フィレンツェに行く機会があれば行きたいと思てっいたお店。ガイドブックでは人気店で要予約と書かれてたので、事前に予約もして行きました。
19:30オープンなので、その時間に予約をし、時間ちょうどに行くとお店の前は人で溢れかえってました。これ、みんな予約客?と思いながら人を掻き分け、入口近くに辿り着くとお店の人が予約リストを見て、お客は予約の名前を叫んで入れてもらってる。それも女のコばかり優先的に…やっぱこういうとこイタリアンや。負けじと夫が予約表を見せると、すんなり入れてくれました。中はお客で満席になりつつで、あせった。
ここは相席があたりまえらしく、わたすたちは4人席のテーブルへ案内されました。天井には生ハム肉の塊がいっぱいぶら下がっています。お隣は上品そうな初老のご夫婦。挨拶をして座り、話をしました。アメリカのテキサス州から来たそうで、ここへはマックス・マーラの店員さんに紹介されたそうです。婦人の横には大きなマックスマーラの紙袋が(笑)
テーブルの上には大きな瓶のキャンティが置かれてました。お水はガス入りか無しか聞かれガス無に。キャンティは量り売りかと聞いたけど、いくら飲んでも金額は同じだと言われ半信半疑でしたが、最後の勘定で確認したら大丈夫でした。
お客で満席になったのか、やっとこさウェイターのおじさんがオーダーを取りに来ました。何にしよっかなーと思てたら「前菜の盛り合わせはどう?」と薦められるがままそれに。お隣さんもおとなしくそうしてました。するとどこのテーブルも同じらしく、まずは生ハムとメロンが運ばれて来ました。
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次にレバペーストとトマトの2種類のクロスティーニ。
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そして麦のサラダ。
プリモ
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ペンネのミートソースに。1皿をシェアすると言ったらお皿に分けて出してくれました。
セコンド
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やっぱヴィステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(骨付きステーキ炭火焼き)1キロ!
やってきたお肉の塊に失笑。お隣さんも「すごっ」という顔をしてました。アメリカ人を驚かすお肉の量ってどんなんや。中はレアレアなのに臭みはなく、塩味がきちんとしてました。お肉を切っても不思議と肉汁がタレないんです。
別隣のイタリア人家族もこの肉を見て「がんばれー」と親指を立ててくれました。その家族にも、後にヴィステッカが運ばれてきて食べ進んでましたが、途中でお父さんが「ギブアップ」と言って両手を上げて笑わせてくれました。わたすと夫はプリモをセーブしたのでほとんど食べられました。自分でもすごいと思ったよ。
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デザートはチョコのジェラートに。ジェラートを食べてるとヴィスコッティ-ニエヴィンサントが全てのテーブルに運ばれて来ました。
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頼んでないのに。まぁ、いいかーと思てたらサービスでした。
ウェイターのおじさんもおちゃめな人で笑わせてくれるし、みんな知らない者同士でも話して、笑って、食べてとても楽しい食事ができますた。最後にスプマンテも1人1杯ずつサービスしてくれますた。食事の途中ではオーナーのおじさんが1テーブルずつ「どうですか」と聞いて周ってましたよ。
お隣のご夫婦は結婚40年でイタリアを周遊しているのだそうだす。わたすたちは結婚10年。まだまだ青いねーわたすたち。こんな夫婦になりたいな、と思うご夫婦でした。