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詠われる者

2006-09-03 19:31:26 | うたわれるもの(アニメ)
※当記事は、アニメ「うたわれるもの」視聴感想記事です。
内容には本編の過度なネタバレが含まれておりますので、閲覧の際は十分にご注意下さい。
また、原作ゲーム(PS2版含む)を未プレイの方や、先の展開を楽しみされている方の為に、記事全体を反転表示処理させて頂く事を、どうぞご了解願います。
加えて、上記条件に該当される方で、タグが有効ではない携帯端末などで閲覧されている場合は、此処で閲覧を中止する事をお勧めします。


---と、初っ端から注意を喚起する内容を書きましたが、この第22話から最終話に関しては、原作と同じ流れを進んでいる以上、特にネタバレに気を付けなければならない内容ばかりの為、実の所、感想記事自体を書く事を控えようかとも思ったものの、此処まで書き続けて来た分、止めてしまうのも忍びなく。
色々と考えた結果、今回の記事から最終回までの感想記事は、やや内容を暈しながら、全て注意書き付き+反転表示にて書き連ねて行く事に決めましたので、その旨、どうぞ宜しくお願い致します。


■アニメ「うたわれるもの」---第22話「忌まわしき契約」

各国に戦線布告を発し、比類なき力「アヴ・カムゥ」をもって、たちどころに近隣諸国を陥落させたクンネカムン。
果たして、その凶刃はハクオロ率いるトゥスクルへと進攻し、いよいよ皇城へと迫った訳ですが---「アヴ・カムゥ」の余りにも圧倒的過ぎる様は、以前にも感じた事ですけど、通常兵器では絶対に倒せない相手とも、強調し過ぎな気もするのですが。
この辺りは、原作ゲームにおいて、敵ユニットとしてのバランスを考えた場合、どうしても普通に倒せなければならない設定にしてしまった事による弊害が大きいのですが、大型の石槍投擲機では無傷な上、ムックルの爪でようやく外装に傷が付けられる程度では、この先の戦いで、一体どうやって戦うつもりなのだろうと、心配になって来ますよ;
とは言え、(ある意味で正しい)強過ぎる設定は、「彼の者」の存在を際立たせる要素としては、丁度良いくらいなのかもしれませんけど。

トゥスクルの民を逃す時間を稼ぐ為、決死の策で防戦するも、為す術もなく蹂躙されていく皇城…狙いが自らである事を得心しているハクオロは、アヴ・カムゥを惹き付ける為に単身、無策のままに、ハウエンクアの前に踊り出し、そして---この「覚醒」を境に、国取り物語的な「うたわれるもの」の世界観は完全に崩壊し、これまで各所に張り巡らされていた伏線が収束し始める「世界の真実」が続々と表出して来るのですが、あの「怪物」と、ハクオロの正体に関しては、明確には言及されなくとも、此処までしっかりと作品を見続けて来た方ならば、すぐに結論に行き着くのではないかと思われ。
何故、ハクオロが農地改革の方法や、禁忌とされる「爆薬」の調合法を知っていたのか。
第18話において、カルラが持ち出した「とある契約」と、今回の「契約」の共通点。
それら伏線を考慮に入れ、加えて何者をも寄せ付けない力と、アルルゥに起こった現象を踏まえて考えれば、自ずと真実は見えてくるはず。
そして、エルルゥが何故、最前線にまで身を投じなければならなかったのかも、これで説明出来る様に…とは言え、アニメ版では、ちょっと行き過ぎた(と感じる)演出部分もありましたけどねw
なお、「アレ」が血で再生した事は、とあるキャラの行動にも繋がって来るのですが…それは実際にその時にでも触れようかと思います。
ちなみに、ハクオロの仮面を逆から見てみると?

ともあれ、この覚醒により、窮地を脱したトゥスクル。
トウカやカルラが、どうやってヒエンのアヴ・カムゥを留めて置いたのかを見られなかったのは残念ですが、エルルゥの揺れる心と、ハクオロの更なる動揺をもって、残る4話、怒涛の様に明らかになって行く「世界の真実」をしっかりと描ききれるのかどうかも含めて、1話たりとも見逃せませんわ。


そのものズバリを提示しない様に、内容を暈しながら感想を書くというのは、やはり少し面倒ですね;
とは言え、あまり暈しきれていないかもしれませんがw

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