おかげさまです

香港・台湾・マレーシア・ヨーロッパなどの旅行記ときどき映画

ル・グラン・カフェ@パリ

2005年11月30日 | フランス◆パリ
オペラ座近くにある老舗の「ル・グラン・カフェ」へ行ってきました。
予約をしていないので18時頃と、パリにしては少し早めのディナー時間だから大丈夫かなーと思い、行くと1階席は満席でした。ちょっと待って、と言われたので少し待つと2階席に案内してくれました。
前菜
夫:エスカルゴのオーブン焼き


わたす:オニオングラタンスープ

冬のさむい時期だったので、あったまりました。おいしかった。

メイン
夫:仔牛のステーキクリームソース

わたす:牛肉のステーキペッパーソース

赤ワインを飲みながら食べました。どれもボリュームがあり、お腹いっぱい。
デザート

ソルべの2種盛りを、2人で食べました。

モノプリ(MONOPRIX)@パリ

2005年11月29日 | フランス◆パリ
パリでよく利用するスーパーはモノプリ。食料品はもち、衣料品から化粧品、雑貨となんでも揃うのでわたすには宝石箱のようです。
定宿ホテルの場所柄、よく利用するのはオリンピア駅近くのモノプリ。1階には衣料品や化粧品、生活雑貨、奥にはお惣菜屋さんもある。地階はすべて食料品、日用品売場になっています。
プランタン百貨店近くの店舗は地下のみ。1フロアにすべてを扱っています。
シャンゼリゼ通りにある店舗は1階が衣料、雑貨、化粧品売場、中地下が文具用品や家庭雑貨地階が食料品売場になっています。
サンジェルマン・デュ・プレにある店舗は1階に衣料、雑貨、化粧品売場、そして地階が食料、日用品雑貨。ここは食料品が充実してて中にカフェも併設しています。カフェにはパック詰めされたお寿司も売ってた。

パン@パリ

2005年11月26日 | フランス◆パリ
フランスのパンは種類が豊富で奥が深いですね。レストランで出されるパンの種類だけでもいろいろあり、迷ってしまう。
わたすたちの定宿にしているホテルの朝食ビュッフェに並んでいるパンの種類は常時6種類。甘いパンを入れるともっとになります。
ヨーロッパへ旅行するとパンも具もおいしいので、よくサンドウィッチを食べます。パリでは日本でもお馴染みの「ポール」が街中にあって重宝します。
ショコラやパティスリーだけでなくパンにも定評がある「ジェラール・ミュロ」。サンジェルマンデプレの店内を入ると、おいしそうなお惣菜がガラスのショーケースに並んでます。わたすのようなツーリストにはサンドウィッチが手っ取り早いので、ランチに買って近くの公園で食べました。
夫:食パンのサンドウィッチ。中の具はツナとレタスとタマゴでした。なかなかいけました。
わたす:スモークサーモンとチーズのサンドウィッチ。ケシの実がまぶしてある田舎パンのよう。噛めば噛むほど味が出てくるパンでおいしい。中の具のスモークサーモンもうまい。
パン、特に田舎パンに定評があるサンジェルマン・デ・プレの有名なパン屋さんのポワラーヌ」。こじんまりした店内には変わったパンはなくオーソドックスなおいそうなパンが並べられています。パンだけではなくクッキーもおいしいと何かで読んだので探すと、レジ前に試食用に籠に盛られたクッキーが置いてありました。つかさず「ジェプ?」と言い、試食させてもらいました。感想は一言で言うと素朴な味。お母さんが焼いてくれた手作りクッキーの味がした。ここのパンはモノプリやギャルリーラファイエットの食品売り場で種類は少ないけんど袋に入って売ってます。
「エリックカイザー」はギャルリーラファイエットのいわゆるデパ地下の店舗へ行ってきました。

