おかげさまです

香港・台湾・マレーシア・ヨーロッパなどの旅行記ときどき映画

ル・メリディアン・ピカデリー(Le Meridien Piccadilly)@ロンドン

2005年12月30日 | 英国◆ロンドン
ロンドンではこちらに宿泊しました。
ピカデリーサーカスのすぐ近くということもあり、立地的にはめさ便利。ここは何度も利用してるホテルなもので、勝手がわかり、ホテルのすぐ裏には、リージェント通りがあります。主にバスを利用するわたすたちには、ここからどこへでも行けて重宝する。
新婚旅行もここに宿泊したんだけど、3年前に来た時にホテルのロビーが改装されてて、とてもモダーンになってたんです。ここのロビーの重厚さがけっこう好きだったので、残念でした。けど部屋の中のインテリアや家具などは変わらず以前のままでホッと安心。今回も3年前とは変わりはありませんでした。

変わったかなというのは、朝食をとる「テラス」くらい。3年前にもモダンに変わってたんだけど、今回もまた少し違った感じがした。イスが変わったのかな。3年前まではパンをトーストして三角に切ってトーストスタンドに立てて持ってきてくれたんだけれど、今は自分でトーストするようにトースターが置いてありました。
改装する前の朝食

トーストを三角に切って持ってきてくれてた。

改装した後の朝食

トーストは自分で焼くようになってました。



毎朝、朝食をとる時間帯に、ちょうど朝日が昇るのをテラスの大きな窓から見えてキレイだった。今日がはじまるぞ!と、元気が出てくる。

翠華餐廳@中環

2005年12月29日 | 香港◆粥麺・茶餐廳
ディナーは済んだのに、小腹がへったので、ブログでも紹介したケバブがおいしい「ミッドナイト・エクスプレス(MIDNIGHT EXPRESS)」へ久しぶりに行こうと蘭桂坊へ出掛けたんだけど、別のお店になってた。かなしい。

なもんで、どうしよか。小腹すいたし。と思って蘭芳園へ行ったらば閉まってた。そりゃそか。もう時間遅いもんね。と沾仔記へ行くもクローズ。ならば戻って樂香園へ行ったらば満席。しょぼーん。結局、お隣の翠華餐廳へ行ってきました。
ここは初めて。1階と2階は満席で3階まで上がってようやく席がありました。土曜の夜だし、人気なのね。


でこ夫:[豆支]油銀芽炒麺


わたす:黒椒[才八]飯

夫はシンプルに醤油やきそば。わざわざ「銀芽」と書いてあるから、もやしがいたくさん入っているのかと思いきや、他のお店と変わらないもやしの量です。
わたすの方はご飯の上にミックスグリルの黒胡椒ソースがのっかっててめちゃボリュームあり。お腹がいっぱいになりました。

羅富記粥麺専家@香港

2005年12月28日 | 香港◆粥麺・茶餐廳
早起きしたので朝食をとりに中環にあるここへ行ってきました。


夫:肉丸粥(豚団子入りお粥)


わたす:皮蛋痩肉粥(ピータンと豚肉入りお粥)

ここのは、具が他店より少し多く感じます。なのに18HK$て値段は安い。

席の近くで厨房のおじさんが肉丸粥の豚団子を取り出し、醤油とラー油を混ぜたタレに付けながら食べてたもんで、「そんな食べ方思いつかなんだ」と、そっこー夫が真似して食べてた。それから夫はお粥にちびっとラー油をたらして食べとりました。わたすはお粥に胡椒は入れるけどラー油はちと苦手だわ。
魚のつみれ団子は11時~しかできないとのことで食べられませんでした。残念。

文華廳(2005年冬)@香港

2005年12月27日 | 香港◆ホテル食
ここでディナー&ランチしてきました。

まずはディナー編

前菜3種(冷菜)
エビのホットソース山くらげ添え・蒸し鶏・あわびスライスくらげ添え


北京風ふかひれ鶏の土鍋スープ白飯添え
白黄色した鶏の濃厚スープなので、お口直しにさっぱりしたレモンティーがついてます。以前にも食べたけれど、もう1度食べたかったスープだったのでうれしかった~。


