I’ll be dis-ABSOLUTER

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極光のキアラ(違

2007-08-10 23:55:24 | Anime(アニメ・コミック)


■「灼眼のシャナⅩⅤ」<著者:高橋弥七郎 イラスト:いとうのいぢ>

前巻「ⅩⅣ」において、途轍もなく衝撃的な展開を迎えてしまった「灼眼のシャナ」。
そんな引きをされれば当然に、次なる展開が気になる訳ですが、続く今巻で描かれたのは、ごく一部のみ、前巻より地続きのシーンこそあれ、メインとなっているのは、とある2人のフレイムヘイズ---「『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルグ」と「『極光の射手』キアラ・トスカナ」を中心とした、“予告通りの”外伝的なストーリーであり、何と、主役であるはずのシャナは今回、本当に顔出し程度にしか登場していなかったり。
これまでの既刊にも、短編集としての「0」や「S」、『大戦』編の「Ⅹ」の様な“シャナを中心としない”外伝的内容のモノは存在していましたが、それでも、いずれは彼女自身に繋がる、或いは彼女に近しい人物がメインとなった物語を内包していただけに、同じフレイムヘイズという以外、ほとんど接点の無い(と思われる)人物がメインを務める物語で丸々1冊を書き切るというのは、本当に初めてのケースかと。
もっとも、今回の物語に大きく絡んで来る人物には「教授」や「約束の二人」も含まれていますし、今回は収録されなかったものの、「『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュ」にシャナが師事していた頃を描いた「ゾートロープ」と同じく、新たに接点が生まれる可能性もあるので、外伝とは言え、決して疎かに出来ないのは、これまでのストーリー展開からも否定出来ないのは間違いなく。
なお、時代設定的には西暦1901年という、「灼眼のシャナ」の歴史としては「革正団<レボルシオン>」が世界各地で暴れていた頃が舞台であり、「S」に収録されていた「マイルストーン」とは時代を同じくしている(おそらくは「マイルストーン」より20~30年程度前?)所から、高橋氏の中でも当時の資料云々を再び役に立てる機会を狙っていたのだろうか?
むしろそれ以前に、これまでにあれだけのフラグ(伏線)を配置しておいて、「革正団」絡みの話を全くと言って良いほどに消化していなかった分、本編がいよいよ起承転結の「結」へと入る前に、どんな形でも描いておきたかった事が、先述の“機会”と巧く噛み合ったのが真相なのかもしれませんけどw
それにしても、『大戦』にて討滅されてしまった先代『極光の射手』の異名を引き継いだ人物---今回初登場となるキアラを、このタイミングで投入してくるとは。
以前からストーリー中に、『大戦』より相当の時間が過ぎているにも関らず、『極光の射手』の名が登場していたので、おそらくは2代目が存在しているのだろうとは予想されていましたけど、新たなヒロイン候補とまでは行かずとも、サーレを師匠とした師弟関係は面白いので、この2人で別ルートの物語が構築出来そうな予感がw
それこそ「神曲奏界ポリフォニカ」の様な、世界設定同じで登場キャラクターを異とするシリーズ展開があっても不思議ではないくらいに。
ひょっとすると、「灼眼のシャナ」のメインストーリーがひと区切り付いた後の展開を見越して…って、流石にそれは考え過ぎですね;



さて「灼眼のシャナ」と言えば、来る10月よりアニメ第2期がスタートする予定ですが、挟み込まれていたペーパー「電撃の缶詰」に、その「灼眼のシャナⅡ」の情報が新たな画像付きで掲載されていました。
事前に公開されている情報から、左上のキャラが「灼眼のシャナDS(及び、PS2版)」のオリジナルキャラだった「“戯睡郷”メア」なのは分かりますが、その隣に掲載されているのは「“彩飄”フィレス」!?
彼女がアニメ本編に登場するという事は、当然に「零時迷子」が絡むストーリーが展開されるのは想像に難くない訳ですけど、果たして「戒禁」を含めた数々の要素をスルーしている、アニメ第1期との兼ね合いをどうつけるのかが重要なポイントかな。
…極論として、アニメ版では「銀」の存在自体を暈したままにする可能性もありますけどw