2人ともローストビーフをはさんだ田舎パンを食べました。パンも具も、おいしかった。

ギャルリーラファイエット@パリ

2005年11月25日 | フランス◆パリ
ギャルリーラファイエットの食品売場はおもしろい。パリに行くと必ず1度は行く。
エリックカイザーやダロワイヨやサダハルアオキの店舗が入っているし、世界各国のお惣菜がおいしそうに並んでいる。見ているだけでもあきません。イートインできるお店もある。食品売場には「O&CO」のオリ―ヴオイルも売ってた。かなり欲しかったけんど重いのであきらめました。
「ダロワイヨ」は以前はオペラ座近くにある三越百貨店の1階にお店があって、ここでオペラかエクレアを買って食べていたけれど、現在はなくなった。なのでギャルリーラファイエット内の店舗で買って食べてます。
「サダハル・アオキ」のスイ―ツはお店が、定宿から遠くにあるので、ここで買ってます。日本人パティシエらしく、抹茶やあずきを使ったロールケーキやエクレアもあり。娘さんの名前がついたケーキもあります。ここは店員さんが日本人なので日本語でOKでした。シュークリームもあったのが、驚き。パリではめずらしいから。なので買って食べてみました。

カスタードクリームが濃厚でおいしい。

ローラン@パリ

2005年11月24日 | フランス◆パリ
初めてミシュランの星付きレストランで食事したのは新婚旅行。
大きな白い邸宅を丸ごとレストランにしたここへ行きました。当時ミシュランの2つ星を獲得してて今でも持続しているそうです。

夫とわたすはドレスアップして今日の為に体調を整えました。ここの前日にインターコンチネンタルホテルのメインダイニングでディナーしたにもかかわらず、めさ緊張したのを憶えてます。
とても美しい外観で中に入るとシャンデリアが眩しい。笑顔で迎えてくれたマダムのおかげで、少し緊張が解れた。ショールを預けるとメートル・ド・テルが席へと案内してくれました。
全体が眺められる中央の席へと案内されました。後ろの窓からはライトアップされた美しい庭が望めます。天井は高く、美しく装飾された内装は上品で清楚だわ。まず飲み物をオーダーしてメニューを激見。

アミューズは忘れますた。ペコリ。
前菜はエビのバジリコ風味。噛むとサクッとした春巻のようなパリパリの薄い皮で包まれたエビがプリッと出てくる。バジルの香りがふわっとして、いきなり驚きました。当時はこーんなエビ料理をみたことなかったです。
メインはフィレ肉のステーキ、トリュフソース。美味でした。
チーズワゴンが出てきて好きなチーズを選び放題。と言っても、いっぱい食べられるはずもなく夫は2種類選んでました。わたすはパス。プティフールとコーヒーで終りでした。
ここで食事したことがいい経験となり自信がついて、今では臆することなく星付きのレストランで楽しく食事ができます。とか、えらそーに言ってても最初はちとビビるけど(爆)

ラ・トゥール・ダルジャン@パリ

2005年11月23日 | フランス◆パリ
冬の時期に満を持して初めて行ってきますた。目当てはもちのろんろん「鴨のロースト」これを食べるために冬の寒い時期にパリへ足を運んだというのは、言い過ぎだけど。

エントランスに入り受付の女性に予約の名前を伝えました。奥にあるエレベーターへと案内され、そこで壁いっぱいに飾られた各国の王族や大統領、著名人や有名人の写真やサインを見てました。エレベーターに乗り上階につくとまずガラス越しのパリの夜景が目に入ってきた。
たくさんの給仕人に挨拶をしてテーブル席へ通されました。まずはグラスシャンパンで乾杯してメニューを激見。電話帳の太さがあるワインリストを見て、夫はすぐにソムリエを呼び相談。彼がおすすめしてくれた中から選びました。

アミューズ
きのこのスープ

前菜

フォアグラのソテー

メイン


鴨のロースト

デザート

夫:4種類のソルベ


わたす:焼きショコラ

プティフールとカフェ。最後に鴨のシリアルナンバー付きの絵葉書をもらいました。

お年を召しているにもかかわらずオーナーがテーブル1つ1つに挨拶しにまわってました。フランス語で挨拶してから英語で少しだけお話できた。

ルカ・カルトン@パリ

2005年11月22日 | フランス◆パリ
昔から憧れてたここへ2004年夏の旅行中にディナーへ行く機会ができました。
わたすと夫はいつもより少し気合いを入れて、ドレスアップして、近くのホテルに宿泊している事もあり、ぶらり散歩しながらお店へ向かいました。
入口を入ると、すぐに人が来てあいさつ。少しバビりながら奥に入ると給仕人が一斉にあいさつ。つかさずわたすと夫もあいさつをして、予約の名前を言うと待っていましたとばかりに席へ通されました。

