おかげさまです

香港・台湾・マレーシア・ヨーロッパなどの旅行記ときどき映画

鬼滅の刃

2020年06月13日 | 映画・TV・音楽・本
こんなにハマった漫画は久しぶりです。
そのきっかけは娘。娘は随分前から鬼滅が好きでした。私は漫画より先にアニメを見てその面白さにハマりました。そして近所の本屋で全巻揃って売っているのを発見し即購入。夫と娘と共にコロナ自粛中に読む日々(只今20巻まで)。何度も読み返しているけれどまだ飽きる兆しは見えていません。(細かいところも面白いので)
この作品の魅力の一つは個性豊かなキャラクター達にあると思います。個性の強い柱たちをはじめ鬼たちも濃いキャラクターが揃っています。(特に上弦ね)
物語は、くじけそうになりながら決して諦めない主人公の竈門炭治郎をはじめとするかまぼこ隊の成長を軸に、それぞれが悲しい過去を背負いながらも懸命に生きて鬼と戦う姿に心打たれます。鬼との壮絶な戦い、心熱くなるエピソード、泣けるエピソード、心に響く言葉の数々。その間に入る面白エピソードもたまりません。中でも特に遊郭編と柱稽古はお腹抱えて笑いました。漫画本の裏表紙、大正コソコソ話、キメツ学園も見逃せない。

娘はあつ森のマイデザで炭治郎、ねず子、善逸、冨岡さん、時透くん、煉獄さん、伊黒さん、甘露寺さん、カナヲちゃん、胡蝶さんの服を一生懸命作って鬼滅島を作って遊んでいます。今は胡蝶さんになっています。

10月16日には劇場版 鬼滅の刃 無限列車編が公開されます。今からとても楽しみです。

映画 クレイジーリッチ!(原題 Crazy Rich Asians)

2019年02月22日 | 映画・TV・音楽・本
クレイジーなほどリッチな超セレブの世界に急に飛び込んだ自立した普通の女性が奮闘して成長していくラブコメ映画ですがそれだけではなくもっと奥深いものでした。
リッチな家系のファミリーたちは家族の幸せや伝統を保持する努力をしながら自分たちの価値を維持していく。現代の私たちも考えさせられるものもありました。
主人公のレイチェル(コンスタンス・ウ―)がさえない赤いワンピースでシンガポール1の不動産王の御曹司である恋人ニック(ヘンリー・ゴールディング)の家族に会いに行くことを嘆いた親友リン(オークワフィナ)がレイチェルに選んだドレスが素敵でした。
ニックを狙う女子たちや元カノ、ラスボスのニックの母エレノア(ミシェル・ヨー)に立ち向かうレイチェルの姿はまさしく勇士。それだけではなく彼の生まれ育った環境そのものにも対峙しないといけない。それでも愛は勝つ!と願いつつ、レイチェルを応援しながら観ていました。
ニックとの別れを決めたレイチェルがエレノアを呼び出し、麻雀をしながら言ったセリフが忘れられません。レイチェルかっこよすぎるわ。最後の飛行機での出来事は何となくわかっていたものの涙が出た。
続編ができるとの噂。実現してほしいな。

映画 リメンバー・ミー(原題 Coco)

2019年02月01日 | 映画・TV・音楽・本
メキシコ死者の日は一年に一度ご先祖様が戻ってくる日。それを子孫たちはマリーゴールドの花でいっぱいの祭壇に写真を飾りお供え物をして迎えます。
死者の国のガイコツさんたちがみんな個性的でコミカルな動きが見ていて楽しくなります。
ミゲルのひいおばあちゃんのママ・ココがしわしわで可愛らしい。ミゲルがママ・ココにリメンバーミーを歌うところは涙が出ました。
家族がご先祖様の生前の思い出を語ったり思い出したりすることが大切なんですね。
この作品を見てお盆や法事をおろそかにしてはいけないなと改めて思いました。

映画 ニューイヤーズ・イブ

2018年12月13日 | 映画・TV・音楽・本
おおみそかの日、ニューヨークでの出来事を豪華キャストで描いています。
カウントダウンの前にボールがポールの途中で止まった時、クレア(ヒラリー・スワンク)が会見した時の言葉が心に残りました。

立ち止まって過ぎた年を振り返ってみましょう。
この一年、成功も失敗もどちらもあったことでしょう。果たせた約束、破った約束、勇気を出して成し遂げた挑戦もあれば、傷つくことを恐れて閉じこもったこともあったでしょう。しかし、新しい年が来ます。新たなチャンスの時です。過ちを許し、より努力し、より与え、より愛するチャンスです。
みなさん、未来をあれこれ憂うことなく期待とともにむかいましょう。

