなると本来はLeafブースが抱えるべき待機列が、そのままとは言えないまでも、相当数が音泉ブースへ流れたと判断するに、この尋常ではない待機列も頷けるかと。



集客要素のふたつ目---うたわれるものらじおメモリアルブック~ふたりの旅路~
先月頭に惜しまれつつも終了した、伝説のネットラジオ番組「うたわれるものらじお」の軌跡とデータベース、力ちゃん&柚ちゃんの撮り下ろし写真集を掲載し、更に「うたらじ」の「メモリアルブック特別版」CDまで付属したムック本です。
おそらくは、その装丁デザインからも先行販売なのは間違いないものの、現状で公式発売日が決定していない(発行日には「2007年8月17日」とありました)だけに、一足早く手に入れたい方は少なくなかったはず。
色々と語りたい、紹介したい部分もあるものの、確か「番外編」辺りで柚ちゃんから「先行発売でゲットした方は(写真などを)ネットに流さないで」や、楽しみはみんなで同じ時に---の様なお達しがあったはずなのでそれを広義的に捉えて詳細には触れませんけど、いずれ機会があれば別カテゴリにて、ネタバレしない簡単な内容紹介のみを上げてみようかと思います。
一緒に写っているのは、ブースにて3000円以上購入した場合、先着で貰える「スペシャルCD」です。

これら2つの集客要素に加え、音泉ブースの配置が外周から遠く奥入った場所=待機列を誘導する手間が必要である事や、実際にブースを見てみれば「グッズセット」のみ販売窓口が独立していたとは言え、お世辞にも消化速度が速いとは言えず、それが入り口付近で人の流れを堰き止めてしまっている為に、これでは異常なまでの停滞ぶりも無理はないかと;
しかも、EARL.BOXさんでも触れられていましたが、私も実際に体感した、1日目にしては異常までの人口密度も手伝って、洒落にならない状況になってしまったと思われ。
兎にも角にも、入場者数・待機列の伸びの読みや、取り扱うグッズのセレクトは仕方無しとしても、だからこそのブース配置と販売方法の工夫は是非とも再検討して頂き、今後の課題として欲しい所ですわ。
ブースで流れていた「力ちゃんのグッズ紹介」はグッジョブでしたがw(ぇ



もっとも、私自身も立ち上がりは東館のサークルを優先させましたし、その遅れにより、後手に回ってしまったのは否定出来ないのですけどね;
サークル「うつらうららか」さんと、サークル「5年目の放課後」さんの各々特典付き新刊です。
他にも幾つか廻りたかったサークルもあったのですが、直ぐに企業ブースへ向かわざるを得ず、また企業ブースでは先述の理由で体力を使い果たしてしまい、どちらにせよ、これ以上の立ち回りは出来ませんでしたね。

さて明日の2日目は、今日の疲労分を回復させる為に、ゆっくりまったりと3日目に備えようかと。
3日目はサークルメインに、今回残した企業ブースも見て廻らなければならないのでw
予報では明日は、今日とは打って変わって過ごし易い1日になりそうですが油断は禁物。
参加される方はどうぞ無理はせず、こまめに水分補給をお忘れなく。


>>>2007
>>>08.19

明日の為の最終確認(一般参加者用) 2007年・夏版

2007-08-16 22:58:15 | Weblog(日記・総合)
ハイ、ものの見事に事前準備が残っているので、今回も恒例のコピペ+改定で乗り切りますよ(最悪だ;

■体調管理は万全か?---Yes or No

■カタログ(サークル・企業)チェック、販売物などの確認は完璧か?---Yes or No

■軍資金の準備(両替含む)は出来ているか?---Yes or No

■当日の交通機関のチェック及び、電車を利用する場合、SuicaまたはPasmo(パスネット)などの準備は出来ているか?
---Yes or No

■自分なりの暑さ対策(特に水分補給関連)、または天候の変化に対する備えは万全か?---Yes or No

■携帯電話など、バッテリーを使用するものの充電は出来ているか?---Yes or No

■知り合いとの打ち合わせ(購入物の分担や、連絡が付かない際の対処など)は完了しているか?---Yes or No

■その他諸々(各人で適当な事柄を当て嵌めて下さい)の準備は出来ているか?---Yes or No

■最後に。明日から3日間のコミケを全力で乗り切る(楽しむ)覚悟は完了しているか!!---最初からクライマックスだz(ry


此処最近の全国的な異常すぎる暑さもあって、初日から体力の消耗が半端では無さそうな予感がしますが、ともあれ参加を考えられている方は---たとえ夏コミ経験者でも無理は禁物、いつも以上の暑さ・熱波対策を欠かさない事を強調して置きますわ。
それでは、明日からの3日間が参加される皆様にとって、良き日和でありますよう---。

てぃん♪てぃん♪(爆

2007-08-15 23:45:58 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「らき☆すた」---第19話「二次に本質あり」

「ハイ、タイトル見て如何わしいこと考えた人、挙手~」

( ゜∀゜)ノ

いきなりの爆弾発言で、つかさが最初からクライマックスにwww
そして無理に質問に答えようと慌てる みゆきさんと、こなたの場の弄り方に吹いたw
もっとも、やや狙い過ぎな面も否定は出来ませんけどね…こうした味付けは、割と好みや評価が分かれる部分なので。
何にせよ、これでまたひとつ、つかさが名言(迷言)を残したのは確かですがw
なお、犬の躾のひとつ---「ちんちん」の語源に関しては、調べた所では「鎮座」だとか「局部が見える姿勢」だとかを表しているらしく、決して如何わしいものでは(何を今更;

Aパートは原作ネタを詰め込む形で、やや脈絡の無い展開になっていましたが、ピー音とモザイクばかりで、何とも評価し難い「ガン○ム」ネタについては、あえて此処で消化すべきネタだったのかと思うに、ある意味で今回のAパートは最初から「扱いに困る前に、出来得る限りの原作ネタを消化する」のが目的としか。
そう言えば、いつの間にか こなたの部屋には「彗星ヒヨコ(緑)」の人形がw

対してBパートは、専用のワイプまで使って、ひよりを大きくフィーチャー。
「ジョジョ」風の作画をしてまで、ひよりのキャラクター性を際立たせていた訳ですけど、流石に「やおいってなーに?」なんて質問は厳し過ぎるw
正直、この辺のネタは分からない方が幸せかもしれないですが、既に「らき☆すた」の視聴者層にとっては常識と(ぇ
答え難い質問と言うのは、冒頭のつかさの質問と対になっていると言えなくも。

白石みのるは「らっきー☆ちゃんねる」を追い出され、本当に富士の樹海へと足を踏み入れてしまうのか?
これで次回のEDが富士の樹海でのロケだったら、ちょっと面白…いや、洒落にならないか;
そんな白石EDは今回、本人の姿を遠映しに、福原さんと今野さんがシャボン玉遊びをしている映像が延々と…え、曲?
だって、「音声はお好みに応じて消して頂いて結構です」というテロップが流れていたので、速攻で消音…というのは流石に冗談ですが、そんな風に注意テロップが出てしまうほど、ちょっと今回の楽曲「男の生き様」の弾け方は頂けないかな。




■特撮「仮面ライダー電王」---第28話「ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ」

今回は劇場版から繋がるアフターストーリーに、全編のひとつの転換点である、新フォームへの変身を遂げる話が絡むという、劇場版を観ていれば更に楽しめる構成だった訳ですが、そのフォームチェンジへの過程こそしんみりしていたものの、フォームチェンジ直前から真っ只中、そしてチェンジ後のモモさんのリアクション---特に「皮が剥けたーっ!?」辺りが面白過ぎて、「クライマックスフォーム」の登場自体のインパクトが吹っ飛んでしまったのは、私だけでは無いはずだとw
当初は「携帯電話(ケータロス)」でパワーアップという情報から、また『555』の「ファイズブラスター」やら、『カブト』の「パーフェクトゼクター」などの様に適当な理由をこじつけて、新変身アイテムの販促と絡めた薄い展開なのかなとも思っていましたけど、確かにそういった部分は拭ぐい切れないとしても、この『電王』に関しては、逆にそれさえも味にしてしまう程の世界観を構築して来た点と、スタッフ・キャスト陣の思惑と熱意全てが巧く機能した結果、こんな痛快で面白過ぎる展開になったのではないかと思いますね。
果たして、敵対勢力がより脅威になった事態に対する手段としてのパワーアップが定石なのに反して、今回の新フォームは完全に自己都合だった点も、実に『電王』らしくwww

さて、どうやら侑斗のチケットも残り1枚になってしまう様子…此方も何かしらの新展開が待つのかな?