店内は天井が高く、高級ホテルのメインダイニングのような煌びやかさゴージャスさはないにしてもクラシックで重厚。とても落ちついた雰囲気でした。周りのお客もこのレストランと同じく重厚さが漂う~。年齢層は高く、見た目はわたすたちが1番若くて青臭っ。
座ると早速アペリティフを聞きにソムリエがやって来ますた。グラスシャンパンをオーダーしてからメニューを激見。やはり女性であるわたすのメニューには値段が書かれていませんでした。フランスではこれ、徹底してるなぁといつも感心します。

料理名の上にはそれに合うワインが書かれてて夫はそのおすすめのグラスワインをもらいます。わたすはグラスシャンパンで少し酔ってしまったので、食事の時には失礼ながらも炭酸水にしました。ちなみに銘柄は指定しなかったのですが、バトイットが出てきますた。
アミューズはとてもモダンなお皿で店内とのギャップが楽しい。夏に合う涼しげなガラスのお皿ですた。

1皿目は蟹肉とアボガドのスィートチリソースかけ。

2皿目はロブスターのラビオリ。
アミューズに2皿もでてくるなんてびくり。量はほんの少しづつなので食べられます。

前菜

夫:フォアグラのソテーイチジク添え。


わたす:キャビアの冷菜。

夫のお皿には見たことのない大きさのフォアグラがどどーん。その周りにイチジクがきれいに盛られてる。わたすのはスプーンに盛りつけたキャビアが3種類とローストオニオンの上にまた違うキャビアがのってる。横にはデミタスカップが。なかにはカプチーノのような泡々のスープが入っている。このキャビアがシャンパンに合うことは言うまでもないけれど、カプチーノ風スープがびっくらするくらい美味。はっきり言ってキャビアよりこっちのほうを「おかわり!」と言いたいほどです。
夫のフォアグラソテーは今まで食べたどのフォアグラソテーよりおいしい。焼き加減といいソースといいとても良いバランスでフォアグラとイチジクとソースが口のなかで一緒になったときの幸せは、今思い出してもよだれが。

食べ進めていくとちょうどいい頃に「お味はいかかですか?」とわたしたちのテーブルの接客係が聞きに来た。もちろん彼は英語で聞いてくれるのですが、わたすたちが一夜漬けで憶えた片言のフランス語で答えると、嬉しそうな顔をしてくれました。
前菜の食事も後半を過ぎた頃、ソムリエが夫のお皿に残っているフォアグラとグラスに残っているワインの分量を見て少し継ぎ足してくれた。この粋なサーヴィス精神に、わたすと夫は感動しました。

メイン

夫:ロブスターのヴァニラソース。このレストランの名物料理でもあります。盛り付けの美しさとボリューム感に目を奪われながら味もすばらしい。


わたす:仔羊のロースト。ワイルドな味が好みのわたしには上品な味の仔羊でした。

デザート

夫:アイスクリームとソルべの盛り合わせ。バニラ、チョコレート、マンゴーがキレイに盛りつけられています。


わたす:焼きチョコレート。ほんのり温かいのに形が崩れていないチョコレートは濃厚。


プティフールは1口ドリンクにクッキーのあんずジャム添え。そしてカフェでおしまい。

決して押しつけがましくなく、そしてかゆい所に手が届くサーヴィスがとても心地良く、高いお金を払ってでも世界中からこのレストランに食事をしに来ることに納得。
2005年にはミシュランの星を返上してもっと親しみやすいブラッスリーに生まれ変わり、改装して新たにオープンすると発表した時は、びっくりしました。
そのブラッスリーがオープンしたそうでお店の名前は「サンドランス(Sendrens)」。また違った形でアラン・サンドランスの料理が食べられるとは、楽しみが増えました。