ホタテ貝柱とマンゴーの炒め


河粉とアヒル肉の炒め


キヌガサ茸とアスパラの炒め煮


臘腸入り糯米飯


ツバメの巣入り温プリン

中国菓子2種

ランチ編

フカヒレ入りスープ餃子


蒸し餃子 金魚の形をしてた。


蝦餃


蟹の卵のせ燒賣


煎腸粉


揚げ雲呑 甘酢に具が入っててゴージャスバージョン。


豆苗の清炒 冬の野菜はやはりこれですな。


カスタード包み蒸し うさぎの形をしてた。


椰汁紅豆[米羔] ココナッツとあずきの寒天寄せ

これで当分は、文華廳で食事できないのか~と噛締めてきました。

マンダリンオリエンタル香港(香港文華東方酒店)

2005年12月26日 | 香港◆ホテル
今年28日でマンダリンオリエンタル香港が一旦クローズするので、今回の香港はここへ宿泊してきました。だって改装しちゃったら変わっちゃうでしょ。
文華廳には何度も来ているので、ホテル自体は知ってるけれど、初めて宿泊するのでワクワク。

ウェルカムドリンクはコーヒーか紅茶か中国茶か何が良いか聞かれたもので、中国茶にしたのですが、これがおいしかった。あーんなクリーミィ(?)なジャスミンティー初めてです。

ちょうど、わたすたちが香港にいた時はWTOの閣僚会議が灣仔でありました。なので灣仔には近づきませんでした。香港の友人にも行ったらダメよと言われてたし。
スターフェリーも灣仔行きのものはなかったです。で、次の日に新聞見たらばデモ隊と警察の衝突の記事が一面に載ってました。えらーいことになってたんすね。近づかなくてよかった。

行きたかった金鳳茶餐廳へは行けませんでした。次回の楽しみにします。

アウトレットショッピング@ビスターヴィレッジ

2005年12月17日 | 英国◆ロンドン
2002年の夏にロンドン郊外のオックスフォード州にあるビスターヴィレッジ・アウトレットショッピングへ行きました。アウトレットという魅力的かつ主婦魂が燃え上がるショッピングができる上、足を伸ばして英国の田舎へ日帰りの小旅行が味わえるなんて、一石二鳥。

ロンドンのメリルボーン駅から、国鉄に乗って約1時間でビスター・ノース駅で下ります。駅の時刻表で出発時間を確認してから、切符を買いにチケットカウンターへ。曜日によって運賃は変動するとパンフレットに書いていたので、幾らかかるのかわからず、駅員さんに聞くと1人往復31ポンドでした。その時のレートで日本円に換算すると約6千円。高い気もするけど、旅行がてら行けるし。アウトレットで元をとればいいやと思った単細胞でこ。
駅の改札近くにあるサンドウィッチ屋さんでバケットサンドを買いました。駅にはマークス&スペンサーの小さな食品店もありますが、サンドウィッチはこちらで買いました。ここのバケットサンドがおいしかった。中の具の種類もいろいろあり迷ってしまう。
この時、夫はツナサンド