どうにもコミケ直前になると、いきなり私的な雑務が増えるのは毎度の事ながら、それに対する自分の計画性の無さを顧みるのも毎度の事かw

とりあえずカタログ上での、1日目(17日)に廻るサークル+企業、そして大本命である3日目(19日)のサークルチェックは終了したものの、まだチェックしたサークルの頒布状況を調べる作業が残っている訳で。
企業については今回、現状は初日で2つ程度---詰まる所は「音泉」と「フロンティアワークス」しか廻る予定が無く、残りは3日目に回収するつもりだけに、後は東館のサークルとの時間配分の兼ね合いを考えるのみ。
残る3日目に掛かる作業は今日明日、そして参加を見送る2日目(18日)で消化すれば良いかな、と。

それよりも問題は、録りっ放しで溜まり捲っているアニメの消化が追い付いていない点と、詳細には触れませんが、此処に来て早急に済ませねばならない雑務が割り込んで来た点;
もう本当に、これらについては自業自得なのですけど、明日は出来るだけ早めに就寝したいだけに、今夜中にある程度の区切りを付けられれば御の字ですわ。

…とか言いつつ、今夜も「MAJOR」の再放送を観てしまう俺ガイル;(爆

G-EXPO

2007-08-14 22:56:27 | Anime(アニメ・コミック)


■「ガンダムEXPO東京2007

去る8月11日より、池袋サンシャインシティ文化会館(2階・展示ホールD)にて開催されている「ガンダムEXPO東京2007」を覗いて来ました。
世間的には夏休み、そして入場無料という事もあってか、多数の親子連れを始め、近くを通った序でに足を運んだ人まで、開催4日目の午後にも関らず、結構な人数が入っていた様子でしたね。
以下、会場内で撮影して来た画像に、簡単なコメントでも。







入場して最初のコーナー「歴代ガンダムゾーン」には、いきなり「ジオング」と「ガンダム」の巨大フィギュアが。
此処のゾーンには、他にも「Zガンダム」「百式」「ストライクフリーダム」が展示されていましたが、「ストフリ」は別として、「ジオング」の発する存在感を前に、最初からテンション上がり捲りでしたわw







映像作品オンリーになりますが、各作品の歴史は、メインMS+告知ポスター(及びそれに類するもの)+映像(基本的には第1話を上映し、劇場版などは全編?)+パネルにて紹介され、通路右側手前から初代>08小隊>0080>0083>Z>ZZ>逆シャア>F91>Vと続き、反対側手前からG>W>X>∀>種>種デス>スタゲ、そして通路曲がって「SDガンダム(フォース)」と最新作「OO(ダブルオー)」の配置となっていたと思われ。
記憶が曖昧なので、間違っていたら申し訳ない。



親子連れが一番盛り上がっていたのが、続く「ガンプラヒストリーゾーン」。
やはり少年時代に手にしたプラモを目の前にすれば、当時の記憶が蘇るのは当然ですし、上部に備え付けられたモニタから流れる懐かしのプラモCMは、ある意味でお宝ものですから。
でも、展示品の「パーフェクトガンダム」の箱に、値札が付けっ放しだったのにはワロタw



ちなみに、色々と揉め事のあった「ガンダムセンチネル」のタイトルも、しっかりと飾られていますよ。
まぁ、あれは主にゲームに関する問題でしたからね…ほむ;







スペースコロニー「サイド7」の立体模型と、巨大なザクヘッ…じゃない、ザクⅡの頭。
この頭、規則的にモノアイ部分が発光・稼働し、その度に周囲のお子たちの注目を浴びていましたw
隣の壁面には、ザクの珍妙な比較例が…。



「キャラクターゾーン」では、「ガンダムクイズ」なるフリー参加のクイズゲームが設置されていました。
出題するキャラクター別(※台別)に、問題のジャンル---例えばアムロならば「初代」からという風に異なりますが、基本的には三択なので気楽…には行かない様子で、「Zガンダム」の問題だと「カミーユが一番殴られた人物は?」や「エマ中尉のティターンズ時代の最終階級は?」「ファ・ユイリィを漢字で書くと?」なんて、結構難しい問題も見受けられた辺り、それなりにディープな知識も必要とする様子ですね。

この反対側に設けられた「シアターゾーン」では、歴代ガンダム関連作品のOP映像(劇場版などは編集されたもの)と、最後に「OO」の告知までがノンストップ上映されていたものの、「0080」のOPが「M.S.ERA」の画像を使用した、それこそ地上波で放送された際のEDそのものだったり、TV版「Z」のOP映像が「水の星に愛をこめて」にも関らず、肝心の曲が流されない内容だったのはガッカリ;
それでも「ZZ」が「サイレント・ヴォイス」、「0083」が「MEN OF DESTINY」、「G」が「TRUST YOU FOREVER」という様に、それぞれ第2期OPをチョイスしていたのはGJでしたがw





「OO」の商品展開は、この8月の「Gコレ」を皮切りにして、コンスタントに打ち出される様ですね。
とりあえず現状では「H.G.C.O.R.E」は確実に押さえるつもりですわ。



会場でも先行発売されていた「OO」のメインMS「ガンダムエクシア」のプラモ。
1/144の500円では、割と良さげなプロポーションですけど、各所でのレビューを見る限り、手首が稼働しないのでポーズが決められないとか;



この「FWシリーズ」の「ウイングゼロカスタム」は、見た瞬間に、絶対に押さえようと(



「アイテムゾーン」では、「MG」や「HGUC」「HCMpro」などの立体物、或いは「ガンダムウォー」まで、シリーズ展開している商品が一挙陳列。
懐かしの「元祖SD」や「BB戦士」も大集合していました。
ちなみに、画像右側の「BB戦士」ですが、此処に写っているモノの9割は購入した記憶がw
そう言えば、2900万円相当の「純プラチナ製ガンダム」も、ガードマン付きで展示されていましたが、特に興味も湧かなかったので華麗にスルー(ぇ



ヒゲ大量発掘(違

 



一応、今回の目玉であろう「機動戦士ガンダムOOゾーン」では、確か以前のイベントか何かでも展示されていた巨大フィギュアを展示し、 大型モニタでは、L'Arc~en~CielのOP曲「DAYBREAK'S BELL」を使用したPVを上映していました。
当然にPVは撮影禁止でしたが、じっくりと観た印象としては、クオリティは上々として、なかなか女性キャラの仕草が可愛いと言いますか(ぉ

とりあえず、こんな感じで。
正味1時間半程度、会場内にいましたが、入場無料にしてはかなり楽しめたかと。
なお、開催期間は16日までとなっているので、気になっている方はお早めにどうぞ。

本は好きですが、歌え大竜宮城

2007-08-13 23:44:58 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「ハヤテのごとく!」---第20話「本は好きですが、歌え大竜宮城」

「ローテーションの都合」という実に曖昧な理由により、本放送18話と入れ替えられた…らしいと実しやかに囁かれている実質・第18話---それが今回の第20話にあたる訳ですが、果たして、ストーリーからもそうする必要性を感じなかっただけに、その真相は一体何だったのやら。
妥当な線では、1ライン体制、外注のいずれにしろ、本来の第18話と第20話の制作進行度合いがあべこべになり、止むを得ず放送順序を入れ替えざるを得なかったと考えるのが自然かも?

順序を入れ替えたと言えば、冒頭にてハヤテが「転入したと思ったらもう夏休み」とぼやいていた点について。
本来ならばハヤテの白皇転入後、氷室や野々原との出会いを経て、アニメでは早々に第9話にて消化してしまった、旧校舎におけるヒナギクとの悪霊騒動---これらがハヤテを“必殺技を持ちたい”という衝動に走らせる---つまり今回のAパートへと繋がって行くだけに、転入後のイベントはまだまだ存在していた訳ですけど…そもそも原作自体が、まだ“夏休み”を迎えていない段階で、ストーリーをほぼそのままに季節のみを弄っているので、入れ替え云々以前の問題なのは言うまでもありませんが;

今回の構成は、A,Bパートそれぞれが原作における別の話をベースとした、あたかも2部構成な作りとなっていて、Aパートは先述した通り「ハヤテの必殺技騒動」、Bパートはナギとハム…もとい西沢さんの、ハヤテを巡る熱き歌合戦が繰り広げられたものの、Aパートラストの「番組内DVD告知」と言い、大方の予想通りとは言え、カラオケボックスでのハヤテ、マリア、ナギの持ち歌披露がキャラソンCDのCMじみていたり、売り方がちょっと露骨過ぎやしませんかw
まぁ「執事通信」からして、キャラソンCDの売り込みですから、何を今更ですけど、今回はその「執事通信」で伊澄のキャラソンが流れた点から、CM枠で流されたヒナギクの分を加えて、これまでにリリースされた4曲+伊澄のキャラソンまでの5曲が30分枠内で補完された事になるのか。
ちなみに、西沢さんはまだ持ち歌が存在していないので、OP曲「ハヤテのごとく!」を熱唱…するも惨敗;

そう言えばAパートにおいて、初めて劇中で「姫神」に関する詳細な情報が、ハヤテに明かされましたね。
アニメではシルエットながらOPに登場しているとの話ですし、果たして原作よりも先んじて「姫神」が登場する事はあるのかな?
もっとも、それで「ナギの正式な執事を賭けて勝負」なんてベタな展開で幕引きされるのは、先が読め過ぎなので勘弁願いたいですけどw

以前に次回予告キャッチでも登場した事のある「聖○士星○」や「○神ライガー」、そして「きらレボ」のパロディも盛り込みつつ、程度としては左程に過剰では無かったものの---、

「行け!北国アイスホッケー部」(三千院家書庫のナギの本棚)
「愛$M@STER」(カラオケボックスの店名)


---には流石に吹きました、えぇwww
前者は師弟関係云々や、かたやアニメ「さよなら絶○先生」にも黒板ネタとして「ティマ」やら「マオウ(略)」が登場していたのでお互い様として、後者はコナミがスポンサーに入っているアニメではギリギリのネタですってば;
当然、ナギの中の人が「ア○マス」の伊○の中の人なのは説明するまでも(

次回予告の「正義の力が嵐を呼ぶぜ!」は、勇者シリーズ第4弾「勇者特急マイトガイン」から。
個人的には旋風寺舞人とガインの繋がりや、あの「銀の翼に~」という口上、そしてブラックガインの回が強烈に印象に残っていて、余談ですが、仮に「スパロボ」に参戦するとして、「ダイターン3」の破嵐万丈のポジションを継げるのは舞人しかいないと思っている程に好きな作品なのですけど、最終回での“真相”が賛否両論を読んでいる作品だけに、その部分を意識して次回の内容を見るに……ま、おそらくは、再登場する「エイト」=ロボ繋がりだけでしょうけどw(ぉ