ベルゴ・セントラール(Belgo Centraal)@ロンドン

2005年11月21日 | 英国◆ロンドン
ビールとムール貝がおいしいここは、大好きなベルギー料理店。

気軽にビールを片手にワイワイとおしゃべりして騒げるお店です。コベントガーデンにあり赤色の入口を入ると大きなエレベーターに乗って地下へ。すると、そこは修道士の服を着たウェイターがテキパキと働くビアホールみたいな空間。ベルギー料理店なだけにビールの種類が豊富で本場のトラピストビールが飲める。もちろん各ビールにあわせたコップに注いでくれます。

ベルギー名物のムール貝の蒸し物は深底鍋で出てくる。味も数種類あり、わたすはプロヴァンス味をよく食べます。

トマト味でガーリックが効いてて最後のスープまでペロリと平らげてしまえる。味もさることながらボウルに入ったフレンチフライがついてくるなど本場そのもの。

ムール貝のエスカルゴ風もおいしい。
他にはチコリのサラダや白アスパラガスのバターソースなど典型的なベルギー料理が楽しめる。どの料理もしっかり味付けされて、どれもビールにぴったりあう。

映画 恋愛適齢期

2005年11月20日 | 映画・TV・音楽・本
観よう観ようと思いながら、今になってやっと観れました。

酸いも甘いも知った中年の恋愛というのは、若い人の恋愛にはない、また違うピュアさがあるのかね。
歯がゆくて、不器用な恋に、エリカ(ダイアン・キートン)とハリー(ジャック・ニコルソン)が、かわゆく思えた。

パリのレストランで、エリカと別れた後、橋の上でハリーが何とも言えない、切なーい表情をするんです。伊達に歳くってないなぁ。若手の俳優だとこの味はでないだろうな。バックミュージックが「ラヴィアンローズ」というのも、哀愁ただよいまくり。

それにしても、エリカの住んでいる家のインテリアセンスいい。映画のインテリアって、めさ参考になるんです。
「ノッティングヒルの恋人」のウィリアムの家とか、マックス&ベラ夫婦の家のインテリアも好き。それと「ユー・ガット・メール」のキャスリーンの家のインテリアもいい。

フィフスフロア・カフェ(Fifthfloor Cafe)@ロンドン

2005年11月19日 | 英国◆ロンドン
デパートの「ハーヴェイニコルズ」の最上階にあるここは、日曜日もオープンしているので重宝するカフェ。直通のエレベーターもあります。

同フロアにはレストランもあるけれど、まだ入ったことがありません。ガラス越しに見たカンジはエレガントな雰囲気。一方、カフェはカジュアルで、ロンドンを訪れると必ず行きます。
壁はガラス張りで自然の光が入りとても明るい。ここはレストランとカフェの厨房が一緒だそうです。カフェといっても本格的な料理も食べられ2コース、3コースのセットメニューもあり。それにサラダの種類が多く、おいしいのか、食べている女性をよく見かけます。
ここに来ると必ずオーダーするのがチップス(フレンチフライ)。ガーリック風味のマヨネーズディップが付いてて、これがめさおいしい。
そーしてチャバタパンに網焼きステーキ肉が挟んでいるステーキサンドが大好き。

お肉がジューシーでパンが肉汁を吸っててうまい。

牛肉のカルパッチョ
ここは少しだけテラス席があり、夏場の天気の良い日にはすぐ席が埋ってしまうほど人気。いつも満席で運良く空いていたら迷わずその席に通してもらいます。
数年前からカフェの隣には、回転すしのヨー・スシ(YO!SUSHI)ができています。ロンドンの日本食ブームは健在。最終確認は2002年の夏です。

ハーヴェイ・ニコルズ(Harvey Nicols)@ロンドン

2005年11月18日 | 英国◆ロンドン
ハロッズの近くにあるデパート。店員さんもおしゃれな人が多くてお客さんもおしゃれな人が多い気がする。店内はコンパクトで、見やすく、ちょうど良い広さです。
ここのフィフス・フロアー(日本でいう6階)はフードフロアと同名のレストラン&カフェについては明日のブログで書きます。

