おかげさまです

香港・台湾・マレーシア・ヨーロッパなどの旅行記ときどき映画

映画モダン・タイムス

2006年11月18日 | 映画・TV・音楽・本
NHKのBSで放送するたびに観てます。

自動飲食マシーンのとうもろこし食事装置が壊れて暴走するシーン、ネジをしめることが止まらなくなったシーン、刑務所で白い粉をかけた時のシーン、レストランのローストターキーのシーン。
他にもいろいろと細かなところがいっぱいありますが、どれもチャップリンの表情や動きが、じつに面白すぎて何度観てもいつも同じところで爆笑してしまう。
この感じって何かに似ている、と思ってたらば、ドリフのコントを観ているのと同じ感じだと気づいた。
この映画の音楽の作曲もチャールズ・チャップリン。すばらしい。

ナショナルホリデー@ブリュッセル

2006年11月13日 | ベルギー◆ブリュッセル&ブルージュ
ベルギーの7月21日はナショナルホリデーで、わたすたちの夏休みの時期と重なる。過去3度ベルギーに来たけど3度ともこの日と重なった。
初めてブリュッセルの中央駅に降り立った日は、駅構内は閑散としてて「これがホントに首都の中央駅?」と、びっくりした事を憶えている。理由は後でわかって納得したけれども。
2004年のこの日に、ブリュッセルに滞在した時のこと。朝食をとり、部屋の窓のカーテンを開けたらびっくり。目の前の道路にはものすごい数の騎馬隊が行進してる。

これはホテルの窓から撮ったもの。

夫と慌てて用意しホテルを出て、その行進の先をみると、滞在ホテルからすぐ近くのサン・ミシェル大聖堂に続いてた。大勢の人と共にテレビクルーもいたので、何かあるでーと待ってたらば、大聖堂の中からロイヤルファミリーが出てきた。親指大の大きさでしか見えないくらい離れてたけども。

道で配ってた紙でできたベルギーの旗をもらい、それをフリフリしながら王宮の方へと歩いて行くと、こちらも人がいっぱい。

後からは馬糞の洗浄車がついてた。

芸術の丘へと続く坂道はレースと化して子供たちが手作り風のカートに乗って走ってるし、レジャンス通りは歩行者天国になってて、あちこちで屋台は出てるし。道ゆく人はみんなお祭り騒ぎで楽しかった。

ちなみにこの日の小便小僧は軍服を着ています。

アールヌーヴォー

2006年11月12日 | ベルギー◆ブリュッセル&ブルージュ
日本の浮世絵などに影響を受けたと言われているアールヌーヴォー。

あの美しい曲線にうっとり。鉄とガラスの芸術がブリュッセルの街と見事にマッチしています。
パリにあるメトロの入口などでも知られるエクトール・ギマールもいいですが、アール・ヌーヴォーの巨匠であるヴィクトル・オルタの作品が大好き。
ブリュッセルには彼の邸宅だったオルタ美術館があり、ここは世界遺産にもなったとか。ベルギー漫画センターも彼の設計。どちらも、すばらしく美しい。
アールヌーヴォー建築で気に入っているのが芸術の丘の高台のところにある。

こちらのオールドイングランドのショップだった建物がすばらしい。

ここを通ると必ず立ち止まって、この建物を見物してからまた歩き始めます。

グランプラス

2006年11月04日 | ベルギー◆ブリュッセル&ブルージュ
NHKで放送している探検ロマン世界遺産。今回はグランプラスのフラワーカーペットでした。
今年はフラワーカーペットの年だったんだ。2年に1度あるこのイベントには1度も行ったことがないけど、テレビの画面で観てあれだけ美しいのだから目の前で観られたらばどんなだろ。
グランプラスはヴィクトル・ユーゴも「世界で最も美しい広場」と称したほど。ゴシック様式のすばらしい建物に囲まれた広場です。いきなり中世の時代に迷い込んだみたいで、その真ん中でしばしぼう然としたのを思い出します。建物に近づくと酸性雨のためか、ちと汚れが目立つけど。
夜になるとライトアップされた広場が白熱灯の黄色い光に包まれ、幻想的でとても美しい。23時を過ぎてもまだ人でいっぱいでした。3月から10月の朝には花市をしています。
グランプラスで最も古い「星の家」にはセルクラースの像があります。横たわった彼の像に触ると幸せになるという。

みんな触りに来るため像はピカピカ。こういう言い伝えのある像ってどこの国にもあるんだなぁ、と思いながらもちゃっかりわたすも夫も触った。
ブラウン管越しだけれど久しぶりに観れたブリュッセルの街並み。行きたい気持ちがフツフツと湧いてくる。