最後は恒例のアイキャッチしりとり。

<第1話「ハヤテのごとく!」(ハヤテ)→「クリスマス」(ナギ)>→<第2話「ス・キ」(サンタ)→「キ・ラ・イ」(マリア)>→<第3話「いとこんにゃく」(タマ)→「くせもの」(エイト)>→<第4話「のり」(ヒナギク)→「リンパ」(雪路)>→<第5話「パチパチパンチ」(咲夜)→「血祭りワッショイ」(伊澄)>→<第6話「いらっしゃいませ、ご主人様」(学館組)→「まあまあまあ」(黒服)>→<第7話「愛していると言ってくれ」(ワタル)→「恋愛ビーム」(サキ)」>→<第8話「むっちりスケベ」(女装ハヤテ)→「別に触っただけじゃない」(クラウス)>→<第9話「イカはいかが?」(ナギ)→「がっつりいただきます」(ヒナギク)>→<第10話「酢飯ビーム!」(マオウ・ザ・グレートステイジアン・オブ・阿部(仮))→「ムッシュムラムラ」(生徒会3人娘)」>→<第11話「ランバダ」(マリア)→「団塊の世代」(三千院帝)>→<第12話「いちご大福」(西沢さん)→「くるくる廻る夢なんて」(ハヤテ)>→<第13話「照れてます、久々の出番で」(クラウス)→「デラックスアニメーション、タマのごとく!」(タマ)>→<第14話「串焼きだ!」「ラジャー!」(ナギ&ハヤテ)→「ジャパ~ン、ゴウでぇ~す」(雪路)>→<第15話「助さん格さん懲らしめてやりなさい」(氷室)→「いつでもコーヒー淹れてあげるよ」(大河)>→<第16話「四つ葉のクローバー、みぃつけた」(野々原)→「たまたまなんです、助けて野々原ーっ!」(東宮)→「ラーメン大好き小池さんのうた」(ヒナギク)→「たまたまタマに会ったら『タマー』って呼んでね!」(タマ)>→<第17話「猫が寝転んだ」(ブリトニー)→「だっふんだ!だいじょうぶだぁ」(ナギ)>→<第18話「橙色ってオレンジ?」(シュミット+ロボ2体)→「自分で考えなさい」(ヒナギク)>→<第19話「いま、あいにいきます」(ワタル&サキ)→「す、スースーするんです」(マリア+ゴキブリマン?)>→<第20話「スイカのたね、ぺっ!」(生徒会3人娘)→「ペロさんファイトー!」(西沢さん)>

「ペロさん」はちょっと自信ありませんが、続く言葉尻さえ確保できれば(




■「ハヤテのごとく!TCG エントリーボックス第1弾」

「ハヤテ」関連で此方も。
とは言え、実際にTCGとして楽しむ訳ではなく、完全にイラスト目当てなのは否定しませんよ、えぇ;



とりあえず、エントリーボックスを購入するだけで必ず、畑先生による「ナギ」(レア仕様)が入手出来るのは美味し過ぎですからw
ブースターはどうしようかな…何枚か欲しいカードはありますけど、予算に余裕が出来たら、夏コミ後にでも手を出してみますか。

決戦は(来週の)日曜日

2007-08-12 23:16:17 | Weblog(日記・総合)
各所のレポート記事を見るに---見学だけでも「ワンフェス」に行っておけば良かったなと、ちょっと後悔してみたり。

色々と新作発表もあった様子ですし、何よりも「エグゼリカ」フィギュアの現物展示は気になっていたので、結果的には怠惰な日曜日を過ごしたならば、そうしたイベントに参加する事で、有意義に時間を使ってみるのも悪くなかったかなと。
…まぁ、行けば行ったで、何かしらの出費は避けられなかったでしょうし、コミケ前の高額出費は出来るだけ控えたかったので、あくまでも“ひとつの選択肢”として挙げただけですがw

それは兎も角。
夏の祭典---コミックマーケット72、その開催がいよいよ今週末に迫り、最激戦区となる3日目(19日)までは残り1週間。
カタログチェックもほとんど手付かず状態なものの、廻るサークルの顔ぶれが大きく変わる訳ではありませんし、今回は私的な行動計画として、軸となるサークルが限られているだけに、チェック自体にはあまり時間は必要としないと思われるので、あと数日中には片付けられるかな?
とりあえず、この記事を上げてから、またチェックしに戻ろうかと。


さて、話は唐突に変わりますが---6月18日以来、当ブログの先頭記事に設置したカウンターのアクセス数が、つい先日に「5000」を超えた様子。
設置当初は「カウンターの増加数と、実際の閲覧数に開きがある」という問題点を指摘して、正確な情報が得られない事を残念に感じていましたが、なんだかんだで積み上がってみれば、2ヶ月程で大台到達となりました。
これに際して、特に大きく騒ぎ立ててみたり、何らかの企画を行う予定は無いものの、単純計算で1日平均100アクセス程度が計れた点に、趣味丸出しな自己満足的ブログを、日にこれだけの方々(正確にはそれ以上)が継続的に閲覧している現実に直面すると、たとえ縮小云々を公言していても、無闇に“ネタが無いから”と放り出してしまう、そうした行為に走るのも気が引けるなぁ…などと、あらためて思った次第ですw

ともあれ、この場を借りて。
毎度、当ブログ---I’ll be dis-ABSOLUTERをご利用頂き、ありがとうございます。
今後も、出来得る限りは“書きたい事を書く”雑記ブログの形態はそのままに、徒然と投稿して行ければ重畳と考えますが、ともあれ、これからも日々の暇にでも楽しんで頂ければ幸いと思いですので、どうぞ宜しくお願い致します。

締めにオマケ…と言うのもなんですが、アクセス解析の機能のひとつ「リンク元の検索ワード」、その中でも登場回数の多かった、或いはネタ的に面白いモノを週別に集め、それに対して簡単にコメントしてみました。
登場する単語を見れば、ある意味では、それが当ブログのカラーを端的に物語っているとも言えますし、訪問者が求める情報の傾向がどの辺りを向いているのか、或いは時流の方向性が大まかに理解出来るので、色々と参考までにw

※なお、検索ワードそのまま公開してしまうのは色々と問題があるだけに、その一部を理解出来る範囲で抜粋してあります。

◇6月18~23日
「アニメイト ブックフェア トート 在庫」
「ハヤテ サイン会」「次世代WHF サイン会 当選」
「神羅万象 第三章 第2弾」

この頃は丁度、「次世代WHF」開催直前という事で、畑先生のサイン会当落関係や、当日に先行販売された「神羅万象チョコ」第三章第2弾で検索されて来る方が多かった様子。
結局、畑先生のサイン会には落選したものの、この日に購入して来た「神羅万象チョコ」の結果が、翌週の「検索ワード」に大きな影響をもたらす事に;

◇6月24~30日
「破壊神デストール」「剣聖サイアス」「鮮血のナルキッソス」
「SHORT CIRCUITⅡ 応募ハガキ」
「“呪縛”captured」

兎に角、「破壊神デストール」で検索されて来る方の人数が多い事この上なく。
gooブログ自体のアクセス・ランキングも相当に伸びましたからw
「“呪縛”captured」というのは、アニメ「らき☆すた」第12話にて登場した801本。
よもや、こんなモノで引っ掛かってしまうとは…;

◇7月1~7日
「おまえの信じる おまえを信じろ」
「ゲーマガ 表紙 ラトゥーニ シャイン王女」
「奈落の花 逆再生」

「おまえの信じる~」は、この前の週に投稿した「空色デイズ」の感想記事で使用した「天元突破グレンラガン」第8話における、アニキの名台詞。
「ゲーマガ」絡みは暫くの間、検索ワードにずっと登場し続けていましたわ。
皆さん、そんなにラトゥーニが好きですか…いや、私もですけどw
「奈落の花 逆再生」も、やはりこの後、検索ワードの常連と化しましたね。
あぁ、早くCD発売されないかな(

◇7月8~14日
「AQUAPLUS VOCAL COLLECTION VOL.5」
「うたわれるものらじおメモリアルブック~ふたりの旅路~」
「Machine Soul 2005」
「ケルティックウィンド」

「AQUAPLUS VOCAL COLLECTION VOL.5」の様に、直接的な検索でヒットしていると、感想記事を書いた分の労力と時間が、僅かながらに報われ(
「うたらじ」ムックについては、おそらく夏コミで購入できる予定なので、その時にはまた登場して来るかな?
「Machine Soul 2005」は何処ぞのスパロボ関連記事で取り上げたものでしたが、この当時は「SRWOGs」の真っ只中でしたな。
そして、やはりこの頃に盛り上がっていた「ポプ15ADV」の「わくわくミミニャミ探検隊」絡みで、「ケルティックウィンド」がヒットしていますが、ポップン関連で訪問された方がいる事に、少し驚き(ぉ

◇7月15~21日
「破壊神デストール アソート」「バルダ・エスト」
「Dream in the Sky こみっくパーティー」
「CS14 ポエット」
「i'll be dis-absoluter」
「めいぷるシロップ 歌詞」

いよいよ「神羅万象チョコ」第三章第2弾の公式発売という事で、それ関連の検索ヒットが跳ね上がりました。
「AVC Vol.5」「CSポプ14」もそうですが、此方の意図する訪問のされ方は、やはり気持ち嬉しいものですねw
もっとも、「めぃぷるシロップ」の歌詞は存在していませんがw
ところで、「i'll be dis-absoluter」という風に、直接的な検索をされた方は、ひょっとしてお知り合いかどなたかでしょうか…果たして、続く週の検索ワードにも「DM'z」と検索されている辺り、何かが何処かで蠢いている気がしないでも(

◇7月22~28日
「Eternal Triangle 主題歌」
「あたし神岸じゃないです」
「DM'z」

ウチで取り扱った「Eternal Triangle」とは、某所で公開されている「らき☆すた」MADの事。
しかし、その主題歌と言うのは一体…BGMとして使用されているのは「桜日和」<星村麻衣>ですけど。
それとも、何か「Eternal Triangle」という別作品があるのだろうか?
「あたし神岸じゃないです」も「らき☆すた」関係で、アニメ第16話にて使用された反則技w
やはり、この辺りの検索ワードが伸びるのは、現状の「らき☆すた」人気あってのものか。