フードフロアの広さはハロッズの比ではないけれど、その場で作ってくれるサンドウィッチコーナーや生鮮食品が少しあります。何と言ってもここにはオリジナル商品がいい。調味料やオリーブ油、紅茶やビスケット、チョコレートなど他にもたくさんあるのだけど、パッケージがモノトーンでとてもおしゃれ。中でもわたすは数種類ある紅茶の小さな缶入りのものが好き。ここの缶は茶葉がなくなった後も、使いやすくてかっこいいので重宝する。もちろんお土産にも買って帰る。缶入りは茶葉ごと、箱入りは1杯分ずつティーバックに入っています。
マグカップやエプロン、コースターやマウスパッドなどの雑貨類もあり。フロアは小さいけれど、商品構成はいいところをおさえてるニクいヤツです。

シンプソンズ・イン・ザ・ストランド(Simpson's In The Strand)@ロンドン

2005年11月17日 | 英国◆ロンドン
伝統的な英国料理が食べたくて老舗レストランのここへ行きました。名前のとおりストランドにあります。ここへは長姉夫婦と一緒にロンドン旅行した時に行ったもんで、かれこれ9年前の話。

入るとすぐレセプションがあり予約の確認をして2階へ通されました。まずはグラスシャンパンで乾杯してからメニューを激見。
前菜
夫&長姉:うずら卵のグラタン
わたす&義長兄:ロブスターのスープ
ロブスターが惜し気もなく何匹も入っていそうなほど濃厚な味のスープですた。今も昔も食べたロブスタースープの中でナンバーワンに輝くほどおいしかった。今、思い出してもよだれが出てきそう。

みんなメインは名物のローストビーフに。各テーブルの前でカヴァーと呼ばれる人が1人ずつ焼き加減を聞きながら、塊のローストビーフをカットしてくれました。つけ合わせはヨークシャープディングにじゃがいもとボイルしたキャベツ。この一皿でお腹がいっぱいになるほどのボリューム。

わたすはここで大失敗をしでかした。アペリティフに飲んだシャンパン。喉が乾いてて、その上シャンパンなので飲みやすいときた。お酒がそんなに強くないわたすには、あまりにも飲むペースが速すぎて、前菜を食べた後天井がぐるぐる回り出した。メイン料理が出てくるまで時間がかかることが多いので、一時トイレで酔いを冷ますことにしました。夫や長姉夫婦の心配をよそに、ウェイターにトイレの場所を聞き1人でフラフラと下階に行くと、レセプションの隣にトイレがあった。その姿をみたレセプションのおじさんが駆け寄ってきて、手を引いてわたすをトイレに誘導してくれました。何度もトイレの外から「大丈夫かい?」と声をかけてくれた。「大丈夫、大丈夫。」とわたしは精一杯返事をしながら、ジャケットを脱いで楽な格好に。顔を洗って洗面台のイスで休んでいました。他の人が入ってこようがどうでもいいわーと、半ばヤケクソ状態だったけれど、幸いその間は誰一人としてトイレを利用した人はいませんでした。だいぶ良くなって、化粧をし直してから外に出ると
おじさんが「大丈夫かい?おー!顔色が良くなったね。」と言ってホッとした様子でした。わたすはおじさんに何度もお礼を言ってから、話していると心配になった姉が下りてきてくれました。席に着くとウェイターまでが「もう大丈夫?」と声をかけてきた。なんともおはずかしい限りです。みんな親切でよかったけど、こんなこと2度としまいと反省しました。

歴史と伝統のあるレストランだけど、店構えにたじろぐことなく入ってほしい。上の話のように、スタッフはみな親切で紳士的で、そしてフレンドリー。ただし、ここはドレスコード厳守で、男性はジャケット着用、女性もそれなりのおしゃれをして。

クアグリーノズ(Quaglino's)@ロンドン

2005年11月16日 | 英国◆ロンドン
数々のレストランをプロデュースして大成功をしているテレンスコンラン卿。今や英国だけにはとどまらずパリやニューヨークなど世界中で活躍しています。そのコンランプロデュースのここは、モダンブリティッシュ料理をおしゃれに味わえます。
ガラス張りの入口を入るとレセプションがあり、中に入るとまず出てくるのがウェイティングバー。そしてQの文字をかたどったアールヌーヴォー調の手すりの階段を降りると、テーブルがズラーリと並んでいる。
メニューの表紙の上には、今日のおすすめ料理が書かれた紙が挟んであり。あれば是非グリルベジタブル&モツァレラチーズをどうぞ。モツァレラチーズとトマトをなすびで巻き、グリルしているだけのシンプルな料理ですけど、すばらしい味と食感でまさにコンランマジック。
ここは新鮮な魚介類が有名。牡蠣のプレートやクラブ、サーモンのグリルなどもあります。もちろん肉類もあり、ローストしているものがおいしい。焼き方を聞かれたら迷わず「ピンク」。見事なピンク色にローストされたお肉が出てきます。
おしゃれをして出かけたいレストランの1つです。

