I’ll be dis-ABSOLUTER

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Too late?

2007-08-05 23:47:40 | Anime(アニメ・コミック)
今更ながらの視聴感想記事を、ふたつ。


■アニメ「らき☆すた」---第17話「お天道様のもと」

前話での みゆきさんフィーチャーに続いてか、今話では(ある意味で)ホームドラマの形態をも用いて、かがみを大きくクローズアップ。
果たしてこうした動きが、毎回の持ち回りになるのかは分かりませんが、製作側もストーリーの中心軸を存在させる事で構成し易くなるのは確かでしょうし、観ている此方側としても、此処に来て一気に増加した、キャラクター各々を消化すべく、散発的なシーンが連発気味な内容よりは、“ひとつのストーリーとして”記憶に留まらせ易いだけに、ネタ的なインパクトこそ薄いものの、個人的には割と高評価を付けたいかな。

特に---姉妹がいる事が羨ましい←→ひとりっ子が羨ましいという導入から、些細な意地の張り合いから衝突しながら、ちょっとした切っ掛けで和解出来る まつりと かがみの描き方や、つかさが追いかけて来てくれた事に内心の喜びを隠せない かがみ、更に柊家の温かさが巧く表現出来ていたのは秀逸としか。
微妙に、泉家における残念な出来事との対比も面白かったですしw

それにしても、こなたの誕生日に際し、プレゼントを渡す つかさとみゆきさん、そして かがみの様子で、「つかさに言われるまで、忘れていた」と言う かがみですけど、これをツンデレフィルター(ぉ)をかけて捉えると、何ともこそばゆい照れ隠しの様にも聴こえるのは、もうスタッフグッジョブとw

ところで、ラスト間近の「枕元の本」ネタに関してですが、自室もまんま同じ状況なので、妙に納得してしまった俺ガイル;
とりあえず買って置くと安心する点にも、激しく同意したいですが…結果として、未消化な本の山が積み上がって行く様は、決して笑って済ませられる状況ではないですな;

「らっきー☆ちゃんねる」にはゲストとして、アニメ店長こと兄沢命斗が登場。
「アニメの成功における三要素」について熱く語っていましたが、どうにも聴いた話では、このシーンの録りのおかげで声を潰してしまい、続く仕事に影響が出たとかどうとか…本音トークなのかどうか、事実関係は不明ですし、冗談ともとれる発言ですが、むしろアレだけ熱く叫んでいれば、何の影響も出ない方がおかしいかな…。
なお兄沢の出番は、次回登場で最後の様子。

前話では、今野宏美さん出演による「三十路岬」のPVが流され、色々な意味で視聴者を驚かせたEDは、またしても「白石」EDに逆戻りし、「もってけ!セーラーふく」を熱唱。
何気に、つかさ役の福原香織さんと、あきら役:今野宏美さんも顔出ししていましたが、変に凝った造りになっていなかった分、慣れもあるのでしょうけど、まだ普通に楽しめたかも。




■アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」---STAGE24「崩落 の ステージ」、STAGE25「ゼロ」

ようやくの第一部完結編となる、STAGE24/25が放送された訳ですが---正直、あの幕引きは無いぞ、と。
此処まで期待を引っ張っておいて、クライマックスシーンで、更に第2部へと丸投げしたかの様な状況は、たとえ端からシリーズ2部構成が決定していて、それが公に講評されているとしても、ではそれまで大人しく待ちましょうとばかりに、素直に受け入れられる心境ではないですから;
果たして、ルルーシュがダールトンに仕掛けたギアスの真相や、ヴィレッタと扇のその後、ニーナが開発していたシロモノ、そして“おはようございました”と目覚めたオレンジジェレミア卿のぶっ壊れっぷりなど、気になっていた部分の幾つかは描かれこそすれ、肝心の部分は暈されたままですし…此処から第2部冒頭に繋がる展開というと、最悪の状況の連発以外には考えられないですよ。

とりあえず、第2部での見所を私的メモとして纏め。
(※ネタバレ回避の為に、反転表示処理)

・ルルーシュとスザク、そしてカレンのその後に、C.C.とジェレミアの安否
・V.V.とナナリーの関わり
・黒の騎士団の結末と、キョウト、中華連邦の動き
・コーネリアとヴィレッタの掴んだ、ゼロの正体の取り扱いと、シャーリーのその後
・ニーナの製造したヤバイ兵器
・マリアンヌの真意と、ブリタニア皇帝の謎

何よりもまず気になるのは、ルルとスザク、そしてカレンの関係ですけど、当然にお互いの正体と、ギアスの存在を知ってしまったからには、もう元の関係に戻れないのは言うまでも無く。
最後の発砲音が、一体誰のものなのかにもよりますが…流石にルルーシュ死亡は考え難いものの、以前にアニメ誌のインタビューで監督が語っていた“(ルルーシュが)面白い立場になる”というのを踏まえれば、あながち…?

これで第2部の設定が、いきなり「ナイトメア・オブ・ナナリー」に近いモノに摩り替わっていたら、何とも複雑な気分ですけどw