◇7月29日~8月4日
「ドージンワーク THE END OF TOO EARLY Dojin Work」
「SEKIREI-ENGAGEMENT-」
「エグゼリカ フィギュア」
「Double-Action」「フォームチェンジ巻き帯 電王」

この辺りは、購入物の批評・感想・関連要素に対する検索ばかりですね…って、中にひとつ未購入のものが;
「トリガーハート エグゼリカ」については、この後も現在進行形で、散発的ながら引っ掛かってきますね。
さて、フィギュアはどうしたものか;

◇8月5~11日
「異彩姫」「メディア」「因バンド」
「呉越同舟獣拳合体」
「Rocks 横関」
「革正団」

ようやく記事を上げてから、「ビックリマン ひかり伝おとぎ」で訪問される方が一気に増加。
なお現在でも、検索ワードでは「異彩姫」が上位に来ています。
残りは購入物や映画の感想記事絡みですけど、実は「Rocks」<JAM Project>のギターソロパートに横関氏が参加されている事は、件の記事を書きながら知ったという罠;

そして、本日(12日)の分。
「灼眼のシャナ キアラ・トスカナ」「サーレ」
「ぶりぶりざえもん 伝説のイマジン」

何やら「キアラ」を絡めた検索が大半を占めていましたが、こうして数が増えている辺り、キアラの人気…というか注目度は、結構高いのかもしれませんw
果たしてこんな風に、特定のモノに対する現在の時流が読めるのも、検索ワードの利点ですね。

チョコは楽しく食べましょう。

2007-08-11 23:05:56 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「らき☆すた」---第18話「十人十色」

冒頭からいきなりの「ウエハース地獄」吹いたw

所謂「オマケ付き菓子」---或いは視点を逆にして「菓子付き玩具(カード・シール含む)」でも良いですが、その「オマケ」「玩具」の類をコレクション、中でもコンプリートを目指している者にとって、決して避けて通れない問題が、膨大に残った菓子の始末に関して;
特に手早く、確実にコンプリートする為、または各種情報収集の為に大人買い(箱買い)を実行に移した場合、その苦しみは何倍にも膨れ上がり、かく言う私も「神羅万象チョコ」をコレクションしている現状では、年に数回は必ず、日に何枚ものウエハースチョコを消化しなければならない期間---ウエハース地獄へと足を踏み入れる訳ですが、こなたの様に、ああして茶菓子代わりに差し出して、親類友人に処理を手伝って貰うのが、完食への定石なのは言うまでも無く(マテ
つか、ひとりで消化しようとすれば、間違いなく胃がやられますから…えぇ;
ちなみに「景品ばかりに目が行って、お菓子を蔑ろ」という風な かがみのツッコミは、ちょっと痛かったです(ぉ
それにしても、「寂しがりのウサギ」イメージをあてがわれて照れる仕草や、こなたのラノベ挑戦を笑顔(無言)で見守り続ける行動と言い、今回のかがみは実に破壊力抜群でしたな、重畳重畳w

だがしかし、前半でもっとも楽しんだのは、「スパロボW」の戦闘画面風にレイアウトされた こなたVS.黒井先生のカットですがw
よしこうなれば、「スパロボW」が据え置き機に移植された際には、カットイン作画を京アニに依頼して(ぇ

後半パートでは、いよいよ新顔ラッシュのラストを飾るキャラクター、田村ひよりが登場。
こなたとは近しくも異なるオタクである彼女の登場は、「ゆたか・みなみ」に「パティ」を加えたコミュニティの(影の)ツッコミと自爆役として機能して行く訳ですけど、早速の腐女子フィルター全開ぶりに、視聴者への印象付けは十分かとw
パティの知識は完全にオタクだけに通じる知識。
さらっと「乙女ロード」と言われても、ゆたかが思い浮かべる…とまでは行かないものの、可愛い人形とか服とかのショップが並ぶ“通り”的なイメージになるのが普通ですからw

主演:白石みのるが続く今回のEDは、「かおりんのテーマ」に乗せて、つかさ役の福原香織さんがウェディングドレス姿で登場するモノに。
あの歌は別として、いきなりのオチでは流石に吹かずにはwww




TVA「CLANNAD」TBSにて10月4日(木)25:55より放送開始予定。(情報元:MOON PHASE 雑記

そして、京アニ繋がりで。
10月に「CLANNAD(第1期?)」が確定したとなれば、「ハルヒ(第2期)」は確実に来年か…。
ともあれ、この放送枠はTBSではお馴染みの時間ですが、今回は地上波でも普通に楽しめるのは何よりですね。

極光のキアラ(違

2007-08-10 23:55:24 | Anime(アニメ・コミック)


■「灼眼のシャナⅩⅤ」<著者:高橋弥七郎 イラスト:いとうのいぢ>

前巻「ⅩⅣ」において、途轍もなく衝撃的な展開を迎えてしまった「灼眼のシャナ」。
そんな引きをされれば当然に、次なる展開が気になる訳ですが、続く今巻で描かれたのは、ごく一部のみ、前巻より地続きのシーンこそあれ、メインとなっているのは、とある2人のフレイムヘイズ---「『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルグ」と「『極光の射手』キアラ・トスカナ」を中心とした、“予告通りの”外伝的なストーリーであり、何と、主役であるはずのシャナは今回、本当に顔出し程度にしか登場していなかったり。
これまでの既刊にも、短編集としての「0」や「S」、『大戦』編の「Ⅹ」の様な“シャナを中心としない”外伝的内容のモノは存在していましたが、それでも、いずれは彼女自身に繋がる、或いは彼女に近しい人物がメインとなった物語を内包していただけに、同じフレイムヘイズという以外、ほとんど接点の無い(と思われる)人物がメインを務める物語で丸々1冊を書き切るというのは、本当に初めてのケースかと。
もっとも、今回の物語に大きく絡んで来る人物には「教授」や「約束の二人」も含まれていますし、今回は収録されなかったものの、「『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュ」にシャナが師事していた頃を描いた「ゾートロープ」と同じく、新たに接点が生まれる可能性もあるので、外伝とは言え、決して疎かに出来ないのは、これまでのストーリー展開からも否定出来ないのは間違いなく。
なお、時代設定的には西暦1901年という、「灼眼のシャナ」の歴史としては「革正団<レボルシオン>」が世界各地で暴れていた頃が舞台であり、「S」に収録されていた「マイルストーン」とは時代を同じくしている(おそらくは「マイルストーン」より20~30年程度前?)所から、高橋氏の中でも当時の資料云々を再び役に立てる機会を狙っていたのだろうか?
むしろそれ以前に、これまでにあれだけのフラグ(伏線)を配置しておいて、「革正団」絡みの話を全くと言って良いほどに消化していなかった分、本編がいよいよ起承転結の「結」へと入る前に、どんな形でも描いておきたかった事が、先述の“機会”と巧く噛み合ったのが真相なのかもしれませんけどw
それにしても、『大戦』にて討滅されてしまった先代『極光の射手』の異名を引き継いだ人物---今回初登場となるキアラを、このタイミングで投入してくるとは。
以前からストーリー中に、『大戦』より相当の時間が過ぎているにも関らず、『極光の射手』の名が登場していたので、おそらくは2代目が存在しているのだろうとは予想されていましたけど、新たなヒロイン候補とまでは行かずとも、サーレを師匠とした師弟関係は面白いので、この2人で別ルートの物語が構築出来そうな予感がw
それこそ「神曲奏界ポリフォニカ」の様な、世界設定同じで登場キャラクターを異とするシリーズ展開があっても不思議ではないくらいに。
ひょっとすると、「灼眼のシャナ」のメインストーリーがひと区切り付いた後の展開を見越して…って、流石にそれは考え過ぎですね;



さて「灼眼のシャナ」と言えば、来る10月よりアニメ第2期がスタートする予定ですが、挟み込まれていたペーパー「電撃の缶詰」に、その「灼眼のシャナⅡ」の情報が新たな画像付きで掲載されていました。
事前に公開されている情報から、左上のキャラが「灼眼のシャナDS(及び、PS2版)」のオリジナルキャラだった「“戯睡郷”メア」なのは分かりますが、その隣に掲載されているのは「“彩飄”フィレス」!?
彼女がアニメ本編に登場するという事は、当然に「零時迷子」が絡むストーリーが展開されるのは想像に難くない訳ですけど、果たして「戒禁」を含めた数々の要素をスルーしている、アニメ第1期との兼ね合いをどうつけるのかが重要なポイントかな。
…極論として、アニメ版では「銀」の存在自体を暈したままにする可能性もありますけどw



■「いとうのいぢ画集Ⅱ 華焔」

「シャナ」関連で此方も。
およそ2年前に刊行された「紅蓮」に続く、いとうのいぢさんの画集・第2弾「華焔(カエン)」です。
今回も当然に「灼眼のシャナ」関連のイラストを中心に、商業から同人までに至る相当数の作品が収められているのですけど、個人的には“纏めて見られる機会”とばかりに期待していた、アニメ版「シャナ」のDVDジャケットイラストが全て未収録だったのは、ちょっと残念だったかな。
もっとも、未収録作品が多い分だけ、次なる画集の刊行も左程に遠くはないと思われるので、そうした期待は次回へと持ち越すとしますか。
巻末に収録されている高橋弥七郎:著「かぐやひめのしゃな」は、原作「0」に収録されている「しんでれらのしゃな」とアプローチを類す、「灼眼のシャナ」オールスターキャスト(?)登場による「日本むかしばなし」と言った内容にw
にしても、よもや「“纏玩”ウコバク」やら「“戯睡郷”メア」、そして「とむらいの鐘」の面々まで絡ませるとは…恐るべしは高橋弥七郎の構成力か(何