映画 新感染ファイナル・エクスプレス

2018年12月06日 | 映画・TV・音楽・本
ゾンビ映画が好きな私。有名なゾンビ映画はほぼ見ています。ドラマのウォーキングデッドもシーズン1から見ていて、今はシーズン9をしています。
そのゾンビ作品の中でも秀逸だと思うのがこの作品。何と言ってもシチュエーションが素晴らしい。ソウル発プサン行きの高速鉄道「KTX」の中という密室状態からのゾンビ発生。ドキドキしまくります。
ゾンビの特性を知り、それらをうまく利用しながら困難を乗り越えていく主人公をはじめとする乗客の人たち。列車内だけでは少しあきてくるときに、途中停車したテジョン駅での出来事をぶっこんでくるあたりもいい。
イイ奴もイヤな奴も出てくるし、うるっと涙する人間ドラマでもあります。

映画 レディ・プレイヤー1(原題 Ready Player One)

2018年10月31日 | 映画・TV・音楽・本
スピルバーグ映画で久しぶりに面白いものを見ました。未来の話なのに80年代ポップカルチャー満載なんです。
パーシヴァル(タイ・シェリダン)がアルテミス(オリビア・クック)とのデートの時にバカルーバンザイの衣装を着ているシーンを見て私は「バカルーバンザイ」って何?とわからなかった。後で検索すると映画だったんです。その映画、知らんかった。やられたーくやしいという感じ。スピルバーグのオタク全開です。
メカゴジラとの戦闘時のエイチ(リナ・ウェイス)のアイアン・ジャイアントとダイトウ(森崎ウィン)のガンダムが、かっこよかった。
オアシス内に隠されたイースターエッグに繋がる3つのカギを探しながら問題を解いていく過程を見る面白さもあるし、ストーリー展開も軽快でいい。グーニーズを初めて見た時の楽しさを思い出した。

映画 ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(原題 A Street Cat Named Bob)

2018年09月29日 | 映画・TV・音楽・本
ホームレスでドラッグ依存症の青年ジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)が更生して人生を取り戻す実話を基にした映画です。そしてその中でキーパーソンならぬキーキャットが茶トラ猫のボブ。
ボブの魅力がハンパない。私は断然、犬派。けれどボブの魅力にメロメロ。手を出すとそっとタッチするボブがキュートすぎる。なんて賢くてかわいいんだ。劇中に出てくるほとんどが本物のボブだそう。
ロンドンのリアルな現状が見える社会派なところもしっかりと描かれています。

ジヴェルニーの食卓

2018年06月18日 | 映画・TV・音楽・本
今更ながら、原田マハさんの本を初めて読みました。

丁寧な文章に心を躍らせながらこの本の世界にどっぷりとはまった。
マティス、ドガ、セザンヌ、モネという言わずと知れた芸術家の物語を一つ一つじっくり読み込んで、余韻に浸る。そんな感じで読み進めていきました。かつて美術館で見た絵を思い出しながら。

次に「カンヴァスの楽園」を読むのが楽しみ。

マンガ「うちの三姉妹」

2017年11月20日 | 映画・TV・音楽・本
松本ぷりっつさんのマンガで、松本さんちの三姉妹、フーちゃん・スーちゃん・チーちゃんが主人公です。
娘が幼少期の頃、アニマックスで放送されていた同名のアニメを見たのが最初でした。娘は大ファンになり、夢中になって見ていたのを憶えています(現在進行形)
そしてマンガでもあることを知り、娘はまだ字が読めなかったので「読んで読んで!」と言われ、言われるがまま絵本のように朗読しておりました。三姉妹と共に成長したわが娘。ギャグマンガを好み、三姉妹以外では「あたしンち」が好きなのです。

知人から「夢は何かな?」と聞かれた娘。「フーちゃん、スーちゃん、チーちゃんに会うこと」と真面目に言っていました。聞いた人は「それは誰?アイドル?」と。そりゃそーだろな。昭和のおとーさん世代は「らんちゃん、すーちゃん、みきちゃん」のようにアイドルと思う人が多いでしょうに。娘にとってフーちゃん、スーちゃん、チーちゃんはアイドル的な存在なのかも。

今は「うちの三姉妹」の新シリーズのマンガ「うちはおっぺけ」を読んでいます。

映画 プロヴァンスの休日

2017年07月01日 | 映画・TV・音楽・本
電車に乗っているシーンから始まり、アヴィニョン駅から郊外の田舎の方へと車を走らせていく。
この映画を見ているとプロヴァンスを旅行している気にしてくれる。

はじめは田舎に行くことに反発していたパリジャン、パリジェンヌのティーンエイジャーの兄妹も、プロヴァンスの風と土地に癒されていく。初めて会う祖父との関係は、はじめは険悪だったけれど、お互い反発しながらもだんだんと打ち解けていき、最後にはいい笑顔で「また来るよ」と帰っていく。
一番下の弟テオの天使のような笑顔に癒されること間違いない。畑でテオがポール(ジャン・レノ)の手をぎゅっと握った時のシーンが大好き。