ヴィラソワミー(Veeraswamy)@ロンドン

2005年11月15日 | 英国◆ロンドン
インド料理店が数多くあるロンドン。ここは2001年のタイムアウト誌のインド料理部門ナンバー1に輝いたレストランで、2002年の夏に行ってきました。

リージェントストリート沿いを少し入ったところにあり、場所がわかりづらい。けど、入口に民族衣装を来たおじさんがおり、案内してくれました。狭い入口を通り階段を上がると、すぐガラス張りのお店の入口が見え、そこから店内が見渡せる。ここがインド料理店だなんて言われないとわからないくらいオシャレな内装。まるでワインバーのよう。予約しないで行ったけれど、ディナータイムより少し早かったので席に着けました。テーブルには薄いおせんべいのようなナンとチャツネが2種類ありました。このチャツネがうめー。味に期待しつつメニューを選びました。アラカルトに加えてコースも充実。スペシャルコースとテイスティングコースがあり、テイスティングコースにしました。飲み物はインドビールの「コブラ」に。

前菜

クラブミートケーキ、チキンサモサに、何かもうひとつついていました。給仕の人が丁寧に1つ1つ説明してくれたけれど聞き取れなかったです。

メイン

大きな銀食器に小分けされたチキン、ロブスター、ポテト、なすの4種類のカレーとサワークリーム、ごはん、ナン、サラダが乗っていました。お皿の上の芸術といっても過言ではないほど銀食器に美しく盛り付けされてて、ちょっとしたマハラジャ気分を味わえます。ほどよくスパイシーで上品な味のカレー。焼き立てのナンには小さなレーズンと松の実が入ってて、それらがアクセントになってて、おいしい。

最後のデザートはメニューの中からチョイスできます。
夫:バニラアイスのチョコレートソースがけバナナ添え

わたす:マンゴーソルべ
マンゴーを丸ごと食べたように濃厚でなめらかーでめさおいしい。

サービスも丁寧でマネージャーらしき人が「いかがですか?」と1テーブルずつ丁寧に回っていた。わたすたちのテーブルに来たとき、夫と2人で「味も盛り付けもすばらしい」と言ったらば「光栄です」と、とってもうれしそうな顔をされました。

サバティーニ(SABATINI)@香港

2005年11月11日 | 香港◆ホテル食
ここは帝苑酒店(ロイヤルガーデンホテル)の中にある本格的イタリアンレストラン。

店内に入ると、まず目に入って来たのが、真ん中にドーンと重厚な木のテーブル。その上にはビュッフェ式で取る前菜が並べられています。気取らないあたたかな雰囲気でよい感じ。

料理は一皿の量が大・小の2つから選べるのもいい。ワインを選ぶときにソムリエと相談。値段と味の好みを伝えると親切に選んでくれました。
前菜
夫:牛肉のカルパチョ
わたす:ロブスターのカクテル
プリモ
夫:2色ニョッキのゴルゴンゾーラソース
わたす:リングイネのトマトソース
セコンド
夫:仔牛のソテー
わたす:仔羊の香草風味のロースト

最後のデザートはワゴンで登場し、数種類の中から好きなものを選べられるという。わたすの欲張りは、甘いものに至るとすごーく発揮してしまう。「少しずつ全種類でもいい?」とお願いすると、快くOKしてくれた親切なウェイターさん。あんがとー。
ここへは1998年に行ったきりなのですが、香港ではじめてイタリアンを食べたのがここです。その後、ホテルにある有名なレストラン数軒で食べたけれど、香港で食べるイタリアンはがっかりすることが多かったです。メニューの選択が悪いのかタイミングが悪いのかしら。てか、日本で食べられるイタリアンのレベル高いからかな。けれど、ここのはどれもおいしかったです。