今回はポイント絡みでアニメイトにて購入した為、吉田さん仕様のメッセージペーパーと、店頭用ポスターを入手。
なお、とらのあなではシャナ仕様のメッセージシートが付いてくるとの事ですけど、「池袋店」にて確認した限り、此方でも店頭用ポスターは貰えるそうなので、購入を考えている方はお早めにどうぞ。


※08.14追記



■『「灼眼のシャナ まるごとガイドブック」&「ななついろ☆ドロップス どきどき☆ガイドブック」』

何とも無しに立ち寄った「とらのあな」にて無料配布されていたので、早速確保。
念の為に断って置きますが、このガイドブックは「2 in 1」の両面表紙仕様ですので、各々単独でガイドブックになっている訳ではありませんので、ご注意を。



簡単に内容について触れておくと---、
□「シャナ」---アニメ第2期の設定画と、アニメ第1期(OVA含む)のあらすじ。
そして、原作小説の紹介+「ⅩⅣ」までのあらすじを挿絵付きで紹介。
特に原作のあらすじは、画集にもまだ未収録の挿絵も、モノクロながら掲載されているので、ちょっとオイシイかも。
□「ななついろ」---アニメ版の設定資料と、第3話までのストーリーガイドに続き、PS2版「~Pure!!」の紹介に、「G's」版+「ガオ!」版のコミックス版情報。
そして、すもも役:結本ミチルさん+ユキちゃん役:後藤麻衣さん+小岩井フローラ役:黒河奈美さんへの合同インタビュー記事が。
また、センターには、確か以前にイベントにて販売された、コラボ企画テレカにて使用された「シャナ&すもも」のイラストに、のいぢさんのメッセージとサインが掲載されていました。

無料配布、小冊子タイプのガイドブックとしては、かなり十分な密度・情報量があるのは間違いないですわ。
とりあえず、見掛けたら即確保しておく事をオススメしますよ。

お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやろう。

2007-08-10 22:58:20 | Hobby(玩具・フィギュア)


「お前の望みを(轢


■「H.G.C.O.R.E. MASKED RIDER~敵か味方か、力と技編~」
■「仮面ライダー電王アクションポーズ-最初からクライマックス編-」


後ほどに、画像多めで公開予定です。 09.02>記事公開しました
にしても、こうしてモモさんが「H.G.C.O.R.E.」シリーズに登場したとなれば、是非とも今後はタロウズの残り3人+デネブ、そしてジークまでラインナップに入れて欲しい所ですわ。
…でも、全て1/2アソートは勘弁な;



その時間に行くためには、別のチケットが必要ですよぉ~!」(爆

ウエハース地獄・外伝

2007-08-09 23:04:44 | Collection(シール・カード)
※この記事は、8月4日に一度投稿したものです。



■ロッテ「ビックリマンチョコ ひかり伝おとぎ

数日前から画像だけ先出しして置きましたが、流石に放置したままでは問題ですし、アクセス解析を見る限り、コレ関連で訪問された方も少なくない様子なので、ネタの温度が冷めてしまう前に、この辺りで決着を付けてしまおうかと(ぇ
なお、カテゴリーを「神羅万象チョコ」に設定していますが、あくまでも「同種の食玩」という枠付けをしただけなので、決して深い意味はありません。
※「Hobby(トイ・フィギュア)」にカテゴリ変更しました。

説明の必要は無いかと思われますが、長い歴史を誇る「ビックリマン」シリーズ---その最新作である「ひかり伝」のシリーズ第4弾が、この「ひかり伝おとぎ」です。
発表された当初は、第3弾からの大きな路線変更…と言うか「7因王」(後世の「若神子」たちのルーツ)が全て女性キャラ(7因バンド)と化す超展開に、「ビックリマンが萌えを迎合した」「神羅万象チョコを意識した戦略」という様な賛否両論が飛び交いながら、どうにも盛り上がりに欠けていた第3弾までの停滞感を覆す程の話題性を呼んでいた訳で。
それがいざ発売されてみれば、片手間ながらにチェックしていた、前弾の在庫の減り方を大きく上回っている風に見える捌け具合に、旧来のコレクターの方々の評価は別として、一応の戦略は成功したのではないかと。

かく言う私も最近、自室の発掘作業や「ホロセレクション」の買い足し、そしてアニメ「祝(ハピ☆ラキ)ビックリマン」の存在もあって、私的「ビックリマン」熱が再び高まって来ていた為、これは良い機会とばかり、実に久し振りに大人買い(箱買い)に走ってみた次第ですが……7因バンドのデザインにやられての購入という事実は否定しませんとも、えぇ(何



萌え路線の迎合---という皮肉はあれど、その内容は「ビックリマン」のスタンダードとも言える「天使VS悪魔」シリーズの起源(ルーツ)を探る「ひかり伝」のテーマを違える事無く、第4弾では古代源層紀(超聖神が飛来し、やがて聖魔分裂の起こった時代)に明確に関って来る重要キャラクターたちが、これまで同様に登場するモノになっている様子。
中でもこの「聖神子アエネ」は、ビジュアルからして、おそらくは「ナーディ(=ナディアBW ※後の「聖神ナディア」)」の起源(母?)になると思われる人物だけに、ディドスとの結婚が齎す展開には注目したい所。



「アエネ」が「ナーディ」の起源となれば、「異彩姫」は「メディ(=メディアBW ※後の「異聖メディア」)」の起源になるのか…?



何気に、その手にしたアイテムが「メディアBW」に繋がり、「バットン守」が手にしているのは「異聖メディア」の杖ですし。
と言うか「ナーディ」と「メディ」は元々“無二の親友”だったにも関らず、超聖神の妃という存在を巡る事件から対立してしまっているだけに、その起源さえも“結婚”に関る相反の存在と言うのは悲し過ぎますよ。
…にしても「直伝ボイス」の「異彩姫」が関西弁だったのは一体;



何故か「スーパーデビル」の影を背負う「魔神子ディドス」や、後の世の悪魔ヘッド、そして曼聖羅の創聖巡師の因子を持つと思われるキャラクターたち。
これ以外にも「老天使」の起源となるキャラクターも登場していますが、「桃源福神アキノア」が、どうみても悪魔ヘッド「魔胎伝ノア(ノアフォーム)」の起源なのは一体…?

とりあえず、こんな所ですかね。
仮に、次弾も同じイラストの路線ならば、また購入も考えるつもりですが、そうでなくとも、かなり続きの気になるストーリーだけは追いかけて行きたいかも。
もっとも、予定外のウエハース地獄は、出来る限り避けたい所ですけどねw

---それにしても、ストーリー的には流石に、これまで築き上げてきた歴史がモノを言うとしても、それに加えて「萌え路線」でこれだけの弾を撃たれると、正直な話として、現状の対抗馬として挙げられている「神羅万象」の萌え云々に関る株は、大きく奪われてしまった様な気がしないでも。
そんな「神羅万象」はと言えば、最新の第三章第3弾で「復活の聖獣合身」は兎も角、「ダブル聖獣合身」や「鎧羅の姉妹キャラの再登場」、そして「蓄光カード」という、どうにも苦肉の巻き返し(バンダイとしては“盛り上げ策”)を図っている様子ですが、それ以前の問題として、そろそろ根本的な部分---ユーザーの求めるもの・望むものとのズレを解消・改革しなければ、「神羅万象」にこれ以上の展開は望めないかもしれないなぁ;

※第三章第3弾の情報に関しては、既に「神羅万象収集BLOG」さんにて詳細が公開されていますので、其方でどうぞ。

サキさんのヤボ用を、川田まみに任せれば(何

2007-08-08 23:56:47 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「ハヤテのごとく!」---第19話「サキさんのヤボ用(全国版)2007」

お約束の「『ハヤテのごとく!』をみる時は、部屋を明るくして~」という注意喚起アニメが流れた早々に、冒頭からナギが暗い室内+モニタの至近で映画を観ている、物凄い反面教師ッぷりに吹いたw

そうか、観ているモノが「ハヤテのごとく!」ではないから問題は(爆

アニメオリジナルストーリー、そして夏季定番である“水着回”として進行しながらも、その内容は酷く中身の薄いモノだった前話より一転---再び本来の、原作をベースとした流れへと戻った今回は、サキ(とワタル)とマリアさん(とハヤテ)をメインに据えた、所謂“メイドキャラ繋がり”で、原作の異なる話同士を纏めた展開に。
とは言え、マリアさんの方は、一連のリアクション以外の部分が、かなり妙な方向へとアレンジされていますけど、ワタル&サキの話と絡める為には、ビデオに関るトラブルの方が描き易いのは確かですし、このくらいぶっ飛んでいた方が「ハヤテ」らしいかも?
結果的に、伊澄の出番も増えましたしねw
でも「貞」が「ゴキブリ」ってのは流石に…まぁ、確かに字体を崩せば見えなくも;
とりあえずラストシーンの浴衣姿を筆頭に、サブタイトルが示す通りに全編通して、サキの可愛さが前面に出ていた点に加え、ピカピカになった台所を覗いたハヤテの「うぉっまぶしっ!」と、ゴキブリマン VS.警備メカの「ジェットストリームアタック」完全再現に、「メイ○ガイ」だかヴィル○ルミナだかに似た仮面を装着した貴嶋レイなど、妙にテンポの良い小ネタも含めて、原作付きの安心感も伴い、じっくりと楽しめた回でしたわ。
でも「うぉっまぶしっ!」ネタに関しては、浪川氏がゲスト出演されていた前話にこそ相応しくw

次回予告の「“守護者の証”が、僕を導く。」は、アニメ「甲虫王者ムシキング~森の民の伝説~」より。
これは次回に絡めてというより、今回のアレに絡んだネタなのか…;