わたすはタンドリーチキンサンド

電車がホームに入って来たので自動改札に切符を通して座席へ座った。車両は4両くらいで車内はほぼ満席になりました。少し遅れで電車が動き出し、いざビスター村へ。列車は順調にビスターノース駅へ近づいている矢先、下りる駅の2つ手前で電車が止まると乗客全員が下りた。なぜーに?と夫と顔を見合わせながら、皆と一緒に下りることにしたんです。夫が駅員のおじさんに聞くと、電車はここまでしか運行しないのでここから先へはバスが代走してくれるそう。電車が止まる少し前に車内アナウンスがあったのはこのことを言ってたのかーと納得。この時はただの故障かと思っていたけど、帰りに本当の理由がわかった。なんでもプリンス・エドワード(エリザベス女王の三男)が避暑地に行くとかで、降ろされた駅から先への電車は、全てストップしたそう。それもプリンス・エドワードは普通の日を避けて通勤や利用者が比較的少ない日曜日を選んだのだという。まさかこんな日にかち合うとは。おもしろい。プリンス・エドワードのお陰(?)で、電車では見られない景色を間近で見られた。
たった2駅というのにバスで行くと結構時間がかかり、結局ビスターノース駅に着くと40分経っていました。駅からは木~日曜日までは無料シャトルバスが運行しているはず。ビスターヴィレッジまで約5分。わたすと夫が行ったのは日曜日だったのでシャトルバスが運行していたけど、駅員さんに聞くとまだ来ないと。もう1組、バスでわたすたちの後ろに座っていた英国人カップルも、ビスタービレッジに行くという。1人1ポンドでビスタービレッジまで行くマイクロバスを出してくれるという。こんなところで時間を潰している訳にはいかない。それでなくてもバスの代行で時間をロスしてて、帰りの電車の時間を考えるとこれ以上買物時間が短くなってしまうのはイヤだと思い、わたすたちと英国人カップルは迷わずバスに乗りました。帰りにもしもシャトルバスが来なければ、ここに電話してくれれば迎えに来るからと、電話番号を書いているカードをくれました。そして英国人カップルに挨拶して、別れた。
バス乗り場は駐車場に隣接しててそれを挟んで建物の向こう側がアウトレットショッピングセンター。隣にはスーパーマーケットのテスコがあった。広ーい駐車場には車がビッシリ止めてあり、こりゃさぞかし人でごった返してるんじゃない?と少々焦った。けど、中に入るとそうでもなく拍子抜け。バーバリーやアクアスキュータムをはじめポールスミス、マックスマーラ、フェラガモ、トッズ、ポロラルフローレン、ダンヒルなど一流ブランドから、カレンミレン、モンスーン、ベネトンなどリーズナブルなカジュアルラインまで80以上のショップがある。もちろん場内にはプレタ・マンジャやスターバックスなどのカフェもあり。トイレも清潔で無料でした。
ビスタービレッジ内でもらったパンフレットによると各ブランドのシーズンオフ商品が最高60%オフ。そしてラッキーなことに、わたすたちが行ったのは夏のセールシーズンだったので更に安くなってた。
帰りは無料シャトルバスに乗って駅へ。帰りも駅からバスで来た道を引き帰し、電車に乗ってロンドンへ戻りました。くたくたになったけど、楽しかった。

ミコノス(MYKONOS)@ブリュッセル

2005年12月16日 | ベルギー◆ブリュッセル&ブルージュ
ブリュッセルには幾つかレストランが連なる通りがあります。食欲をそそるスパイシーな香り漂うトルコやギリシャ料理のお店がいっぺーの通りがあるのです。
どこもかしこも大きな肉の塊をグリルしながら大きなナイフで肉をそぎそぎ。どこの店に入ろうかなーと品定めしてると1店だけ客引きをしていないお店を発見。よく見るとテラス席はお客で満席でした。でこ夫が「ここにしよう」と言うので、入ったのがきっかけ。
テラスでも店内でも食べられるここは、青い看板が目印。店名そのままのギリシャのミコノス島をイメージしている風の店内の壁画。
メニューは写真入でわかりやすくて、主に具とピタパンが別々になっているプレートと、ピタパンの中に具がはいっているピタサンドがあります。ここではいつもプレートを頼みます。
プレートの具もいろいろ

ミンチ肉を串で焼いているシシケバブ


グリル塊肉をそいだままのドネル・ケバブ(スブラキ)
肉団子のようなキョフテもありーの。

これにサラダと玉ねぎの酢漬けと塩漬けのブドウの葉に包まれたヤギか羊のチーズとフリッツがこれでもかとのっています。ピタパンは別カゴに入ってきます。
このおいしさに病みつきになったでこ夫婦。日本で食べるケバブ料理はいまいちパンチに欠けるのが残念だけれど、ここのケバブはスパイシーでジューシー。生野菜も取れてバランスもいい。

映画モナリザ・スマイル

2005年12月15日 | 映画・TV・音楽・本
女生徒役が、キルスティン・ダンスト、ジュリア・スタイルズ、マギー・ギレンホールという演技派の女優が脇を固めてるけど、先生役のジュリア・ロバーツが、くわれてない。さすがジュリア。

保守的であることが、古いとか、ダサいと、思わないけど、キャサリン・ワトソンという先生と出会い、自分の中にある可能性を潰さないで、自立していく彼女たちが輝いています。
ラストシーンは涙が出ました。

オーザルム・ド・ブリュッセル@ブリュッセル

2005年12月14日 | ベルギー◆ブリュッセル&ブルージュ
地元でも人気のレストラン「オーザルム・ド・ブリュッセル」はでこ夫婦も大好きなレストランの1つです。
中央の部屋はアールデコ調で天井が高く外の雑踏とは打って変わり静かで落ち着いています。照明もあたたかで程好く照らしてくれます。