■「いとうのいぢ画集Ⅱ 華焔」

「シャナ」関連で此方も。
およそ2年前に刊行された「紅蓮」に続く、いとうのいぢさんの画集・第2弾「華焔(カエン)」です。
今回も当然に「灼眼のシャナ」関連のイラストを中心に、商業から同人までに至る相当数の作品が収められているのですけど、個人的には“纏めて見られる機会”とばかりに期待していた、アニメ版「シャナ」のDVDジャケットイラストが全て未収録だったのは、ちょっと残念だったかな。
もっとも、未収録作品が多い分だけ、次なる画集の刊行も左程に遠くはないと思われるので、そうした期待は次回へと持ち越すとしますか。
巻末に収録されている高橋弥七郎:著「かぐやひめのしゃな」は、原作「0」に収録されている「しんでれらのしゃな」とアプローチを類す、「灼眼のシャナ」オールスターキャスト(?)登場による「日本むかしばなし」と言った内容にw
にしても、よもや「“纏玩”ウコバク」やら「“戯睡郷”メア」、そして「とむらいの鐘」の面々まで絡ませるとは…恐るべしは高橋弥七郎の構成力か(何



今回はポイント絡みでアニメイトにて購入した為、吉田さん仕様のメッセージペーパーと、店頭用ポスターを入手。
なお、とらのあなではシャナ仕様のメッセージシートが付いてくるとの事ですけど、「池袋店」にて確認した限り、此方でも店頭用ポスターは貰えるそうなので、購入を考えている方はお早めにどうぞ。


※08.14追記



■『「灼眼のシャナ まるごとガイドブック」&「ななついろ☆ドロップス どきどき☆ガイドブック」』

何とも無しに立ち寄った「とらのあな」にて無料配布されていたので、早速確保。
念の為に断って置きますが、このガイドブックは「2 in 1」の両面表紙仕様ですので、各々単独でガイドブックになっている訳ではありませんので、ご注意を。



簡単に内容について触れておくと---、
□「シャナ」---アニメ第2期の設定画と、アニメ第1期(OVA含む)のあらすじ。
そして、原作小説の紹介+「ⅩⅣ」までのあらすじを挿絵付きで紹介。
特に原作のあらすじは、画集にもまだ未収録の挿絵も、モノクロながら掲載されているので、ちょっとオイシイかも。
□「ななついろ」---アニメ版の設定資料と、第3話までのストーリーガイドに続き、PS2版「~Pure!!」の紹介に、「G's」版+「ガオ!」版のコミックス版情報。
そして、すもも役:結本ミチルさん+ユキちゃん役:後藤麻衣さん+小岩井フローラ役:黒河奈美さんへの合同インタビュー記事が。
また、センターには、確か以前にイベントにて販売された、コラボ企画テレカにて使用された「シャナ&すもも」のイラストに、のいぢさんのメッセージとサインが掲載されていました。

無料配布、小冊子タイプのガイドブックとしては、かなり十分な密度・情報量があるのは間違いないですわ。
とりあえず、見掛けたら即確保しておく事をオススメしますよ。

お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやろう。

2007-08-10 22:58:20 | Hobby(玩具・フィギュア)


「お前の望みを(轢


■「H.G.C.O.R.E. MASKED RIDER~敵か味方か、力と技編~」
■「仮面ライダー電王アクションポーズ-最初からクライマックス編-」


後ほどに、画像多めで公開予定です。 09.02>記事公開しました
にしても、こうしてモモさんが「H.G.C.O.R.E.」シリーズに登場したとなれば、是非とも今後はタロウズの残り3人+デネブ、そしてジークまでラインナップに入れて欲しい所ですわ。
…でも、全て1/2アソートは勘弁な;



その時間に行くためには、別のチケットが必要ですよぉ~!」(爆