最後は恒例のアイキャッチしりとり。

<第1話「ハヤテのごとく!」(ハヤテ)→「クリスマス」(ナギ)>→<第2話「ス・キ」(サンタ)→「キ・ラ・イ」(マリア)>→<第3話「いとこんにゃく」(タマ)→「くせもの」(エイト)>→<第4話「のり」(ヒナギク)→「リンパ」(雪路)>→<第5話「パチパチパンチ」(咲夜)→「血祭りワッショイ」(伊澄)>→<第6話「いらっしゃいませ、ご主人様」(学館組)→「まあまあまあ」(黒服)>→<第7話「愛していると言ってくれ」(ワタル)→「恋愛ビーム」(サキ)」>→<第8話「むっちりスケベ」(女装ハヤテ)→「別に触っただけじゃない」(クラウス)>→<第9話「イカはいかが?」(ナギ)→「がっつりいただきます」(ヒナギク)>→<第10話「酢飯ビーム!」(マオウ・ザ・グレートステイジアン・オブ・阿部(仮))→「ムッシュムラムラ」(生徒会3人娘)」>→<第11話「ランバダ」(マリア)→「団塊の世代」(三千院帝)>→<第12話「いちご大福」(西沢さん)→「くるくる廻る夢なんて」(ハヤテ)>→<第13話「照れてます、久々の出番で」(クラウス)→「デラックスアニメーション、タマのごとく!」(タマ)>→<第14話「串焼きだ!」「ラジャー!」(ナギ&ハヤテ)→「ジャパ~ン、ゴウでぇ~す」(雪路)>→<第15話「助さん格さん懲らしめてやりなさい」(氷室)→「いつでもコーヒー淹れてあげるよ」(大河)>→<第16話「四つ葉のクローバー、みぃつけた」(野々原)→「たまたまなんです、助けて野々原ーっ!」(東宮)→「ラーメン大好き小池さんのうた」(ヒナギク)→「たまたまタマに会ったら『タマー』って呼んでね!」(タマ)>→<第17話「猫が寝転んだ」(ブリトニー)→「だっふんだ!だいじょうぶだぁ」(ナギ)>→<第18話「橙色ってオレンジ?」(シュミット+ロボ2体)→「自分で考えなさい」(ヒナギク)>→<第19話「いま、あいにいきます」(ワタル&サキ)→「す、スースーするんです」(マリア+ゴキブリマン?)>

「いま、あいにいきます」は、同名映画の「いま、会いにゆきます」からなのか、或いは「いま、愛に生きます」なのか判然としないので、ひらがなで。
そして「す」を「す」で返すマリアさん…と言うか田中理恵さんはちょっとズルイw


そして、本当に「川田まみに任せ」てみた結果。(ぇ



■「Get my way!」<川田まみ

「ハヤテのごとく!」2クール目からのED曲「Get my way!」を収録したマキシシングルです。
川田さん、総じてI'veがこれまでに製作してきた楽曲では、こういったアップテンポのポップチューンで、バンドスタイルを強く意識した曲というのは、私が知る限りでは数える程しかない分、I'veカラーとしての新鮮味(希少性)が強いのも含めて、また、本編に乗る時季が丁度「夏」という点も踏まえての製作だったのか、非常に軽快で、疾走感溢れるサウンドに仕上がっている印象に、初めて聴いた時点から強く印象に残った次第。
全体的に前向きな歌詞には、それとなく「ハヤテのごとく!」の作品世界を意識した---ナギからハヤテに対する意識の様なモノを組み込んだかの様な部分も読み取れ、タイアップ曲としての出来も申し分無いですしね。
僅かに、その歌詞が詰め込み気味(テンポにつられて急ぎ過ぎ?)な点は、タテノリのビートに任せて聴けば無理も感じず、欲を言うなら、もうひとつ進行に変化が欲しかった事を除けば、聴いて十分に満足出来る1曲に仕上がっているのは間違いないかと思われ。
c/wの「青空と太陽」は進行的に、川田さんの「you give…」という楽曲を、ライトポップに昇華した様な印象かな。
其処に---母親を「青空」、父親を「太陽」にたとえ、どんな時でも見守ってくれている存在を感じながら、ひとり旅立つ---いわゆる「巣立ち」をテーマとしていると思われる歌詞が乗っているものの、メロディからして悲壮感とは遠いイメージなので、前向きな内容として仕上がっているかと。

一緒に写っているのは購入特典のステッカーと、アニメイトの「ハヤテのごとく! アニメ化フェア 第二弾~お店・・・それはお客様にかしずく者【夏だ! ハヤテだ! アニメイトだ!】フェア~」特典である「どでかクリアしおり」。
「しおり」を封入した袋の裏には、ナギとアニメ店長の掛け合いシール(加工)が貼られているのですけど、そのやり取りが何ともw

ナギ「このしおり…コミックスからはみ出してないか?」
店長「愛が溢れていると言ってくれ!!」


いや、そもそも「しおり」ではないと(

Rock Alright!

2007-08-07 23:01:21 | Anime(アニメ・コミック)


■CD:「Rocks」<JAM Project

去る6月28日にリリースされ、好調なセールスを記録したPS2タイトルスーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS、そのオープニング・テーマ「Rocks」、エンディング・テーマ「Portal」を収録した、JAM Projectのニューシングルです。
本編EDから続くエンドロールにて、余韻を引っ張りながら聴き込ませる「Portal」は兎も角、「Rocks」に関しては、「SRW」シリーズでJAM楽曲を主題歌として起用した際の、最早お約束として、サビ部分がタイトル画面にて流れる程度(発売前デモにおいても同様)だった為、確実に1パートは聴けるアニメ作品の主題歌よりも酷いお預けを喰らっていた分、今回の発売日が楽しみで仕方が無かった訳で。
さて、ようやく全体を通して聴いた感想としては---イントロ部分の“ヘヴィメタル”っぽい入り方は、やや好みが分かれるかもしれませんけど、続く「SUPER ROBOT!!」のシャウトから曲調が一気に弾ける展開と、“あの熱いサビ”に繋がるに相応しい構成に、これぞ正にJAM Projectの真骨頂と、完全に打ちのめされた次第ですわw
特にサビ前の奥井さんと梨香さんのパートから、サビへと雪崩れ込む疾走感と、ジェットフィンガー横関敦氏によるギターソロパートは熱過ぎますから。

「Portal」は作詞・作曲を奥井雅美さんが手掛け、「In the chaos」などの様な、何処か物悲しさを感じさせる---正に聴かせる1曲。
カップリングが突き抜け型の楽曲だと、余計にそれが際立つ印象ですが、今回は巧い相乗効果になっているのではないかと。
サビ部分が女性陣のボーカルメインになっているのも、雰囲気抜群ですしね。

ところで、「Rocks」の「SUPER ROBOT!!(SUPER ROBOT!!)」パートは間違いなくライブ向き、ある意味で「SKILL」の「I can fly!~MOTTO!MOTTO!」に通じるものを感じずにいられず。
この曲がライブで歌われた際には間違いなく、ステージと客席が一体になってシャウト出来ると思われw
もっとも、流石に「SKILL」の域には届きませんけどね…あの曲は別格、と言うか神の領域ですし(何

ちなみに余談になりますけど、ゆるゆると進行中の「OGs」は、1週間程度前に「OG」が終了し、現在は「OG2」の第8話まで終了。
潤沢な引継ぎ資金のお陰で、アルトとヴァイスを早々にフル改造し、今後の戦いもかなり楽に進められそうですが、肝心のプレイしている時間が足りず、再び本格的に始められるのは夏コミ明けになりそうな予感。
「リトバス」も積みっ放しですし、早めに何とかしたい所ですけどね…;


「みなみけ」2007年10月よりテレビ東京系6局ネットにて日曜25:30放送開始MOON PHASE 雑記

>1つの原作を2つのアニメーション制作会社が全く違ったアプローチで作る?!

…何やら、こうした“2 in 1”的な流れは、「アニメ化→製作会社を変えて再アニメ化」の流れを一度に纏めてしまった、ある意味では予防線を張っている様にも思え;
そして何故か、桜場コハル原作のアニメ作品は、OVA「今日の5の2」が「声優バージョン」×「CHASE (SweetKiss)バージョン」のダブルキャストだった点から、“2 in 1”がお約束になっている風にも?

俺、誕生!

2007-08-06 23:59:46 | Anime(アニメ・コミック)


■「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!
&「電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦
「仮面ライダー電王」テレビ朝日公式/東映公式
「獣拳戦隊ゲキレンジャー」テレビ朝日公式/東映公式


劇場版「電王」&「ゲキレン」を鑑賞して来たので、公開される順を追って、簡単な感想でも。
もっとも「電王」に関しては、TV本編とのリンクが激しく、そのネタバレ防止の線引きが異常に高い為、感想と言うよりは、未鑑賞な方への参考意見、もしくは情報の整理的な意味合いが強くなりますが、あしからずw


