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俺、誕生!

2007-08-06 23:59:46 | Anime(アニメ・コミック)


■「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!
&「電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦
「仮面ライダー電王」テレビ朝日公式/東映公式
「獣拳戦隊ゲキレンジャー」テレビ朝日公式/東映公式


劇場版「電王」&「ゲキレン」を鑑賞して来たので、公開される順を追って、簡単な感想でも。
もっとも「電王」に関しては、TV本編とのリンクが激しく、そのネタバレ防止の線引きが異常に高い為、感想と言うよりは、未鑑賞な方への参考意見、もしくは情報の整理的な意味合いが強くなりますが、あしからずw


□「電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦」

良くも悪くも「勢い」のある展開と、劇場版限定の「呉越同舟獣拳合体」、そしてインリン様の「M字開脚」がポイントだった点についてw
尺の長さから、突発的に事件が発生するのはお約束として、どうにも「ゲキレン」はTV本編からして「勢いで押し切る」流れがある為、今回の劇場版では、それらが巧く機能した面が多々あり、それが故に不自然な部分が際立ってしまった面もあったかと。
もっとも、TV本編の「過激気」習得への流れと言い、あまり深く考えない方が正しいのかもしれませんがw
「呉越同舟獣拳合体 ゲキリントージャ」は、冠はネタ(「呉越同舟」の意味からして)なものの、上半身がスマートなデザインだったゲキトージャに、肩と胸部に「リンライオン」、左腕に「リンカメレオン」が合体し、実体剣を装備する姿は、個人的にはかなり気に入ったかも。
同じ「獣拳」をルーツとするからこそ、臨獣拳の理央やメレもビーストを作り出す事が出来るというのも道理に適っていますし、これは劇場版限定とは言わず、是非ともTV本編でも観てみたいかな。
それにしても理央のポジションは、完全にベジータ(
メレとミランダ(インリン様)のバトルシーンは、どうにもサービスシーンとしかw
そして、御歳70を超える石橋雅史氏のアクションは流石の領域でした。
ところで、この劇場版---あえてTV本編に絡めるとするならば、一体どの辺りなのかと、劇場版を観ながら考えていたのですが、ジャンたちが獣拳武装しない点や、三拳魔が登場しない事、そしてゲキレンジャーが決め技として「ゲキバズーカ」を使用していない点に、美希の娘・なつめが既にジャンたちと顔見知りな所を見ると、おそらくは修行その8以降、修行その10以前かと思われますが、色々とパラレル要素も含まれているので、“おそらくその辺り”という程度に。


□「モモタロスのなつやすみ」

そのものズバリな「おまけ」です。
特に「電王」本編との絡みの無い、ある意味では「スーパーヒーロータイム」のエンドトークの延長線上にある様な作品ですけど、“あのネタ”が、こんな所まで引っ張られるとは…モモさん、カワイソス(´・ω・)
にしても、光学合成に飯塚定雄氏って、劇場版「電王」の長石監督もそうですけど、色々と凄い方面から引っ張って来ているよなぁw


□「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」

「最初に言っておく!TV本編の第25話以降と劇場版、どちらから先に観ても、ちゃんと理解は出来るぞ!!」

それでも流れとしては、TV本編(第25話~)→劇場版という見方をして置いた方が、裏を把握している分だけ、劇場版の展開を理解し易いですけどねw
今回の劇場版は「アギト」以来の、本編途中からダイレクトリンク出来る内容、つまりサイドストーリーでありながら、そのリンク度合いは半端ではない(「アギト」の場合は劇場版未見でも、特に問題は無かった)だけに、とりあえず劇場版公開前に放送された、第25・26話だけは、先んじて消化しておく事をオススメします。
第27話に関しては、劇場版の補完がメインになるので、順序はあまり関係ないですし。
ちなみにリンク自体は第23話から始まっていて、此処でのジークの扱いや、イマジンと契約者の関係に絡む事情が劇場版、そして今後のTV本編での展開に、大きく絡んで来るので、むしろ此方こそ欠かさずに。
なお、今後のTV本編と劇場版を適切なタイミング(リアルタイム?)で楽しみたい場合には、出来得るならば今週中(11日まで)に劇場版を観ておいた方が良いかも。
12日放送の第28話は、劇場版で使用された“とある反則技”が切っ掛けに、あの“フォーム”へと繋がる展開となるそうなので。
まぁ、猶予期間が1週間しか無いと言うのも、それはそれでどうかとは思いますけどw
それにしても、今回は裏方として美味しい所を持っていった侑斗---ゼロノスの回数券、その残り枚数が判然としなくなって来たなぁ…そもそもからして、2007年の侑斗に「ガオウ」事件の断片を知らせた侑斗が、いったい何処の時間の侑斗なのかも分からないですし、それは今後の展開待ちですかね。
最後に余談として。
ひとつだけネタバレすると、劇中の何処かに「カブト」で田所さん役を演じられた山口氏、「響鬼」でトドロキ役を演じられた川口氏がゲスト登場されているのですけど、あわれ田所さんはハナさんの鉄拳に…;



オマケで、劇場に貼られていたポップとか。劇場のホール自体が暗かったので、見辛いかもしれませんが;
そしてこんな所でも、モモさん大活躍w


□「クレヨンしんちゃん 真夏の夜にオラ参上!嵐を呼ぶ電王vsしん王 60分スペシャル!!」

「電王」絡みで纏めて。
流石に「龍騎」の様な特番扱いではないものの、めでたくゴールデンタイム進出を果たした早々に、しんちゃんに浣腸されるモモさんカワイソs(
なお、番組タイトル自体は「60分スペシャル」ですが、冒頭での実写パートや、CM入りのキャッチなど、そして後半のBパートでのスペシャルアニメを合わせても、20分程度になるかどうかであり、実質は「クレヨンしんちゃん」の枠を借りた「電王」の番宣といっても間違いではないかと思われ。
それでも、「ソードフォーム状態で良太郎が体を動かしている」などの幾つか細かいツッコミはあれど、「クレしん」フォーマットで「電王」を雰囲気そのままに描いたのは評価出来ますし、短いながらも十分に楽しめたのは確かですね。
いきなりの「世界の車窓から、今日はデンライナーの車内からお送りします」という、オーナーのお遊びには吹かされましたしw
ところで、伝説のイマジンとして登場した「ぶりぶりざえもん」ですけど、「声を出そうとすると消滅してしまう」という設定は、実は「クレしん」の暗黙の了解として存在している「塩沢氏(故人)以外の声優に、ぶりぶりざえもんの代役を立てない」という方針を意識したものと思われ、モモさんの謎ダンスに爆笑しながらも、何とも複雑な気分になった次第です;