I’ll be dis-ABSOLUTER

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ウエハース地獄・外伝

2007-08-09 23:04:44 | Collection(シール・カード)
※この記事は、8月4日に一度投稿したものです。



■ロッテ「ビックリマンチョコ ひかり伝おとぎ

数日前から画像だけ先出しして置きましたが、流石に放置したままでは問題ですし、アクセス解析を見る限り、コレ関連で訪問された方も少なくない様子なので、ネタの温度が冷めてしまう前に、この辺りで決着を付けてしまおうかと(ぇ
なお、カテゴリーを「神羅万象チョコ」に設定していますが、あくまでも「同種の食玩」という枠付けをしただけなので、決して深い意味はありません。
※「Hobby(トイ・フィギュア)」にカテゴリ変更しました。

説明の必要は無いかと思われますが、長い歴史を誇る「ビックリマン」シリーズ---その最新作である「ひかり伝」のシリーズ第4弾が、この「ひかり伝おとぎ」です。
発表された当初は、第3弾からの大きな路線変更…と言うか「7因王」(後世の「若神子」たちのルーツ)が全て女性キャラ(7因バンド)と化す超展開に、「ビックリマンが萌えを迎合した」「神羅万象チョコを意識した戦略」という様な賛否両論が飛び交いながら、どうにも盛り上がりに欠けていた第3弾までの停滞感を覆す程の話題性を呼んでいた訳で。
それがいざ発売されてみれば、片手間ながらにチェックしていた、前弾の在庫の減り方を大きく上回っている風に見える捌け具合に、旧来のコレクターの方々の評価は別として、一応の戦略は成功したのではないかと。

かく言う私も最近、自室の発掘作業や「ホロセレクション」の買い足し、そしてアニメ「祝(ハピ☆ラキ)ビックリマン」の存在もあって、私的「ビックリマン」熱が再び高まって来ていた為、これは良い機会とばかり、実に久し振りに大人買い(箱買い)に走ってみた次第ですが……7因バンドのデザインにやられての購入という事実は否定しませんとも、えぇ(何



萌え路線の迎合---という皮肉はあれど、その内容は「ビックリマン」のスタンダードとも言える「天使VS悪魔」シリーズの起源(ルーツ)を探る「ひかり伝」のテーマを違える事無く、第4弾では古代源層紀(超聖神が飛来し、やがて聖魔分裂の起こった時代)に明確に関って来る重要キャラクターたちが、これまで同様に登場するモノになっている様子。
中でもこの「聖神子アエネ」は、ビジュアルからして、おそらくは「ナーディ(=ナディアBW ※後の「聖神ナディア」)」の起源(母?)になると思われる人物だけに、ディドスとの結婚が齎す展開には注目したい所。



「アエネ」が「ナーディ」の起源となれば、「異彩姫」は「メディ(=メディアBW ※後の「異聖メディア」)」の起源になるのか…?



何気に、その手にしたアイテムが「メディアBW」に繋がり、「バットン守」が手にしているのは「異聖メディア」の杖ですし。
と言うか「ナーディ」と「メディ」は元々“無二の親友”だったにも関らず、超聖神の妃という存在を巡る事件から対立してしまっているだけに、その起源さえも“結婚”に関る相反の存在と言うのは悲し過ぎますよ。
…にしても「直伝ボイス」の「異彩姫」が関西弁だったのは一体;



何故か「スーパーデビル」の影を背負う「魔神子ディドス」や、後の世の悪魔ヘッド、そして曼聖羅の創聖巡師の因子を持つと思われるキャラクターたち。
これ以外にも「老天使」の起源となるキャラクターも登場していますが、「桃源福神アキノア」が、どうみても悪魔ヘッド「魔胎伝ノア(ノアフォーム)」の起源なのは一体…?

とりあえず、こんな所ですかね。
仮に、次弾も同じイラストの路線ならば、また購入も考えるつもりですが、そうでなくとも、かなり続きの気になるストーリーだけは追いかけて行きたいかも。
もっとも、予定外のウエハース地獄は、出来る限り避けたい所ですけどねw

---それにしても、ストーリー的には流石に、これまで築き上げてきた歴史がモノを言うとしても、それに加えて「萌え路線」でこれだけの弾を撃たれると、正直な話として、現状の対抗馬として挙げられている「神羅万象」の萌え云々に関る株は、大きく奪われてしまった様な気がしないでも。
そんな「神羅万象」はと言えば、最新の第三章第3弾で「復活の聖獣合身」は兎も角、「ダブル聖獣合身」や「鎧羅の姉妹キャラの再登場」、そして「蓄光カード」という、どうにも苦肉の巻き返し(バンダイとしては“盛り上げ策”)を図っている様子ですが、それ以前の問題として、そろそろ根本的な部分---ユーザーの求めるもの・望むものとのズレを解消・改革しなければ、「神羅万象」にこれ以上の展開は望めないかもしれないなぁ;

※第三章第3弾の情報に関しては、既に「神羅万象収集BLOG」さんにて詳細が公開されていますので、其方でどうぞ。