□「電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦」

良くも悪くも「勢い」のある展開と、劇場版限定の「呉越同舟獣拳合体」、そしてインリン様の「M字開脚」がポイントだった点についてw
尺の長さから、突発的に事件が発生するのはお約束として、どうにも「ゲキレン」はTV本編からして「勢いで押し切る」流れがある為、今回の劇場版では、それらが巧く機能した面が多々あり、それが故に不自然な部分が際立ってしまった面もあったかと。
もっとも、TV本編の「過激気」習得への流れと言い、あまり深く考えない方が正しいのかもしれませんがw
「呉越同舟獣拳合体 ゲキリントージャ」は、冠はネタ(「呉越同舟」の意味からして)なものの、上半身がスマートなデザインだったゲキトージャに、肩と胸部に「リンライオン」、左腕に「リンカメレオン」が合体し、実体剣を装備する姿は、個人的にはかなり気に入ったかも。
同じ「獣拳」をルーツとするからこそ、臨獣拳の理央やメレもビーストを作り出す事が出来るというのも道理に適っていますし、これは劇場版限定とは言わず、是非ともTV本編でも観てみたいかな。
それにしても理央のポジションは、完全にベジータ(
メレとミランダ(インリン様)のバトルシーンは、どうにもサービスシーンとしかw
そして、御歳70を超える石橋雅史氏のアクションは流石の領域でした。
ところで、この劇場版---あえてTV本編に絡めるとするならば、一体どの辺りなのかと、劇場版を観ながら考えていたのですが、ジャンたちが獣拳武装しない点や、三拳魔が登場しない事、そしてゲキレンジャーが決め技として「ゲキバズーカ」を使用していない点に、美希の娘・なつめが既にジャンたちと顔見知りな所を見ると、おそらくは修行その8以降、修行その10以前かと思われますが、色々とパラレル要素も含まれているので、“おそらくその辺り”という程度に。


□「モモタロスのなつやすみ」

そのものズバリな「おまけ」です。
特に「電王」本編との絡みの無い、ある意味では「スーパーヒーロータイム」のエンドトークの延長線上にある様な作品ですけど、“あのネタ”が、こんな所まで引っ張られるとは…モモさん、カワイソス(´・ω・)
にしても、光学合成に飯塚定雄氏って、劇場版「電王」の長石監督もそうですけど、色々と凄い方面から引っ張って来ているよなぁw


□「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」

「最初に言っておく!TV本編の第25話以降と劇場版、どちらから先に観ても、ちゃんと理解は出来るぞ!!」

それでも流れとしては、TV本編(第25話~)→劇場版という見方をして置いた方が、裏を把握している分だけ、劇場版の展開を理解し易いですけどねw
今回の劇場版は「アギト」以来の、本編途中からダイレクトリンク出来る内容、つまりサイドストーリーでありながら、そのリンク度合いは半端ではない(「アギト」の場合は劇場版未見でも、特に問題は無かった)だけに、とりあえず劇場版公開前に放送された、第25・26話だけは、先んじて消化しておく事をオススメします。
第27話に関しては、劇場版の補完がメインになるので、順序はあまり関係ないですし。
ちなみにリンク自体は第23話から始まっていて、此処でのジークの扱いや、イマジンと契約者の関係に絡む事情が劇場版、そして今後のTV本編での展開に、大きく絡んで来るので、むしろ此方こそ欠かさずに。
なお、今後のTV本編と劇場版を適切なタイミング(リアルタイム?)で楽しみたい場合には、出来得るならば今週中(11日まで)に劇場版を観ておいた方が良いかも。
12日放送の第28話は、劇場版で使用された“とある反則技”が切っ掛けに、あの“フォーム”へと繋がる展開となるそうなので。
まぁ、猶予期間が1週間しか無いと言うのも、それはそれでどうかとは思いますけどw
それにしても、今回は裏方として美味しい所を持っていった侑斗---ゼロノスの回数券、その残り枚数が判然としなくなって来たなぁ…そもそもからして、2007年の侑斗に「ガオウ」事件の断片を知らせた侑斗が、いったい何処の時間の侑斗なのかも分からないですし、それは今後の展開待ちですかね。
最後に余談として。
ひとつだけネタバレすると、劇中の何処かに「カブト」で田所さん役を演じられた山口氏、「響鬼」でトドロキ役を演じられた川口氏がゲスト登場されているのですけど、あわれ田所さんはハナさんの鉄拳に…;



オマケで、劇場に貼られていたポップとか。劇場のホール自体が暗かったので、見辛いかもしれませんが;
そしてこんな所でも、モモさん大活躍w


□「クレヨンしんちゃん 真夏の夜にオラ参上!嵐を呼ぶ電王vsしん王 60分スペシャル!!」

「電王」絡みで纏めて。
流石に「龍騎」の様な特番扱いではないものの、めでたくゴールデンタイム進出を果たした早々に、しんちゃんに浣腸されるモモさんカワイソs(
なお、番組タイトル自体は「60分スペシャル」ですが、冒頭での実写パートや、CM入りのキャッチなど、そして後半のBパートでのスペシャルアニメを合わせても、20分程度になるかどうかであり、実質は「クレヨンしんちゃん」の枠を借りた「電王」の番宣といっても間違いではないかと思われ。
それでも、「ソードフォーム状態で良太郎が体を動かしている」などの幾つか細かいツッコミはあれど、「クレしん」フォーマットで「電王」を雰囲気そのままに描いたのは評価出来ますし、短いながらも十分に楽しめたのは確かですね。
いきなりの「世界の車窓から、今日はデンライナーの車内からお送りします」という、オーナーのお遊びには吹かされましたしw
ところで、伝説のイマジンとして登場した「ぶりぶりざえもん」ですけど、「声を出そうとすると消滅してしまう」という設定は、実は「クレしん」の暗黙の了解として存在している「塩沢氏(故人)以外の声優に、ぶりぶりざえもんの代役を立てない」という方針を意識したものと思われ、モモさんの謎ダンスに爆笑しながらも、何とも複雑な気分になった次第です;

Too late?

2007-08-05 23:47:40 | Anime(アニメ・コミック)
今更ながらの視聴感想記事を、ふたつ。


■アニメ「らき☆すた」---第17話「お天道様のもと」

前話での みゆきさんフィーチャーに続いてか、今話では(ある意味で)ホームドラマの形態をも用いて、かがみを大きくクローズアップ。
果たしてこうした動きが、毎回の持ち回りになるのかは分かりませんが、製作側もストーリーの中心軸を存在させる事で構成し易くなるのは確かでしょうし、観ている此方側としても、此処に来て一気に増加した、キャラクター各々を消化すべく、散発的なシーンが連発気味な内容よりは、“ひとつのストーリーとして”記憶に留まらせ易いだけに、ネタ的なインパクトこそ薄いものの、個人的には割と高評価を付けたいかな。

特に---姉妹がいる事が羨ましい←→ひとりっ子が羨ましいという導入から、些細な意地の張り合いから衝突しながら、ちょっとした切っ掛けで和解出来る まつりと かがみの描き方や、つかさが追いかけて来てくれた事に内心の喜びを隠せない かがみ、更に柊家の温かさが巧く表現出来ていたのは秀逸としか。
微妙に、泉家における残念な出来事との対比も面白かったですしw

それにしても、こなたの誕生日に際し、プレゼントを渡す つかさとみゆきさん、そして かがみの様子で、「つかさに言われるまで、忘れていた」と言う かがみですけど、これをツンデレフィルター(ぉ)をかけて捉えると、何ともこそばゆい照れ隠しの様にも聴こえるのは、もうスタッフグッジョブとw

ところで、ラスト間近の「枕元の本」ネタに関してですが、自室もまんま同じ状況なので、妙に納得してしまった俺ガイル;
とりあえず買って置くと安心する点にも、激しく同意したいですが…結果として、未消化な本の山が積み上がって行く様は、決して笑って済ませられる状況ではないですな;

「らっきー☆ちゃんねる」にはゲストとして、アニメ店長こと兄沢命斗が登場。
「アニメの成功における三要素」について熱く語っていましたが、どうにも聴いた話では、このシーンの録りのおかげで声を潰してしまい、続く仕事に影響が出たとかどうとか…本音トークなのかどうか、事実関係は不明ですし、冗談ともとれる発言ですが、むしろアレだけ熱く叫んでいれば、何の影響も出ない方がおかしいかな…。
なお兄沢の出番は、次回登場で最後の様子。

前話では、今野宏美さん出演による「三十路岬」のPVが流され、色々な意味で視聴者を驚かせたEDは、またしても「白石」EDに逆戻りし、「もってけ!セーラーふく」を熱唱。
何気に、つかさ役の福原香織さんと、あきら役:今野宏美さんも顔出ししていましたが、変に凝った造りになっていなかった分、慣れもあるのでしょうけど、まだ普通に楽しめたかも。




■アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」---STAGE24「崩落 の ステージ」、STAGE25「ゼロ」

ようやくの第一部完結編となる、STAGE24/25が放送された訳ですが---正直、あの幕引きは無いぞ、と。
此処まで期待を引っ張っておいて、クライマックスシーンで、更に第2部へと丸投げしたかの様な状況は、たとえ端からシリーズ2部構成が決定していて、それが公に講評されているとしても、ではそれまで大人しく待ちましょうとばかりに、素直に受け入れられる心境ではないですから;
果たして、ルルーシュがダールトンに仕掛けたギアスの真相や、ヴィレッタと扇のその後、ニーナが開発していたシロモノ、そして“おはようございました”と目覚めたオレンジジェレミア卿のぶっ壊れっぷりなど、気になっていた部分の幾つかは描かれこそすれ、肝心の部分は暈されたままですし…此処から第2部冒頭に繋がる展開というと、最悪の状況の連発以外には考えられないですよ。

とりあえず、第2部での見所を私的メモとして纏め。
(※ネタバレ回避の為に、反転表示処理)

・ルルーシュとスザク、そしてカレンのその後に、C.C.とジェレミアの安否
・V.V.とナナリーの関わり
・黒の騎士団の結末と、キョウト、中華連邦の動き
・コーネリアとヴィレッタの掴んだ、ゼロの正体の取り扱いと、シャーリーのその後
・ニーナの製造したヤバイ兵器
・マリアンヌの真意と、ブリタニア皇帝の謎

何よりもまず気になるのは、ルルとスザク、そしてカレンの関係ですけど、当然にお互いの正体と、ギアスの存在を知ってしまったからには、もう元の関係に戻れないのは言うまでも無く。
最後の発砲音が、一体誰のものなのかにもよりますが…流石にルルーシュ死亡は考え難いものの、以前にアニメ誌のインタビューで監督が語っていた“(ルルーシュが)面白い立場になる”というのを踏まえれば、あながち…?