ここはアラカルトもですが、セットメニューも豊富でいい。ここへ来るとよくプリフィクス方式のチョイスできるセットメニューをいただきます。内容はこんな感じ。

夫:前菜にロブスターのサラダ

メイン

ムール貝の白ワイン蒸し

デザート

チョコレートムース

わたす:前菜

ムール貝のプロバンス風(これ、うめー)

メイン

ラムチョップステーキ

デザート

洋ナシとカシスのソルべ

これに本日のスープが付きます。ある時はトマトのスープだったり、ある時はセロリのスープだったり。

どのお皿の量もしっかり1人前なので、小食な方は食べきれないかも。肝心の味はといいますと、どれもしっかり味付けされていて美味。デザートでは金額がプラスされるけんどクレープシュゼットもおすすめです。

ベルギー名物のワーテルゾ―イのセットメニューもあります。
前菜にサーモンのマリネ
小エビのクロケット(クリーミィでめさおいしい)
平目のワーテルゾーイ
これに白ワインがボトルで付いてますた。これもおいしい。

いつも行く季節は夏だけれど、ここのムール貝は冷凍モノではなく、とても美味。これ以来、わたすと夫はブリュッセルを訪れる度に必ずここで食事をしています。
アラカルトで生のムール貝をオーダーすると給仕のおじさんが「生は無理だ」と。キャセロール(蒸し)なら大丈夫だというので2人ともキャセロールにしますた。「なぜ生はダメなの?」と聞いたところその年のムール貝は身が小さいうえに品質がオーザルムでは生で出せない基準のモノだそう。だからキャセロールにしかできなかったそうです。ムール貝は以前に食べたものより身が小さかったけれど、味はよかったです。このことでオーザルムの品質の高さを再確認しました。
ここは地元客や観光客に人気だけあり、みるみるうちに満席になっちゃうんです。わたすたちも日本で予約していない時にはブリュッセルに到着してすぐにホテルのコンシェルジュに予約を頼みます。コンシェルジュには「いい選択ですねー。ここはおいしいですよ」と褒められたことも。えへへ。

ブリュノー(BRUNEAU)@ブリュッセル

2005年12月13日 | ベルギー◆ブリュッセル&ブルージュ
ベルギーは星付きレストランが多く点在するグルメなお国。2004年の夏に初めてブリュノーへ行ってきました。
タクシーでお店の前に付くと、すぐ感じの良いかわいい女性が出てきてお店の中へ案内してくれました。近代的な入口とは全く違ったシンプルで温かい雰囲気の店内。両脇にテーブルがありその奥にはテラス席がありました。わたすたち以外にはお客はまだいなく、レストランの数名のスタッフ達と話していたブリュノー氏に思いがけず会えて、夫はちゃっかり彼と握手をしてた。わたすはニコッと笑顔で挨拶しただけ。握手すればよかったよ。後悔。
夏場だたのでテラスか室内かどちらが良いか聞かれわたすたちは迷わずテラス席を選択。この時期ヨーロッパは大抵、朝夕は昼間ほど暑くなく、とても過ごしやすいのです。この日は天気もよくて空を見ながら食事ができるチャンスは逃すまい、とテラス席で過ごしました。
席に座るとソムリエがつかさずアペリティフを聞きに来た。夫はグラスシャンパン、わたすはキールに。いつもながらメニューを激見。ここはコース料理が充実してて、いろいろ食べたいわたすと夫にはもってこい。さんざん迷った揚げ句に6コースのサプライズメニューに決定。メニューを下げるとひとくちサイズの丸いワッフルが運ばれてきた。手に取り、ひと口食べるとチーズ味のさくさくワッフル。おおっ、いきなりサプライズ。

アミューズ

ロブスターのフリッター、白身魚のカニ包み蒸しトマトソース、うなぎの唐揚げセロリソース。
3種類で一皿に盛りつけられていました。どれもひとくちサイズで美味。特にロブスターはアツアツで甘いソースがかけられてて、中華料理をほうふつさせる。