ジャン・レノは頑固な祖父役がはまっていた。あの気難しい顔で演技されると、頑固おやじ役は彼の十八番とも思える。レオンの強烈な印象があるけれど、ホントはすごくお茶目な人なのだと思う。だって日本のCMで実写版のドラえもんを演じているんだもの。
ポールの妻で祖母役のアンナ・ガリエナも好演していた。

色気は分娩台に置いてきました

2017年06月12日 | 映画・TV・音楽・本
ヤマダモモコさんのイラストエッセイ「色気は分娩台に置いてきました。」がおもろすぎる。

ハゲだ!デブだ!ヒゲだ!でも、母だ!
という帯の文字と、表紙の絵だけで、めさめさ笑った。

本を入手する前にインスタを拝見したところ、久しぶりに泣くほど大笑いしました。
大笑いして、小さな悩みなど吹っ飛びました。

早くこの本が読みたい。ヤバい。

ハリー・ポッターと呪いの子

2016年11月17日 | 映画・TV・音楽・本
こちらは今までの小説とは違いあくまで脚本なので、読み始めは少し戸惑いましたが、慣れればスルスル読めて、時間を忘れるくらい一気に読んでしまいました。
「ハリーポッターと死の秘宝」でシリーズ最後だと思っていたのに、こんな形で新作が読めるだなんて、ワクワクしながら読みました。
あの戦いから19年後。ハリーやロンとハーマイオニーの子供たちや、意外な人物の新たな一面も見えたり、もう会えるはずのない人も出てきて、色々と楽しめました。読み進めていくうちに懐かしすぎて涙まで出てきた。

11/23からは映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」も上映されるし、楽しみがまた一つできたわーい。

ドラマ 私 結婚できないんじゃなくて、しないんです からの水野敬也さん

2016年04月16日 | 映画・TV・音楽・本
ここ最近、テレビドラマで「面白い!」と思えたのはNHK朝の連続ドラマ「あさが来た」くらいでした。その「あさが来た」も終わってしまい、四月からの新しいドラマで面白いのあるかなーと探していたら、ありやしたぜ、奥さん。
TBSの「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」です。
あー恋愛ものとかどーでもいいわーと思っている私でも楽しめました。まだ一回目しか放送していないけど、次回からも必ず見ると断言できる。娘を寝かせているのに自分も寝落ちした時のためにも予約もしておいた。

このドラマ、原作は?また漫画か?と思っていたら水野敬也さんの「スパルタ婚活塾」という本が原案だそう。
水野敬也さんといえば「夢をかなえるゾウ」で有名。何年も前に夢をかなえるゾウをドラマで見て、面白くて毎回楽しみにしてたもんだ。ガネーシャ役の古田新太がハマり役だった。原作の本も買って読みました。ドラマでは主人公は水川あさみ演じる女子でしたが本では男子なんです。
で、このスパルタ婚活塾ってのが気になって読んだら、面白すぎる。もっと早くに読みたかったぜ、おっかさん。夫も子供もいるので恋愛はもうかんけーのないBBAの私でも面白く読める。今更モテたいとか思わんでも楽しめる。久々に大笑いし読んだ。同氏の著書であるLOVE理論もおもろい。
ちなみに水野敬也さんの「ウケる日記」というブログも読んでます。私は今のところ有名人のブログで読んでいるのはウケる以外に松本プリッツ(うちの三姉妹)の「おっぺけですけどいいでそべつに」の2つのみ。

映画 WOOD JOB!~神去なあなあ日常~

2015年05月27日 | 映画・TV・音楽・本
都会のチャラい若者、平野勇気(染谷将太)が林業の世界に入り、生活していく中で成長していく姿が描かれています。

平野勇気のヘラヘラしてて、こんなやつおるー、と思わせる染谷将太の自然な演技はすごいなーと思う。脇を固めている俳優たちも芸達者な人ばかりで、見ていて違和感なくスッと入り込めます。とくに飯田与喜役の伊藤英明がハマリ役でした。女優陣の美オーラが一切消えた素朴な感じもいい。
勇気の元カノとその友達が来た時のバーベキューでの発言後、勇気はその友達のカメラのメモリーカードを山に投げて「帰れ!!」と言ったとき、ほんとスーッとした。
山のお祭りでの丸太のシーンはどうやって撮影したのかめさ気になるわー。

とても面白くて、いい作品でした。

漫画 MASTERキートン Reマスター

2015年02月23日 | 映画・TV・音楽・本
マスターキートン20年ぶりの新作が出ました。

久しぶりだけれど読んだとたんに夢中になり、一気読みしてしまいました。今でも何度か読み返しています。
娘の百合子ちゃんは大人になってて(あたりまえか)、太平さんは年をとっても相変わらずお元気でよかった。
各話、読みごたえあります。特に最終話「栄光の八人」の最後のページのキートンさんの言葉に涙が出ました。