これで第2部の設定が、いきなり「ナイトメア・オブ・ナナリー」に近いモノに摩り替わっていたら、何とも複雑な気分ですけどw

彼女たちの領域

2007-08-04 23:26:02 | Games(ゲーム総合)
■「OVA ToHeart2 イベント3
□ 「OVA ToHeart2」公式サイト


来る9月28日に発売を予定している「OVA ToHeart2」、その第3巻(シリーズ最終巻)の先行上映を含んだスペシャルイベントに参加して来たので、簡単なレポートを書き連ねてみようかと。
会場は杉並・東高円寺駅近く、環七通り沿いの「ヴァーシティホール」で、14時開場>15時開演予定となっていました。
私的にちょっと野暮用から、会場入りが当初の予定よりも遅れてしまい、現地に到着したのは14時35分過ぎという状況に、やや慌てはしたものの、席番号自体が“くじ引き”にて決定された為、来場の早い遅いに優劣が無かったのはひと安心w

ホール内で行われていた物販に関しては、「OVA ToHeart2」のシリーズ第1巻と第2巻のDVDに、主題歌『一番星』と、TVアニメ「ToHeart2」の主題歌『Hello/トモシビ』マキシCDが販売され、CDを購入した場合にはSuaraさんのサイン色紙がプレゼント。
また、その隣では、アニメイト主導による「OVA ToHeart2」第3巻の会場限定特典付き事前予約が行われていて---、



1本辺り内金1000円にて予約した方には、この“(本日のイベント出演者全員の)直筆サイン入り告知ポスター”が貰えた次第。
丁度、何処ぞで予約するつもりはあったので、この機会に押さえてみましたけど、イベント会場限定とは言え、予約するだけで“直筆サイン入りポスター”は美味し過ぎですわw



ところで、入場時に配布されたモノ(サイリウムやアンケート用紙など)の中に、こんなペーパーが。(※クリックで拡大)
内容を要約すると---昨日(8月3日)に誕生日を迎えられたSuaraさんを、ステージ上にてお祝いしてしまおうというサプライズイベントに対する協力手引書な訳ですが、Suaraさん以外は全員が仕掛け人という、微妙な連帯感を内包した状況で、開演時間の15時を迎える事に。
果たして、その結果は……詳しくは後記。

イベント自体は大きく分けて、第3巻の先行上映会と、ゲスト陣---草壁優希役:佐藤利奈さん、まーりゃん役:小暮英麻さん、久寿川ささら役:小野涼子さん、そして主題歌を担当しているSuaraさんによるトーク&ミニライブに分類され、まずは先行上映会からスタート…だったのですけど、その前に壇上へと上がったアクアプラスの望月氏より、お詫びのコメントが。
掻い摘めば、これから上映する第3巻が、未だマスターアップ以前の---修正(リテイク)が必要な部分を残しているものであり、セリフと口パクのズレや「視聴覚室」内のレイアウトが殺風景、そしてEDロールが無いなどの未完成バージョンであるとの事。
そして、当然に製品版では全てクリアされているものの、今日の所は“上映会バージョン”として楽しんで欲しいという旨が説明され、本編の上映開始。

その内容や感想については、本発売まで1ヶ月以上もある現状ですし、購入後にあらためて取り上げる予定ですので、あえて言及しませんが…ちょっとだけネタバレすると、画像の告知ポスターに描かれているキャラクターは、見せ場の差こそあれど、全員セリフ付きで登場しますw
イルファさんと同じ枠に収まっているのは姫百合姉妹で間違いないのですけど、このみの隣にいる2人については……ある種のサプライズなのかなw(ヒントは“タヌキ”と“キツネ”)
また本編では、Suaraさんも声優に初挑戦されたそうで。
言われてみれば、あの声がそうだったのかな…とも思いますけど、真相は発売後に確認してみようかと。

上映会終了後は、そのままSuaraさんのミニライブへと移行し、まずは主題歌「一番星」を熱唱。
続いて其処に、佐藤さん、小暮さん、小野さんが加わり、そのまま4人でトークコーナーへ。
まずはコーナーの仕切り役となる司会進行を決める段取りとなり、私は彼方此方でやっているからと敬遠する佐藤さんに、じゃあ私がやろうと手を上げる3人…それならばとばかりに、私もと佐藤さんが加わると、どうぞどうぞと「ダチョウ倶楽部」ばりのネタが展開w
結果としては、佐藤さんが司会進行を務める事になりましたとさw

トークの内容は、本編の感想と収録の裏話に、絡めて事前に募集していた質問に答えて行く形---例えば「久し振りにキャラを演じるに当たって」という質問に対しては、「“向坂さん”というセリフが頻繁に出て来るので、それを繰り返して役に戻した」という小野さんや、ひたすらテンションを上げ捲った小暮さん、そして「ドラマCDとは異なり、何故か絵が付くと演技が大人しくなってしまう為、その加減に注意した」という風に佐藤さんが答えるという風に進行して行きました。
質問の中には、共演者からのモノ(と言うか、ある意味ではネタ振りw)も含まれていて、愛佳役:力丸乃りこさんからの「ToHeart2のキャラクターの物真似」の話題に乗って、小暮さんのかなり巧い「ひとり姫百合姉妹」や、もはや「TH2」キャラの物真似と言えば定石の このみを真似る小野さんと佐藤さん、そしてSuaraさんが、ご本人の前でまーりゃん先輩を真似るチャレンジをするなど、他にも「まーりゃん先輩と友達になりたいか」(これは全員“なりたい”と答えましたが、Suaraさんのみ、手下としてでも、と付け加えていました)や各々の「生徒会」「学園祭」の思い出を語るという風に、終始テンポの良いトークで楽しい雰囲気でしたねw
中には「伊藤静さんにセクハラされましたか?」なんて質問も飛び出し、もはや静姉さんのポジションは、そうした方向付けされている事に対し、ステージ・客席共に大爆笑でしたわw
果たして、小野さんと小暮さんはまだ被害に遭っていないそうで、「Radio ToHeart2」にゲスト出演すれば良いというアドバイス(?)に、いよいよ御二人の登場も近いかなと予感してみたり。
ちなみに、「貴明と雄二、どちらがタイプか?」という質問には、4人とも即答で「雄二」と…貴明カワイソス;(ある意味では自業自得ですけどw)

またトークの中では、この第3巻で終了予定のシリーズに関して、アクアプラスの望月氏より、あらたな情報も公開。
その辺りを簡単に纏めてみると---、

■「OVA ToHeart2」シリーズ継続!「OVA ToHeart2 ad」(仮題)として全2巻予定

・タイトルは「OVA ToHeart2 ad」として、現在の所は2巻を予定。その後は不明。
・スタッフは現在のシリーズのメンバーをそのまま引き継ぐものの、OP曲は変更。
・「ad」は「Anotherdays」の略なのか、「addition」「advance」などの付加的な単語を表しているものなのかは言及されず。
・リリース時期は年明け(2008年)になるかならないか…程度を考えている。
・草壁さんの出番は分からない、ただしまだメインキャラクターでストーリーを構築する予定。

こんな感じで。
続編製作が明言された瞬間、もしかしたらTVシリーズかなとも思いましたけど、下手にクオリティを落とされるならば、このままOVAシリーズの方が無難かもしれませんね。
とりあえず、由真か草壁さんをメインにした話を(ぇ

トーク終了後は、席番号が抽選番号となるプレゼントコーナーを経て、再びSuaraさんのライブへ。
2曲目はTVアニメ版「ToHeart2」のED曲「トモシビ」をピアノ弾き語りバージョンで披露。
元々「トモシビ」自体が神曲なのに加え、グランドピアノを持ち込んでの情感溢れる弾き語りに、会場全体が引き込まれ、以前に「うたらじ&RTH2」の合同イベントでも、兄キのアコギ演奏による生アレンジ「トモシビ」は聴いていましたけど、此方はまた異なる印象に、個人的にもかなり涙腺が弛みましたね。

さて、ライブが終了し、Suaraさんがステージの中央に出て来ると、いよいよ“あの計画”が実行に移される事に。
ステージ袖に待機していた佐藤さんの「せーの!」という合図に続き、会場も一緒に「Suaraさん、誕生日おめでとう!」と祝福すると、ステージ上のSuaraさんは、一瞬何が起こったのかとビックリされていて、事態を飲み込んでからは僅かに涙声になりながら、突然のサプライズパーティーに、とても喜んでいられましたw
もっとも、サプライズパーティーとしては、既に先日に水樹奈々さん達が仕掛けられていた様で、ステージ上でも簡単に、その辺りも触れられていましたね。
ともあれ、先行上映イベントの枠を超える、こうした仕掛けへと共に参加し、此方側も良い気持ちになれたのは、何とも嬉しい限りですわ☆
この場を借りて、もう一度---「Suaraさん、誕生日おめでとうございました♪」。

最後はステージ上にて4人が集まり、今日の感想と告知を経て、イベントは恙無く終了。
4人がステージ袖に捌け、客席が撤収に掛かる中、先述のサプライズに関る参加協力への感謝がスタッフより述べられ、続いて望月氏より、未完製版の第3巻についてのお詫びがあらためて。

看板的には先行上映会+トーク・ライブイベントだったものの、サプライズやアクシデントを経た事で、何やら妙に(良い意味で)手作り感の強いイベントになった印象もありますけど、ともあれ、非常に楽しい時間を過ごせたのは間違いないですね。


「OVA ToHeart2」第3話先行上映イベント開催!続編「OVA ToHeart2 ad」の発表も 電撃オンライン

レポート記事早過ぎw
だがしかし、記事文中の「マーヤ先輩!」と「ともしび」は無いと思うよ…うん;
※後日に、誤記された場所の修正・削除が行われた模様です。