1皿目

シーバスのトリュフスライスのせ。これでもかといふほどのトリュフでシーバスが見えないくらい。見た目よりもさっぱりしてる。

2皿目

白トリュフをうろこのように見たてたキャトルフィッシュのクリームソース。これも白トリュフが惜しげもなくのってました。

3皿目

ロブスターとモリーユ茸のクリームソース。ロブスターの甘みとモリーユ茸の香りと食感。ソースも濃厚でおいしい。

お口直し

レモンのソルべ

4皿目

トリュフとフォアグラのラビオリ。とても贅沢であります。

5皿目

仔鳩の赤ワインソース。野性味あふれるお味。

デザート

いちごのムースとクレームブリュレ。これ、とてもおいしかった。


最後にコーヒーとプティフールで終り。

料理内容や味やサービスを考えると、パリよりとてもお得な値段です。

茶餐廳@香港

2005年12月12日 | 香港◆粥麺・茶餐廳
茶餐廳。それは香港ヤンが集うディープな空間。
喫茶店兼食堂みたいな茶餐廳は、よく日本のファミレスのようだと言われてます。実際にメニュー数はファミレスよりもっと多く、規模は地元密着型の喫茶店のよう。もちろん老舗と言われるお店もあります。そういうところは、内装もどこかレトロなんです。反対に若者うけする現代的なところや、チェーン店もあり。値段も安く出てくるのも早い。朝・昼・夜問わず、旅行者の私たちにとっても、欠かせない場所です。

初めて入るときにはドキドキしたものだ。入りたいとは思っても、いちツーリストのわたすたちにはあの茶餐廳がかもしだす空気になーかなか勇気が出なかった。けど空港で食べた湯麺のあの体験が忘れられない。あの未知なる感動をもう1度味わいたい一身で思いきって入ってみたんです。
場所は尖沙咀のディープな茶餐廳が集まる通り。朝食をとるため、どのお店にしよっかなーと、あっちをのぞいたり、こっちをのぞいたり、ウロウロ。外から店の中を覗きながらある店に決めた。ガラスのドアを開けると店員がこちらに向かって何かを言った。たぶん人数を聞いているのかなーと、指で「2名」と合図すると席を指差されました。そこに座りテーブルの間に挟まれたメニューを見たけんど、なんのこっちゃ訳わからん。夫と必死で解読しようとするけれど、焦ってよけい解らなーい。こういう時には周りのお客の様子をうかがうのが得策。麺をすすっていたり、お粥を食べていたり。けど中にはトーストを食べている人を発見!テーブルの上を見ると卵らしきものも乗っているではないですか。すると夫がテーブルの上の立てかけたメニューを見つけ、朝食はこれじゃないかと指差す。よく見てみると、朝食セットのようなものを発見。
イチかバチかオーダーしてみようと夫はAセット、わたすはBセット。わたしの方は麺を選ぶみたい。なぜだか出前一丁を指差したんです。出前一丁だと値段がびみょーに上がるのに。飲み物も付いてて2人とも冷たいアイスコーヒーに。これまた冷たい飲み物は値段がびみょーに上がる。
2人でメニューを見ながらこれはあーだ、こーだ言いながら待っているとやって来ました。夫はトーストにハムエッグ。わたすは牛肉がのった出前一丁とトースト。食べるとインスタントなのは麺だけで、スープは違う味がしました。牛肉はほんのり八角の香りがするし。夫の方は見た目は普通だけれど、卵は濃厚でおいしい。トーストは中がふんわりしていて、日本のパンよりおいしかった。この時に、パンとラーメンがこんなにマッチングするんだーと発見しました。

はじまりは湯麺

2005年12月11日 | 香港◆粥麺・茶餐廳
香港の空港がまだ啓徳空港だった1994年初めての香港旅行はツアーで行きました。
食事は自由行動の1日以外は、全て付いていたんです。この旅行で香港の食に目覚めたわたすは、次回の香港旅行は何を食べようかと考えていました。

