このレストランはストラスブール市内にあるオランジュリー公園の中にあり、建物の周りは緑に囲まれていてとても静かで綺麗なところです。
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19:30に予約した時間どおりにタクシーでレストランの敷居の中に到着。夏場なのでまだ空は明るく、公園にも人がけっこういました。
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階段を上がり、ガラスのドア越しにソムリエバッジのついたヒゲをはやした年配の男性が出迎えてくれただよ。予約していることを伝え、席へと歩くと若いスタッフが笑顔で挨拶。まわりはすべて木枠のガラス窓。外の木々が見えて、それ自体が絵画のよう。とても美しかったです。インテリアはクドくなくモダンすぎず、リラックスできる内装でした。
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アペリティフにクレマンドアルザスが飲みたいと言うと、カシスを加えるのがお薦めですと言われた。わたすはそれにして、夫はそのままで。
いろいろ食べてみたいのでデギュスタシオン・メニューに決定。ワインはリースリングでGeisbergの2002年。料理に負けないおいしいワインでした。
アミューズ
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トマトの冷製1口スープとナスのフリット。トマトのスープはさっぱりしてて食欲がわきます。
Homard bleu aux legumes croquants,nem de kadaif a l'huile epicee
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ブルーオマールはもちろん付け合せの野菜も力強くておいしい。kadaifという奥のサクサクしたものもいい。
Schniederspaetle etcuisses de grenouille poelees,au cerfeuil
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かえるの足のポワレ、ラビオリと共に。かえるちゃんの腿肉おいち。
Saint-Pierre de petitbateau cuit sur arete,petits pois et trompettes de la mort
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的鯛の皮をもうちょっとパリッと焼いてくれてたらよかったんですけど。他は申し分ありません。ソースもトランペット茸もいい。中でもグリンピースがおいしすぎる。
Salade de ris de veau et asperges vertes,jus vinaigre
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ねっちょりしたリードヴォーはヴィネガーソースでさっぱりです。もちろんアスパラガスの味もいい。
Pigeon d'Alsace roti,mijotee de legumes printaniers
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アルザス産の鳩のロティ。一口食べただけでジビエ独特の風味が広がりました。父の田舎で食べた山鳩の味を思い出した。それほど力強い鳩でした。焼き加減も絶妙です。付け合せの野菜も負けないくらいおいしい。
Plateau de fromages
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わたすは1種類だけにしました。名前を忘れましたがお薦めのものに。夫はマンステール、ロックフォール、そしてわたすと同じものに。
Framboises d'Alsace,biscuit au chocolat et marmelade de framboise acidulee
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アルザス産のフランボワーズの酸味、チョコの甘み、カカオの風味、そしてソルべの冷たくなめらかな舌触り。しあわせ。
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エスプレッソ
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パリパリのビスキュイです。
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プティフールはマドレーヌとトリュフチョコとナッツチョコ。
オーナーシェフのアントワーヌ・ヴェスターマンが引退しミシュランの3ッ星を返上した。現在は息子であるエリック・ヴェスターマンが後を継いでいる。なので正直あまり期待はしていなかったんです。けれどレストランの雰囲気、スタッフの心地よいサービス、マダムの威圧感のない気さくさ、そして盛り付け、繊細な味付け、どれも気に入りました。先代からのスペシャリテもしっかりと受け継がれていると思われます。
以前のビュルイーゼルは知りません。ですが現在のビュルイーゼルはもう一度行きたいと思うレストランです。
◇BUEREHIESEL(ビュルイーゼル)◇
4 parc de l'Orangerie 67000 STRASBOURG
TEL:03 88 45 56 65
FAX:03 88 61 32 00
www.buerehiesel.com