時は過ぎ、香港へ再び立ち寄る機会ができました。といっても、ヨーロッパ旅行のトランジットなので空港から外へは出られない。まだ啓徳空港だったので、今の空港のように食べるお店がいっぱいなくて、限られてたんです。
夜間のフライトだったので搭乗前に何か軽く食べようと、空港内にあるセルフサービスのカウンターへ。ガラスケース越しに吊られたおいしそーな叉焼の塊や作り置きされた炒飯、炒麺などが並んでました。どれにしよっかなーとメニューを見るが、しかし、メニューの解読が不可能なことに気づく。(おそっ)それでもあきらめなかったわたすは、メニューとにらめっこ。すると数名の香港人らしきおじさんが湯麺のカウンターの前で、なにやら注文しているではないっすかー。その横にピタッとくっついて見ていると、カウンター越しにおばさんは手際よく麺と青菜と団子をザルに入れ湯通しし丼にそれらを入れてスープを流し入れ、最後に何か振り入れた。目の前にはつみれのような団子がごろごろとのってて、青菜が添えられているホカホカの湯麺が。わたすは間髪入れずに「わたしにもこれちょーだい」と言いました。おばさんは麺をどれがいいのか聞いているようなので、おじさんとは違う細麺に。先ほどと同じように手早く作り出されたあつあつの湯麺を持って、そそくさとレジに行き、支払いを済ませて夫が待っている席へ。夫はわたすが買ってきた湯麺を見るなり、目が輝いてる。「どうやって注文したん?」と聞く夫に、先ほどの話をしたらば、「でかしたっ」と褒められた。褒められると育つ典型的なお調子モノのわたす。
わたすと夫の香港B級グルメは、ここから始まったのでした。

映画トスカーナの休日

2005年12月09日 | 映画・TV・音楽・本
トスカーナの自然や人とのふれあいを観ていると、なーんかほのぼの。
オリーブの実の収穫なんかを見ていると、今すぐイタリアに飛んで行きたい気分になります。

フランシス(ダイアン・レイン)が、家の工事をしている人たちに作る食事が、どれもおいしそう。
苦い恋もあったけど、彼女の夢が、1つ1つ叶っていくんです。

ダイアン・レインはべっぴんさんや。キレイに歳とってはります。特にマルチェロに会いに行く時、着ていた白いドレス姿の彼女は、美しすぎです。
サンドラ・オーの存在感もすんばらしい。

国虎屋@パリ

2005年12月05日 | フランス◆パリ
和食レストランがたくさん集まるサンタンヌ通りにある、さぬきうどんのお店。パリへ行くたび、お世話になっています。


うどんはもちろん丼モノもあります。

カツ丼。

お得なお昼のセットメニューは、好きなうどん+かやくご飯に卵焼きと一品がついてます。

この一品は日替わりだけんど大抵ソースのかかった豚カツ(魚のフライの時も)や鶏の唐揚げなどの揚げ物系と少しの千切りキャベツ。日本食に飢えているので、このちょいキャベツと揚げ物がたまらなくおいしい。かやくご飯の横にはお漬物がのってて、これまたうれしい。肝心のうどんはコシがありモチモチしている。ダシも関西人のわたすたちにとって、うれしい関西風。あっさりしてて美味。作り手によってビミョーに味が変わるカレーうどんも好き。
ツーリストにも人気で地図を片手に入ってくる人も多いです。日曜日は閉まっているレストランが多いパリで日曜にオープンしてて便利。

ラ・ビュット・シャイヨ@パリ

2005年12月03日 | フランス◆パリ
ギィ・サヴォアのビストロとしてオープンしたここへ行ったのは、かれこれもう7年前になります。
名前のとおりシャイヨ丘のすぐそばにあります。当時は入口も中もとてもモダンでカジュアルな内装でした。今は改装されて違ってると思われます。1階と地階に席があり、わたすたちは1階の奥へと案内されました。ディナーには少し早めの時間だというのに、もうすでに何組かお客がいた。
メニューを見て、おすすめだと書いている前菜、メイン、デザートの3コースに。このコースに合うワインをウェイターに相談し、彼はメイン料理やコースの料金に見合う3種類のワインをすすめてくれた。その中のから1つ選んでオーダー。
前菜
スモークサーモン 
心地よいくらいにスモーキーな香りがついた生に近いサーモンは脂がのってて、レモンをかけると何ともいえない爽やかな酸味とマッチ。ヨーロッパで食べるサーモンってなーんでこんなうまいの。
メイン
仔羊のロースト
絶妙な焼き加減で中はピンク色。ソースも仔羊の味を殺さずちょうどいい。盛りつけはというと、今では普通になっているけんど、当時はとても画期的な盛りつけ方でさすがという感じです。
デザート
フォンダンショコラ
今ではメジャーなお菓子だけんど7年前には衝撃的でした。だってチョコレートケーキの中からチョコレートソースがトロリと出てくるんだよ。びっくらこいた。この頃に、このレストランでパティシエをしてた人が今はちょー有名になっているそう。やっぱり。